鉄棒トレ2

2017.4.1 堤防ジョギングと鉄棒トレ

春の陽気に誘われて合志川の堤防を走った。
菜の花が目に潤いを与えてくれる。
川面に出ているブロックの上ではカメが甲羅干しをしている。
10匹近くはいる。たぶんアカミミガメだろう。

コースの途中にある小学校の高鉄棒で久しぶりに遊ぶ。
懸垂逆上がりの後、蹴上がりは1回目でできた。
次はエビ上がりだが、これが何回やっても出来ない。
以前は無意識に出来ていた何かが今日は出来ていないのだろう。
いろいろ考えて「あごが上がっているのではないか」と思いついた。
7回目、鉄棒にお尻が乗ったときに、あごを引いてみたら難なくエビ上がりができた。

こんな場面がこの前の本匠クライミングであった。
本匠の「シュライン」で、どうしても体が安定せず力を使い切ってしまうところで、ユジンさんから「ヒールをつかったら」とアドバイスを受けた。
そこでぶらぶらしていたらしい左足でちょっとヒールを当てると体が安定して、腕がすっと上に出て次のホールドをつかむことができた。
この「ちょっとヒールを」の発想が出来るか出来ないかなのだ。

さて、明日の本匠で「ちょっとヒール」をさりげなく使って、難なく核心を越えたいものである。

30年ぶり, 水俣: 八ノ窪のボルダー

2017.3.27 水俣:八ノ窪のボルダー

3月25日~26日は熊本県の国体山岳競技選手予選会であった。
えがおスタジアムでボルダリング、県体壁でリードクライミングが行われた。
少年男女、成年男女の4種目に合計12名の参加があった。私は審判員として参加した。
私は30数年前に群馬と奈良国体に2回出場していい思い出が残っているので、国体に関しては応援したい気持ちがある。
競技が終わって登ったリードの少年女子課題はフラッシュできたが、少年男子の課題は3分の1程度までだった。
昔はクライミングに縦走や踏査競技もあり、7割がた体力勝負だった。

3月27日、急な水俣市への出張があった。
朝から冷たい小雨模様で、午前中で仕事も終わり、「南里」で昼食の貝汁とわっぱ飯定食を頂いているときは本降りであった。
完全に気持ちは温泉モードになっていたが店を出ると晴れ間も見えた。ころころと変わる天気である。
自家用車で水俣を訪れる機会はめったにないので「八ノ窪のボルダー」へ行ってみた。実に30年ぶりである。
【写真はフロッグダンスハング右(5.8)】

山の中のボルダーならば30年もすると周りの樹木が茂って在り処さえも分からなくなってしまうが、ここは「岩付け公園」という名前でよく整備されている。
名実共に理想的な「ボルダー公園」である。
どの岩も雨でしっとりと濡れていたが、メインの「フロッグダンスハング」にはチョークの跡があり、今でも登っている人がいると思うとうれしくなった。
今回、小雨でハングの2本しか登れなかったのは残念であった。

トポは昭和61年発行の「宮崎の岩場・フリールート」に収録されている。

国道3号の帰り道、これも以前から気になっていた「津奈木町の重盤岩」に寄ってみた。国道から見て、いつも国旗が翻っている岩場である。

美術館の対岸、神社の横から石作りの階段を登って行くと15分ぐらいで頂上までいける。
岩は脆くてクライミングの対象にはならない。
ここはモノレールで展望台まで行けるし、温泉に美術館、眼鏡橋、海に山となんでもありの観光地だった。

 

