軽いぎっくり腰か?

2017.8.4 体の現状 2

先日から腰が痛くなり、昨日は近くの整体院へ行った。
椅子からの立ち上がりや寝返り時に左腰に痛みがある。
私が起案した8月5日(土)の本匠クライミングは中止にした。

今年のクライミングは好調で、7月までに5.11a~5.12aまでを14本登った。
これは例年の1年間分に相当する本数だ。
当然、体にも無理が来ているのだろう。

5月 4日 日向神「日曜よりの使者 5.12a」RP 他8本
翌日から腰痛~背中下部痛へ。多分、「他8本」がやり過ぎだろう。
5月20日 八面山(中部) 5.11aを3本ゲット
前日にひどい腰痛があったのに登るときは痛まない。
この後、数日間の腰痛が続く。
6月 4日 久住山ハイク
下りで何故か左膝外側が痛む。
5月末の運動会に向けて短距離走の練習をしたから、又は県体壁でキョンを
何度か使ったから?
この後、大事をとってランニングはしばらく中止。
6月18日 日向神「セッコクランを盗らないで 5.11c」RP
左首筋、右二頭筋、左膝等が痛くなる。
7月   日向神、本匠、県体壁など概ね好調。5.11aを2本ゲット。

7月28日(金) 菊南ジム・呑み方
7月29日(土) 日向神(サンセット・中央エリア)
7月30日(日) 八面山下部 「バンザイ5.11a、初恋クレイジー5.11b」RP
一人での長時間運転。この後軽い腰痛が続く。
8月  2日(水) 日向神(サンセット・道端)
この夜から腰痛が酷くなってしまった。

【今回の腰痛の要因】
①蓄積された疲労
②3日連続のクライミング(7月28~30日)
③呑み方(7月28日、たくさんは呑んでいないが生活リズムが崩れ、寝不足のまま翌日もクライミングをした)
④長時間の運転(7月30日、八面山の帰りに左腰が少し痛み、右太ももに軽いしびれが出たが我慢して約3時間の運転。これが一番の要因だろう。)

外は暑くて、腰も不自由なので部屋で養生している。
暇なのでブログの更新とナンプレをやる。
ナンプレといえば、今年の1月に買った冊子(ダイソーで108円、100問)を遂に終了した。7ヶ月間の暇つぶしがわずか108円とは最高のコストパフォーマンスだ!
ナンプレは易しいと物足りなく感じ、難しいと時間の無駄遣いになる。
とりあえず、「中級偏 目標タイム9分~18分」を買ってきた。

Summer Gardening

2017.8.3 夏の庭花

【アサガオ】
夏の風物詩となった映画といえば「サマーウォーズ」
この映画の中で印象的な物は旧家の縁側に置かれたアサガオの鉢だ。
いわゆる「あんどん仕立て」でよく手入れがされていた。
今年の夏は暑い。
熊本は連日37度超えで日本一暑いところになっている。
我が家のアサガオ鉢も朝晩水をやっているが、気が付けば葉がしおれている。
もう日向には置けず、玄関先の軒下がちょうど良いようだ。
種は去年採種したものだ。
苗が余ったので庭木にもはわせてみたが、さすがに露地は強くて花びらも大きい。

【ヒゴタイ】
庭の手入れはあまりしないので、春から夏の草花のせめぎあいは大変だ。
一時期は天下を取っていたヒゴタイもこの頃は株数が少なくなった。
たぶん、暑すぎるからだろう。
ヒゴタイは阿蘇の高原によく似合う。

 

【ヒマワリ】
向日葵を見ると元気が出る。
今年も昨年の種から立派に育った。
あまり生長が早いのでこちらの気持ちがついていけない。

 

 

【ランタナ】
昨年、約300円で2鉢購入して露地植えした。
秋にはたくさんの種がとれた。
5月に種を植え、7月ごろやっと芽が出てなんとか育ってきたが、なんとも成長が遅い。
ネットで調べたら、種から発芽した苗が育って花が咲くのは翌年になるそうだ。
庭では5月頃に昨年の株から新芽が出てきてよく育ってきた。
そこで試しに「挿し芽」をしてみたらすべて成功した。
すぐに花も咲き始めた。
売れば200円ぐらいになるかも。

