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15日目、氷ノ山そして帰熊

2025.8.4(月) ぶらぶら旅  兵庫~鳥取=熊本

いつも午前3時頃には起きる。テントをたたみ朝食をとる。

きれいな朝焼けだがこれはちょっとあぶない。

大段ヶ平登山口から氷ノ山を望む。もちろん山頂はあの山の先。

この避難小屋も冬季入口は高い。

黒っぽくて柄もある大きなアオダイショウ。

約2時間歩くと、高層湿地帯の向こうに山頂小屋が見えてきた。

山頂避難小屋は新しくて立派、中には囲炉裏もある。すぐ近くに新しいバイオトイレもあるので、紅葉の時期とかに泊まってみたい。

ブナの林の中を下る。
下山途中、両ひざに違和感を感じた。左ひざは月山の頃から下りになると少し痛んだ。
(実は旅の前にトレッドミルで走り過ぎて痛めていた)

帰り道に伯耆大山などあるが下りでひざが痛くなるのはみえているので下山してもまだ午前8時、熊本に帰ることにした。

ところがここから鳥取に向かう県道29号にでるために「但馬アルペンロード」を走ったが、これがなんと今時珍しい砂利道だった。

なんと10kmも続くダートで1回車の腹をこすった。
しかもポンポンはねるあまりにもひどい振動で「BSM異常」というメッセージまで出た。(舗装路に出るとすぐ復旧)
タイヤの空気圧を高速走行に合わせて2.4と高めにしていたからなあ。

鳥取からは高速道に乗って一気に熊本へ向かう。途中、雨が降った。

九州道に入ったら時々ぱらつく曇り空だったが、久しぶりのオープンにしてビクトリーラン。
高速料金約9000円で、午後7時ごろ無事に自宅へもどった。

14日目、笹尾山と御在所岳

2025.8.3(日)  ぶらぶら旅 岐阜~三重~京都~兵庫

岐阜の岩屋ダム湖畔で野営していると暑くて午前2時に汗をかいて目覚めたので、すぐ関ヶ原に向けて走り始めた。


夜明け前の岐阜市では地元の赤いロードスター改の後に付いて爆走。その後、初めて「すき家」の朝定食をたべた。

ところで、笹尾山をご存知の方は相当な日本史通だろう。

写真は笹尾山から見た関ヶ原である。ここは西軍大将石田三成が本陣を置いた山で、今にも火縄銃の音や馬のいななきが聞こえてきそうである。

関ヶ原古戦場「決戦の地」と言われる所。
天下分け目の戦いは午前中、わずか6時間ほどで東軍(徳川家康)の勝利に終わった。
あの宮本武蔵も若い時に参戦したが西軍だったので戦功をあげることはできなかったようだ。

ここから鈴鹿山脈の御在所岳(1212m)をめざした。

途中、意外に人家の近くでサルの親子に会った。

御在所岳は遠目になかなか手強そうである。

御在所岳の近くは日曜日とあってどこも車が停められないほどだった。ここは登山はもちろん、自転車、バイク、ランなど街の人々の身近な野外活動の場なのだろう。
大きな駐車場のある武平峠から登ると山頂まで約1時間であった。

近くに登山ロープウェイもあって誰でも登れる。
有名な岩場「藤内壁」を見たかったがどうも簡単には行けないらしく諦めた。10月にはクライミングでまた来る予定である。

この後、京都の鞍馬山を考えたが京都や大阪の下道は走りたくなかったので、掟破りの高速道に乗って但馬:氷ノ山(ひょうのせん)の登山口、養父(やぶ)まで一気に行った。

途中の沢沿いの山道で見つけたイシガメ。なかなか山が深い。

氷ノ山:大段ケ平登山口は良い所で、トイレは新しいバイオトイレだった。
氷ノ山は「孤高の人:加藤文太郎」がよく登っていた山である。神戸在住の文太郎は氷ノ山を越えて日本海まで「カモシカ登山」をやっていたそうだ。

鳥の写真を撮りに来ている人がいて、
「夕暮れ時、ヨタカが駐車場の広場で砂浴びをする」
というので一緒に見ていたら本当にヨタカがやってきて、「キョキョキョッ」と鳴いた。