「生物」カテゴリーアーカイブ

夕焼けを見に

2025.6.16(月) 園芸3 生物25

今日も梅雨空の下、雨風が強くニンジンやブロッコリーの若芽が風に揺らされ生育が思わしくない。
一番元気が良いのはカボチャで、もうツルが3~4mも伸びたので「わき芽かき」を行った。今年は家の光別冊「夏野菜ガイド」を教科書にして家庭菜園に真面目に取り組んでいる。

昨年植えた「プラム」で見慣れないカミキリムシを見つけた。

「キボシカミキリ」である。

カミキリムシは樹木の葉や枝をかじり、幼虫は木を穴だらけにする害虫である。写真を撮って捕殺。

一日遅れて長女から父の日のプレゼントが届いた。
父の日には牛乳(ちち)らしい。
プロティンを混ぜて飲もう。

夕飯を食べていたら空が急に明るくなった。
夕焼けを見に、自転車で畑道を走った。

毎日毎日雨が続いた。明日は少し良さそうだ。

約30年前に買ったマウンテンバイク。
私は物持ちがいい。
ところで、今日はこのバイクでホームセンターまで買い物に行った。
その後、近所の方が「道端に落ちていました」と、私が買い物に使ったカードとケース(献血手帳が入っていた)を届けてくださった。
ウエストバッグのチャックを閉め忘れて、坂道でバイクを力いっぱいこいだときに落ちたらしい。
有難いことである。

百歳体操へ

2025.6.13(金) 徒然150 生物24 読書8

この頃「ミステリーや推理小説」に目覚めてきた。松本清張の「陸行水行」は大分県安心院が舞台となり興味深かった。
昨年、左目の白内障手術をして以来、生活のほとんどは眼鏡なしで過ごせるのだが図書館で借りる本は大活字本が読みやすくて選ぶことが多い。

アジサイ「アナベル」

今日もフィットネスジムに軽トラで向かっていたら、近所のおばさん達に会った。おばさんと言っても皆さん90歳ぐらいのおばあちゃんだ。
「何しょっと?」
「100歳体操の帰りたい」
「あ~、俺もそのうち入るけん」
公民館である「百歳体操」は福祉課主催で無料だろうが、私の行くジムは有料だ。やっていることはたぶん同じようなことだろう。
ちなみに今日はバレトン(バレエ・フィットネス・ヨガの動きを取り入れた裸足で行うエクササイズ)とランニングを行った。
ランニングは1キロ4分ペースで800mを走り切った。

今年も「ダンスパーティー」が咲き始めた。
この花をくれたMさんは今でも時々このブログを開いているだろうか。

今年の新入り。この後どうなるか楽しみ。

午後になると雨も上がったので草取りをした。
ユリの花でササグモがアリ(?)を捕食していた。

これは「ドヨウオニグモ」、たくさんいた。
暑くて湿気が多く、ジムで汗をかき庭で汗をまたかいた。

今夜のデザートは「杏仁豆腐」に取れたて新鮮なブルーベリーをトッピング。

「イマカラダ」を高田さんが第2登!

2025.5.29(木) 日向神285 ダム下43 生物23

午前7時過ぎにダム下隧道エリアに着き、一人で「カムカムエブリバディ(5.10b)」の終了点を約40㎝上に移動した。これでルートの見栄え、ムーブも良くなった。
今日は3月9日に「ウオテイン効果(5.11d)」を第2登された高田さんが2回目の登場。

「下手なヒールも数うちゃかかる(5.11b)」をヒールを使わないという想定外のムーブでOSされた。
その後、写真のように「真ん中が登れそう」ということでTr.でトライ、少々苦労されたが見事に登り切られた。
このエリア8本目のルートはトップロープ課題「アンパン」となった。ちなみに私は敗退。

昨日初登した「カムカムエブリバディ・左スタート」をもう一度登ってみた。
「一手もの」なのでグレードは(5.11a)としたい。

「アンダーリンク(5.11c)」にトライする高田さん。

見事にオンサイト、素晴らしい。
今このエリアで一番人気のルートになっている。

最初、「ゆきえホールド」を忘れていたゆきえさん。

午後、高田さんが満を持して「イマカラダ(5.12a)」にトライ。

中間部のトラバースは意外に力を使う。
残念ながらオンサイトはならず。

それでも実力者たる所以は疲れていても諦めないところ。
何度かのトライの末、見事にRP(第2登)された。
高田さんからは「面白いですね!」と言葉をいただいた。
私は2週間ぶりにトライしたら5回ぐらいテンションをかけた。

