issey のすべての投稿

昭和生まれ 熊本県菊池市在住 暇な日は草刈、読書、ナンプレなど

忘年会からのダム下3階

2025.12.7(日) 日向神322 ダム下78

土曜日の夜、「水辺プラザかもと」の宿泊棟であそ望山岳会の忘年会が行われた。

この施設はガスコンロ等の火が使えないので例年の鍋がない。
この後、大ちゃんのおでん鍋(電熱器)が登場した。
忘年会ではそれぞれに今年を振り返った。
良いことも悪いこともいろいろあった方が豊かな人生だ。
私は今年の3月末に退職して山登り放題の人生が始まったばかり。忘れたくない事が多かった1年だった。

日本一の富士山に変身したのは誕生日のす~さん。おめでとう!

なんか運よく「ブラックサンダー」20本入り箱をレイコロンからもらった。これでしばらくは山での昼飯に困らない。

12月7日(日)、みんなで暖かそうな「ダム下3階」へ行った。

隧道と3階で20名以上はいた。
私は今年、隧道の住人になっていたので3階は本当に久しぶり。

「サニー(5.11a)」をリピート。(写真は核心部)

今日もこのルートで足を痛めた方がでた。このルートは中間部にテラスがあり、そこから急に核心部となる。核心部で落ちるとロープが伸びてテラスにグランドフォールする。できればテラスでピッチを区切り、ビレイは中間部のテラスで行う方が無難だろう。

「セッコクガーデン(5.11a)」をリピート。
3年ぶりなのでほぼOS気分。

「Give me Five! (5.11b)」をリピート。
けっこう思い切りよく行けた、本日快心の1本。
3年前は2便目でのRPなので腕を上げたかも?
今日もTシャツで若さをアピール。(昨日と同じ服)

「ジェードル(5.11a)」をリピート。
これは約1年ぶり。

「山桜(5.11d)」を登るあっちゃん。

「椿姫(5.10a)」を登るサコちゃん。頑張った成果あり。
老婆心ながらクライマーは岩場では目立つ明るい色の服を着て、足が長く見えるようなポーズを心がけよう。
(カメラマンの心がけは後日)

september(5.10c)初登

2025.12.6(土) 日向神321 ダム下77

朝の気温2度でのオープンは気持ちが良い。
岩場は終日10度ぐらいでも隧道出口エリアは陽が当たって暖かい。

まずは1本拓いた。
先日ナッツやカムを使って試登したところで、「夏休み」のスタート地点から「秋休み」の終了点までクラックを右上するライン。プロテクションは既存のボルトで取る。かなりロープは曲がるがそれほど苦にはならない。
「September (5.10c) B7 緒方一成」の完成。

先日拓いた「冬のモーキン(5.11a)」のコーナーにあるガバを使わないラインを山下さんが引いたので早速やってみた。
なんとかうまく登れて良かった。これでもしガバがなくなっても大丈夫!
写真はみ~子さんからの提供。

ついでに岩場をトラバースするルートを設定した。左の「ウオテイン効果」から「アンビバレント」まで、5.10cぐらい。復路もグレードは同じ。
「グランドトラバース(5.10c)」

もう1枚、septemberのラインがよく分かる写真がタケシさんから届いた。

霜の朝

2025.12.4(木) 徒然157 ガーデニング22

日本全国寒波に見舞われている。
今朝の青森:酸ヶ湯温泉は積雪1mだとTVに出ていた。今年の7月28日、酸ヶ湯から八甲田山に登ったのがなんとも懐かしい。

7:30過ぎ、庭に陽が当たり始めたのでカメラを持って出てみた。

まだつぼみのヒマワリが真っ白くなっている。

徐々に陽が当たり始めた。

12月のヒマワリはこんな感じで面白い。

ナスの実でやっとカメムシを1匹見つけた。ナスの葉も今日で完全に終わった。

先日、実家の手入れに行った。今は私の長男が一人で住んで(留守番?)いるが、庭の手入れはすべて私の仕事になっている。

倉の裏側が大変なことになっていた。
「ツタのからまるチャペル」なら歌になるが・・・。

問題はこの泰山木(タイサンボク)。
10年ほどほったらかしたので、隣家との境界を大きく越えて悪さをしている。
ハーネスを付けて木に登り、セルフビレイを取って電動チェーンソーを振り回した。

今年はこのくらいで許してやろう。
10年後を考えるとばっさりと切った方が良いかもしれない。

先週は芋ほりをした。これは試しに1株を掘った結果で、大豊作であった。先週末から山友さん方にお配りしている。

ところで、福岡の山友のAさんにこれを「カライモ」と言ったら言葉が通じなかった。「カライモって何? これ、サツマイモでしょ」と。
先日、床屋に行って耶馬渓の素敵な紅葉の話をしたら
「ヤバケイ? 初めて聞いたな」
「ほら、大分県中津の近くで、小学校6年生の道徳の本に載っている『青の洞門』のあるところですよ。菊池寛の『恩讐の彼方に』とか・・・。」
「中津の唐揚げはうまいね」

