「生物」カテゴリーアーカイブ

山椒に青虫

2025.9.28(日) 生物31 ガーデニング 20

秋雨の朝、庭をぶらぶら。

ヒガンバナ、まだまだこれからの四分咲き。

コスモスが見頃かな。

露地植えのアサガオはまだ元気の盛り。

赤い実はヤマボウシ、周りはオリヅルラン。

女郎蜘蛛はこれからもっと大きくなる。

7月ごろ、山からこいできた山椒(サンショウ)の鉢植えにアゲハの幼虫がいた。

アゲハチョウの5齢幼虫

少し驚かすと黄色い臭角(しゅうかく)を出す。

鳥の糞に擬態した4齢幼虫もいた。

これも小さな臭角を出した。

この後、ドンコの水槽に放り込まれた。

男池のきのこ

2025.9.16(火) 生物30 山歩き46

昨日までの本匠クライミングの疲労が残っているので、男池ハイクと温泉というゆるい計画。

菊池阿蘇スカイラインを走って約1時間で大観峰へ。
パラグライダーの遊覧飛行会は1回1万8千円なり。余命半年と宣告されたら乗ってみよう。
約2時間で九重山黒岳、男池駐車場着。
山には雲がかかり、雨後の様相。

男池近くの「ヤマシャクヤク」の実。
花は「かくし水」の辺りでよく見るが、男池で咲いている時に来たことはなかった。
相変わらず男池の湧き水はきれいでおいしいが、ちょっと少な目に感じた。

上台には沼が出現していた。
どこかに花は咲いていないかと探しながら「かくし水」まで行こうと思っていたら小雨が降り出した。目標をきのこに代えてもどりながら写真を撮った。
名まえはグーグル先生に頼っている。

① イヌセンボンタケ

② チョレイマイタケ(猪苓舞茸)
これを乾燥させたものは生薬になり、「猪苓湯」として利尿剤になっている。

③ アイゾメヒカゲタケ(藍染日陰茸)
これを食すると幻覚症状が出る毒性キノコらしい。

④ コガネキヌカラカサタケ(黄金絹唐傘茸)

⑤ サクラタケ(?)
名前とイメージが合わないので違うかもしれない。

⑥ オニフスベ(鬼瘤)
色が茶色なのでもうすぐ爆発する。オニフスベとは「大きなこぶ」のこと。小さいのは我が家の庭にも時々出てくる。

⑦ カワラタケ
瓦(かわら)というより鱗(うろこ)に見える。

きのこ(茸)ではないが以下のものを見つけた。

⑧ 青虫を捕食するスズメバチ

⑨ ヤママユの抜け殻マユ

⑩ 1本立ちのギンリョウソウ

⑪ ツリフネソウ
これは駐車場にて、今年初のお目見え。

昼食後、いつもの長湯温泉(ラムネ湯)へ。

温泉らしからぬ銅像がお出迎え。

併設の美術館では「開場20周年記念」の特別展示がされていた。
3連休後の平日なのに駐車場はほぼ満車だった。

帰り道、菊池水源では前が見えないほどの雨に降られた。

昨日の本匠クライミングで背中がバキバキなので整体院に行こう。

虹:台風一過

2025.9.4(木) 徒然 152

本日の夕方、熊本地方には見事な虹が出た。
熱低が急に台風15号となって驚かせたが、熊本地方には大きな災いなく過ぎて行った。

西の空はこんな感じ。
しかし今、穂高や碓井峠あたりにいる山友さん方の事を思うと心は落ち着かない。

とりあえず、今度の土日は登れそうだ。

【生物】

先日、庭で見慣れないチョウを見つけた。
調べたら「ルリタテハ」だった。
ルリタテハをこのブログの中で検索すると「秋のガーデニング 2017年9月24日」に当たった。ルリタテハの一度見たら忘れられない幼虫の姿がある。
「そこまでしなくても、誰も食べないよ」と声をかけたくなる。
7年ぶりにうちの庭にもどってきたか。

