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昭和生まれ 熊本県菊池市在住 暇な日は草刈、読書、ナンプレなど

退職1ヵ月目の振り返り

2025.5.1(木) 徒然 147

庭で「ビーッ!」と何かの鳴く声がしたので、外を見るとコゲラだった。枯れかかったハナミズキの枝にやってきた。

退職して1ヵ月が過ぎた。
まだ旅行等にも行っていないのに、予想以上に楽しい。
そこで、この1ヵ月間(30日)を振り返ってみた。

①山行 10回 (日向神7,野岳1,岩野山1,九重山1)
イレブンRP3本(開花宣言、春リンドウの頃、アンダーリンク)
県体壁は2回

②フィットネスジム 10回(RADICAL/POWER 4回)

③草刈り 7回(実家5回)

④図書館 5回(キクロス3,西合志2)

⑤法事 3日(1周忌、通夜 葬儀)

⑥ドライブ 3回(おはくま、長湯、野岳)

⑦年金 いまだ0円 (講師2年間の退職金は出た!) 

⑧整骨院 1回(腰痛) 
 今はひじが痛い。少しやりすぎた感がある。

⑨始めたこと 家計簿つけ、フィットネスジム、片付け

⑩これからすること

5月1日、修理が終わった管理機で畑を15㎡ほど耕してみた。
畑仕事は力が要る。体が動く元気なうちに始めなければいけない。

隧道エリアのトポ公開

2025.4.30(水) 日向神277 ダム下36

今日の日の出前

29日(昭和の日)は野岳の予定だったが左ひじを痛めて休養日にした。
それで今日は「きこりぐらいはできるだろう」とソロで開拓へ。
着いてみると欲が出て、project5を初めて試登した。

① Project5をTr.ソロで試登

上部はかぶり気味で休めないので12の匂いがする。

今日のボッチ飯。
ムーミン・ビスケットは香典返しの品物。
飲み物はポカリではなく、スカイウォーターに食塩を配合したもの。羊かんは大きいサイズ、これで体重が減らなかった。

② Project6の掘り出し


110度ほどの前傾壁に走るシンクラック。
クラック内部のつるが枯れるまでしばらくかかりそう。登り切るには5年ぐらいかかりそう。

「隧道エリア」へのアプローチ

さくらエリア入口の分岐を右に行き、左側にある階段を上ると目の前に隧道エリアが現れる。
午前中は日陰で、午後も3時を過ぎると樹木の木陰になる。大きな隧道からは涼しい風が吹き抜け、意外に夏向きのエリアかも。

各ルートにネームプレートが付けてある。

【追記】
5月13日、Project5を初登して「イマカラダ(5.12a)」とした。

アンダーリンク(5.11c)初登!

2025.4.27(日) 日向神276 ダム下35

早めに来て、隧道エリアに向かうと大きなヘビがいた。

4月9日のブログ「日向神生き物図鑑」でも紹介した「ジムグリ」である。漢字で書くと「地潜」で、いつもは地面に潜っているため見かけることは珍しいと云われる。こんな大きな成体に出会えるのはラッキーだ。
今日のダム下は他県の方も含め10名と賑わった。
南向きの3階などはとても暑くなるので、朝の涼しいうちにProject4(4月16日にボルトを打った)にトライしたい。

① 春リンドウ(5.11b) リピート →5.10bへ

今日登ってみて(5.11b)はないな、と思った。
そして最上部で左のカンテを制限していたが、このエリアのアップ課題にしたいので制限をなくして(5.10b)とした。
また、スタートからコーナーを直上して最上部でもカンテを使わないならば(直登5.11a)の参考グレードを付けた。

② Project4(トライ4) NG

まだ体が硬く、1テンション。

③ project4(トライ5) RP(初登)

「アンダーリンク(5.11c) B5 10m 緒方一成」

アンダーホールドが多く、慣れないと力を使う。
ビレイヤーはゆきえさん。

④ project6の掃除2回目
チムニールートになりそうで、coming soon。

3階で昼食。

井ノ口さんから佐渡金山のお土産(金箔付き)を戴いた。
タケシさんからは大輪ヒマワリの種を戴いた。
アンダーリンクを初登したときに振りかけてもらいたかったな。

午後はみんなで隧道エリアに移動。

さっそく井ノ口さんが「アンダーリンク」にトライ。

Kcoさんのトップロープ・トライ。

ゆきえさんの「下手なヒールも数うちゃかかる」トライ。
長い足がうまく使えていないように見える(笑)