歳をとると時々むなしくなったり、全く違う人生があることを感じたりして面白い。
今日は図書館で漫画「SLAM DUNK(スラムダンク)」を読み続けて昼飯を食べることすら忘れた私。

初冬:ダム下の賑わい

2025.11.30(日) 日向神320 ダム下76

初冬ながら昼間の気温は約20度と暖かい。私は今日も隧道エリアでまったりと過ごしたが、「3Fは暑い」と何人か下りて来られた。隧道と3Fで20人ぐらいと賑わった。

アップなしで下から「NPルートの開拓」に取り組んだ。

予想通り中間部の細いクラックが難しい。きれいな細い平行クラックでナッツも同じサイズがあと2個は欲しい。
安全第一、近くのボルトハンガーでプロテクションを取りながら「秋休み」の終了点まで行った。
クラックグローブ(手作り)の活躍の場はなかった。

「イマカラダ(5.12a)」にトライ。このアンダーホールドを取って左足を上げるムーブが私の核心。ビレイはゆきえさん。

3ピン目にクリップ。ここのトラバースは地味に悪い。

上部のきつい所。
この後、ガバを持ったのにクリップ前で大フォール。
背中の赤い文字は「挑め」だが達筆すぎて「桃」としか見えない。(武田双雲 書)

出口エリアに昨日できたルート「冬のモーキン(5.11a)」の下部にある割れた岩をタケシさんが長ボルトで固定された。

「冬のモーキン(5.11a)」をRPされた石松さん。
左足の岩が固定されている。
意外にOS(オンサイト)は難しいルートだ。

今日のダム下の空には猛禽(モーキン)類がたくさん舞っていた。

みーこさんからTシャツ(L)をいただいた。
近年マラソン大会に出ていないので新しいTシャツは有難い。
ちなみに今日着ていた「挑」シャツは「2015年熊本城マラソン大会」の参加賞。

いい天気だった。

SNSで見つけたみ~子さんの写真をAIで加工、画像を創ってみた。

冬のモーキン(5.11a)開拓・初登

2025.11.29(土) 日向神319 ダム下75

朝の外気温4度のオープンは気持ちがいい。
快晴の土曜日、隧道エリアは11名のクライマーで賑わった。

私は23日(日)に試登したラインに終了点とボルトを打った。
隧道出口エリアの最も左のルートになる。

カメラマン:サトちゃんの作画は面白い。

空からトビが「何をしているのかな~」と眺めに来た。
ハヤブサも飛んでいたらしい。

さっそくトライしてみた。ビレイはレジェンドの原口さん。

1本目、思った以上にうまく登れた。
冬のモーキン(5.11a) B4 10m 緒方一成」の完成。

「イマカラダ(5.12a)」をRPされた山下さん。

「ウオテイン効果(5.11d)」を登った。

この態勢が作れると気持ちがいい。

帰るころに朗報が届いた。

熊本のザッキーさんが「冬のモーキン」をRP、第2登。

耶馬渓観光(紅葉狩り)

2025.11.28(金) ロードスター 110

11月19日に通った「深耶馬渓・一目八景」の紅葉がすばらしかったのでまた耶馬渓観光に出かけた。
一応のお目当ては、①羅漢寺 ②青の洞門・競秀峰の鎖場 ③耶馬渓橋(石橋)だった。

「深耶馬渓・一目八景」の紅葉はまだ十分満足であった。

菊池~小国~玖珠~深耶馬渓は約2時間の快適ドライブ。
この後、羅漢寺に参拝したかったが大変高尚なお寺で入山料が1000円、写真撮影禁止、スマホ利用不可と知って諦めた。
数年前、手前の「古羅漢」という岩窟峰に登っていたので「もういいか」と思った。

青の洞門駐車場から「競秀峰」の山道に入る。
岩山の中腹にあるトラバース道が鎖場らしい。
自動車道は隧道の補修中で通行止めになっている。

山道の途中にある石仏。妙見窟など大きな岩窟には祠があり、昔は修験の山だったことがわかる。
その昔、禅海和尚は羅漢寺に参った後、山国川に迫る岩峰の鎖場から人が落ちるのを見て洞門を掘ることを決意、30年の月日を経て完成させたという。
今その鎖場は通行禁止になっていて、非常に残念であった。
ちなみに、青の洞門を掘るには善意の人力だけではなく、多額の資金が使われたので開通後には日本最初の「有料道路」になっている。洞門の通行料として人は4文・牛馬は6文だった。

競秀峰の岩頭から山国川と駐車場を見下ろす。
山を下って「青の洞門」を歩いてもどろうと思ったら「落盤事故の補修で通行不可」だった。しばらくは通れないようだ。
ここで有名な「耶馬渓橋」が意外に近いことが分かり歩いて行った。

見事な7連の石橋で、長さは石橋として日本一である。
欄干部分が新しくなっているのは2012年、2017年、2023年などの度重なる洪水の修復跡だろう。本体部分の強さには感動する。

