2025.2.9(日) 山へ行って居りません5 思い出の写真10
昨日、日向神を目指しながら道路の積雪で戻ってきた。
この判断の基準はこれまでの経験によるものだ。
(40年前、凍った路面で滑り、レッカー車のお世話になったことがある)
今日は、似たようなことだが「私が単車に乗らなくなった経験」を記しておこう。
私は高校を卒業して浪人生活に入り、すぐに普通車と自動二輪中型の免許を取得した。
① はみ出し禁止違反で検挙された
免許を取ってすぐ、家にあった中古の125cc単車で阿蘇・大観峰へのドライブに行った。帰り道、前を行く非常に遅い車を下りの直線路で追い抜いたらそこで検問があっていた。夕方5時過ぎで警察の方は机など片づけておられたのに・・・。後日、ここは有名な検問所であることを知った。
【長者原:キャリーボーンに寝袋など積んで由布岳に1泊登山】
② 時速100キロで目に涙
宮崎:一ッ葉海岸の直線道で125cc単車の最高速度を試してみた。なんとか100キロに達したが、ヘルメットの隙間から風が入り涙が横に流れた。映画などでゴーグルもせずにとばすシーンがあるがどうもあれは嘘くさい。
③ 交通違反で免停に
学生時代、私は下駄を愛用していた。その下駄ばきで単車に乗っていたのでお巡りさんに呼び止められた。免許証不携帯やその他の違反の蓄積で免許停止になった。
④ 目立つ単車は白バイにねらわれる
友人が当時有名な「ヤマハRZ350」を買った。大分市に行く用事があったので借りて、安全運転で国道10号線を走っていたらいつのまにか後ろに白バイが付いて来ていた。ほんの少しのスピード違反で御用となった。う~ん。
⑤ 二人乗りでウイリー!
RZ350の持ち主を後ろに乗せ、二人乗りで宮崎:橘通りを走っていた。信号機で停まると、隣車線のそれらしき車が煽ってきた。信号が青になった瞬間、スロットルを開けたら簡単にウイリー状態になり後ろで友人が「やめろー!」と叫んでいた。車には負けたが、無事で良かった。

【1978年 鹿児島:開聞岳に単車で行った】
⑥ 単車で居眠り運転
山の帰りだったかどうか忘れたが、国道10号線を宮崎方面に走っていた。ふと気付くと、なんと「歩道」を走っていた。完全な居眠り運転である。どうやら縁石の隙間を通りぬけて歩道に入ったようで、とにかく無事で良かった。
⑦ 限定解除に失敗
持っている免許は中型なので400ccまでである。1度限定解除の試験を受けにいったが「これは、まあ無理」と思ってあっさり諦めた。
⑧ 岩登りに単車は不向き
若いころ、大観峰の岩場に通っていて、1回だけ単車で行った。その時は前腕が非常に疲れていたのだろう、腕がつって、帰り道で単車のクラッチが握れなくなり本当に困ったし危なかった。クライミングに単車で行ってはいけないと思った。
私の義兄は若いころハーレー(1200cc)に乗っていた。(この年代は車の免許を取ればどんな単車でも運転できた)
しかし単車事故を起こして入院することになり、そこで看護師をしていた私の姉と結ばれた。単車にも一つぐらいは良いことがあるようだ。
私としては大きな事故を起こす前に単車に乗ることを辞めて良かったと今でも思っている。