最後は今日の生物。

隧道エリアに1匹だけいた「ベニツチカメムシ」

これは我が家のアジサイにいた「ノコギリカメムシ」で、この後私のデコピンを喰らう。

初夏の害虫3選

2025.5.20(火) 園芸 2  生物 22

我が家には高いゼリーを食べながら一冬を越したクワガタが2匹いるが、庭には見つけ次第捕殺される短命なムシたちもいる。
そんなちょっとかわいそうなムシを3種紹介しよう。

① コガネムシ

弁天山公園のツツジを食べるマメコガネ

昨年の夏、アジサイの葉がこのマメコガネによって相当な食害にあった。
毎朝毎夕、合わせて2~300匹はやっつけたのでノズル式ゴキジェットが一缶なくなった。
今年も真っ向勝負を厭(いと)わない。

先日はこのアオドウガネブイブイを見つけた。図鑑によると6~8月が発生の時期なのでえらく早い。
ところで、姿が似ているカナブンは樹液を飲み枯葉を食べるので益虫とされ、ドウガネブイブイは植物の根を食べる害虫とされるそうだ。虫の分類は人間様の都合かな。

② ユリクビナガハムシ

庭のユリのつぼみや葉が食べられ、大きな糞があった。
頭にきて「何者の仕業だろう!」と犯人を捜しに朝晩見に行ったがなかなか見つからない。
「もしかして・・・」と、この糞を集めてみた。

なんと糞の中に丸々と太った幼虫がいた。
見事な「隠れ身の術」である。完全にだまされた。

ネットからの画像 成虫もユリの葉を食べる!

犯人は「ユリクビナガハムシ」というユリの害虫である。
ネットで調べたら、栽培種のユリだけを食べ、自然種のユリは食べないので京都府では絶滅危惧種に指定されているそうな。

③ イボタガの幼虫

キンモクセイの葉を食べる「イボタガの幼虫」を5月10日のブログ「昼間の県体壁」でアップした。その日は3匹見つけて捕殺。

また3匹見つかった。

これが幼虫の最終形態か?
せっかく大きくなったので、キンモクセイの剪定作業要員として放し飼いにしておこう。

2023年撮影した成虫

成虫もなかなかの姿をしている。

project5にトライ1日目

2025.5.11(日) 日向神279 ダム下38 生物21

二日前、金曜日の雨は山でも相当降ったようで、ダム下「蘭夢庵」の小川も勢いよく流れていた。小径も土砂が流され、照葉樹林の枯葉が層をなして重なっていた。
岩場のしみ出しはいたるところに見られたが、流石はダム下、2Fや3Fの一部では十分登れた。クライマーは合計8名。

① Project5にトライ(2回) NG

岩肌は湿っぽく、上部ではバンダナで水気を拭き取りながら登った。しかも朝イチで体は硬い。
こんな感じで完登できるほどやさしくはない。

3Fの自分の課題で「シャワークライム」をするK1さん。
ここで私は池田さんから高級チョークを分けてもらった。
こんな日はチョークを余分に持っておかねばならない。

日当たりの良い3Fに咲くツツジ。ヤマツツジか?

面白い形の葉もあった。ヒルガオ科のつる性植物だろう。

② Project5にトライ(3回) NG

上部のハング越えで最善のムーブが見つかった。
当初はこの辺りが核心部と思われたが、今日は2~3ピン目と中間部のトラバースで苦労した。

ゆきえさんも下部やトラバースで苦労した。

そうこうしている内にタケシさんが「下手なヒールも数うちゃかかる(5.11b)」をRP(第2登)された。
はにかんだ顔がいい。

【今日の生物】
① ジュウジナガカメムシの幼虫

3Fへの木はしごにいつもいる。

② ヒロオビトンボエダシャクの幼虫

隧道エリアの白い壁を直登中!

③ アオダイショウの抜け殻

ほぼ完全な姿で岩場の帰り道に見つかった。往路では見なかったので、私たちが帰るまでの間に脱皮したのだろう。
「行くときは岩しか見ていないので気付かなかったのだろう」という意見もあったが、私がこれを見逃す訳がない!

