連休の日向神①

2020.9.20(日) 日向神 107

4連休の二日目はいつもの日向神。
今年は本当に遠出をしない。これもコロナ禍の影響だろう。
国道3号から阿蘇へ向かう道はバイクツーリングが多い。
山鹿カルチャースポーツセンターの近くで大きな事故処理が行われていた。警察官に連休はあるのか?

ダム下エリアへ寄った。
今日も「桜のエリア」は濡れている。
せっかく来たので、下のスラブエリアでルートの掃除をした。
「フルグラ」と「アーモンド味」は思ったほど苔が生えていなかった。
八女津姫岩には5名。

道端エリアへ寄った。
ナカさんらが「二郎 5.11c」をやっていたので加えていただいた。

この中間部のトラバースは足が使えないと左腕が消耗する。


上部の核心部。
ホールドが下から見えないので厳しい。
疲れてくると飛びつく感じになり、フォールとなる。
今日は3回やって全部ワンテン。

気分転換に「シンシア5.11a」を登った。

ここは核心部で軽くキョンを当てて安定できる。

午後はタケシさんらも合流して道端は10名と賑わった。
「太郎 5.10c」は開拓者の新原さんの同意を得て、2ピン目が少し左側に移動された。これで核心部でフォールしても怪我をするリスクは軽減されるだろう。

今日は朝からBMIが20を切り、体は軽いが指や上腕二頭筋がつるようになった。ミネラル分が不足しているようだ。
いつもと違って見学時間の長い私を心配したウラサキさんから帰り際にエネルギーinゼリーやアリナミンVを頂いた。
有難いことである。

帰り道、黒木の「小原橋」を渡った。
眼鏡橋シリーズ第3弾である。

幅が狭いのでドアを開けるのに難儀した。


橋のたもとには白い彼岸花が咲いていた。

早朝ドライブ 永山橋

2020.9.19(土) ロードスター 18

5時過ぎに目が覚めたら満天の星空。
昨日は雨も降ったから「阿蘇谷は雲海に沈んでいる!」と思って菊池阿蘇スカイラインを走った。
北外輪の展望所に着くと阿蘇山も九重山もぼんやりとした景色。
気温15度、上着のいる寒さで残念ながら風が強かった。

ススキをバックに写真を1枚撮って帰路につく。

菊池川の上流域に架かる「永山橋」に寄ってみた。

長さ61m、高さ17m、輪石は45枚で石工は有名な橋本勘五郎である。皇居の二重橋も作っている。
国道387号から下ったすぐの所にあるが、下りの道が狭く行き止まりなので車では行かない方が良いだろう。

欄干は木造風になっている。
明治9~11年に作られているが、明治10年と言えば熊本では西南戦争が起きている。
激動の時代でも人々の生活を守る橋作りは粛々と進められたのだろう。

永山地区を少し歩いてみた。

橋の下は菊池川本流。
水は青く澄み、まさしく「清流」という名に相応しい。


六面地蔵があった。柱に「天保八年」とある。
約200年前だが地蔵さんの目鼻立ちがやけにはっきりしている。
たぶん上部は近年の作だろう。


菊池らしい能舞台のある菅原神社があった。
もう集落に神社総代等の組織がないのだろう。
造りは新しく立派だが内部は荒れていた。

立派な白壁土蔵があった。
巨大なスズメバチの巣、松に鶴の鏝絵(こてえ)、手前の棚にはムベの実が幾つも下がっている。
これが空き家なのだから本当に残念だ。


山間の集落の彼岸花は開花が早い。

コーヒーブレイクは何処でしようか。

菊池神社の裏手にある「雲上城跡」に寄った。
50歳の頃この近くの職場に勤めていたので、ここの急な石段は時にトレーニング場となった。

今日は「ヤマセン」にお湯を入れてきた。
やっぱりストーブ(SOTO-AMICUS)を組み立ててお湯を沸かす時間は持った方がよい。
この頃体重が減っているのでピーナッツチョコにしてみた。

