2024.5.22(水) 山歩き37 温泉6
5月中旬にある平日休み。
去年は三俣山南峰から坊がつるに下って法華院温泉に入った。
今年は長湯温泉を目標に定めた
早朝より目覚めたので、北外輪山で日の出をねらったが曇り空で成果なし。
野草をねらって飯田高原をうろつく。
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男池駐車場で朝食。
久しぶりのホットサンド、カップ麺、納豆、コーヒー。
いつきても上台は美しい。
しかし湿地は干からびて生気に乏しい。
そういえば男池の水量も少な目だった。
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花も虫も少ない。
撮るものがあまりないのですぐ「かくし水」に着いた。
気温は17度ぐらい。
汗もかかないので「ソババッケ」まで登った。
10時を回り、温かくなって虫の羽音が聞こえ始めると小鳥たちも動きだす。
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男池の近くでシカの糞を見つけた。シカの食害は激しい。
下ってくると流石は男池、平日なのに車が20台ほど停まっている。
男池から長湯温泉は15km、車で約20分と近い。
これまでは大衆浴場「御前湯」を利用していた。
大きくてレトロな感じが好きだった。
今日は美術館が併設されている「ラムネ温泉館」に入った。
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一見、温泉施設には見えない。
まず、原田裕明氏の彫刻や川端康成の手紙などで心を豊かにする。
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「体を洗わず、心を洗う」と謳ってある。
なるほど、浴場にシャンプー、ソープなどない。
高温汗室(サウナ)に2回入り、30度ぐらいの露天に入ると体が和らぐ。
長湯はラムネ(炭酸泉)なので体に小さな泡がたくさん付く。
これで500円は安すぎる。
遅めの昼食は近くの「正直屋」へ。
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エノハの塩焼き、エノハの唐揚げ、エノハのせごし(骨ごとぶつ切りのさしみ)、鯉のアライも付いている。
せごしは40数年前、鉾岳のふもとで食べて以来か。
昼食後、「BBC長湯」の「林の中の小さな図書館」へ寄った。
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ここにも原田裕明氏作のブロンズ像がある。
中には13000冊にも及ぶ「山の本」が収蔵されている。
新田次郎などはもちろん槇有恒などの貴重本も多い。
昭和20年代からの「山と渓谷」も揃っている。
各山岳会の会報もあるので探してみたら、
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あそ望山岳会の「あそ望」も10巻ほどあった。
たぶん、キーボウ会長の寄贈か。
これで入館料100円は激安すぎだ。
雨の休日、ここまで来て本を一日中読むという過ごし方をしてみたい。できれば「BBC長湯」に一泊して。(5000円ぐらい)
これで長湯温泉から帰ろうかと思いきや、気になるものがあった。
「ガニ湯」である。
街中を流れる芹川の中に作られた完全露天風呂でしかも無料だ。
ただし、すぐ横に生活道路があり、対岸には大きな旅館もある。
「平日の今日入らないと、休日は絶対だめだ!」 と思う。
更衣室はなく、近くの橋の下で裸になる。
お湯が白濁しているので下半身は見えずあまり恥ずかしさはない。
浮いたコケを流してゆったりしていると、
「私も入っていいですか~?」
と、上の道からバイク(自転車)女子が声をかけてきた!
断る理由はまったくない。
関東から来て、自転車で山道を走ったりしているという。
「ここは知らない人ばかりだから平気です」と。
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お互いに写真を撮り合った。
この露天風呂は1万円でも安い。