開拓で体重減!

2025.6.5(木) 日向神288 ダム下46

NDロードスターを7年目の車検にマツダへ出しに行ったので、山は午後からになった。

「カムカムエブリバディ(5.10b)」を登るKcoさん。
最終クリップホールドが欠けて、少し難しくなった。

Tr.のビレイはハイバックチェアで行うと首が楽。
今日は山崎ご夫婦と4人での平日クライム。

この後、隧道手前の「プロジェクト10」を上から大掃除して大汗をかいた。
1.1リットルの水分を持ち込んでいたが帰ると0.6㎏の体重減だった。私はこれまで「便秘とダイエット」はしたことがないのだが、これじゃあ太る訳がない。

「下手なヒールも数うちゃかかる(5.11b)」で、下手なヒールを使わないバージョンでマスターリード、完登した。
グレードは一応(5.11b)のままだが、指への負担が大きく、やっぱり下手なヒールでも使った方が面白いかな。

代車はほぼ新車のマツダ2で快適、楽ちん運転。
しかしAT車は眠くなる。
2日続けての山行で疲れもあってか帰りはコンビニで仮眠した。

すると、ケンカみたいな声が聞こえてきて目が覚めた。
スキンヘッドの若者が別の車を窓越しに一方的に怒鳴っている。
察するに、国道3号線を前の車が法定速度で走り後ろの車がイライラ。車間距離が近いので前の車はブレーキを踏んでコンビニに避難したが、後ろの車が追いかけてきて「なんで急ブレーキをかけるんだ、もう少しで事故るところだったぞ!」と文句を言っていたのだろう。
若者は白いプリウスの助手席に乗って走り去って行った。

今日もいろいろあったが、夕焼けはきれいだった。

のんびりドライブ

2025.6.4(水) ロードスター102 温泉9 山歩き45

この時期、九重山はミヤマキリシマがきれいらしい。
しかし平日でも花より人が多いとも聞く。
あまりきつい山歩きは苦手なので、のんびり気ままに出発。

【シライトソウ】
北外輪山の秘密じゃない花園に寄った。
5月2日以来だが、もう夏草が繁茂してすごい状況になっている。一番元気の良いのは「イブキトラノオ」だった。
シライトソウはほんの数本しかなかった。

【ツルナシレンリソウ(蔓なし連理草)】
これは初めて見たかもしれない。

九重山:猟師岳駐車場はもう車が停められないぐらい。
多分、牧ノ戸峠が満車でここまで停めに来ているのだろう。
ここでもう日和ってしまい、猟師岳を目指す。
途中、完全に日和ってしまい右側の合頭山を目指す。

三俣山は遠目にもきれいなピンク色に染まっている。

山を下りてくると私の愛車「ロードスター」に5~6人のお姉さま方が集まっている。
「車に何かやらかしたのかな?」と訝しがりながら近寄ると、私が車の持ち主とは知らずに「あれが猟師岳登山口ですか?」などと訊かれる。
なんとロードスターのボンネットの上に地図を広げて読図会をされていたのだ。
ロードスターの広いボンネットは山で地図を広げるのに役立つことを初めて知った。

6月初旬、快晴の牧ノ戸峠は全国からの登山者であふれかえっていたので八丁原地熱発電所に下って万願寺温泉をめざした。

【万願寺の山門】
この山門の中央からロープが1本下がっている。
「何かな~?」と思ってロープを引くと軽い手ごたえがあって「ゴ~ン!」と鐘が鳴った。
滑車を利用してあるのだろう、本当に軽い力で鐘がつけた。
浄財10円ではもったいない体験だった。

さて、目指すは「日本一恥ずかしい露天風呂」だ。
前回訪れた時( 2021年6月12日 、ブログ内を検索!)はちょうどコロナ禍で入湯は叶わなかった。
この露天風呂は万願寺川の中にあり、県道や民家もすぐ横だ。
「湯銭」は200円、簡単な脱衣所もある。
上からのぞくとお湯は透明で濁りがなく、最初は真水かと思って足先をちょこっとつけてみた。「温泉だ~!」

【裸になるとすぐ力こぶを見せたがる男】
少しぬるめだが本当にきれいでいつまでも入っていられる。
対岸の道路は平日で行き交う車もほとんどない。
川にはウグイやヤマソバエが群れをなして泳いでいるのもすばらしい。かけ流し温泉水で成長も良さそうだ。

