「通潤橋清掃」カテゴリーアーカイブ

9月9日、忘れられない日に

2024.9.10(火) 徒然 132

9月9日(月)は8月25日に撮影された「通潤橋大そうじ」の放送日だった。けっこう多くの方が夕方からの熊本のニュースで視聴されたようだ。
しかし私はそのころ熊本市内の映画館「Denkikan 3F」にいた。
縁あって「第1回 九州学生映画祭」に参加していた。

九州内の5大学が集まっての映画祭。
コロナ禍を乗り越えて第1回目の開催となった。

実行委員長は熊大映研撮影班Qbrickの山内雄大くん。 (左端)
そして各大学作品の監督方、右端が来賓・講評の今泉力哉監督。
作品はホラーや学生のリアル、本格サスペンス、ファンタジーなどどれも予想外の大作が多く十二分に楽しめた。
学生だけでこれだけのイベントを行うとはドキュメンタリーで1本映画が出来そうだ。

すっかり夜も更けたサクラマチくまもと

今泉監督と学生監督とのトークショーが終わって外に出るとすっかり夜中になっていた。

帰ってからこれもお楽しみ、録画予約していた「通潤橋の大そうじ」のビデオを観た。

この番組は、ベテラン(私)が今年初参加の新人(ダイスケくん)に橋から下がるやり方などを指導する流れで構成されていた。

ドローン撮影や八朔祭りの様子を入れて、かなり事前のロケもしてあった。今回は5分強の尺でエキスが詰まっていた感じがした。

なお、この番組を見逃した方は、スマホの検索で「KKTエブリイくまもと通潤橋!」と呼びかけるとすぐにYouTube画面に飛ぶことができる。

私は毎年、年末には「今年の10大ニュース」をまとめている。
この9月9日はもう一つ、年間10大ニュースに入るであろう重大な出来事があった。

NDロードスターの左前バンパー部分を派手にこすってしまった。

2024 通潤橋清掃

2024.8.25(日) 通潤橋清掃

今年も秋の観光シーズンの前に、国宝「通潤橋」の清掃活動に行ってきた。
5:30 我が家をマミリンさんのシエラ(MT)で出発。
6:30 通潤橋:布田神社に到着、無料高速が山都町まで伸びて大いに助かった。

今年は熊本県山岳・スポーツクライミング連盟のあそ望山岳会と八代山の会、そしてAAR(オール阿蘇レスキュー)の合計40名で取り組んだ。
この頃連日のように夕立が来ていたようなので、早く始めて早く終わろうと仕事を進めた。

毎年毎年よく草が生える。

ここは橋の中央、要石に近い所。川面まで約20mほどある。
当然私は草を取ったら上まで登り返す。
今年は秘蔵の「テープあぶみ」を持参した。
これは作業に大変有効で、特に最後マントリングで登りあがるときに足場が作れて楽だった。

午後の放水をねらって観光客も多い。
表に2本、裏に1本の放水口がある。

とても綺麗になった通潤橋をバックにテレビカメラマンのノブアキくんと記念撮影。
今年はKKTが私とダイスケくんを中心に「国宝:通潤橋清掃」の番組を作成する。9月に15分間ぐらいの番組になって放送される予定だ。

今年も昔からの山友である地元の吉岡さんからミニトマトのお土産をいただいた。
結局雨は降らず、隣接の通潤橋山荘が営業を再開したのでしっかり汗を流して帰った。

【付記】
先日、別件で通潤橋を訪れて資料館の隣にある食堂「いしばし」でランチをいただいた。
注文したのはもちろん「通潤橋カレー」である。

草の生えていない真っ白な通潤橋である。お皿の大きさにまず驚かされた。

2023 通潤橋清掃活動

2023.8.27(日) 通潤橋清掃 1

矢部の通潤橋がついに国宝になるらしい。
毎年恒例の草取りだが更に気持ちがこもる。

剪定ばさみと小さな鎌で草や灌木を切り取る。

これはもう午後、かなりきれいになった。

橋の真下の草取りは難しい。

AAR(主に消防士さん)のみなさんのロープワークはさすがプロ。

送水管は3本あるので放水も3本出る。

今日の私の恰好。
いつもの山とあまり変わらないようだが、ロープを登り返すためのユマール、暑さ対策の黒目出帽、サングラス、作業用ハーネス、腰には剪定ばさみなど。
赤いスパッツは何十年前の物かわからない開拓時の愛用品。
年に1回のこの活動は、もう山では会わない昔の山友さんと会える楽しい機会でもある。

熊日新聞(2023.8.28 朝刊)の記事。