タグ別アーカイブ: カニのハサミ岩

ハサミ岩と北帰行

2023.2.26(日) カニのハサミ岩 60

日向神は湿っぽいらしいので先週に引き続きカニのハサミ岩へ。
山友は澤田さん、サトさん、土橋さん、ミツルさん。
マルチルートには会友のす~さん、みっつーさん。

朝の気温は3度、山の中ではまだツララが見られた。
晴れの予報ではあったが、山の雲はすっきりとはとれず、時折岩肌に陽が差す程度で少し寒い。

① ガバたちのさえずり(5.10b) リピート
なかなか変化に富んだ好ルート。

② 夕陽のフレアー(5.10b) オンサイト
登っているのは土橋さん。
クラック主体のルートで、カムの練習もできる。(クラックグレード5.9)

③ 試登ライン (Tr.) 1回目
最上部に厳しいムーブがあり、5.11a/bぐらいか。
この後土橋さんが登り、最上部でホールドが2カ所ほど欠けた。

④ 試登ライン(Tr.) 2回目
そこでもう一回登ってみた。
すると、「ギャッ!」

中間部のクラックを登っている時、左壁のホールドが欠けて落ち、なんと右壁と中指を挟むチョックストーンになったのである。
体も落ちて全体重が乗ったら大惨事になるところだったが、結果的に軽い擦過傷で済んだ。
ルートはかなり難しくなってはいたがなんとか登れた。

⑤ 秋岩の右カンテにトライ~敗退
もうこの岩の開拓はやめようと思う。

【 ムベ(5.10b) B3 8m 】
5.10bと言ってもあなどるなかれ。
いまだ「オンサイト」を許していないと思われる。
みなさんがムベを楽しく登られていると、なぜか私のお腹がシクシクと痛み出した。「顔色が悪いですよ」も言われた。私自身、山でこんな腹痛は思い当たらない。大事をとって澤田さんと下山した。

自宅近くの合志川堤防を車で帰っていると、阿蘇高岳の雪景色が見えた。
来週からはもう春の陽気になるらしい。
そこへ鳥の編隊が飛んできた。

数カ月前に鹿児島県の出水に向かって南に飛ぶナベヅルの群れを撮った。
(熱心な読者の方は覚えておられよう)
2月も下旬、今日は「北帰行」であろう。

家に帰っても腹痛は治まらない。
ネコのように丸くなって毛布をかぶって寝た。
目が覚めたら何事もなかったように痛みは消えていた。

カニのハサミ岩でクラック!

2023.2.23(祝) カニのハサミ岩 59

午後からの行動開始だったので、近場のカニのハサミ岩でトップロープ:ソロをやろうと思ったら会友のマスモさん夫婦、白河さんがいて、す~さんも参加となった。
砂防ダムコースから登り、こっそりエリアへ。
実はこのエリアは初めてで、クラックのトレーニングとしてTr.(トップロープ)で登った。

【グルーシャトウ (5.9)】

【グルーシャトウ (5.9)】 
「クラックは初めて」と言うす~さんには良いトレーニングになったようだ。

その後はエントランス広場でマスモさんたちと登った。

【春風に吹かれて (5.11b)】

夕方5時のサイレンが聞こえてもまだ登れる。
ずいぶんと陽が長くなったものだ。
砂防ダムコースを下っていたら、大きなイノシシが右から左へと走って行った。

復活!「山へ行って居ります」

2022.11.19(土) カニのハサミ岩、父の葬儀、PC修理

このブログは、約2週間ぶりの更新となる。
それはこのPCが11月6日(日)の夜に壊れたからである。
原因は不明で、いきなり画面が暗転し「再起動の準備中です」というメッセージが出たまま動かなくなった。
8日(火)には購入した電気店に持ち込んだが、「直ったとしてもデータの復旧は99%難しい」と脅された。
このNEC-LAVIEは3年前に購入し、性能が良かったのでWindows11にアップデートして快適に使っていた。
しかしその分、バックアップを疎かにしていた。

11月12日(土)
あそ望山岳会の例会山行で「カニのハサミ岩」で登ったがPCがないので当然ブログの更新ができなかった。
実はPCが壊れて一番ショックだったのはこのブログの「ダッシュボード」にアクセスできないことだった。
自分で言うのもなんだが、私は結構マメなので日々の記録は日記として大学ノートに書いている。
山や家族の重要な写真は印刷してアルバムに貼っている。
これまでの7年間の山の記録はこのブログ(WordPres)で、スマホからでも閲覧できる。
問題はPWを忘れてブログの更新ができないことなのだ!