旅の失敗談&東北の花

2025.8.21(木) ぶらり旅18 生物 28

14泊のぶらり旅を無事に帰ってきたので「失敗」というほどのことはないが、今後への教訓として残しておこう。
出会った花も厳選して10種載せよう。


チングルマとイワカガミ  月山

① 初日の歯みがき
萩のキャンプ場で寝る前に歯を磨いた。翌朝、どうも口の中がすっきりしない。朝食を食べ終わり歯を磨こうとしたら、昨夜のチューブは歯磨き粉ではなく「日焼け止め」だったことに気付いた。2つのチューブは形も大きさも似ていたからなあ。
味なんか気にならない漢(おとこ)です。

イワギキョウ 鳥海山

② 温泉で勝手にスマホを充電
温泉に入浴中、誰も使わないコンセントでスマホを勝手に充電していたら忘れ物と思われて事務室で保管された。「充電ぐらい遠慮なく言ってください!」と諭された。平謝り。

イワベンケイ 鳥海山

③ 夜、工事用道路に入って露営
夜になり標高の高い野営地を求めて、グーグル先生の指示で「〇〇滝」をめざして進んだら行き止まりの工事用道路だった。ごろ寝をして、車が汚れた以外特に問題はなかったがトイレぐらいはあるもう少し有名な観光スポットを選ぶべきだった。
ちなみに、「道の駅」は標高が低くて暑く、大型トラックが一晩中エンジンをかけているので野営地としてはあまり利用しない。

キンコウカ 八甲田山

④ ザックを置きっぱなしで温泉へ
平日の田舎の公営キャンプ場は誰もいない。ここを本日の野営地として、近くの温泉に行って帰ってきたらなんと駐車場に自分のザックが置きっぱなしになっていた。不注意だなあ。

タカネナデシコ 早池峰山

⑤ 朝からフルーツ缶が食べられない
ハードな一日のために朝食にフルーツ缶を用意したが、プルタップを引いたらちぎれてしまった。いまどき缶切りなんか持っていないので、フルーツ缶が食べられずにこの日の行動は精神的にきつかった。下山してハンマーを使いワイルドに開けたがこれも良し。よく考えればスイスアーミーナイフを持っていた。このナイフのことを忘れていたのが失敗。

ハヤチネウスユキソウ 早池峰山

⑥ 車のナビを信じて遠回り
車載ナビはもう8年ほど前のものだから当然新しい道は載っていない。スマホのバッテリー節約で車のナビを頼りに走ったが、明らかに遠回りだったと2回ほど感じた。スマホのマップを十分に使えなかったのが失敗。手持ちの地図は「小学校の地図帳」だからなあ。

オオバナノエンレイソウ 尾瀬沼

⑦ スマホ充電の不備でビジネスホテルへ
ロードスターのUSBスロット×2は充電用ではないことを知っていた。これまでの2~3泊の旅ではモバイルバッテリーで十分だったが、今回は足りない。そこはもともと雨が降ったら宿泊施設に泊って充電する計画だった。しかしずっと好天でテント泊が続きバッテリーが切れかかったときにビジネスホテルを1回だけ利用した。(洗濯もしたかった)
「車載充電器」というシガーソケットを使ってスマホに充電できる道具を持っておくべきだったが、私のロードスターのシガーソケットはETCの電源用にセット( ロードスターのETCソケットは本来助手席後方にあるが、前の車で使っていたETCを流用してしている) していたので使えないと思い込んでいたのが失敗。高速道路を使わないことが多かったので充電器を付け替えれば何の問題なく済んだのだ 。先日エレコムの車載充電器(2500円)を買った。

ミズバショウの夏の姿 尾瀬沼

⑧ コインランドリーで200円の損失
ビジネスホテル近くのコインランドリーで初めての衣服の洗濯・乾燥はうまくできた。ついでに「シューズの洗濯機」もあったのでやろうと思ったが、説明書が見当たらない。とにかくお金を入れれば自動でやってくれるだろうと思い、200円入れたら「シューズ乾燥機」だけが動き出した。コイン投入口を間違っていた。