今年の初本匠はプチ合宿

2017.3.18~19 本匠クライミング

3月のあそ望山岳会の例会山行が本匠であった。今回は遂に5.12のルートをねらった。
3月18日(土) 曇り時々晴れ、夜は小雨。
7:00 大津に集合、熊本組は8名である。
9:30 本匠・井ノ上タワー着。
16:30 終了。弥生の湯、「深川」で夕食、「お茶の間サロン」に投宿。
最初からアップなしでお目当ての「三四郎 5.12-」にヌンチャクかけをした。核心部が登れずに右から回って抜け、更に上部で左の「よし登ろう」に入ってしまった。
結局、三四郎には2回トライして何回も落ち、気持ちが折れてしまった。
気分転換に下部壁の「みつまたの花 5.11-」に取り付いたらこちらも敗退。
川面を飛び交うカワセミを撮ろうと試みたがこれも失敗。
「三四郎」はその後、ユジンさんや同行のIさんがRP。
私の成果は5.12のルートにヌンチャクかけが出来た事である。
本匠 会山行
この日の井ノ上タワーにはあそ望からキーボウ、ヒロ、あり吉、りりぃ、ジュン、ユジン、蒼子、ヤマアキ、バイクで駆けつけたヒロジー、そして私の10名が集った。

宿泊は初めての「お茶の間サロン」で、あり吉、ジュン、ユジン、私、そして福岡から同行のIさんとKさんの6名。
2Fは貸切りであった。1泊1000円である。
夜は持ち込みのホットプレートで焼いた餃子で腹いっぱいになった。

3月19日(日) 晴れ
7:00 起床、朝食(残りの餃子、サトウのご飯、サバ缶、スムージー)
9:00 「遊歩道エリア」の見学。さっそく長崎のチームが登っていた。
9:30 「神社エリア」でクライミング。
15:30 終了。
18:00 大津着、解散。
「弥生・ひとやすみ 5.10-」でアップ。さて、今回の最大の目標である「シュライン 5.12-」にマスターで取り付くも3ピン目で敗退。
ユジンさんに上部までヌンチャクをかけていただく。
IMG_8453
このルートは下部が「げんこつ 5.11+」で上部までつなげると「シュライン 5.12-」となる。ちなみにシュラインとは「神社」のことである。
この後、上部までテンションをかけながらも行くことができ、核心部のムーブも組み立てられたが腕がよれてしまった。楽しみは次回に持ち越しとなった。
ユジンさんはシュラインも2便目でRP。さすがである。【写真はRPするユジンさん】

昨年、非常に相性良く感じた本匠であったが、今年の初本匠は難しかった。
原因は、
①今年初めてで、4ヶ月ぶりの本匠であった。
②右腕がまだ不調。
③体重が昨年より多い。
シュライン いっせい
【写真は核心部越えたところ。この後、左のカンテは使わずに目の前の細いクラックを使って直上する】

対策は、
①何回も行くことで解決。
昨年、暑くなってもすべることは感じなかった。
②ボルダリングジムは控える。
③今年増えたのではなく、昨年が減っていたのである。
多分、夏に向けて減っていくだろう。

日向神、新エリアの見学

2017.3.11 日向神クライミング

午前中は道端エリアで登った。同行はタンクトップの似合うSさんと玉名のFさん。
ファミリー壁の四郎(5.9)、太郎(5.10c)、シンシア(5.11a)をリピートした。ロープが新品なので気持ちも乗る。
この後、Sさんが濡れたグリコのおまけ(5.12a)に取り付き、時間がかかりそうだったので、Kさんらがルート開拓中の新エリアに行ってみた。
2017-03-12 13.55.51【写真はルート開拓中のKさんら】

新エリアは開拓中のKさんら5人と常連のYさんら3人がいた。
登れるルートはまだ1本(3ピッチのマルチ)らしく岩場は渋滞していたので木漏れ日の中で昼寝となった。
その後、1ピッチ目をリードした。
他のエリアに比べて軟らかい岩質で、スプーンカットのホールドが点在する。
傾斜はゆるく階段状で次のボルトが見えないところもあった。
2ピッチが核心部らしい。
2本目のルート開拓は5人の協力で順調に進んでいた。
次に訪れるときが楽しみである。

今日の日向神は暖かく、15度を越えていただろう。
今年初めて半袖で登った。
2017-03-11 13.18.28しかし昼食には冬場に買い置きしていた「おしるこ」を食べた。私の定番で、温かくて甘いものが午後からのクライミングの大きな力になる。
ところで、この手の甘いものは「井村屋」製に限る。
来週の本匠にも当然持って行く。