11月17日(木)
午前4時30分、突然入院中だった父が亡くなった。
95歳の大往生だった。(死因は肺炎)
近くの葬儀場の方や納棺師、葬儀組合の皆様のお世話になりながらの通夜。
長男である私が初めて喪主を務めた。
通夜はコロナ禍もあり元々酒の飲めない一族なので早めのお開きとなったのは幸いだった。

11月18日(金)
午前中に出棺、火葬、収骨。
お斎(とき)をいただいて、午後は葬儀。
終わってすぐ自宅に祭壇作り。
だいたい喪主は遺族代表挨拶だけすれば良いと思われがちだが、実は一番動き回らなければならない。
全体のスケジュール調整から始まり、お寺さんとの連絡はもちろん供花の手配、通夜ぶるまいの人数把握、人数制限された火葬場に行く人選、お斎(とき)の世話、目覚まし・香典の鍵番、過去帳記入のお願いなどなど。
コロナ禍で最後まで会葬される方が少なく生花が余ったので、ご近所に軽トラックで配って回ったらもう暗くなっていた。
疲れて香典袋を開ける気力がない。

11月19日(土)
朝から子どもと香典の開封作業。
10時から寺参り。6年前の熊本地震で傾いた本堂の大規模修理がやっと始まったばかりである。持参したお布施がいくらかのお役に立つだろう。
昼食は近くのレストランで「精進上げ」。
帰りに納骨堂に寄って過去帳を収めた。
まさしく怒涛の3日間だった。

更に「目覚」の開封作業をしていると電気屋さんからパソコンが戻ってきたという連絡があったので取りに行った。
久しぶりに運転するロードスターが新鮮だ。
戻ってきたパソコンは綺麗にされて新品みたいだった。
実際ハードディスクが交換されて画面も中身もまっさらで、デスクトップに「ちり箱」などアイコンが3つしかない。(涙)
セットアップはされていたが、自宅のネット接続、メール設定やOffice(word、Excel等)のインストールからしなければならない。
OSがWindows10に戻って画面の発色も良くない。
なんか昔の彼女が戻ってきたようで気分が高揚しない。

ん? ネットの「お気に入り」を開いてびっくり!
先日まで入れていたサイトがそっくりそのまま残っているではないか!!
これは如何なることだろう?
もちろん、このブログの「ダッシュボード」もそっくりそのまま残っていた。
それで今、こうしてブログを更新している。
近年のパソコンはHDDを交換しても「お気に入り」の記録は残るのか。
それとも亡き父が浄土から助けの手を差し伸べてくれたのか。

2022.11.12  カニのハサミ岩「サウスライン」を登るヤムさん


サウスラインは変化に富んだ、高度感のあるルートで大変おすすめである。
各ピッチの終了点がきちんと整備されていてシングルロープとQDがあれば手軽に楽しめる好ルートだった。
私たちはシューズを持ち上げ、歩いて基部を巻いて下り、エントランス広場でショートを楽しんだ。
私自身、久しぶりに「宇土櫓」「プロローグ」などの5.11aを3本登り大満足の一日となった。

あそ望山岳会は若いメンバーも多い

君は読んだか!      ROCK&SNOW 097号 

2022.9.27(火) 徒然 96

9月14日(水)、私は熊本県民テレビ(KKT)の「熊本の夕景」で全県デビューを果たした。

自称「103歳」だったのに、本当の年齢がバレて少々不本意な内容もあったが、「カニのハサミ岩」を熊本県下に披露するすばらしい番組であった。

その数日後、日向神で会った山友さんから「ROCK&SNOWの最新号に写真が載っていましたね。すぐいっせいさんと分かりましたよ!」という言葉を聞いた。
そう、5月4日(祝)に「八方ヶ岳:カニのハサミ岩」で R&Sの松原尚之さんと開拓者の澤田さん、川津さんらと マルチ「お茶会ルート」を登ったのだ。
その記事がついに掲載されたのだ。さっそく「R&S」をアマゾンで注文した。