帰り道は小国を通る。
ここには「旧国鉄:宮原(みやのはら)線遊歩道」がある。
私の中学校の先輩に「廃路線を歩く」ことを趣味の一つにされている方がおられて、一度その真似をしてみたかった。
木魂館で地図をもらい、新しく立派な「北里柴三郎記念館」に車を停めた。ここの裏手に道標がある。

【旧国鉄:北里トンネル】
緩やかなカーブで294mもある。照明装置があるので薄暗い中でもなんとか歩けた。

【旧国鉄:幸野川橋梁】
この橋まで歩いて往復した。
昭和12年頃に造られたのでコンクリート製アーチ橋だが、鉄筋ではなく「竹筋橋」らしい。

復路、遠くに哺乳類を見つけた。
カメラを構え、何枚も撮りながら近づいて行った。

【アナグマ】である。毛並みがいい。

シャッター音に気付いてこちらを見ても逃げようとしない。

そのうちにもう一頭現われ、番(つがい)であった。
木漏れ日の下で仲良しこよしをする姿を動画に収めることもできた。

アンビバレント(5.11b)開拓・初登

2025.6.1(日) 日向神287 ダム下45

昨日、畑に糞をする野良猫に石を投げつけたら、今朝は猫に襲われるような悪夢を見た。動物にはもう少し優しくしよう。

今日はボルト打ちが終わったプロジェクト9の初登を目指す。

1ピン目から厳しいムーブを強いられる。

3ピン目、この辺りはフットホールドが乏しい。
左にある鉄杭はこの後タケシさんに切断していただいた。

4ピン目、大きなアンダーフレークを持って遠い右上のガバを目がけてデッドを決める、このルートの見せ場。

6ピン目、傾斜は少し落ちるがホールドが遠くなる。
じっくり見つけよう!

ボルトを打って1回目で登り切った。
見ている人をハラハラドキドキさせたかもしれない。
このエリア初のトップアウトルートになった。

「アンビバレント(5.11b) B7 20m 緒方いっせい」の完成

この後、日向神の職人タケシさんにとび出ている鉄杭の切断、はがれそうなフレークのボルト止め(ケミカルアンカー)をしていただいた。
まだ落石が発生するリスクは高いので、ビレイヤーはヘルメット着用が望ましい。
【追記】
〇 初登後に1ピン目を掃除したら新しいホールドが出現、かなり登り易くなった。
〇 このエリアは大きな隧道を吹き抜ける風と適度な木陰で、夏場でも快適に過ごせるようだ。(冬場は寒いかも)

アンダーリンクを登る井ノ口さん。

井ノ口さんから今日はグミの実を戴いた。
口にした時の甘酸っぱさは相当久しぶりだった。

早くも「プロジェクト10」が発動した。

今日は新ルートと共に「新ベンチ」のお披露目もあった。

5月の振り返り(退職2ヵ月目)

2025.5.31(土) 徒然149 日向神286 ダム下44 

今日も通勤みたいに日向神:ダム下へ行った。

「カムカムエブリイバディ(5.10b)」を登るアリキチさんとマススさん

今日は一人でラーメンを食べながら岩の掃除でもしようかと思って来たら仲間がいた。

これ幸いと新ルートを試登したりビレイをしてもらい、掃除、ボルト位置決め後に終了点、ボルト7本の設置まで完了してしまった。

後から来たタケシさんがまた何やら作り始めた。
お披露目は明日に。

今日はデイキャンプのつもりで「うまかっちゃん」を作った

退職して2ヵ月が過ぎた。 

ほぼ4月から比べて増えている。しかしその代償として5月前半は体の節々(左ひじ、首筋、左わき腹等)を痛みが回った。
そこでジムではピラティス、ヨガ、バレトンなどのスタジオ・プログラムを選んで疲労の回復や動ける体作りに重点を置いている。

昨日からブルーベリーがとれ始めた

【5月のトピックス】
① 山~隧道エリアで「イマカラダ(5.12a)」を開拓・初登
② ジム~4月から20回通ったので「QUOカード(500円)」ゲット
③ 買い物~洗濯機を13年目で買い替えた
④ ブログ~5月24日、表示数17万回を突破
⑤ 家庭菜園~カライモ、ナス、カボチャ、ミニトマト、ブロッコリーなど
⑥ ロードスター~赤いタワーバー装着

タケシさんから戴いたタワーバーを赤くペイント

本当に走りが変わる。(すぐ慣れるけれど)

⑦ ロードスター~5月31日までの走行距離

しばらくこのままにしておきたい。

「イマカラダ」を高田さんが第2登!