⑤ 下手なヒールも数うちゃかかる(5.11b) リピート

みんなからの「お手本を見せろ!」というプレッシャーに見事応えることができてほっと一息、お通夜参列のために早めの下山となった。

野岳で腰痛改善

2025.4.25(金) 長崎野岳 14

21日(月) 
フィットネスジムでバーベルを使ったパワー系プログラム。
裏庭の草取りで、ん?
22日(火)
ダム下(隧道エリア)の新しいラインの掃除で1時間以上壁にぶら下がって、ん・ん?
23日(水)
腰が痛いのでフィットネスジムでピラティスプログラムを選択、庭の草刈りと草取り。
24日(木)
腰(背中の下部)が痛いのでK整骨院へ行って安静に過ごす。
若者との「26日(土)野岳に行く」という口約束を反故(ほご)にされたが、長崎のタカさんが「25日(金)に行く」と言われた。
25日(金)
腰痛を押して長崎・野岳に向かう。
ロードスターで野岳まで約3時間のドライブ。
意外に腰痛がおさまっているぞ。車のシートが私の腰にフィットしている。
野岳は平日にも関わらず、クライマー5名、ボルダラー1名、ハイカー2名もいた。

① 禁じられた遊び(5.10c) リピート

② 魔の終着駅(5.11b)   リピート

私もヒールを使うようになってきた。

みなさんは「郷の者」「パワフル魂」などに取りついておられる。

③ ヘールボップすい星(5.11d) NG

スタートからして落ちる。
私にとって10ヵ月ぶりではオンサイトトライに等しい。

核心部で何回も落ちる。
しかし、手ごたえがあってなんとか終点まで行った。
足の置き方がポイントだ。

④ ヘールボップすい星 2回目 NG

1テンションで上まで、惜しかった。

⑤ ヘールボップすい星 3回目 NG

スタートの所作も身についた。

核心部でまた大苦労、QD回収に必死で登った。
自分の学習能力の低さを痛感した。
しかし、10ヵ月前は核心部で敗退していたので、今日は3回とも終了点まで達し成長がみえた。
足さばきを覚えているうちにまた登りたい。

今日は久しぶりの野岳で、新しいものを幾つも見た。

1)携帯用電動肩たたき機
フジワラさん所有。特に肩甲骨周りのマッサージに良い。

2)スマホ用ジンバルスタビライザー
なんと、スマホで動画を撮るときにクライマーを自動追尾する優れもの。かぼさん所有で、今日私が完登していたらネットにアップしてもらえたかもしれない。

3)キセキレイ

Uruさんに「ハクセキレイ」という素敵な曲がある。
見た目が麗しい鳥である。

4) きんに君の筋肉

ダボパンツ、ジョーラ、ヘルメットとは斬新なスタイルだ。

【追記】
野岳に行く萱瀬ダム方面からの道路が数年ぶりに開通しています。これで30分ぐらいは早くなりました。

私のカメラ遍歴~投稿1000回記念

2025.4.24(木)  思い出の写真10 徒然146

今回のブログで投稿数がちょうど1000回に達した。
2015年11月から投稿を始めて10年、つまり1年間で100回ペースの投稿になる。
なにか記念になる投稿にしようと考えたところ、私にとって「山・車・写真」は三位一体をなしているが、これまでカメラについて紹介したことがなかったので、1000回記念としてカメラを取り上げることにした。
また、3月末に退職して家の片づけをぼちぼち始めたところ、ちょうど中古買い取り業者さんが来られたので昔のパソコン台、ファンヒーター、皮ジャンなどと一緒に使わないカメラも出してしまった。
お世話になったカメラの恩に報いるためにもブログの中に記録しておきたい。

