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秋旅: 大山元谷まで

2025.10.24(金) ぶらり旅

風が強くトイレと車に挟んでテントを立てていた。
この後、車のトランクの中で水は入っているのに蓋のないペットボトル(?)が転がっていた。調べたらあまり濡れていないので放置して山へ。

男三瓶山は1126m、けっこう高い。

西の原登山口から往復3時間。天気快晴なれど風強し。独立峰で景色も抜群だ。

ススキの原にある山頂避難小屋、トイレも新しい。

アキノキリンソウ
オヤマボクチ(雄山火口)
スッポンタケ
イヌシデ(犬四手) 駐車場にて

他にもたくさんの花や実があった。登山口の草原はクロカンコースになっている。
昼食を食べて伯耆大山をめざす。

15:00 大山駐車場着。
山頂付近はガスっているし、もともと登る気持ちはないので元谷の紅葉でも見に行く。

大山元谷から北壁を望む。避難小屋まで行ってみたが紅葉はなかった。上はガスガスだったそうだ。(写真は一番ガスが少ない時)

大山神社の狛犬、これは強そうだ。
大山寺にも参拝した。 こちらは登山道から外れているせいか人けが少ない。

梵鐘をつくといい音が谷間に響き渡る。

大砲の弾が転がっていたりして、誰か拾って持ち去りはしないかと心配する。

今夜の露営地をどこにするか迷って、もう少し先まで足を伸ばし、鍵掛峠駐車場に達した。標高908mである。
トイレが新しく車中泊適地である。
一晩中明るいトイレには珍しいガがいた。

ヒメヤママユ
カレハガの一種

ここは峠で、大山の強風が吹いた。
やっと立てたテントが吹き飛び、駐車場の柵にひっかかったところで必死に押さえた。危なく崖下に落ちるところだった。
気付くとテントのフレームが1本曲がっていた。


伯耆大山~山陰の旅 1

2022.8.7~9 ロードスター 53

8月7日(日) 出発~大山
出発日を7日の夜にするか8日の早朝にするか迷っていたが、7日の「ジュニアクライミング教室」のお手伝いが早目に終わったので、夕方からの出発となった。
主な目的地は「伯耆大山と石見銀山」であるがあとはどうなるか分からない。

【夕焼けのめかりPA】
赤いビートは広島から佐賀であった「ビートのオフ会」に参加しての帰り。
山陰ドライブのお勧めは「山口の角島」だとか。

この後、中国道を走り「美東」で夕食。三次東JCTから松江道に入る。
松江道は片側1車線の無料高速で、狭いのに時速90kmぐらいでみんな走るので非常に疲れた。
夜中に大山駐車場に到着して、ロードスター故の「車外泊」となった。

8月8日(月) 大山登山~出雲大社~石見銀山

朝7時だというのに大駐車場に車はたったの2台。
「大山登山の朝は遅い・・・」と思っていたら、登山者はみんな夏山登山口近くの無料「南光河原駐車場」に停めてもう登っていた。
山の上は雲の中。

夏山登山道「阿弥陀堂」の近く。
石の階段から木の階段になるが、とても整備されて歩きやすい。
1時間30分歩くと「六合目避難小屋」に着いた。
視界は良くないので、花の写真をたくさん撮った。

ヤマアジサイ・ヤマジノホトトギス・ヤマハハコなどたくさん咲いている。
特にアジサイは青、ピンク、白など多彩だ。
途中で会った女性から、山陰観光なら「出雲大社と角島大橋」を押された。
お~、ここでも「角島」か。

ダイセンキャラボクの中の木道がガスの中どこまでも続く。
湿度100%で木道の上に汗がぼとぼと落ちる。

2時間20分で頂上(弥山 1.709m)に着いた。
ガスの中、スマホの画面が急に暗くなりいろいろいじっていたら汗で体が冷えてきた。風も強くなってきた。

避難小屋に逃げ込んで昼食。立派な小屋である。
下りも風が強く、木道から落ちそうになった。

下りてきたら晴れ間が現れ始めた。後ろは日本海。

【六合目避難小屋と北壁】

行者谷別れから元谷への道を下った。
急な階段だがここも整備されて歩きやすい。

元谷から北壁を仰ぐ。樹林の中に避難小屋がある。


【大神山神社】
社内に「神馬像」があってボケ防止になるというので頭を触らせていただいた。
大神山とは大山の古名だ。

「御神水」を飲むと延命長寿にご利益があるらしい。
この歳になるといろいろなものにお世話になる。
ここの狛犬はなんか強そうだ。
おみ足でも触っておけばよかった。

参道で「キツリフネソウ」を何十年ぶりに見つけた。
また、足湯があったのでゆっくり浸からせていただいた。

これは「大山ナショナルパークセンター」にあったポスター。
晴れていたらこんな頂上の景色が見られたかもしれない。
もう夏休みなのか、月曜日ながら人は多かった。
ゆっくり歩いて約5時間のコースだった。
ちょうど正午になったので2回目の昼食。
次の出雲大社に向けて山を下った。