コマクサ 蔵王山

⑨ 高温でナビの不具合
尾瀬の御池駐車場でバスの時間に追われて車のサンシェードを忘れた。戻ってきたら車内は超高温でナビの画面が出なかった。エアコンが効き始めると直った。八甲田山を一緒に登った方はモバイルバッテリーを車内に置くのも怖いと言ってザックに入れていた。
スマホも高温や直射日光に弱い。あまり明るい場所だと画面が黒くなって非常に見にくい。鳥海山で一緒になった方に対処法は教えてもらった。また、サングラスをかけると車のナビは見えるがスマホ画面は見にくいことを認識した。

ホタルブクロ 野麦峠

⑩ スマホを落とした
車のキーを落としたと思い込んだ8日目の八甲田山、スマホを落とした10日目の蔵王山が最大の危機だった。この2件とも「いつもと違う場所に入れた」ことが失敗だった。これからはスマホをトイレに落とした人を「アホな人」と呼ぶことができなくなった。

旅のまとめで失敗を数えたら15個あった。まあ1日1個と思えば少ないか。
「ぶらり旅」と称して先に宿泊地や登山口をほとんど決めずに動いたので、時間に追われずマイペースで行けた。「予定」が決まっていたら「失敗」と呼ばれるものはたくさん出てきただろう。
松尾芭蕉も山形の立石寺には旅の途中で「いい寺があるそうだ」と聞いて足を伸ばしたそうで、元々の予定にはなかったようだ。

どんな有名な観光地も車やロープウェイで誰でも見ることができる景色は物足りなさを感じる。やっぱり汗を流して峠を越えた先にある景色が見たい。

またどこかへ旅に出たい。

旅で出会った動物たち

2025.8.18(月) 生物27 ぶらり旅17

7月21日から8月4日まで、東北ぶらり旅に行って出会った動物たちを時系列で紹介しよう。

【トビ】 7月23日 京都:天橋立あたり
海の近くではよく見かける大型の猛禽類。

【コシロコブゾウムシ】 7月26日 鳥海山
最初はボーベリア菌に侵されたゾウムシかと思ったが、近くに何匹もいて元気も良い。調べたら「色彩変異種」らしい。

【セマダラコガネ】 鳥海山 これは自宅近くでも良く見る。

【アオハムシダマシ】 鳥海山 
色がきれいで、車にとまっていた。

【ヤマナメクジ】 7月28日 八甲田山 近くに2匹いた。

【アオジョウカイ】 7月29日 早池峰山 

【キベリタテハ】 7月31日 尾瀬沼
これは本州の中部地方以北にしかいないらしい。

【カワウ】 尾瀬沼
この沼はもちろん禁漁区だから魚は食べ放題かな。

【ニホンザル】 7月31日 奥只見湖
尾瀬沼から新潟:魚沼に向かう途中、大きな群れに出会った。

【ヤマドリ】 8月2日 野麦峠
尾が短いのはまだ幼鳥だから?

【ニホンジカ】 8月3日 岐阜  早朝の山間の村

【ニホンザル】 8月3日 鈴鹿の民家の近く
奥にいるのがオスで、横を通るとにらまれた。

【イシガメ】 8月3日 氷ノ山に向かう途中
山道とはいえ道路を歩いていては危ないよ。

【ヤマアカガエル】 8月4日 氷ノ山
これは日向神の山中でもよく見かける。

【アオダイショウ】 8月4日 氷ノ山
体色や柄が珍しかったのでびっくりしたが、頭はかわいいアオダイショウだった。

【ヒゲコメツキ】 氷ノ山 山を下りるとズボンについていた。

【クサキリ?】 8月4日 鳥取のコンビニ
見た目はクサキリだが、体調が10㎝を越える大型で、違う種類かもしれない。

幸か不幸か、クマの写真を撮る機会には巡り合わなかった。

なお、「東北ぶらり旅で出会った花」は、多すぎて名前を調べる気にもならず、いまのところブログにアップする予定はない。

家庭菜園、4ヵ月目

2025.7.18(金) 園芸4 生物26

退職して始めた家庭菜園。今日はその現状を少し紹介しよう。

ミニトマト 苗2本 ◎ 
順調に育ち、もう脇芽から育てた2番苗が伸びてきた。
ナス 苗2本 ◎
順調に育ち、もう10個ほど取れた。うまく育てると1本の木から100個ほど実が取れるそうだ。
オクラ 苗1本 ○
元気そうだがまだいい形のものが取れていない。
ブロッコリー 種から5本 ✖
アオムシに食われてもうあきらめた。
カボチャ 苗2本 ◎
子どもの頭ほどの実が10個以上できている。
ニンジン 種から ◎
予定では20本は取れそう。
カライモ 苗20本 ◎
秋が楽しみな紅あずま。