① 高校2年

「ヤシカ エレクトロ35」である。
父が職場から譲り受けてきたもので、我が家で初めてのカメラでもあった。フイルムは手巻きで、レンズは35mmの単焦点だった。画像はフラットで深みはなかったが写りは非常に良かった。難点はけっこう重かったぐらい。
このカメラで撮った写真はカテゴリー「思い出の写真」を参照して欲しい。

② 大学3年

「オリンパス OM10」である。
小型、軽量の一眼レフとして当時の山ヤのベストセラーになったモデルだ。
3年時、リーダーとして夏合宿に行く前に思い切って買った。貧乏学生で長期ローンを組んだのでずっと払い続けた記憶がある。
フイルム代、現像・プリント代も高かったのであまりたくさん写真を撮っていない。

針の木岳から下った黒部湖のテン場、カメラを大事そうに持ってテントの周りをうろうろする私。

北海道:十勝岳にて。こんな斜(はす)に構えた写真が多い。
数日前に信州大学思誠寮で登山靴を盗まれ、ハイキング用を履いている。(ワンゲル時代)

3月の槍ヶ岳山頂。
中古で買った長い望遠レンズなど交換レンズを3本も持って行った。若い時は重さが気にならなかったのだろう。(山岳部時代)

③ 29歳

「CANON EOS 10」である。
EOSシリーズの廉価版で、見た目よりも軽く自動焦点だった。
菊池渓谷で花の写真を撮るために高い純正のマクロレンズなどを買い求め、ポジフィルム(スライド用)を使い始めた。
田舎の写真コンテストで入選したこともあった。

1993年当時の日向神ダム事務所。以前は黒木町の小学校だった。今は取り壊されて公民館になっている。
隣には日向神社がある。
この後、家庭の都合でクライマーからランナーになった。

ご存知、カタクリの花。
30代後半からはネイチャーカメラマンの時代。

④ 44歳

「CANON EOS-kiss3L」である。
ポジとネガ2種類のフィルムを使うためにカメラ2台持ちになった。
レンズは中古のタムロン28-300の超高倍率ズーム。

⑤ 46歳

「CANON PowerShot-Pro1 」である。
一眼レフカメラのレンズをいちいちはめ変えたりレンズの重さやかさばることが気になっていた。
そこでレンズ固定、デジタルカード式、バリアングルも付いて接写もやり易そうなこのカメラを買った。
レンズの赤い帯はCANON高級レンズの証。
ところが接写時のピントが合わせにくいことが後で分かった残念な1台。

学校で「カメラクラブ」を立ち上げた頃の1枚。
ファミリーカメラマンの時代。


⑥ 51歳

「CANON EOSkissX3 」である。
ズームレンズ18-55、55-250の2本がセットだった。
このカメラは丈夫で長持ち(10年間)したが、のちにカメラ内部の小さな黒い点が写りこむようになった。(私以外誰も気付かないような点)

熊本クレッテルカメラードで岩は登らず、熊本城・宇土櫓の武者返しを登っていた。(草取りのボランティア)
ちなみにドイツ語でクレッテルは山岳、カメラードは仲間のことで、カメラとは関係ない。

⑦ 61歳

「CANON EOS-M」である。(現行機)
Mはミラーレスのこと。本体は超小型で、大人の手には小さすぎる感じもする。しかし、一眼レフながらなるべくレンズを交換しないようにするため18~150ズームを選択したので重くなった。
画質はあまり良くないが、取り扱いの良さが気に入っている。

今朝の1枚。

ダム下から図書館へ

2025.4.22(火) 日向神275 ダム下34 徒然145

午後から雨の予報だが、午前中に新しいラインの掃除だけでもやろうとダム下へ向かった。

①Project5の掃除
上から下がってブッシュを払い、斜めに生えたスギを切り落としたらねらっていたラインから1m以上ずれていた。
掃除の効率が悪く、小雨も降ってきたので早めの撤収。

