2016.1.19 徒然
午後からの出張で人の講演を聴いていたら眠くなった。
そこで不遜にも眠気覚ましに、「今年の目標」を考えた。
①5.11台の新ルートを10本以上登る。
②岩野山の前傾フェイスでリードルートを4本以上設定する。
③まだ行ったことのない岩場に行く。(八面山、竜頭泉、平尾台等)
④ブログ「山へ行って居ります」を充実させる。
以上
県山岳連盟主催 Jr.クライミング教室
1 期 日 2016年1月17日(日) 9:00~12:00
2 会 場 県立体育館クライミング壁
3 参加者 希望する小・中学生10数名と保護者 (参加費1000円)
4 スタッフ 連盟理事長西本さん、競技部長松井さん、その他3名ほど
ビレイヤー等の協力者としてあそ望山岳会からキーボウ、モモ太、
ヒロ、私の4名。
5 感 想 この日は曇り一時小雨で寒かったけれど子どもたちは元気で何回もトップロープでトライしていた。常連で「国体少年男女予備軍」と目される数名は壁の左側でリードクライミングで鍛えていた。
連盟としても地道な努力を積んで競技人口や底辺の拡大を図っているがなかなか功を奏しないようだ。親がクライミングを好きで子どもにもやらせるという「親子鷹」が一番手っ取り早いパターンではあるがこれもなかなか難しい。数年前は全国レベルの親子がいたが高校の3年間は早く、もう社会人になって離熊してしまった。継続的な選手育成ということでは中・高校での部活動こそ最善策であろうが、施設と指導者というハードルは高い。
思えば30数年前に選手不足から私は拝み倒されて「国体山岳競技成年男子」の選手になり2回(群馬・奈良)出場した経験がある。やってみると当時の競技ルールである「荷物を担いで山を走り、読図やクライミングもやる」というのは意外と私に合っていた。山岳競技が現在はトレイルラン、ロゲイニング、リードやボルダリング等に別れて独自の競技となっているのがまた面白い。(他にも天気図作成やテント設営もあった!)
今はスタッフ(ビレイヤー、審判等)となって選手をサポートする立場になったが、できればたくさんの人に国体出場の経験を積んで欲しいと思っている。微力ながら今後も応援していきたい。
「K1ヒュッテ」に掲載していただいた岩野山の紹介文には「岩質不明」と記したが、調べてみると「片麻岩」であることが分かった。
片麻岩とは片麻状(縞状)の組織をもつ岩石という意味である。原石(砂岩や泥岩等)が変成作用を受けた岩石で、濃色と薄色の部分が層状に重なっている。また、特定の方向からきれいに割れる、「へき開」をする。石英や長石、雲母を含み、変成岩としては硬い部類になる。
実際に岩野山で電動ドリルを使うと、白い粉と薄茶色の粉が交互に出てくる。また、ロックタワーやぺったんこスラブのように広く「へき開」した部分がある。この平たい面は非常に硬く、ドリルビットの摩耗やバッテリーの消耗が激しい。上部壁のボルトの浅打ちはこの硬い岩質に因るものであろう。リス(割れ目)に打ち込まれた軟鉄のハーケンを随所に見るが、これは容易に抜けないからでもある。
岩野山自体は「阿蘇-4火砕流」の堆積物であり、何万年もの時を経て今の山容を呈している。「片麻岩」というあまり聞き慣れない名前ながらも岩の呼び名が定まったことでかなり近寄れた、仲良くなれた気がするのは私だけだろうか。
まだ使います
スポルティバのトレランシューズは2012年に脊梁トレラン大会出場の頃に買った物だから、約4年間使用した。
山はもちろん、クライミングのアプローチシューズとしても必ず履いていた。
アッパー部が袋状になっていて靴下が汚れないのが良かった。
岩場では滑りやすいが特に不満はない。
写真のようにサイドが破れて見てくれが悪くなった。
暮れにボーナスはもらったのに、サンタさんは来ないし、お正月にお年玉はもらえないし、1月3日に誕生日を迎えても特にプレゼントもないしで、まあ何か一つは買いたいと思いトレランシューズを買った。
今持っているミレーのザック(30L)は容量が足りないので大型のバックパックにしようかとも思ったが、このごろやっと脚の調子が良くなってきたので気持ちがシューズに傾いた。
しっかり使います
山の店「シェルパ」でスポルティバと履き比べてみたが共に違和感はなかった。決め手は見た目、斬新さ。
SALOMON XA PRO 3D
26.5cm、定価13,500円を11,106円だった。
サニーサイド・カンテ限定
(5.10a B4 20m)の開拓
ルート図集「宮崎の岩場 フリールート」に、前傾フェイス「サニーサイドカンテ 5.8 20m」が記載されているが、このルートは「スカイラインの右に走っている細いクラックにプロテクションをとりながらカンテの右側フェイスを登る」ものである。
今回のルートは、ハングの左下から取り付き、クラックから右壁を限定にしてほぼカンテを直上する。
場所的にも目立つところにあり、人気ルートになるだろう。
ルートや岩場の整備