プラム 〇

ならせたまま完熟をねらっていたら鳥(?)にやられ始めたのでまだ硬いうちに収穫した。このまま紙に包んで常温で追熟させると良いらしい。

ヒマワリ ◎

道路に向かっていい景色を作っている。

アジサイ △
今年は不ぞろいな咲き方だった。アジサイにも裏年とかあるのか?

アジサイの花に潜る「マメコガネ」(ジャパニーズ・ビートル)
先日、「イギリスでジャパニーズ・ビートルが2匹見つかった!」というニュースが流れていた。マメコガネは凶悪な害虫として海外では恐れられている。

我が家で一番多いのは次のこれ。

「アオドウガネ(青銅鉦)」である。
父たちは「バンズ」と呼んでいた。
よくこんな甲虫を「カナブン」と呼ぶ人もいるが、カナブンは体色が金色でクワガタと同じように樹液を吸う。
毎日アオドウガネを20匹ほど「キンチョール(ローズの香り)」で捕殺している。

【今日の生物】

網戸にとまった「カゲロウ」を食べる「ハエトリグモ」
(家の中から撮影)

夕焼けを見に

2025.6.16(月) 園芸3 生物25

今日も梅雨空の下、雨風が強くニンジンやブロッコリーの若芽が風に揺らされ生育が思わしくない。
一番元気が良いのはカボチャで、もうツルが3~4mも伸びたので「わき芽かき」を行った。今年は家の光別冊「夏野菜ガイド」を教科書にして家庭菜園に真面目に取り組んでいる。

昨年植えた「プラム」で見慣れないカミキリムシを見つけた。

「キボシカミキリ」である。

カミキリムシは樹木の葉や枝をかじり、幼虫は木を穴だらけにする害虫である。写真を撮って捕殺。

一日遅れて長女から父の日のプレゼントが届いた。
父の日には牛乳(ちち)らしい。
プロティンを混ぜて飲もう。

夕飯を食べていたら空が急に明るくなった。
夕焼けを見に、自転車で畑道を走った。

毎日毎日雨が続いた。明日は少し良さそうだ。

約30年前に買ったマウンテンバイク。
私は物持ちがいい。
ところで、今日はこのバイクでホームセンターまで買い物に行った。
その後、近所の方が「道端に落ちていました」と、私が買い物に使ったカードとケース(献血手帳が入っていた)を届けてくださった。
ウエストバッグのチャックを閉め忘れて、坂道でバイクを力いっぱいこいだときに落ちたらしい。
有難いことである。

百歳体操へ

2025.6.13(金) 徒然150 生物24 読書8

この頃「ミステリーや推理小説」に目覚めてきた。松本清張の「陸行水行」は大分県安心院が舞台となり興味深かった。
昨年、左目の白内障手術をして以来、生活のほとんどは眼鏡なしで過ごせるのだが図書館で借りる本は大活字本が読みやすくて選ぶことが多い。

アジサイ「アナベル」

今日もフィットネスジムに軽トラで向かっていたら、近所のおばさん達に会った。おばさんと言っても皆さん90歳ぐらいのおばあちゃんだ。
「何しょっと?」
「100歳体操の帰りたい」
「あ~、俺もそのうち入るけん」
公民館である「百歳体操」は福祉課主催で無料だろうが、私の行くジムは有料だ。やっていることはたぶん同じようなことだろう。
ちなみに今日はバレトン(バレエ・フィットネス・ヨガの動きを取り入れた裸足で行うエクササイズ)とランニングを行った。
ランニングは1キロ4分ペースで800mを走り切った。

今年も「ダンスパーティー」が咲き始めた。
この花をくれたMさんは今でも時々このブログを開いているだろうか。

今年の新入り。この後どうなるか楽しみ。

午後になると雨も上がったので草取りをした。
ユリの花でササグモがアリ(?)を捕食していた。

これは「ドヨウオニグモ」、たくさんいた。
暑くて湿気が多く、ジムで汗をかき庭で汗をまたかいた。

今夜のデザートは「杏仁豆腐」に取れたて新鮮なブルーベリーをトッピング。

「イマカラダ」を高田さんが第2登!