※追記
このエリアは「日向神タワー」である。

ロープ購入

2017.3.4 クライミング用ロープ購入

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マムート・ギャラクシー・ドライ 径10mm 長さ50mである。
色はFire-orangeでよく目立つだろう。
このロープは県体壁で使うことが多くなるので少し太めにした。
熊本パルコ:好日山荘店で定価25000円の30%オフで購入した。
50mロープ購入は5年ぶりである。
これまで使っていたのもキーボウさんお勧めのマムートである。しかし、通販で購入したときに色が(青)しかなく、キーボウさんのロープと全く同じになり、ちょっと気になっていた。
この日に青のマムートは「お疲れ様」と言いながらぬるま湯で手洗いした。

トレランシューズの靴紐替え

2017.3.9 トレランシューズの靴紐

先日、トレランシューズ:サロモンの靴紐が切れた。(切られた?)
クイックシュータイプなので素人では替えられそうもなく、購入した登山用品店に電話をしたら、「東京に送って修理してもらうので3500円です」と告げられた。
あまりの高額に途方に暮れながらも、ネットで調べると「替えキット」が販売されていた。
さっそく慣れないネット通販をやってみたらカード払いの1164円で、すぐ届いた。
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慣れない付け替え作業に1時間ほどかかったが満足のいく結果となった。
しかし、サロモンの靴紐はケブラー製でほとんど切れることはないと思われるが、私のように切られることはあるだろう。
シューズを扱う登山用品店では靴紐のキットもそろえて、不測の事態に備えて付け替えのサービスはやってもいいと思った。

今年初、夜の県体壁

2017.3.1 熊本県体壁クライミング

やっと温かくなってきたので、恒例の水曜県体壁へ行った。
昼間は春の陽気で、夕方は12℃、夜は8℃ぐらいだった。
風がないので寒さはまったく感じなかった。
私は今年初めてのナイトクライミングだが、仲間はけっこう登っているようだ。今夜も10数名が集った。
2017.3.1県体壁は高さが15mあって、どんなやさしいルートでも省エネで登り、しっかりレストする技術が要求される。
一言で言えば「慣れ」が必要だ。

今日は約2時間で4本トライした。
右の新ルートである青テープ(5.10c~d)は2便目でRPできた。

寒いときは日向神のバルコニー

2017.2.25~26 日向神クライミング

2月25日(土)、会友の空さん、ジュンさんと3人で日向神の道端エリアへ行った。
二人は日向神が初めてだったので道端エリアへ行った。
岩場は二日前の雨でどこも濡れており、道端エリアの先では道路工事も行われ、ダンプが広場で待機などするので他のグループはトンネルエリアへ行ってしまった。
我々3人はダンプを気にせず、道端エリアを貸切状態で楽しんだ。
IMG_8278【写真①は、君にために(5.9)をRPする空さん】

曇り時々晴れの天気、気温は8度ぐらいで登りやすかった。
風もなく午後にはやっと岩が乾いてきて、他のグループも集まってきた。

 

シンシア【写真②は、シンシア(5.11a)を登る私】
終了点直下の縦ガバは濡れていた。
シンシアは道端に来たら必ず一回は登るルートだ。

ふと、今の南沙織さんが気になってスマホで検索したら素敵なお母さんになっていた。3人の子どもさん方もそれなりに活躍しているようだ。
旦那さんの篠山紀信さんの顔写真もついでに出ていたが、それを見ると「人は顔じゃないよ、心だよ」という言葉が浮かんでくる。

 

2月26日(日) 日向神バルコニー
前夜、我が家であそ望山岳会の運営委員会を開き、その流れで会長のキーボウさんとまた日向神に来てしまった。
まず愛のエリアに行き、懸案の「エレキバン」を登ろうとしたが上部から雨のように水滴が落ちていて断念。ここは風の通り道なのか、岩が冷え切っていて「愛は勝つ」で指の感覚がなくなりテンション。即、転進。
IMG_8310曇り空でほとんど日が差さないのでバルコニーへ行くとみんな集まっていた。おかげで各ルートにヌンチャクが掛かっており、レフトハンド(5.10d)、サクラ(5.11a)、サスケ(5.10d)を登らせてもらい、マスターで武勇伝(5.10c)、キャピタルゲイン(5.10d)を登った。
奥壁に行っていたユジンさんらも寒さに耐え切れず降りてきて、14番目の月(5.12a)にトライしていた。
【写真③は、大勢のクライマーで賑わうバルコニーエリア】