②Project6の取り付きまでFixロープ張り
雨が思ったより降らないので別のエリアに転進。
GWはここで楽しめそうだ。

午前11時、ダム施設の軒下で早めのボッチ飯。
これでカップ麺の在庫が尽きた。

午後の予定はないのでキクロス(図書館)へ。
大きなサッシの外には白いテーブルとイスが置かれた広いデッキが見える机で座り読み。
うとうとしていると、職員の人がカメラを持って現れ、サッシを開けて雨上がりのデッキに出た。図書館の若い職員だから女性だろうと思ったが髪は短くメガネをかけて大きな白いマスクもをしていて男っぽく見えた。 服装も体型も中性的だ。
カメラは黒い一眼レフ(たぶんEOS:kissX)なので男が持つイメージが先行する。カメラを構える動きもキビキビして「男かな?」と迷う。
被写体は白いテーブル。
上から横からと画角や構図を変えて何枚も撮っている。雨上がりのこの時をずっと待っていて、前回の失敗を糧にして、時間も気にするようなその所作、よく分かる。

(このマムシグサを撮るときも画角や光線の具合、被写界深度など考えることは多い。4月10日撮影)

よく見るとカメラを持つ指が細くてきれいなことでやっと女性と断定した。
女性が去ってから「テーブルの何を撮っていたのか」とても気になったので私も外に出てみた。
白い丸テーブル。
う~ん、どの角度から見てもただのテーブルだ。 雨が降って濡れてはいたが周りの景色が写りこんでいる訳でもなく、私には何の写欲もわかない。かなり寄って撮っていたので抽象的な画像をねらっていたようだ。人の感性の違いがよく分かった。
帰り際にカウンターを見ると、件(くだん)の女性がまっすぐ前を向いて座っておられた。

県体壁:利用者講習会

2025.4.20(日) 県体壁 36

2025年度の熊本県体壁利用者講習会に参加した。
今年は久しぶりに「安全管理者」となって柵の鍵をもらい、平日の昼間から登ろうという目論見だ。
「オールサンデー・クライマーズクラブ」の賛同者も増えている。

ところで今日指導されたビレイ方法は、近年は国スポ(旧国体)に関係しないせいか外岩メインの私には随分違和感があった。

そのビレイ方法を簡単に言えば、「ビレイデバイスはグリグリ等の自動ブレーキ付きは使わずにチューブ式やATC等を使って、流して止める」やり方である。
確かにこれには色々理由があって以前からそう言われてはいたが、「流して止める」やり方がこれまで私には分からなかった。
それを今日、目の前で実演してもらい「なるほど! そうやっていたのか」と目からウロコであった。(あえてやり方は記述しない)
しかし外岩でリードが落ちた時、5mほども流して止めたのでは緩傾斜ならば体はキズだらけ、被っていたら元にもどれないことになりかねない。
また、「流して止める」やり方の大前提として、ビレイヤーは練習をしっかり積んだ心身ともに健康な大人でなければならない。
例えば私がいつも外岩でご一緒する「還暦を過ぎて肩や腰、歯が痛いけれどビレイは出来ますよ」とか言われる方々にはやってもらえないだろう。
とにかくリードが落ちた時はグリグリ等でロープを しっかり止め、後はロープの伸びで衝撃を吸収してもらいたい。

「外岩のやり方と人工壁のやり方は違う」と言われればそうかもしれないが、「人工壁は外岩を登るためのトレーニング場」と捉えている私には「流して止める」やり方はどうも納得できない止め方であった。

オールサンデー・クライマーズクラブ(ASCC)参加の条件に「グリグリやネオックスを持っている」ことが加わりそうである。

帰り道に寄った「弁天山」で見つけた生まれたてのナナフシ。
大谷翔平の娘さんと生年月日が一緒かも。

我が家の網戸にいた「ウンモンスズメガ」
何時間もここにじっとしていて、これで雌雄の出会いがあるのか心配になる。

ミツバツツジの頃

2025.4.16(水) 日向神 274  ダム下 33

4月15日(火)
まだ寒い一日。前日の阿蘇ではアラレが降ったそうな。

東方の阿蘇を望むと、高岳や鷲ヶ峰には積雪が見えた。

我が家では恒例の「鯉幟」を揚げた。
吹き流しは去年ケヤキに巻き付いて破れなくなった。

4月16日(水)
日向神:ダム下へ行った。同行は原口さん、ゆきえさん。

① Project4をTr.で登り、ボルト位置を決めた

試登は2回目、まだまだ手探り状態だがなんとかなりそう。
この後、終了点(2本)とボルトを5本打った。
  ※3階で昼食
② ミラージュ(5.11a) R(リピート)