昼間の県体壁

2025.5.10(土) 県体壁 37  生物 20

昨日が大雨だったので、外岩は濡れているだろうと思い、会友4人が県体壁に集った。
昼間の県体壁は記憶にないぐらい久しぶり。

① 右赤(5.10b) リピート
② 中黄(5.11a) オンサイト
③ 左紫(5.11b)OSトライ、NG、1テン

左が私、いい筋トレになった。

④ 右青(5.9) クールダウン

午後は13年間使った洗濯機から水が少し漏れるようになったので新しく買いに行った。
その後はヒマワリ苗の移植や花壇の草取り。

今年もアマリリスがきれい。

キンモクセイに大きな幼虫がいた。
「イボタガ」である。
イボタガの成虫はこのブログ「2023.3.19 ワクワクが止まらない」に登場する。やはり我が家の庭でくらしていたのか。
この幼虫1匹ならキンモクセイを食べ尽くすことはないので放っておいたが、探すと合計3匹もいたので・・・・。

2025 春の山野草

2025.5.2(金) ロードスター101 生物19

「GWの九重山は車を停める所もない」
「どうせ休みならクライミングがしたい」
そんな方々のために、平日の春の山を雰囲気だけでも味わってもらおう。

昨夜の雨が上がり、さわやかな朝を迎えた。
新緑の菊池渓谷はまたすばらしい。(写真はカット)
北外輪山を走り、まずはサクラソウを探す。

定番の可憐さである。

リュウキンカ
ヒゴイカリソウ

「やあ、今年も咲いていたね」
「また見に来てくれたんですね」
「2年ぶりかな、これからは毎年来るよ」

男池の駐車場

GWでも平日はすいている。快晴なれど風強し。

上の台の新緑(一見の価値あり)

水たまりはないがカジカガエル(?)の鳴き声はよく聞こえる。
近くに寄ると鳴き止むので姿は一度も拝めない。

ユキザサ
ニオイスミレ
ヤマシャクヤク

今日のメイン。最初の1本を見つけると「お~!」と声が出た。
丸いつぼみも多かったのでしばらくは見頃だろう。
ツクバネソウ、ネコノメソウ、マムシグサもある。

アミガサダケ
シャクナゲ(石楠花)

この辺りではツツジやシャクナゲは頭上にあり、今まで気づかなかった。

下を見るとシカの糞

相変わらずシカの食害はひどい。

廃屋となった山小屋

よくこんな大きい山小屋を建てたものだと感心する。
基礎がコンクリートなので何十年経っても崩れない。

アナグマ

白昼堂々と散歩をしていた。

横断歩道を渡らないから交通事故に遭うんだ。

県体壁:利用者講習会

2025.4.20(日) 県体壁 36

2025年度の熊本県体壁利用者講習会に参加した。
今年は久しぶりに「安全管理者」となって柵の鍵をもらい、平日の昼間から登ろうという目論見だ。
「オールサンデー・クライマーズクラブ」の賛同者も増えている。

ところで今日指導されたビレイ方法は、近年は国スポ(旧国体)に関係しないせいか外岩メインの私には随分違和感があった。

そのビレイ方法を簡単に言えば、「ビレイデバイスはグリグリ等の自動ブレーキ付きは使わずにチューブ式やATC等を使って、流して止める」やり方である。
確かにこれには色々理由があって以前からそう言われてはいたが、「流して止める」やり方がこれまで私には分からなかった。
それを今日、目の前で実演してもらい「なるほど! そうやっていたのか」と目からウロコであった。(あえてやり方は記述しない)
しかし外岩でリードが落ちた時、5mほども流して止めたのでは緩傾斜ならば体はキズだらけ、被っていたら元にもどれないことになりかねない。
また、「流して止める」やり方の大前提として、ビレイヤーは練習をしっかり積んだ心身ともに健康な大人でなければならない。
例えば私がいつも外岩でご一緒する「還暦を過ぎて肩や腰、歯が痛いけれどビレイは出来ますよ」とか言われる方々にはやってもらえないだろう。
とにかくリードが落ちた時はグリグリ等でロープを しっかり止め、後はロープの伸びで衝撃を吸収してもらいたい。

「外岩のやり方と人工壁のやり方は違う」と言われればそうかもしれないが、「人工壁は外岩を登るためのトレーニング場」と捉えている私には「流して止める」やり方はどうも納得できない止め方であった。