道端エリアよ、おまえもか・・・。

2017.8.2 日向神クライミング

平日休みのマコトさんにアポを取ったら即OKで、本日の日向神クライミングとなった。
午前中は涼しいサンセットエリアへ行った。
①青葉若葉(5.10a) リピート
日向神2回目のマコトさんがMOS。クライミングの虜になりつつある。
②星に願いを(5.11a/b) NG
前夜のイメージ通り、右手アンダーのムーブで攻めたが腰の痛みで踏ん張れない。

③星に願いを(5.11a/b) リピート
核心部をノーマルに攻めて、3年ぶりのリピート達成。
【写真は星に願いを】
このルートの左にトポにないルートがある。5.10bぐらいだがホールドがかっちりしていてお勧めである。

④お茶を一服(5.10b) リピート
時刻は正午に近い。この「新緑のテラス」は風が吹いて過ごしやすいが、この時間になると厳しい陽光が射し登攀不能になる。「広場エリア」ならばもう少し登れる。

午後は日陰になる道端エリアへ。
⑤四郎(5.9)リピート
⑥三郎(5.10b)リピート
⑦春眠(5.10)リピート
⑧木の芽起こし(5.10-)リピート
⑨だんだん(5.9)リピート

ところで、「トラ子 5.11b」の上部にスズメバチの巣がかかっていた。「四郎」をフラッシュするマコトさんの写真の右上部(矢印)に確認できる。これでは「無念」はもちろん、「花子」「シンシア」も登れないだろう。
6月18日に来たときはなかった巣である。今は小玉スイカぐらいで、今後も大きくなるだろう。
奥壁に続き道端もか。

スズメバチが活発に動いている様子が見て取れる。

夏は八面山の下部エリア

2017.7.30 八面山(下部エリア)

真夏でも登れるという八面山下部エリアに初めて行った。
大雨災害のあった日田市を避けて、泗水から小国~玖珠~八面山は115km、約2時間半のドライブである。
昨日から登っている山道さんの丁寧な案内メールで迷わずに岩場まで行けた。他のエリアよりアプローチは大変短い。岩場は北向きで陽が当たらない分しっとりとしていて午前中の早い時間は登りにくい。
メンバーは福岡の山道さん、宮崎のTさん、Mさん、Eさん、Yさんらである。

①ストレッチ(5.10b) OS
岩がしっとりしているのでやりにくいが幸先良く登れた。

②バンザイ(5.11a) NG
1便目は最初の「バンザイ」動作で落ちた。全くのお手上げ状態である。八面山最強の5.11aと云われているらしい。

初恋クレイジー(5.11b) RP(5~6便目)
毎回下部の凹角状で消耗した。ハング、ポケットと内容豊富。有名ルートなので登れてうれしい。うまい人の登り方やアドバイスを最大限に享受して完登できた。上半身裸もうまい人達の真似で、気合が入った。

 

 

 

バンザイ(5.11a) RP (5~6便目)
スローパーの持ち方は「スポーツクライミング教本」に詳しい。午後になって手も止まるようになり、うれしい「万歳」となった。

 

 

 

 

⑤ウキウキ通り(5.12a) NG
「11aをやっと登っているのに12aなんてとんでもない」と思っていたが山道さんのお誘いや皆さんの頑張りに触発されてトライしてみた。このエリア唯一の三ツ星ルートでもある。
写真のクライマーは私ではなくこのルートを見事にRPされたYさん。
1便目、すぐに落ちるかと思いきや意外にも中間部まで行けた。その後もテンションをかけながら終了点まで到達。
2便目、帰り支度の始まる頃にラストトライ。指先が痛くてカチが持てずにフォールしたが2テンションで終了点まで。
次回は登れそうだという気持ちを抱いて、初の下部エリアを終了。

車のトランクにリュックを置くと、マダニが落ちてきた。デコピンを何発もくらわせてもつぶれずに逃げ回る。最後は石を乗せて踏み潰した。ここでは持ち物は広いシートの上に置く習慣をつけたい。

奥壁「かかってきなさい(5.11a)」 MOS

2017年7月23日 日向神クライミング

奥壁エリアは上級者向きのエリアというイメージがあり、まだ2年ぶり2回目である。
午前9時に着くと、もうジローさんがアプローチの草刈とアップ用のヌンチャクまでかけておられた。
メンバーは熊本からジローさん、しのぶさん、うださん。佐賀からメイシーさん。福岡から井上さん、北島さんという顔ぶれ。

菊池市は昨夕、ゲリラ豪雨(?)に見舞われ、七城の音楽祭に降臨していた「白龍」も危うくびしょぬれになるところだったが、間一髪濡れる前にお帰りになった。
日向神は夕立も来なかったようであるが、壁の基部は少ししっとりしている。