2025.5.29(木) 日向神285 ダム下43 生物23

午前7時過ぎにダム下隧道エリアに着き、一人で「カムカムエブリバディ(5.10b)」の終了点を約40㎝上に移動した。これでルートの見栄え、ムーブも良くなった。
今日は3月9日に「ウオテイン効果(5.11d)」を第2登された高田さんが2回目の登場。

「下手なヒールも数うちゃかかる(5.11b)」をヒールを使わないという想定外のムーブでOSされた。
その後、写真のように「真ん中が登れそう」ということでTr.でトライ、少々苦労されたが見事に登り切られた。
このエリア8本目のルートはトップロープ課題「アンパン」となった。ちなみに私は敗退。

昨日初登した「カムカムエブリバディ・左スタート」をもう一度登ってみた。
「一手もの」なのでグレードは(5.11a)としたい。

「アンダーリンク(5.11c)」にトライする高田さん。

見事にオンサイト、素晴らしい。
今このエリアで一番人気のルートになっている。

最初、「ゆきえホールド」を忘れていたゆきえさん。

午後、高田さんが満を持して「イマカラダ(5.12a)」にトライ。

中間部のトラバースは意外に力を使う。
残念ながらオンサイトはならず。

それでも実力者たる所以は疲れていても諦めないところ。
何度かのトライの末、見事にRP(第2登)された。
高田さんからは「面白いですね!」と言葉をいただいた。
私は2週間ぶりにトライしたら5回ぐらいテンションをかけた。

最後は今日の生物。

隧道エリアに1匹だけいた「ベニツチカメムシ」

これは我が家のアジサイにいた「ノコギリカメムシ」で、この後私のデコピンを喰らう。

カムカムエブリバディ:左スタート(5.11b)初登!

2025.5.28(水) 日向神284 ダム下42

今日は8時から一人で壁の大掃除。
9時過ぎ、徐々にオールサンデークラブ員が集まってきた。

次に、5月23日に井ノ口さんによって拓かれた「カムカムエブリバディ」の左からスタートする課題をRP(初登)した。

上の図のように1ピン目を左から入って、2ピン目までが核心部。
グレードは「左スタート(5.11b)」とした。
【追記 5月29日】
左スタートのグレードは(5.11a)に変更。

登れた人はハイバックチェアに腰かけて「がんばれ~」と応援できる。

井ノ口さんが「カムカムエブリバディ」の上部を大掃除。
なかなか落ちない木をみんなで引きずり落とした。
この後、終了点を上げる予定。

上の「キンモンガ(金紋蛾)」やイシガケチョウが舞い始め、山は初夏の様相を呈してきたが今日も涼しかった。
明日も行こう!

我が家の「ヤマボウシ」が最盛期を迎えた。

隧道エリアに新ルート誕生!

2025.5.23(金) 日向神283 ダム下41

今日はASC(オールサンデークラブ)準会員の井ノ口ご夫婦と平日クライミングとなり、井ノ口さんは新ルートを拓くという。
今週末は雨や運動会で登れないので今日しかない。

隧道エリアの一番右側、先日の雨で濡れているがトップロープで浮石落とし、ボルト位置決めなど。
その後、終了点とボルトを3本設置。

長身を活かして見事に初登!
「カムカムエブリバディ (5.10b) B3 8m 井ノ口慶市」の完成。

第2登は私。
短いけれどけっこう緊張するルートだった。

その後、左からスタートするラインを模索した。

Tr.ではなんとかなったが5.11bぐらいの強度があった。
次回がまた楽しみになった。

【おまけの生物図鑑】

今朝、我が家で見つけたバッタの幼虫。
バッタの仲間もササキリ、クサキリ、カヤキリ、ヤブキリ、ヒメギス、コロギス、キリギリス、クビキリギスetcと多い。
一応、背中の線から「ヤブキリ」にしておこう。やぶに住むキリギリスという名前らしいが、成虫は樹上に住むとか。

初夏の害虫3選

2025.5.20(火) 園芸 2  生物 22

我が家には高いゼリーを食べながら一冬を越したクワガタが2匹いるが、庭には見つけ次第捕殺される短命なムシたちもいる。
そんなちょっとかわいそうなムシを3種紹介しよう。

① コガネムシ

弁天山公園のツツジを食べるマメコガネ

昨年の夏、アジサイの葉がこのマメコガネによって相当な食害にあった。
毎朝毎夕、合わせて2~300匹はやっつけたのでノズル式ゴキジェットが一缶なくなった。
今年も真っ向勝負を厭(いと)わない。