車で通勤

2020.9.18(金) ロードスター 17

毎日の通勤は車で10km、約20分とほぼストレスがない。
田舎から市街地へと向かって走る。
職場が近くなると反対車線は長い渋滞で、「毎日たいへんだろうなあ~」と思う。
昨年はそんな渋滞の車列から突然車が頭を出して接触事故に遭った。過失割合は1:9だったが、事故は起こさないに限る。
どんなに道がすいていても、反対車線が渋滞していたらスピードを出すべきではない。

7月にドラレコを付けたらもうシートベルト並みになくてはならないものになった。
夜はYouTubeで「ドラレコが撮った事故や煽り運転」の動画をよく観る。免許センターの安全運転講習会みたく、安全運転の意識向上に役立っている。
真夏の頃、ドラレコの緊急録画停止機能が頻繁に作動した。
日向神に行くだけで3回止まったこともある。
後で気付いたのだが、夏の暑さでドラレコをフロントガラスに付けていた接着剤(ジェル)が溶けて、本体がユラユラしていたのだ。
夏の終わりになってそれにやっと気づき、購入した販売店に行き、両面テープで固定し直してもらった。
もちろん無料であった。

通勤路は最短距離ではなく、少し遠回りでも交通量が少ない道を選んでいる。畑道で相当スピードが出せる。
この道で時々夫婦らしい二人連れが朝の散歩をされている。だいたい歩行者は右側と決まっているのに、この二人はいつも右と左に分かれて歩いている。そんなに広い道ではないので迷惑だし危ない。
散歩はしたいが二人揃っては歩きたくないのか。自分らのわがままが周りに迷惑をかけていることには思いが至らないらしい。

車は毎日あまりトロトロと走らせているとエンジン内に汚れが付着するらしい。
時々は「喝を入れる」といって、エンジンをブン回すのが必要で、これがエンジンを元気に長持ちさせるコツだという。
ロードスターに乗り始めた頃、山道で3速5000回転ほど回したら空に吹っ飛びそうになってドキドキした。
今はスピードがあまり出ない2速で6000回転ぐらいは簡単に回せるようになった。

今年も彼岸花が元気に伸びてきた。
先週、9月12日に草刈りをしておいて良かった。

初秋の日向神で生き物探し

2020.9.13(日) 日向神:ダム下~道端

朝の外気温は25度、絶好のオープンドライブ日和である。

国道325号や3号は阿蘇方面に向かう福岡・久留米ナンバーが多い。気候も良くなったので30年前のフェアレディZやサバンナなど懐かしい車もみえる。

ダム下エリアへ寄ってみた。
しっとり湿っていて、やりたかったことができない。
珍しい昆虫を見つけた。

「コノハガ」の仲間だろうか。


これで満足して、もう帰ってもいい気分。

タケシさん、原口さんと道端エリアで登った。
①シンシア(5.11a) R(リピート)
②花子(5.11a)   R(リピート)
③春眠(5.10c)   R(リピート)
④三郎(5.11a)   R(リピート)

3人の場合時々暇になるので、生き物探しに精を出した。

「ミスジチョウ」は夏の間よく見かけた。


「ホソヘリカメムシ」も今年2回目。


「オオチャバネセセリ」だろう。


「ヒメウラナミジャノメ」は幸せそう。


「ツマジロエダシャク」かな?


ご存じ「ジョロウグモ」も大きくなった。


バッタは種類が多い。これは「キリギリス」


この頃増殖中の「キャンパー」
私もソロキャンプをやってみたい。


めっきり少なくなってきた「クライマー」
ルートは「花子 5.11a」
初秋の日向神、全部で14名のクライマーを確認した。

徒然45~台風一過

2020.9.7(月) 徒然:台風一過

台風の時は母屋の雨戸を全部閉めて「籠城」態勢をとる。
雨戸があるとないとでは安心感が全く違う。
空が明るくなる頃には大型台風10号は九州から離れて行った。
幸いなことに近隣で大きな被害はなかった。
集落の南側に広がる本田の稲も全く倒れていない。