097号「より高くなく、より困難でもない、岩稜ルート案内」で2ページに渡って紹介されている。
このエリアは車で乗り付けられないために多少敬遠されがちであるが、詳細なアプローチ図も載っており、これからのシーズンは人気が出るだろう。
私も全国紙にデビューしてしまった。

で、今日。
ある方が「おがたさん、グーグルに載っていましたね!」と言われた。
「えっ! グーグルですか?」と私。
よく訊いてみたら「グーグルマップのストリートビュー」らしい。
そういえばこの夏、庭で草取りをしていたら家の前の道を「グーグル・カメラ搭載車」がゆっくり通り過ぎて行ったのだ。

PCを開いてみたらこんな感じ。
我が家の庭で刈り払い機用のサロペットを着た私が「ストリートビュー」にしっかり写り込んでいた。
さすがに顔はサルスベリの花で隠されてはいる。
ついに私は全世界デビューまでしてしまった。

君は見たか! 「てれビタevery」

2022.9.15(木) 徒然 94

9月14日(水)、午後5時40分に熊本県民テレビ(KKT)の「てれビタevery」の中で「カニのハサミ岩からの夕景」が放映された。
その頃、私は職場から県体壁に車で向かっていた。

残暑が厳しく、暗くなった夕方でも生ぬるい風が吹いていた。
① 中:黄色(5.10a) リピート
② 左:黄色(5.11d) NG
グレードは高いが登りやすく、これからの目標にロックオン!
③ 右:オレンジ(5.10b) リピート
汗をふいて早目に終了、帰宅の途へつく。

お風呂や夕食の前にビデオ録画を娘が観せてくれた。
映像は360度カメラや定点撮影、ドローン撮影等で変化に富み、カニのハサミ岩を本物よりも3倍ぐらい魅力的な岩山に魅せていた。
肝心の私も、本物より1.5倍ぐらい良い男に撮れている。
(帰りは暗くなることが予想されたのでメガネをかけている)
残念なのは私の年齢が孫にバレたことだ。
いままで「103歳」と言っていたのに。
「どうだ、103歳にしては若いだろう!」とか。

まあ、テレビに出るなんて一生に一度のことだろうからと「ノグチのケーキ」が振舞われた。

カニのハサミ岩でTV録画

2022.8.27(土) カニのハサミ岩 57

熊本県民テレビ(KKT)の取材がカニのハサミ岩で行われた。
県内のニュース番組「テレビタミン」で放映される。
クライマーが3人で、カメラ・ドローン・サポート合わせて総勢7名だった。
テーマが「熊本の夕景」なので、午後から日没までの撮影になった。

【カニのハサミ岩 全景】


私はもちろんクライマー・開拓者の役所。

① タラの芽の頃(5.11a) リピート
まずはショートルートを登る画像撮り。
いや~正直久しぶりなので登れて良かった!

② ここでトラバース(5.11c)の掃除
次はルート整備の画像。
Tr.に下がって、壁の苔を落としながらインタビューに応えるという演出。

③ マルチ「お茶会ルート」~頂上

右:私のメットは「Gopro」で、左:従弟のリュックには360度カメラ。

【2ピッチ目のスタート】


実は「お茶会ルート:ノーマル」は初めてだったが、オールリードで快適に登れた。

お約束の「お茶会テラス」でお茶会。

有明海に赤い夕陽が映える。
山頂はさわやかな風が吹き、もう秋の雲が広がっている。

このハサミ岩山頂で憩う3人をドローンが夕日の逆光でとらえている。
9月の上旬に放映される予定だ。

ルート開拓100本の軌跡

2022.6.1(水) 徒然 89

5月28日の日向神:五色岩で「百色(ももいろ)」を開拓したことが、通算100本目の開拓となった。
これまでの軌跡を記しておきたい。

1983年(25歳)~1933年(35歳)
阿蘇:大観峰    26本(リアラ、復活の日など)
八方ヶ岳:穴川の岩場 1本 (2P 未発表)
菊鹿:丸岩の開拓 (Tr.多 未発表)
比叡山:南面スラブ 2本(スーパーファイナルなど)
宇土:赤瀬海岸   2本 (未発表)
宮崎:行縢山    1本(アロマージュ 4P 未発表)