中津といえば「唐揚げ」だろう。村上食堂の唐揚げ定食900円。

帰りは日田市の豆田町に寄った。ここは国の「重要伝統的建造物保存地区」になっている。醬油屋、羊かん屋、箸屋など小京都の風情がありぶらぶら歩くのも楽しい。白壁に残る「鏝絵(こてえ)」も一見の価値がある。
江戸時代、日田は天領として栄えたところである。

江戸時代後期、廣瀬淡窓が開いた「咸宜園(かんぎえん)」跡地に寄った。ここは当時の日本最大級の私塾で、高野長英、大村益次郎などを輩出した。
熊本初の総理大臣「清浦圭吾(鹿本町出身)」もこの咸宜園で学んでいる。たぶん、鹿本からなら歩いて八方ヶ岳の北側「宿ヶ峰尾峠」を越えて3日ぐらいか。いや、久留米に行って筑後川を船で上ったかな。豆田町に「港」という船着き場があった。

雨に強い隧道エリア

2025.11.26(水) 日向神318 ダム下74

前日の25日は急な雷雨と地震(阿蘇は震度5)で異様な雰囲気だった。
晴れ予報の今日はダム下3階で登る予定だったが、先に行かれた井ノ口さんらが「岩が濡れている」と下りて来られた。
岩が垂直から薄かぶりの「隧道エリア」は昨夜程度の雨では全く影響なし。特に出口エリアはカラカラだった。

「積乱雲(5.10a)」を登るSさん。中間部のホールドが変わり、私には(5.10b)ぐらいに感じた。

「積乱雲」の左側をTr.で試登してみた。なんとかラインが引けそう。

藤原さんが「下手なヒールも数うちゃかかる(5.11b)」をRP。これで隧道エリアのリードルートはコンプリート!

私も登ってみると、3月の初登時に比べてものすごく楽だった。自分の成長を感じた。

「通り雨(5.10c)」を登るゆきえさん。このルートはラインの取り方でグレード感が変わる。。

雨の翌日の平日クライマーは8名。

初冬ながら色づいたカエデがまだまだきれい。

今日の拾得物。
受け取り時の合言葉は「ブログをいつも見ています!」

Jr.クライミング教室

2025.11.24(振〕  クライミング教室

真夏の様にヒマワリが咲いてきた。背丈は低い。

3連休の最終日は熊本県体壁での「ジュニア・クライミング教室」のお手伝いをした。

まあ、子どもたちは疲れを知らないので登る登る。

昼休みに5.11a、5.10bを登る機会を得てもう十分満足。
午後は「保護者ビレイ講習会」が開催された。

県体壁でリードの練習をする子どものビレイは保護者が責任をもって行うという体制作りだ。

県体壁でのビレイは「ATC」などのチューブラータイプの使用が基本だ。

絶好のクライミング日和。
「もんじろう」も体育服で参加。見目麗しい姿の15歳。

初冬の隧道エリア

2025.11.23(祝) 日向神317 ダム下74

朝の気温は6度、それでも快晴なのでオープンで行く。3連休の中日、福岡方面からたくさんの面白い車やバイクが阿蘇を目指していた。

「夏休み(5.11c)」を登る。
この写真のアングルは今までなかった。カメラマンはこの壁を熟知している「あの方」に違いない。
(私はちゃんと写真を撮っているか心配中、ではなく足の置き場を確認中!)

今日、半袖で登っていたのは私だけか。
(ギャラリーの前で若さをアピール)

「秋休み(5.11a)」を登る。
相変わらずザラザラのホールドだが、こんな岩もあることを楽しんでほしい。

原口さんが見事にRP。
「できると思えばできる。できないと思えばできない」を体現された。

Sachikoさんも下部で奮闘中。

隧道出口エリアは午前中の日当たりが良い。
ルートはたった3本だが5.10a、5.11a、5.11cとそれぞれが目標にするグレードがそろい大人気。

「イマカラダ(5.12a)」を池田さんがトライ中に最上部のホールドが欠けた。ハンマーとワイヤーブラシで整備したが、グレードに変更はない。
初冬のダム下は県外のビジターも多かった。

ところで、隧道エリアは「○○適地」としても認識されてきたようだ。小さな車のロードスターで「不便を楽しむ」ことと似た感じだろう。

我が家の新しいペットは「せいじゃんばば」

ちょっと不調なり

2025.11.22(土) 日向神316 ダム下73

起きるといつも指が固まっているし、右肩甲骨が少し痛くてそれをかばって肩も痛くなってきた。ちょっと不調だが暇なのでダム下へ。

藤原さんが「イマカラダ(5.12a)」をやっていたのでつきあった。2回やって、下部の1テンでいけた。今の調子としては上出来だろう。
藤原さんは不屈の精神とテクで見事にRP。

このごろ大人気の「ウオテイン効果(5.11d)」を登るトモコさん。このルートは登れると気持ちがいい。

「アンダーリンク(5.11c)」のホールドが欠けたので、左側のラインを探る山下さん。ハンマーがなかったので鉄杭で脆い岩を落とした。グレードの変更はいまのところ、ない。

今日も隧道エリアは賑わった。
しかし川の対岸(南側)に山があって日照時間が短くなってきた。
そろそろ日当たりの良い3階(3F)に移動するかな。