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石橋巡り~鳳来橋と聖護寺

2020.10.10(土) ロードスター 20

この頃、土曜日に雑用(山行以外の事)がよく入るので早朝ドライブに行く。もちろん日曜日はクライミング。

鳳来橋(石橋)は竜門ダムの上流部、鳳来集落の中にある。
ここまでの道は標高差のあるワインディングロードだが、意外に隈府から近く、ドライブとしては物足りない。

石橋の側面から樹木が生え、ガードレールもあって興ざめだ。


橋の上はこんな感じ。
すぐ横にコンクリート橋があって、今は車も通らない。
数年後には近所の方の物置場になっているかもしれない。

この鳳来集落の山中に有名な「聖護寺」がある。
狭い山道を登ると落ち葉や枝がひどい。
越せると思った杉枝が車体の下にひっかかり、バリバリとひどい音がした。
いったい、いつの大風被害だ?


やっと着いた駐車場。標高400mぐらいか。


「鳳儀山聖護寺」は曹洞宗の修行禅寺である。
1388年、菊池一族13代武重の時に大智禅師を招いてこの山腹に建立された。
その後、菊池一族の衰退とともに廃寺となった。
約500年後の昭和初期、中興の祖:村上素道らによって再建された。
随分以前にこの寺から托鉢に出る修行僧の一団に遇ったことがある。熊本市の繁華街、鶴屋デパートの横で辻立ちされていた托鉢僧もこの寺の方だろう。

今はまた、少子化の影響で曹洞宗本山からも住職を派遣することができないらしい。境内も大きな杉枝が散乱して少々荒れていた。
宮崎方面では時々見かける曹洞宗のお寺も熊本県では他に見たことがない。
勝手ながら梵鐘を一回鳴らしてみた。
「ゴ~~~ン」と静かで長い余韻が響いた。

近くを散策すると「比丘尼の森」があった。
尼僧の寝所跡か。

谷川の水を使った水田が開かれている。

石垣には数百年の歴史を感じる。

こんな物も見つけた。

犬の頭骨か?
200年前ならニホンオオカミぐらいいただろう。

帰りに竜門ダムを見下ろす丘に立ち寄った。
3ヶ月ぶりだが、公園は夏草が生い茂っていた。

雨の竜門ダム

2020.7.26(日) ロードスター 14

4連休の最終日。
午後からは雨の予報なので7時に家を出た。
すぐに降り出したので大観峰は止めて穴川峠へ。
どこでも良いが、車の少ない方を選んだ。

ダム湖エントランス広場にテントが2張り。
小雨の中、ロードバイクの人もいる。

班蛇口大橋
この空間を独り占めする。

菊池の辺境、穴川集落まで行くと「通行止め」の看板があった。
しばらく戻って、花の広場で休憩。

コーヒーのお供はお隣さんから頂いた屋久島のお菓子。

生きているような「ニイニイゼミ」の抜け殻

初めて見た「トホシカメムシ」
よく見ると背中に黒い星が10個ほどある。

生き物より捨てられたゴミの方が多い。

右の黄色いゴミはドリップコーヒーのパック。
おいしいコーヒーを飲んでゴミは捨てる、か。
「FORTE」という銘柄のタバコの箱3つ。
捨てられた時期が違うので同一人物が3回来たのかも。
右端は「ナロンエース錠剤」、頭痛・生理痛に効くそうだ。
どうしてここに来てタイヤワックスを使い、缶を捨てるのか。
ここに来たという証拠を残したいのかな。


エターナルブルーマイカも雨に濡れるとこんな感じ。
ぬばたま色に近い。
後ろは班蛇口湖、そして雨に煙る八方ヶ岳(1.052m)

ノスタルジック・ツーリング

2020.3.30(月) ロードスター vol  3

昨夜、18日ぶりにロードスターが我が家に戻ってきた。
その理由(わけ)は置いといて、さっそく今日は乗りに行った。
日程は、①穴川峠~鯛生金山コースで日向神に入り、新ルートの探索
②雨の場合は、日向神:トンネルエリアでラーツー。(ラーメンツーリング)
という緩い計画だ。
7:30 自宅発。
空はどんよりと曇り、霧雨がフロントガラスに当たる。
隈府のセブンに寄ると、なんとカップラーメンがない。コロナウイルスの影響で売り切れたのか? それともカップ麺は置かない主義か?
しかたがないので、次のコンビニに寄った。ラーツーの可能性が大きくなったので奮発して200円台の初めて見たものを買った。
8:20 龍門小跡
運動場を桜の花が取り囲んでいる。こんなに桜のきれいな学校は他にない。

閉校記念の碑があり、つい校歌を口ずさんでしまう。

8:40 竜門ダム広場
道路わきに山桜が植えられている。
山桜はソメイヨシノに比べて寿命が永いと云われている。

いずれの木も元気そうだ。
左から4番目の山桜に寄ってみると名札がまだ下がっていた。
消えかけた文字も書いた本人だけには分かる。

9:00 穴川名水お滝
「お滝」の数百メートル先に橋があり、右手に15mほどの大きな滝がある。

40数年前、高校生だった私は酒呑童子山に登るため、この道(県道133号)を歩いていた。通りかかる車もなく、相当歩き疲れてこの滝(その時は水が枯れていた)の下まで来た。地図を見ると道路は大きく左へ迂回してまたこの上に戻ってくる。
「この岩場を登れば、上の道に出られる」
そう思った私はこの岩場を登り始めた。(フリーソロ!)
しかし、あと3~4mの辺りで体が動かなくなった。
「ここで落ちたら死ぬ」と思った。
この後、この滝(岩場)を登ったのか降りたのか、私の記憶はない。
とにかく「山を登るには、クライミング技術が必要だ」とこの時に痛感した。
私の人生の一つのエポックメイキングとなった出来事である。

10:00 鯛生金山
山里の桜はどこもきれいだが、雨がひどくなってきた。
オートキャンプ場や一ノ瀬公園を確認し、県道9号を通って戻ることにした。

11:00 宿ヶ峰尾峠
ここは三国山~国見山のハイクで何度か来たことがある。
道路は狭く曲がりくねっているが、平日で行き交う車もなくゆったりと走れる。

11:30 内田小:矢谷分校跡

今は立派なバイパスが通り昔の面影はないが、この分校は山間(やまあい)の里の一番広い所、村の中心地に建てられている。ここの桜もきれいだ。

11:50 自宅着
雨で寄れるところもなく、お昼前には自宅へ帰ってきた。
結局、カップラーメンは家で食べることになった。

天気にもよるが、今日の桜は昔の事ばかり思い出させてくれた。
テレビをつけると、「志村けん」さんのコロナウイルスに因る訃報が流れていた。
享年70歳、合掌。