帰りのキーボウさん運転の車では不覚にもぐっすり寝てしまった。

 

 

未知との遭遇 RP

2017.2.19 日向神クライミング

天気も上々、待ちに待った日向神クライミングだが、どうも朝から気分が乗らない。理由は幾つかある。

①汚れた車を洗ってさわやかに出かけようと長靴まで履いたのに、ホースが凍って水が出ない。
②ふと気づいたら、まだ新しいトレランシューズの靴紐が切れていた。(?)
③最初に寄ったセブンイレブンにおにぎりもパンもほとんどなかった。
④次のコンビニでコーヒーを注文したらカップが出てきたので「いつからセルフになったんですか?」と尋ねたら、「ファミマは以前からセルフです」と返された。てっきりここはローソンだと思っていた。ぼーっとしている。
⑤コンビニの出口に「押」と書いてあった。そこで押して出ようとしたら、外のお客が反対に押して入ってきた。

午前10時、駐車場でHさん、Yさん夫婦と合流。
道端エリアにウォーミングアップに行くと、福岡のレジェンドSさん夫婦とスクール生、熊本のGさん、佐賀のMさん、そして福岡のKさん、会友のユジンさんら20名ほどで大賑わいだった。
スラブ壁はよく陽が当たっていて、2本登った。
日陰は寒かったのでバルコニーへ移った。ユジンさんらは奥壁へ行った。

オンリーワン Rバルコニーでは「一月に1本は5.11を登る」というノルマを果たすために「オンリーワン 5.11a」に取り付いた。
これは4年前にMOSしている。
ところが下部のしみ出し、このところの右腕の痛み、加齢などからえらくもたもたして2テンション。
朝の良くない兆しはこれだったのか!?
気を取り直して臨んだ2回目はリピートできた。
【写真、左のラインがオンリーワン。松の木の左側から更に上部へと続く】

次はエリアの一番左端っこにある「未知との遭遇 5.11b」に取り付いた。
これは昨年の暮れに一回トライしているのでまだ記憶に新しい。しかしそのときは全く登れずにA0(ヌンチャクをつかんで)で終了点まで行った。
①マスタートライ。トラバース部分でフォール。結果、1テンで上まで。これはいけそうだと思った。
②不覚にも下部で1テン、中間部のマントリングで2テン目。
終了点で回収か再トライか大いに迷う。
「腕や指先はだれてきたが、こんなチャンスはもうない!」と決心。
③登り始めたら右手の中指がつってきた。
前腕もつってきた。おまけに無理な開脚で右足大腿筋までつってきた。
しかしそれでも3便目、省エネモードでレッドポイントできた。

このルートは目立たない所にあるためかあまり登られていないようだ。
しかし、岩をよく見る目が必要なルートで大変面白かった。

第43回 泗水町内一周駅伝大会

2017.2.12 泗水町内駅伝大会

この大会、第43回目と長い歴史を誇る。
しかし泗水町が菊池市と合併したときは存続が危ぶまれた。
青年団を始めとする関係者の努力でよく続いている。
我が「久米一区」チームは3年ぶりの出場であった。
約33kmを9区間、2時間31分でたすきをつなぎ、30チーム中総合20位と健闘した。
第43回 泗水町内駅伝
【写真はゴール地点の孔子公園】

私は1区4.3kmを17分58秒、23位であった。1kmを4分10秒程度か。
過去の栄光としては20数年前にこのコースを15分10秒で走っている。
今思えばすばらしい記録だ。
クライミングは年齢を重ねてもメンタルやテクニックでカバーできる部分も大きいが、ランニングは難しい。
今年の大会では私より年上の方は数名しかいない。
今後は出場選手中の最高齢を目指したいと本気で考えている。
そんな表彰はないかしらん。

いっせいのクライミングや日々の日記です