「日向神」タグアーカイブ

山の幸・川の幸

2025.11.2(日) 日向神311  ダム下68

約2週間ぶりの日向神。
これからの楽しみとなる「対岸エリア」の整備を行った。
ツルやイバラ、邪魔な小枝を切ってアプローチを作る開拓で一番楽しい時だが、初めての場所は浮石も多くリスクは高い。
ダムからの正午の合図でみんながいる隧道エリアへ。

昼食を食べながら頭上にアケビを見つけた。

新しいプリクリップ棒の使い方。

これまでの人生最大サイズのアケビだ。触感、甘みも最高。

「アンダーリンク(5.11c)」の「核心ホールドの先が欠けて持ちやすくなった」と聞いてTr.で登ってみた。

すると核心ホールドがまた大きく欠けて、縦カチになってしまった。下からここをまだRPされていない方々の悲鳴が聞こえたが、一応グレードの変更はなし。

原口さんから「白い彼岸花」の球根を戴いた。来年は自宅前の彼岸花がまた一段と映えるだろう。

今夜のメインディッシュ。
小4の孫たちが釣ってきた川魚。一人5尾も食べられた。

デザートはアケビ。

パピコ(5.11b)開拓・初登

2025.10.19(日) 日向神310 ダム下67

2日前にボルトを打ったダム下:対岸エリアのラインを登りに行った。1本目でうまく登ることができた。
「パピコ(5.11b) B5 8m 緒方一成」の完成。ビレイヤーはゆきえさん。
壁は橋の手前駐車場真上の樹林帯の中にある。登る場合は落石なども考えられるので、真下には停めない方が良いだろう。杉林に入ると3分で着く。
残念ながらカメラを忘れて私の初登時の写真がない。
カメラを取りに行って、ゆきえさんにTr.で登ってもらった。

横から見ると壁が意外に立っている。奥には5.12のルートが2本ある。カメラマンはタケシさん。

4ピン目、けっこうバランシー。このあと左にトラバースする辺りが核心部。短いけれどクライミングの面白みが凝縮されている好ルート、近くていつでも取り付けるのが売り。

この後はサンセットへ。
天気予報があまり芳しくないので車は少な目の10台ぐらい。

「八女茶のチャチャチャ(5.10a)」のコケ落としと、手前の緩傾斜の大掃除。(写真提供はK1さん)
ここに初心者のリードやビレイの練習に使えるルートを拓く予定。

先日配った栗がゆきえさんによって「渋皮煮」となり戻ってきた。
今日は早仕舞い。

帰り道、アオダイショウを見かけた。

ダム湖をまたぐ「つる橋」を渡って星原峠から帰る。

岳間地区のJA店でアイスを買った。
ロド乗り御用達の「パピコ(205円) 2本セット」である。
6速MT車に棒アイスやチョコモナカは危ない。

時間があったので山鹿市鹿本地区「御宇田井出:円形分水路」を見に行った。

なかなか大きい分水路で、水が1:3にうまく分けられている。
数年前にこの施設を探したが見つけることができなかった。
先日、山友のスミさんから「グーグルマップに載っています」と教えて戴いた。
ところで、ここは約40年前に私が勤めていた小学校の校区内だった。当時はまったく知らなかった。

帰り道、七城の秋のヒマワリが満開だった。夕方で発色は良くないが花の開花は一期一会、車を停めた。

七城といえば「コスモス(秋桜)」も外せない。ここは県道からは見えない秘密の畑。

平日:ソロで開拓作業

2025.10.17(金) 日向神309 ダム下66

平日ということで久しぶりにソロでの開拓。
ダム下対岸エリア(仮称)で、10月12日にトップロープを仕掛けておいたラインだ。

グリグリを使ってのトップロープ・ソロで試登。
この壁の右の方に「ジャイアントコーン(5.12a)」などのルートを拓いた古賀さんらが「見限った」ラインだが何とかモノにしたい。
しかし右手指が痛い、右腰も痛い、足は短いではどうも左へのトラバースがうまくできない。
それでもなんとか午後には終了点を設置してボルトも5本埋めた。

今日は2回危ない目にあった。

①昼食時、カセットコンロにCB缶をセットしようとしたらうまく入らず、ガスが「シューッ」ともれた。まあ、なんとかセットできたのでダイヤルを回し「カチッ」と音がした瞬間、「ボワ~!」と真っ赤な炎が上がり、右手が一瞬炎に包まれた。
まあ、火傷はしなかったが右手の指の毛が全部燃えて無くなった。
②ボルトを打ち終わったので、もう一度グリグリのトップロープで登り、壁上の大木にセットしていたスリングとカラビナを回収しようとした。2ピン目まで登り、グリグリのロープを手繰ろうとしたら「あれ? ロープがない!」
なんとグリグリにロープをセットせずに、フリーソロで登っていた。