①つくつくほうし(5.8) リピート
5.8といってもここは奥壁。油断はできない。

②かかってきなさい(5.11a) MOS

今日の目標だったので3便ぐらいは予定していたのにマスターでオンサイトしてしまった。出来すぎか?
この上から目線のルート名は秀逸。
ただし、このルートは開拓当時のRCCボルトのままだ。特に上部のボルトはカラビナを架けようとしたらくるくる廻って一瞬あせってしまった。写真はオンサイトしてにこにこ笑顔で降りてくる私。

③アッポロ11号(5.11b) NG

ちょっとふざけたルート名だがハングの上は厳しい。私なら「アームストロング」というルート名を付けるだろう。
これはぜひ登りたい。写真はアッポロ11号を登るジローさん。

④パンプダンス(5.11a) NG(敗退)
2年前に3便でRPしているだけにくやしい結果だ。
⑤アッポロ11号(5.11b) NG(敗退)

一日の本数としては少ないが右前腕に痛みが出てきた。日向神レイバック(5.12a)をがんがん落ちながらトライしているみなさんを横目で見ながら午後3時ごろ早めに帰路に付いた。

帰ってから昨日途中までだった庭の草刈をした。この頃は我が頭の散髪は3週間に1回だが草刈は2週間に1回行っている。
写真のヒマワリはこぼれ種から成長したもので、道端に咲いている。
来年はここにずらっとヒマワリを植えてみよう。

「実るほどこうべを垂れる向日葵か」

大円筋

2017年7月17日 本匠の翌日

本匠の猪鹿ロックエリアで「ムンクの叫び 5.11a」を登った。

写真は気合を入れて上半身裸でルートを見上げる私。
脇の後ろに少しふくらんだ筋肉が見える。これが大円筋で、この筋肉が発達するとクライマーとして力が出るらしい。

 

 

 


帰ってから背中の自撮りをしてみると、背中の大円筋が確認できた。
後背筋のように大きくないのでこの筋肉だけを鍛えることは難しいだろう。たぶんクライミングでついたものだ。

 


上腕三頭筋も以前と比べて大きくなったように感じる。しかし一般的にはクライミングで使うのは上腕二頭筋の方だろう。これは昨年買ったプッシュアップバー(約1000円)と長女からもらったアブローラー(約1000円)の成果と思われる。

 

12クライマーになるためには、あと2~3キロ体重を落とすのが早道だと思われるが、今の私は「やせた12クライマーより細マッチョの11クライマー」を目指す。
では、「細マッチョの12クライマーを目指せ!」という声が聞こえてくるが・・・。

今回、自分の体の記録を写真で残すのは面白いと感じた。またやってみよう。

本匠 「ムンクの叫び」RP

2017.7.15~16 本匠クライミング

山行前の日にすること。
車にガソリンを入れる。チョークボールに粉を補充する。手足の爪を切る。わくわくする。

15日(土)
6:00 大津に集合(キーボウ、空、フジミ、あり吉、いだ、いっせい)
9:00 【井ノ上タワー】
今回は神社エリアの「シュライン」に私は目標を定めていたが、本匠1~2回目が3人いたので「井ノ上タワー」へ行った。
①なめくじら(5.10) リピート  う~ん、体が重い。
②ストレートティー(5.11-) リピート 徐々に良くなった。
※写真は「よし!登ろう(5.11-)」を登るキーボウさん。

 

 


③ヤンキー(5.11-) リピート 昨年4便目でRPしたので一発でリピートできてうれしい。パワー全開で大汗をかいた。 ※写真はキーボウさんより提供

④ちょっくら(5.10-) リピート
⑤なめくじら(5.10) ヌンチャク回収
 

13:00 【猪鹿ロック】
⑥~⑧ ムンクの叫び(5.11a) NG
1便目。4ピン目からラインが読めずに左へ行くと隣のルートに入りそうになり、もどって右に行った。すると少しランナウトして左手の中指をフィンガーポケットに入れるとそこから動けなくなった。5ピン目はその左20cmの所にある。絶望的なポジションから少しでも墜落距離を減らそうとクライムダウンを始めたところで指がすべってフォール!! 足が残り、上半身から落ちて一瞬頭を壁に打ちそうになったが下部はハング帯で事なきを得た。ここは素直に飛び降りるべきだった。
※写真は下部の大きな穴。穴から叫び声が聞こえそう。撮影はあり吉さん。さすがに落ちたときの写真はない。
2便目。ラインは中央突破と見切ったが、途中にあるポケットが濡れていて力が伝わらない。体を上げるとヌルッと指がすべりだす。テンションをかけながらなんとか終了点まで上がった。
3便目。下部のガバ帯で二頭筋、更に前腕までもがつり始めた。午前中に大汗をかいた影響がここで出た。濡れたポケットからパワー全開で核心を越え、上部のポケットから後はカチを拾うだけだったのに、最終一手で力尽きた。
※写真はこれから核心部に入るところ。