ウッドデッキで毛虫が見つかった。

イラガ(毒虫)の幼虫である。
横のハナミズキから風で振り落とされたのだろう。
割り箸で挟んで捕殺。


ヤマボウシの実が多量に落ちた。
まだ小さく、赤く熟してもいない。

8年前の2012年7月12日の大雨で、泗水は大きな被害を受けた。
合志川に架かる歩道橋に鞍岳方面からの流木が引っかかり、堤防を越えた水で泗水中学校などが浸かった。

この写真は洪水のあった2日後である。
いまだに濁流がすごかった。

早朝ドライブ 立門橋

2020.9.5(土) ロードスター:立門橋

やはり休日は早くから目が覚める。
台風10号の接近で週末の山行は中止、更に昨夜来の雨で岩場は濡れたことだろう。
ここはもうドライブしかない。

阿蘇スカイライン展望所はガスの中。

いつまで待っても晴れそうにはない。
それでも車は3台。
暇なのでライトを全部点けてみた。

目頭の部分がスモールライト。
下はアクセサリーデイライト。

阿蘇スカイラインの「清水谷入口」には大きなゲートが設置されていた。
40代の頃、大型三脚を背負い長靴を履いて「野鳥の森」の中をよく歩いた。
今は訪れる人もおらず道は荒れているだろう。

菊池川第五発電所の東屋でコーヒーブレイク。

コーヒーのお供は「一口塩羊羹」
橋の下には菊池渓谷下流の爆流が見える。
この辺りには隠れた名瀑がある。

久しぶりに立門橋(石橋)に寄った。

2トン車までは通行可だからロードスターは2台一緒に渡れる?

以前は橋の側壁に「立門」と白い文字が鮮やかだった。
今は蔦(つた)に覆われてほとんど見えない。
通潤橋なみにボランティアで草取りをしたい。

橋の近くのカラムシが揺れていた。

近寄ってみると、大きな「フクラスズメガ」の幼虫だった。

隈府に下りてくると気温30度、日差しも強くてオープンドライブは終了。

今日も日向神 4

2020.8.30(日) 日向神:ダム下~道端

さすがの8月も月末を迎えると幾分涼しくなる。
朝から気温26度、なんとかオープンドライブができた。
今日はあそ望女子3人と日向神へ。

まずはダム下:桜のエリアへ。
「象の目」の右側のスラブにトップロープを架けて、3人はトレーニング。

①ここはステミング(5.10b) NG
途中でワンテンが入った!
うっすらと青苔が生え、若干湿っているが言い訳はできない。
登っているのは外岩はほぼ初めてのバンちゃん。

②プロジェクトTR.トライ
出だしは一発でクリアー。なんとか上まで通す。

③プロジェクトTR.トライ
一応全てのムーブはできたが、指先の消耗が激しくムーブがつながらない。

正午のサイレンを聞いて場所移動。
駐車場に降りるとさんちゃんのクライミングパンツにマダニが食らいついていた。

マダニ対策を怠ってはならない。
私は白い靴下、白いクライミングパンツでマダニを見つけやすくしている。

午後からは道端エリアへ。
サンセットからタケシさんらも合流した。

④ひだまり(5.9) R(リピート)
最上部はホールドが遠い。
⑤だんだん(5.9) R
⑥ルネッサンス(5.10b) R
きみちゃんはここをマスターオンサイト!
私は初見の時、ここで相当緊張したことが忘れられない。
⑦シンシア(5.11a) R

最後に女子3人は「一子 5.10a」にトライ。

リゾート帽子のバンちゃんは「岩にへばりつく、足が高すぎる、ルートを外す」の三悪。次回が楽しみ!


きみちゃんは最後に嬉しいRP。

快晴の鞍岳ハイク

2020.8.29(土) 鞍岳ハイキング

休日は何故か早くから目が覚めてしまう。
とりあえずちょっと走って、朝日を浴びてみる。

雲一つない早朝の空が山に誘う。

左が鞍岳、右は阿蘇山。
ドライブがてら、鞍岳をめざす。


途中で旭志:圓通寺の蓮池に寄った。

東登山口からまずツームシ山に登った。
造林小屋コースだが、もう小屋はない。

以前から気になっている標識。
この誤字は意識的か?