午後5時、NDロードスターが私の帰りを静かに待っていてくれた。

今が旬の「秋休み」

2025.10.12(日) 日向神308 ダム下65

昨日サンセットエリアで登り今日は休養しようとも思ったが、池田さんらが「今が旬の秋休み(5.11a)」を登ると言うので見届けに行った。

さっそく井ノ口さんが「秋休み」をRP。

池田さんも気合でRP。

藤井さんはMOS。(マスターオンサイト)

今日は県外のリピーターを含めて7人。
八女津姫岩にも車が4台ほどあって、スポーツの秋である。

秋といっても気温は30度超え。
気合を入れたジョーラで「夏休み(5.11c)」をリピートする私。
前回はデッド気味(一か八か)に取った最上部のホールドをスタティックに取ることができた。

この後、ダム下対岸エリアで開拓に着手した。

【新 隧道エリア トポ2】

突然のソロキャンプ

2025.10.8(水) 日向神307 ダム下63

明日が隧道クライムなので前泊。

夕方雨が降ったが、この日のために隧道内に枯れ木をストックしておいた。
夕食のメニューは牛ステーキ、カタクチイワシの丸干し。
ステーキはモモ肉でちょっと硬かった。

突然、かまどの裏からカエルが跳び出てきた。
写真ではサイズ感が分かりにくいが、相当大きかった。
「カジカガエル」である。シーズンになると「キロキロキロ」と素敵な鳴き声を披露する。

隧道にはコウモリがいた。
他はゲジも蚊もダニもクマもいなかった。
気温は22度、 外では秋の虫が鳴き、 中では私の唄声だけが響いていた。
♪「一人の山」
1 山にあこがれ山に行き 言葉少なに ただ歩む
2 一人さびしくたたずめば、タバコの煙 ただひとすじ
3 恋に破れて夢も破れ 夕日静かに 山に沈む
4 雪渓すべりて岩場を登り ふれる岩肌の冷たさよ

隧道からのパンク!

2025.9.21(日) 日向神305 ダム下61 ロードスター104

昨日は大雨に見舞われた八女地方だが、今日は何とかなるだろうといつものダム下:隧道エリアへ。

隧道:出口(向こう側)のエリアは登れた。
私は右端にルートを拓きたかったがここはびっちょり濡れていた。みんなで掃除がてらトップロープで登ってみた。

下部を登る井ノ口さん。

中部を登るゆきえさん。なかなかダイナミック。

最上部の私。終了点は2週間前に設置していた。
全体を通して変化に富み面白い。

午後は乾いてきた「下手なヒールも数うちゃかかる(5.11b)」を登る宮崎の藤井さん。

私は物持ちがいい。だから新品のシューズ(ミウラ)を最後に買ったのはもう12年前になる。
物持ちがいいのか、貧乏性なのか、真に貧乏なのか。
みかねた山友さん方から「これで良かったら使ってください」と写真の3足をいただいた。(うれし涙)

帰りの山道で不意に「ガン!」と大きな岩(がん)を踏んで車の前輪がパンクしてしまった。

大渕から熊本へ向かう「ここんにき」でパンクに気付いた。
すぐ保険屋さんを通してレッカー車を呼んでもらったが、「朝倉から行くので1時間半かかります」とのこと(涙)

ひまなのでカメラ散歩をした。

右の石堂の中は「素朴な石」。

民家の裏山にはヒガンバナが咲き誇っていた。

ケイトウの仲間だろう。

キバナコスモスの蜜をホバリングしながら吸うホウジャク(蜂雀)

長く話し相手をしてくださったお爺ちゃんと孫娘。

自宅に戻ったのは午後8時だった。
明日、別のレッカー車でタイヤ屋さんに行く。すべて保険のロードサービスで賄えるそうだ。

ところで、9月6日にSさん、Kさん、Mさん、私の4人で登った。
その日にSさんの車のタイヤにコーススレッド(木ねじ)がささっていた。
そして7日、KさんがSNSで「車がパンクした」と書き込んでいた。
2週間後ではあるが私の車もパンクした。
新しいMさんの車、大丈夫かなあ。そういえば、Mさんはあの日、大きめのダニに喰われていたなあ。(怖)