猪鹿ロックは前評判通りグレーディングが辛く感じられ、おまけにホールドを持つ指が痛い。みんな5.10a~bで大苦戦した。しかし川からの涼しい風が吹き、夏場のクライミングには最適であろう。
日帰り組(キーボウ、フジミ、あり吉、いだ)と別れ、空さんと私は「やよいの湯」へ。そしていつもの「深川」で明日のために1400円の定食を注文した。
宿泊は「本匠:お茶の間サロン」一人1000円。1Fはエアコン付きで快適であった。宿泊者は二人だけで、そういえば県外ナンバーの車を見ない。みんなこの3連休をどこで登っているのだろう。

16日(日)
7:30 【猪鹿ロック】
①無名ルート(5.10a?) NG うわ!
②ムンクの叫び(5.11a) NG 核心部を何度か練習して遂に理想のムーブを見つけた。今まで右足から上げて左足を上げるのに苦労していたのだが、左足から上げると楽に右足が上がるのだった。濡れた穴の水気はバンダナでふき取った。
③ムンクの叫び(5.11a)RP 5便目。
完全に手順足順を組み立てられたのでスムーズに登ることができた。昨日の3便目、がむしゃらに登ってRPできなくて良かったと後で思った。核心部に小さいホールドは幾つかあるので、指先に力のある人には楽なルートかも知れない。私にとっては二つ星★★をあげたい1本であった。

 

10:00【神社エリア】
で、今回のめあて「シュライン」であるが、「銀杏の小径」から「シュライン下部のげんこつ」にヌンチャクをセットしようと登ったが濡れていて断念した。先日の大雨の影響は大きい。何と言ってもいつもは伏流水となっている神社の前の川に結構な流れがあり、壁下の穴にも水がたまっている。たぶん川と水脈がつながっているのだろう。
午前中で満足した私は空さんのビレイを2回して、神社の前で泳ぎ、本匠を後にした。
3連休の中日、帰りの阿蘇路は赤水まで渋滞した。

梅雨空の下、頼りになる県体壁

2017.7.8 熊本:県体壁クライミング

九州地方を襲った大雨も今日は中休み。
外岩はどこも濡れていると思われるので、昼過ぎまでに雑事をこなして午後は県体壁へ。
東の空には入道雲が沸き起こり真夏のような陽気で、1本登ると汗が噴出した。
クライマーよりビレイヤーが多いという状況であったが、日陰に吹く風はさわやかだった。

 

 

 

 

①右:黄色ホールド(5.10b) リピート
②中:紫色ホールド(5.11c) NG
③中:紫色ホールド(5.11c) RP
④右:赤色ホールド(5.10b) リピート

紫色ホールド(5.11c)は、4月に初めてトライした。「石灰岩に似た形状のホールドと遠いフットホールド」に当初は戸惑ったが「なんとかなりそうだ」という感想を持った。それから月に1~2回トライを続けたが意外にも上部のハング乗っ越しが出来ずに7月を迎えた。

今日も1本目は同じところでテンションをかけた。ムーブはつながっているが、右手の持久力が足りない。
十分休憩して、初めて1日2便目のトライを行いRP(レッドポイント)できた。
4月から6日間、計7便目の完登である。

 

 

今日もおじさん達はいい汗をかいた。

こんなレストはFさんみたいなベテランでなければできない。

愛のエリアで後半戦スタート

2017.7.2 日向神:愛のエリア

6月中旬まで結構登ったので背中や首筋に痛みが出て2週間ほど休養した。
7月を迎えて気分転換にとヘルメットを購入し、2017年度の後半戦をスタートさせた。
あそ望のメンバーはユジン、あり吉、空、そして私の4人。愛のエリアは4グループ、13人と賑わった。岩場につくとすぐ小雨が落ち始めたが徐々に天気は回復して、終日クライミングを楽しむことができた。