大観峰「カウンター・チン」の2ピッチ目を開拓中

【22年間の空白期間】

2015年(57歳)
植木:岩野山    11本 (夏の思い出など)
2016年(58歳)
植木:岩野山    4本 (フェアウエイなど)
2017年(59歳)
日向神:サンセット 2本(若い時のりりィなど)
2018年(60歳)
日向神:愛のエリア 5本(義理チョコで勘違いなど)
日向神:奥壁    1本(生きた証)
2019年(61歳)
日向神:愛のエリア 4本(平成最後のヒールフックなど)
日向神:ダム下   2本(フルグラなど)
2020年(62歳)
日向神:ダム下   6本(素敵なロドライフなど)
星原峠:ボルダー開拓
2021年(63歳)
日向神:ダム下   1本(ビターチョコ)
八方ヶ岳:カニのハサミ岩 18本(ロドキャンなど)
日向神:五色岩   2本(ゆずレモンなど)
2022年(64歳)
日向神:五色岩   9本(岳間茶など)
日向神:ダム下   1本(ハイドランジャー)

ルート開拓者は「絶滅危惧種」と言われて久しい。
では、何故私はルート開拓をするのか。
答えは一つ、「面白いから」

大観峰:「アゾロ・ダイレクトカンテ」の開拓中

私の場合、クライミングとは開拓をすることである。
若い時に「熊本クレッテル・カメラード」に入り、大観峰というほとんど手つかずの岩場と出会えたことが大きい。
(大観峰の岩場は熊本地震で行けなくなった)
そして2011年、「あそ望山岳会」に入会して山との出会い直しができた。
100本はもちろん通過点であるが、この後はどうなるかは分からない。
フェイスブックで東秀磯氏が5月だけで10本開拓して、「月間最多ルート開拓賞」を自らに与えていた。
私は8回山に行って開拓は2本、打率は2割5分か。まだまだだな。

1983年、大観峰では「ヨセミテスタイル」が流行っていた。

あと10年もしたら、「聖地巡礼 いっせいの100ルートを登る」なんて企画が起きるかもしれないが、その時は詳しい資料をお渡ししたい。

カニのハサミ岩:ロクスノ取材に同行

2022.5.4(祝) カニのハサミ岩 56

昨日から「ROCK&SNOW」の取材で山岳ガイドの松原さんと萩原さんがカニのハサミ岩に来られていた。
今日は開拓に携わった八方ヶ岳倶楽部の澤田・川津・緒方の3人と一緒にマルチルートを登り、午後はショートルートを登った。

松原さんたちは「ドミノライン」、私たちは隣の「ダートライン」を登った。

① ダートライン(5.10c 7P)
1P目(5.10c 緒方)

1P目だけは2回目のリード。1回目はインサイドクライミングをして背中に擦り傷を負った。今日は澤田さんのアドバイスでステミング登りをしたが、これもなかなかのムーブだった。
2P目(5.7 緒方)
ここは繋ぎ区間でブッシュが多い。
3P目(5.10a   緒方)

大きくフレアーしたクラックでホールドが少なくバランスも悪い。落ちる気はしないが苦労するピッチ。


【隣のドミノラインを登る松原さん】
5.9ぐらいのフェースならボルトは3本に1本ぐらいしか使われない。
4~7P目(5.8 川津リード)