①「サニーサイド」のルート(カンテの呼称は外した)は、スタートをSD(シットダウンスタート)にしてボルト1本で4mほどフェイスを登った後にクラックにプロテクションをとりながら登るバリエーションを設定した。
②ウェルカムエリア「ぺったんこスラブ 5.10c」の中間部がランナウトしていたのでボルトを1本打ち足した。
また、下部のスラブでボルトラインの左側から登るムーブを見つけた。ぜひ試してほしい。
③ウェルカムエリアの「クラシック 5.4」の終了点のボルトはハンガー部がくるくる回っていたので撤去して新しいボルトを設置した。
④駐車場にあった大きい袋一杯の家庭ゴミを撤去した。ペットボトルだけでも16本入っていた。
合志市民健康カントリーマラソン大会
1 期日 平成28年1月9日(土)
2 会場 県農業公園カントリーパーク
3 結果 部門E 6km一般男子の部
27分4秒 21位
4 その他 参加費1000円、参加賞はバスタオル、スポーツドリンク1本、牛乳1本、イモの天ぷら2枚、抽選会あり
5 感想
この大会は合志市民か合志市に職場がないと参加できない。
私は4年前に合志市に転勤してきたので、4回連続の参加になった。
昨年までは「部門D 3kmコース 50歳以上の部」で3位入賞をねらっていたが4位止まりだった。
今年は昨年来の脚の故障から「ゆっくり長く」をめざして部門を変更した。
写真は熊本CAC走友会の松本会長に撮っていただいた。
日向神 愛のエリア
期日
2016年1月4日
メンバー
キーボウ、あり吉、いっせい
エリア
日向神、愛のエリア(上部)
ルート
①狸のモモ子(5.10b)リピート
②狸のへ力(5.11c) NG
③愛は勝つ(5.10b) リピート
④狸の背くらべ(5.11a) NG
⑤初夢 (5.10a) リピート
⑥本命チョコ(5.10c) リピート
⑦毘沙門天(5.10d) NG
記録を見たら、8ヶ月ぶりの「愛のエリア」。
人気ルートはケミカルアンカーでリボルトされていた。
新春なので「初夢」は外せなかったけれど、とにかく久しぶりなので色々と触ってみた。
難しかったのは「狸の背くらべ」。
トップロープでも核心が越えられない最強の11a!
惜しかったのは「毘沙門天」。
ハングの出口で1テンかけてしまった。
人気がないルートらしく、下部は自然に帰ろうとしている。
多分、5.10dというグレード設定が災いしていると思う。
他のエリアなら十分5.11aの内容があるのに・・・。
年末に宝くじ「ジャンボミニ7000万」を買ったけれどまだ番号を見ていない。
もしも当たったらどう使うかという「夢」をまだ考えていないから。
いまから7000万円の使い道を考えて、それをもとに今晩は初夢を見たいと思う。
今日から文章を「常体」で書くことにした。
2016 旭志元旦マラソン大会で走り初め
明けましておめでとうございます
毎年元日の朝は「ニューイヤー駅伝」のスタートをテレビで見て会場へと向かいます。
今朝は外気温がマイナス2度ぐらいで、スタートしたころは0度でした。走り始めると脚は非常に軽かったのですが、酸素が胸に入りませんでした。
寒いと思って上下5枚に手袋を着用していたら無風快晴で暑くも感じました。
昨年は足首の故障でほとんど練習ができていなかったので、2016年の今年は元日から走れただけで嬉しい思いでした。
この大会は当日受付で、参加費200円、3kmと7kmのコースがあります。
正月から大会を運営していただく皆さんに感謝します。
【写真】の右は昨年度まで同じ職場だったM原さんです。今後は2月に人吉春風、3月に竹田名水を走るそうです。
登り納めはやっぱり岩野山になりました。
前回トップロープで登った前傾壁エリアのSD(シットダウンスタート)ルートの整備に行きました。
古い終了点にボルトを1本打ち足し、ロープスリングとカラビナ2枚をセット。
下部のフェイスにボルトを1本打ちました。
後はナチュプロで登る設定です。
【写真】は長崎から帰省中のM田さんがトップロープでトライしているところです。
今年は1月に日向神へ4回通い、2月は熊本城マラソン大会を3時間57分で走るなど好調な出だしでした。
ところが3月に職場対抗のサッカーの試合で左足首を激しく捻挫してしまいました。
その後は全く走れなくなりましたがクライミングはできたので、県体壁や近場の岩野山で登ることが多くなりました。
5月から岩野山の正面フェイスカンテルートのリボルトを手始めに、6月は積木崩し岩エリアの開拓、8月に「夏の思いで5.11a」の開拓、9月に当初から一番やりたかった「デズイリハングダイレクト5.10c」の開拓、10月は一日一本のルート開拓へと進みました。
他のエリアでは日向神で9月トンネル「ウシ子5.11a」、10月奥壁「パンプダンス5.11a」、11月道端「次郎5.11c」、12月は野岳「リドラー5.11b」などをレッドポイントできました。
水曜日の夜に県体壁で登り、週末は外岩で登る一週間のリズムができて好調を維持できました。岩(ルート)は逃げないので、焦らず取り組めたのが良かったようです。