オールサンデー・クライマーズクラブ(ASCC)参加の条件に「グリグリやネオックスを持っている」ことが加わりそうである。

帰り道に寄った「弁天山」で見つけた生まれたてのナナフシ。
大谷翔平の娘さんと生年月日が一緒かも。

我が家の網戸にいた「ウンモンスズメガ」
何時間もここにじっとしていて、これで雌雄の出会いがあるのか心配になる。

日向神:春の生き物図鑑

2025.4.9(水) 日向神273 ダム下32 生物17

熊本県では今日が入学式だった。ソメイヨシノはまだ残っているが、ダム下の山桜はもう若葉になっている。
今日は気温も一気に25度近くになり、山の生き物(動植物)をたくさん見ることができた。

〇 植物遍

① シャガ(射干、胡蝶花)
アヤメ科の多年草、1階の「蘭夢庵」近くに多い。

② サツマイナモリ(薩摩稲盛)
今まで「サツマイモナリ」と思っていた。

③ キケマン(黄華鬘)
ケシ科で毒があるそうな。

④ エンゴサク(延胡索)
キケマン属だが、こちらは生薬になるらしい。胃腸薬に配合されている。

⑤ スミレ
スミレは分類が難しい。これ、スミレであることは間違いない。

⑥ ゼンマイ(薇)
ゼンマイ科の多年生シダ植物。わらびはよく食べるが、ゼンマイはあまり・・・。

⑦ タラの芽
おいしそうだが1本しかないのでは取ることもできない。

⑧ マムシグサ
サトイモ科の多年草。有毒植物として有名。
また、雌株の仏炎苞に入ったキノコバエなどは出ることができずに中で死体が積み重なるそうな。

他にもリンドウ、菜の花などたくさんあった。

〇 動物遍

① ニホンカナヘビ
名まえはヘビだが、もちろんトカゲの一種。尾が切れている。
捕まりそうになると尾を自切して、切れた尾が動いている間に逃げる。

② ニホントカゲ
側頭部が赤いのはオスの婚姻色らしい。

③ マルカメムシ
あまり匂いはなさそう。

④ カジイチゴの花に来たコマルハナバチ
ミツバチ科。

⑤ スジグロシロチョウ
駐車場横の湿った溝の中にいた番(つがい)。

⑥ ジムグリ
道路の真ん中にじっとしていたので車に轢かれたのかと思って近寄ると意外に元気だった。
これは成体だが、幼体は赤と黒の模様が強く出て日本一きれいなヘビと言われる。(本ブログの中でも検索して欲しい)

⑦ ヒト
ヒト科ヒト属(ホモサピエンス)
平日なのに八女津姫岩に2人、ダム下には6人もいた。
クライマー種は高齢化が進んでいる。
写真は昨日拓かれた「春リンドウの頃(5.11b)」を第2登するタケシさん。

⑧ ヒト~2
今日掃除をしたProjectをTr.で初試登する私。

モズのハヤニエ

2025.1.18(土) 生物 16

もったいないような冬晴れの休日だったが、散髪やガーデニングで一日がつぶれた。
そんな中、樹木の剪定をしていたら「モズのハヤニエ」を見つけた。モズのハヤニエほど庭で見つけて興奮するものはない。
           久しぶりの【閲覧注意】

① ブルーベリー  まだ新しい。

② 名前不明の木  少し古い。
一日で2匹も見つけるなんて十分満足。

③ フォーク  
なんと車庫の農業用フォークに刺してあった。これはレア。

④ すもも
昨年植えた新しい木。

⑤ アジサイ  少し古い。
よく見ると背中にベッコウバエがとまっている。

⑥ アジサイ 古い
もう足が片方取れている。

⑦ すももだったかな
もう多すぎてのどの木だったか分からない。

気付くのは全部「トノサマバッタ」であること。
モズはバッタが好きなのか。単純にバッタが多かったのか。
昨年の夏は草刈りを怠って、庭がバッタ天国になっていたからなあ。
しかしながらせっかくのハヤニエ、モズ君忘れずに食べに来てくれよ。

見慣れぬカマキリの卵のうがあった。調べてみると「チョウセンカマキリ」だった。

これはお馴染み「ハラビロカマキリ」の卵のう。普通の2倍ぐらい大きい。カマキリもバッタがたくさんいたので栄養十分だったのかもしれない。

やごろ(おやつ)はもらい物のケーキ。
先週修理したベンチで戴いた。