①愛は勝つ       (5.10b) リピート
②本命チョコはあなたに (5.10b/c)リピート
③初夢         (5.10a)       リピート
④狸の穴        (5.12a/b)トップロープ NG
⑤愛は勝つ       (5.10b) ヌンチャク回収
⑥たぬきのこぶた    (5.11a) リピート
⑦狸のモモ子      (5.10b) リピート
⑧狸のへ力       (5.11b) トップロープ NG
⑨夢中歩行       (5.9)       リピート

記録を見たら愛のエリアは約1年ぶりであった。とりあえず今日は愛のエリアの登りかたを思い出すのが主な目的になった。

「狸の穴 5.12a/b」にトライするユジンさん。
彼のBMIを勝手に計算したら19であった。私は20である。
私のBMIを19にするためには4.7kgの減量が必要になる。又は、身長を5cm伸ばせばよい。

 

「狸の穴」をトップロープ、ヘルメットでトライする私。
1ピン目が非常に高く、この左手ホールドは近年欠けたらしく持ち辛い。
ヘルメットはPETZL-METEOR。軽い上にあご紐がマグネット付きで片手でも留められる優れもの。ビレイするときはヘルメットをかぶる習慣をつけようと思っている。

 

「たぬきのモモ子 5.10b」を登るあり吉さん。

この右に「たぬきのこぶた 5.11a」がある。
短いが逆層、アンダー、ポッケ、スラブへのマントリングと内容豊富な好ルートである。本日、3回目のリピート達成。
左には「狸のへ力 5.11b/c」がある。トップロープでトライしたが全く登れる気がしない。

今日は帰りにこの谷に住む本物のタヌキを見ることができた。タヌキの方がヒトを見に来ていたのだろう。

 

 

晴耕雨読への憧れ

2017.6.24 C.P.菊南

雨の土曜日。
梅雨の時期、もともと山行計画はないので気は楽だ。
それなのに何故かいつもより早く起きてしまう。
以前からやりたかったトイレの掃除をすると、もうこれだけで充実した休日になった。後はゆっくり本でも開く。

先日は有給休暇を半日分取って我が家の田植えの「手伝い」をした。
89歳の父が「血圧が高くてふらふらする・・」と言うからだ。
だいたい89歳にもなったら血圧が高くなるのはあたりまえだろう。
そして、89歳になっても田植えをするのはあたりまえじゃあない。
実際の田植えは私の娘婿が行った。
彼は農業のプロで、彼が田植え機で植えた苗の並び方は本当に職人技といえる。
私は今の仕事を30数年やって、田植えの為に有給を取ったのは初めてだ。
平日に有給を取り辛い仕事ではあるが、そう思い込んでいるのは自分自身の驕りだろう。半日ぐらい私がいなくても実際はどおってことはない。仕事は毎日あるが田植えは年に一回しかないのだ。
老いて体が小さくなった父と田んぼで過ごす時間が大事だと分かるのに30数年かかった。

「晴耕雨読」には憧れる。
「もうすぐ嫌でもそうなるよ!」という声が聞こえてきそうだが。

今日は村上春樹の「走ることについて語るときに僕の語ること」を読んだ。本の中の「ランナー」という言葉はすべて「クライマー」と読み替えることができる。
たとえば、「クライミングは万人に向いたスポーツではない。人は基本的には、なるべくしてクライマーになるのだ。」と。
東京オリンピックに向けてクライミングはブームになっているが、まったく山にも登らない人に「クライミングは面白いですよ。やってみませんか?」なんて声かけはもうやめようとも思った。
 山江の万江川渓谷に東秀磯が拓いた「風の歌を聴け 5.11b」というルートがある。さすがに東さんはお洒落なルート名をつけるなと登ったときに感心していたが、村上春樹30歳の時の処女作(不適切用語か?)が「風の歌を聴け」であることをこの本で知った。東さんもハルキストなのか。
写真は「2014年11月8日、風の歌~」を登るYさん。※私の写真はない。

外は雨だからといって、本ばかりも読んでいられない。
キッズで混む前にと「クライミングパーク菊南」に昼前から行った。
春からの蓄積疲労で体が不協和音を奏でていたが、丸々一週間もクライミングを休んだので調子はまずまずだった。
梅雨時でも登れるジムはやはり有難い。

写真はジムのインストラクターになれそうなあり吉さん。

いっせいのクライミングや日々の日記です