本来はカンテの左から登るが、「カンテ直上ライン」を試したらいい感じ。グレードは同じぐらい。

3階では「ミツバツツジ」が見頃を迎えていた。

③ Project4にトライ(1) NG

このルートはアンダーホールドが多い。
スタートから「変な」アンダーで上腕二頭筋を酷使した。
結果、右腕が持てなくなってテンション。

この後、ゆきえさんがTr.でトライ。
変なアンダーを使わない、省エネムーブを発見された。

④ Project4にトライ(2) NG

核心部で手順足順を間違えてテンション。

⑤ Project4にトライ(3) NG

往生際が悪いとはこのことか。
もうぜんぜん体が上がらない。

後は「ダム下隧道」
オールサンデークラブ員、募集中。

「おはくま」 2025-4月

2025.4.13(日) ロードスター 100

雨音で目覚めた日曜日、しかしこの後は晴れの予報だ。
こんな日曜日は「おはようくまもと・ロードスターミーティング」に行くしかない。
午前9時、雨は上がったが気温12度で、風が強い。
オープン走行は気持ちいいが、大観峰での気温は4度。

今日もロードスター、コペン、86、タイプRで満車状態。
大分から参加のこの赤いNAが大人気だった。

こんなタイヤを見つけた。
岐阜県のシバタイヤが販売しているアジアンタイヤらしい。
寒いので持ってきたコーヒーセットや椅子を出す気にもならない。

昼食はタケシさんの案で、南阿蘇村の「手打ちそば・日出や」を目指して阿蘇大橋を渡った。

「日出や」は国道325号から少しだけ入ったところの樹間にあり、知らない人は誰も気付かない隠れ家的な佇まいだった。
白いロードスターはタケシ号。
外は寒かったので、私は温かい「鴨なんばん」を戴いた。
この店のご主人夫婦は先日、日向神・ダム下3階に登りに来られていた。

岩野山でクライミング基礎講習会

2025.4.12(土) 岩野山 49

4月5日に「あそ望山岳会」の総会があり、新人も5人入ったので年度当初の「クライミング基礎講習会」を岩野山で実施した。

急な開催ながら9名の参加があった。しかし肝心の新人はスミさんだけで、リターン・クライマーの参加が多かった。
だいたいベテランと呼ばれる人は自分なりの道具や自分なりの使い方をすることがよくある。頭の柔軟性が減り、一つ覚えてそれでこれまで事故なくやってくると新しいものに変えることがなかなかできない。(私もそうだ)
クライミングは「オウンリスク(自己責任)」と言われるが、事故が起きればパートナーや岩場にも迷惑がかかることを認識し、常に新しい知識や技術を取り入れていきたい。

今日はベテランクライマーが多かったので、基本的な道具の使い方やビレイの方法等についてはまずまずであった。
しかし、登り方に関しては久しぶりのクライミング(岩登り)で、いわゆる「へっぴり腰」やプロテクションから離れる「ランナウト」が目立った。
「クライミングの最良のトレーニングはクライミングをすること」と昔から言われているので、これからもクライミングを続けて行けば幾つになっても自分の成長に気付き、生涯スポーツとして楽しんでいけると思う。

「ニッケ栗まんじゅう(5.10a)」を登るKcoさん

「また岩野山に来て、今日登れなかったルートを登りたい!」とKcoさんが言われていた。
こんなふうに他人(ひと)との競争ではなく、自分なりの目標を持って岩と対峙すればすばらしい成果が表れると思う。
また、そのためには日ごろの生活習慣を見直し、事故なくクライミングの一日を過ごすことが大切であろう。

今日、久しぶりに岩野山でロープ・クライミングをして、ボルトを数カ所打ち直した方がよいことに気付いた。
次回は「岩場のメンテナンスと開拓講習会」を開催したいと思っている。
あんまり暑くなる前に。