去年の5月3日以来、2回目の山頂。

お天気良し、ルート良し。

【私・澤田・川津】 松原さん撮影
岩場の基部を下って第2ルンゼで昼食。
下る途中にショートルートが増えていた。

② カエル王子(5.11c) NG

2021年10月24日の初登以来、約半年ぶりのトライ。


う~ん、核心部で体幹の弱さを痛感。
レイバック態勢に入れない。

松原さんは2回目にRP。
たぶん第2登だろう。
僅か4ピンでこの内容、★一つをもらった。

③ ここでトラバース(5.11b) NG

1年前の初登時は「ミウラ」ではなく「クワンタム」だった。
見ると松原さんはクワンタムを履いている。

今日は他に鹿児島から3人来られていた。
秋ごろの「ROCK&SNOW」に今日の記事が載るだろう。

ハサミ岩から新年のご挨拶

2022.1.1(土) カニのハサミ岩 54

新年明けましておめでとうございます
今年もよろしくお願いいたします

午前0時、TVでは長野:善光寺で氷点下の凍てつく中でも熱心にお参りする人々が映し出されていた。
それをレポートする人、カメラで撮る人、そして見る人。
いろいろな人々がいて、いつもの日本のお正月が戻りつつあることを感じた。
私はといえば、ストレッチをしながら新年を迎えた。

例年の元日は「旭志元旦マラソン大会」を走って、家族の年始なのだが、父が介護施設に入所したりコロナ禍で大会が中止になったりしてぽっかりと暇になった。
そこに女性2人が元日から「カニのハサミ岩」で登るというので、案内がてら出かけてみた。

山に行く前に、地元の八幡宮と納骨堂、お寺でお参りを済ませた。
昨年は実に平和であったが、今年はいろいろと神様・仏さま・ご先祖様にお願いすることが多い。

今日の「カニのハサミ岩」でのお目当ては、12月19日に澤田さんが開拓・初登された「ガバたちのさえずり 5.10b」を登ることである。

実は開拓時にTr.で試登していたのでOSにはならないが、1回で登ることができた。変化に富んで面白いルートだった。

女性陣も奮闘、出だしのクラックがけっこう難しい。


午前中にはあったツララも午後にはすっかり無くなった。
岩場は南面で無風、とても登りやすい。


私はTr.で「宇土櫓 5.11a」にトライしたが今の実力ではとても登れそうになかった。


盛り塩で安全祈願。
今年もハサミ岩で事故が起こりませんように。


帰りの林道でセルフポートレート。


上内田神社にて。
尾根の上に「カニのハサミ岩」が見える。
近くにある「相良観音」への道は初詣の車がたくさん行き交っていた。

2021年 今年の振り返り

2021.12.31(金) 徒然 76

2021(令和3)年も残すところ1時間余りとなった。
簡単にこの1年間を振り返ってみたい。

私は毎年年末には「家庭内の10大ニュース」をまとめている。
今年は家族の冠婚葬祭や就職入学卒業などの大きなイベントがほとんどなかった。
たった一つ、子どもの一人が突然職場に辞表を出していまだに無職だが、大人なのでなんとかするだろう。
ケガ、病気、事故もなかった。
8月に私が「新型コロナの濃厚接触者」に認定されたが、特に何もなかった。
総じて、今年は平和であった。

【大晦日に室内のワックスがけ】

山に関しては、ルート開拓の記録が90本に達した。
今年だけで21本である。
5.11以上のRPは154本になった。
今年だけで16本である。
2月は10日間の休日はすべて「ハサミ岩」に通い、開拓・初登を5本した。
これは「八方ヶ岳:カニのハサミ岩」というショートルートはほとんど未開拓というフィールドに出会えたからである。
この山域を紹介していただいた八方ヶ岳倶楽部の澤田さん、川津さんには本当に感謝している。

また、3月に国東半島へドライブがてらのキャンプを行い、非常に思い出深い山旅ができた。
その後も調子に乗ってドライブがてらのピークハンティングを何度か行った。(英彦山や多良岳など)
高校生の時、シュラフを積んだ自転車で大分の万年山を目指したことを思い出し、原点に戻った感じがした。

実は2021年の元旦に年間のめあてを2つ立てていた。
①愛のエリア「ひこうき雲(5.12a)のRP」
②ロードスターの安全運転

めあて①に関してはトライを1回しただけで終わった。
数年前にトライした時よりも気力と技術が全く備わっていなかったので後が続かなかった。
めあて②に関しては安全運転とは言い難いが、「無事故無違反」で通せたので良しとしたい。

只今、23時40分。
なんとか今年中に「振り返り」を終えることができた。