もう最後の1本となったコオニユリ。


馬頭観音堂の近くにいたアサギマダラ。


鞍岳山頂に舞うキアゲハ。


ここでは必ず記念写真を撮る。
初めて山でサングラスを使ってみた。快適だ。

わいた山の右横に由布岳の双耳峰が見える。

登山道はきれいに草刈りが行われていて歩きやすい。

ワレモコウにとまるトンボ。

 

5年ぶり、通潤橋草取りボランティア

2020.8.23(日) 通潤橋:ボランティア

2016年4月14日の熊本地震で山都町の国重要文化財「通潤橋」は大きな被害を受けた。
それから4年をかけての修復作業が終わり、今年放水も再開された。
山都町教育委員会の依頼を受けて、熊本県山岳スポーツクライミング連盟が草取り作業をボランティアで行うことになった。
2015年の草取り以来、約5年ぶりである。
7月豪雨の影響で今年は自衛隊さんの参加がない。

手前の草が生えていな所が崩れたところだ。
この表面より裏面や下部の草が酷かった。
放水のしぶきのごとく汗を垂らしながら25名はよく働いた。


ここは川の真上なので終わったらアッセンダーで登り返す。
橋の上は手すりなど何もないので、降り始めは緊張する。


普通、女の子は下を見ただけでくらくらする所だ。
あそ望山岳会からは女子だけでも6人の参加があって華やかだった。


江戸時代にこの巨大な導水路としての石橋を作ったことには驚くしかない。

夕方、無事に作業が終わって「通潤荘」の入浴券と記念品のタオルをいただいた。

2020年の東京オリンピックはコロナ禍で延期になったが、JOC会長の山下泰裕氏がこの山都町の出身なので記念のタオルを作られたらしい。
「Heart  of  YAMATO」とは「やまと魂」か?

平日の九重:風穴ハイク

2020.8.21(金) 九重山:風穴ハイキング

午後は雷雨の予報も出ているので早目に家を出た。

5:20 隈府のセブンイレブン
やっとセブンアプリを使っておにぎりが1個無料になった。

6:00 北外輪山
ミルクロードを走っていると陽が昇ってきた。
ぼんやりとした天気で九重山も阿蘇山も靄の中。

7:00 九重山:男池駐車場
さすがに平日なので車は少ない。

7月豪雨で男池の辺りは全て水に浸かったようだ。
しかし地表を覆いつくす砂地の中から「キツネノカミソリ」の群生は元気に伸びていた。

8:20 かくし水

この辺りの登山道はひどくえぐり取られている。
自然の力を思い知らされる。
「かくし水」はもうどこがどこか分からない状態だ。
幸い湧水は枯れておらず、「コガラ」が水を飲みに来ていた。

9:00 ソババッケ

黒い火山灰土が流れ込み湿地を埋めている。
これからは「ソババ」と呼ばれるかも?

初めてこの径を歩くという長崎のTさんが迷い気味だったので一緒に歩いた。
新しい黄色いリボンが道案内をしてくれる。

10:00 風穴
心配した「風穴」はほぼ無事だった。
スマホの明かりを頼りにTさんを穴下部に案内した。

帰り道は暖かくなって、やっと虫たちが飛び始めた。
「ヒロバツバメアオシャク」
「シロオビクロナミシャク」
「ユウマダラエダシャク」
などを写真に収めた。(本日は省略)

このチョウの名前が分からない。
「イチモンジチョウ」の仲間か?

この植物の実も名前が分からない。

12:00 男池駐車場
駐車場横の小川も小石に埋め尽くされている。
Tさんと別れ、小川の中に日陰を求めて昼食。

今日のコーヒーのお供は熊本のソウル御菓子、
「天草サブレ」である。

15:00 菊池水源
大観峰で無駄に時間を過ごしたために雷雲と出会ってしまった。
オープンドライブはここまで。
走りながら幌を閉めた。
大粒の雨がフロントガラスをたたき、
道路は小川になってしまった。

いっせいのクライミングや日々の日記です