2025.5.29(木) 日向神285 ダム下43 生物23

午前7時過ぎにダム下隧道エリアに着き、一人で「カムカムエブリバディ(5.10b)」の終了点を約40㎝上に移動した。これでルートの見栄え、ムーブも良くなった。
今日は3月9日に「ウオテイン効果(5.11d)」を第2登された高田さんが2回目の登場。

「下手なヒールも数うちゃかかる(5.11b)」をヒールを使わないという想定外のムーブでOSされた。
その後、写真のように「真ん中が登れそう」ということでTr.でトライ、少々苦労されたが見事に登り切られた。
このエリア8本目のルートはトップロープ課題「アンパン」となった。ちなみに私は敗退。

昨日初登した「カムカムエブリバディ・左スタート」をもう一度登ってみた。
「一手もの」なのでグレードは(5.11a)としたい。

「アンダーリンク(5.11c)」にトライする高田さん。

見事にオンサイト、素晴らしい。
今このエリアで一番人気のルートになっている。

最初、「ゆきえホールド」を忘れていたゆきえさん。

午後、高田さんが満を持して「イマカラダ(5.12a)」にトライ。

中間部のトラバースは意外に力を使う。
残念ながらオンサイトはならず。

それでも実力者たる所以は疲れていても諦めないところ。
何度かのトライの末、見事にRP(第2登)された。
高田さんからは「面白いですね!」と言葉をいただいた。
私は2週間ぶりにトライしたら5回ぐらいテンションをかけた。

最後は今日の生物。

隧道エリアに1匹だけいた「ベニツチカメムシ」

これは我が家のアジサイにいた「ノコギリカメムシ」で、この後私のデコピンを喰らう。

初夏の害虫3選

2025.5.20(火) 園芸 2  生物 22

我が家には高いゼリーを食べながら一冬を越したクワガタが2匹いるが、庭には見つけ次第捕殺される短命なムシたちもいる。
そんなちょっとかわいそうなムシを3種紹介しよう。

① コガネムシ

弁天山公園のツツジを食べるマメコガネ

昨年の夏、アジサイの葉がこのマメコガネによって相当な食害にあった。
毎朝毎夕、合わせて2~300匹はやっつけたのでノズル式ゴキジェットが一缶なくなった。
今年も真っ向勝負を厭(いと)わない。

先日はこのアオドウガネブイブイを見つけた。図鑑によると6~8月が発生の時期なのでえらく早い。
ところで、姿が似ているカナブンは樹液を飲み枯葉を食べるので益虫とされ、ドウガネブイブイは植物の根を食べる害虫とされるそうだ。虫の分類は人間様の都合かな。

② ユリクビナガハムシ

庭のユリのつぼみや葉が食べられ、大きな糞があった。
頭にきて「何者の仕業だろう!」と犯人を捜しに朝晩見に行ったがなかなか見つからない。
「もしかして・・・」と、この糞を集めてみた。

なんと糞の中に丸々と太った幼虫がいた。
見事な「隠れ身の術」である。完全にだまされた。

ネットからの画像 成虫もユリの葉を食べる!

犯人は「ユリクビナガハムシ」というユリの害虫である。
ネットで調べたら、栽培種のユリだけを食べ、自然種のユリは食べないので京都府では絶滅危惧種に指定されているそうな。

③ イボタガの幼虫

キンモクセイの葉を食べる「イボタガの幼虫」を5月10日のブログ「昼間の県体壁」でアップした。その日は3匹見つけて捕殺。

また3匹見つかった。

これが幼虫の最終形態か?
せっかく大きくなったので、キンモクセイの剪定作業要員として放し飼いにしておこう。

2023年撮影した成虫

成虫もなかなかの姿をしている。