まだまだ「熱い」ダム下:隧道

2025.9.7(日) 日向神304 ダム下60

久しぶりに大分:本匠の予定だったが先の台風でしみ出しが多いらしく、いつものダム下:隧道に行った。

そろそろ秋のシーズンを迎えて14人も集まり、狭いエリアなので人口密度が高い。
ところで、クライミングは登っても楽しいが見ているだけでも楽しいスポーツだ。
「今日は肩が痛いのでビレイをしに山へ行く」こんな楽しみ方もありだな。
あと5年もすれば「原口珈琲、一杯百円」の店が岩場で開かれるかもしれない。

「アンダーリンク(5.11c)」を登るす~さんは二日連続。
向こうは「ウオテイン効果(5.11d)」を登られた宮崎のFさん。

熱い男には「ジョーラ」が似合う。

ゆきえさんの夏の宿題「アンビバレント(5.11b)」も遂にRPで、やっと秋が迎えられますね。

「アンダーリンク」を登る私。
Sachikoさんのビレイじゃ落ちられないよ!(ゆきえさんのサポートあり)

タケシさんから「槍ヶ岳チョコクッキー」のお土産あり。
「実際登ったのは、西穂~ジャンダルム~奥穂ね」

井ノ口さんは「頭文字D」聖地巡礼の旅から帰ったばかり。
手にされているのは群馬地域限定のクリアファイル。

「碓氷峠:峠の釜めし」とインパクトブルーの二人。
8月2日、私は早朝で「おぎのや」は素通りしてしまった。

バトルを終えて釜めしを食う藤原拓海。
「もっとおいしそうに食えよ!」と言いたくなる。

隧道出口で開拓中の私。

隧道:あそ望で貸し切り

2025.9.6(土) 日向神303 ダム下59

台風一過、まだまだ暑い日々。
本日の隧道には「あそ望」の4人が集った。

「ウオテイン効果(5.11d)」に取りつくあっちゃん。

見事にRP(レッドポイント)!

「アンビバレント(5.11b)」をRPするす~さん。

ここまで足をあげれる人は少ない。
キーボウさんはもうレジェンドの域。

「夏休み(5.11c)」をOS(オンサイト)するす~さん。

同じく、あっちゃんも見事です。

私はTr.(トップロープ)で新しいラインを模索。

見た目は難しそう。

【生物】

「ヒグラシ」の抜け殻。
本日盛んに鳴いていたのはアブラゼミ。

8月29日、キャンプをした日にはつぼみだった「ヒメミヤマウズラ」が咲いていた。足元で踏みつぶされそうにしている。
「可憐」という言葉が似合う花だ。2株見つけた。

羽根がボロボロでも元気に飛んでいたイシガケチョウ。

隧道エリア:最新トポ公開

2025.8.24(日) 日向神302 ダム下58

本日までに「隧道エリア」の隧道手前と向こうに16本のルートができた。約半年間の開拓期間で十分過ぎるほど楽しむことができた。
狭いエリアで高さもないが大きな屋根と素敵なベンチがある。
誰かがQDを掛けたらみんなで使わせてもらう、人の登りをあーだこーだと言いながら楽しむ、お昼はみんなで食べる、こんな隧道エリアをもっと楽しんでもらうために最新トポを公開しよう。

蒸し暑い日もある

2025.8.24(日) 日向神301 ダム下57

熊本地方は夜中まで雨だったが、八女地方はまずまずの感じ。

ダム下「隧道エリア」で登るとカボチャがもらえるという噂は本当だった。

① とおり雨(5.10c) リピート

何回も登ると力が抜けて楽になる(技術が身につく)
登っているのはK1さん。

② アンビバレント(5.11b) リピート

長くて分かりにくいホールドは外岩の面白さを教えてくれる。
曇り空であったが蒸し暑くて汗をかいた。

「夏休み(5.11c)」を登る井ノ口さん。

③ 「夏休み」、私は日和ってTr.で登った。

④ 彦星(5.11b) リピート

登っているのは木下さん。
織姫(5.11a)のドリル穴を使わないと彦星(5.11b)になる設定。

⑤ 積乱雲(5.10a) リピート

私のリーチでぎり届く。

【今日の生物】

「セスジスズメ」他に長いシャクガの幼虫もいた。

今日も「隧道エリア」は10名と賑わった。

6速MTのロードスターを運転しながら食べるアイスは「パピコ」に限る。
服を汚さず、ゆっくり楽しめる。
ただし、コンビニで205円はちと高い。