先日はこのアオドウガネブイブイを見つけた。図鑑によると6~8月が発生の時期なのでえらく早い。
ところで、姿が似ているカナブンは樹液を飲み枯葉を食べるので益虫とされ、ドウガネブイブイは植物の根を食べる害虫とされるそうだ。虫の分類は人間様の都合かな。

② ユリクビナガハムシ

庭のユリのつぼみや葉が食べられ、大きな糞があった。
頭にきて「何者の仕業だろう!」と犯人を捜しに朝晩見に行ったがなかなか見つからない。
「もしかして・・・」と、この糞を集めてみた。

なんと糞の中に丸々と太った幼虫がいた。
見事な「隠れ身の術」である。完全にだまされた。

ネットからの画像 成虫もユリの葉を食べる!

犯人は「ユリクビナガハムシ」というユリの害虫である。
ネットで調べたら、栽培種のユリだけを食べ、自然種のユリは食べないので京都府では絶滅危惧種に指定されているそうな。

③ イボタガの幼虫

キンモクセイの葉を食べる「イボタガの幼虫」を5月10日のブログ「昼間の県体壁」でアップした。その日は3匹見つけて捕殺。

また3匹見つかった。

これが幼虫の最終形態か?
せっかく大きくなったので、キンモクセイの剪定作業要員として放し飼いにしておこう。

2023年撮影した成虫

成虫もなかなかの姿をしている。

ダム下:「隧道」で筋トレ!

2025.5.18(日) 日向神282 ダム下40

今年もアボカド栽培の季節がやってきた。
コップの水栽培で直根が7㎝ほど伸びたら植え替える。

雨上がりだが、そろそろ日向神に行く時間になった。
二日に1回、こりゃあもう通勤だ。

さすがにどこも濡れているが登れるところはある。

隧道エリアに5人が集った。
とも子さんが登っているのは「ウオテイン効果(5.11d)」
今日は体が整っていないのでトップロープをお借りした。

スタートで3回落ちた。
やっと登れたら初登時とムーブが違っていた。
だからクライミングは面白い。

地味に難しい中間部。

派手に難しい上部。
この後はヨガポーズ(英雄?)を強いられる。

この頃は値段が高い「ウオテイン」をやめて少し安い「Soy Protein」に替えた。
大豆効果はまだ確認できないが、このルートを登ることが筋トレになることは間違いない。

今日は山崎家から京都の「生八つ橋」、井ノ口家から「軍艦島」のお菓子を戴いた。
先日蒔いたブロッコリーの種から芽が出たので収穫出来た「ら」お返しをしたい。

エゴノキの花びらを踏みながらの帰路。

九州南部は異例の早さで梅雨入りをした。
我が家のアジサイも併せて色づいてきた。

サンセット:半年ぶり

2025.5.16(金) 日向神 281

今日はKcoさんとダム上のサンセットエリアになったので、星原峠から向かった。出発時は小雨模様だったが徐々に回復してきた。お昼まで登れれば良しとしたい。

峠のシャクナゲは大きいがまばらな咲き様だった。

① ヒマワリ(5.10a) リピート

登っているのはKcoさん。
このルートはいつも磨かれている。

② プリティウーマン(5.11a) リピート

これも半年ぶりだが、ホールドが近く感じて楽だった。
ダム下で鍛えた成果かもしれない。

③ 赤い実のヤマボウシ(5.11a) リピート

これはコケ落としをしながら降りているところ。
核心の立ち込みで「ミウラ2012」のノリが良くなかった。
何回も登っているとシューズの調子まで分かるようになる。

④ 若い時のりりぃ(5.10c) リピート
今日はカメラマンがいないので写真がない。

⑤ おすきなふくは(5.11a) リピート
2020年、長友さんによって開拓された新し目のルート。5年ぶりぐらいなのでほぼオンサイトに近かった。

⑥ 快気祝い(5.11a) リピート

昨年10月に私が拓いたルート。初登以来で、とにかく長く感じたので暑い時は体力や気力が削られるだろう。
今日は下部の核心部を正面突破の初登ラインで登れず、右から少し回って登った。わき腹や左ひじが痛いせいにしておこう。

これは「梅雨のあとさき(5.10a)」を登るKcoさん。

午後3時になっても雨が降らず、二人とも十分満足の一日だった。

帰り道、時間に余裕があったので男岳分教場跡にてコーヒーブレイク。
紅梅に実がたくさん生っていた。

我が家のセッコクに花が咲いた。
今夜から週末は大雨の予報である。

いっせいのクライミングや日々の日記です