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昭和生まれ 熊本県菊池市在住 暇な日は草刈、読書、ナンプレなど

ノーテン日、終了

2025.12.23(火) 日向神325 ダム下81

今日も極楽気分の暖かい一日。
ダム下3Fは6人。

① ひなまつり(5.11a) リピート

今年の3月以来。
上部の凹角はけっこう立っている。

② ジェードル(5.11a) リピート
最後は右から登った。

③ シンクロニシティ(5.11c) NG

【下降中の私】

3年ぶりのトライは核心部でテンション。
すかさず下の井ノ口さんから「ノーテン日、終了!」の声
このルート、核心部が終わってもスラブが延々と続くので何回もはやりたくない。

④ 開花宣言(5.11d) NG
ハング下に入るともう休めず、久しぶりに全身の筋肉を動員した。

岩場によくいる「カベアナタカラダニ」は無害。
暖かいのでまだいた。

「Give me five!(5.11b)」を登る藤原さん。

⑤ 開花宣言(5.11d) NG

3ピン目から左へ行く。

こんな時こそリラックスが大事。
次回はイケそう。

「彼岸桜(5.11d)」を登る藤原さん。
この後、核心部で大事なホールドが欠けた。
藤原さん曰く「もう、5.12だろう」

今日の帰りも満足のオープンドライブ。
菊鹿の西の空に三日月が出ていた。

触れたら指が切れそうな三日月。(マニュアル撮影)

♪君がいない夜だって 
そうno more cryもう泣かないよ
がんばっているからねって 強くなるからねって
君も見ているだろう この消えそうな三日月
つながっているからねって
愛しているからねって
三日月に手をのばした 君に届けこの想い

肉眼で見ると左側に影の部分が見える。
これは「地球照」(ちきゅうしょう)と言って、地球に当たった太陽の光で月が照らされているもの。

冬至

2025.12.22(月) 体・トレーニング22 徒然158

今朝の夜明け前の空はきれいだった。
それを窓から見ただけで、写真に撮らなかったことを後悔している。
「毎日が日曜日」なのに今日はいろいろと用事が重なった。
昼間働きに出ていれば夜になって「そんなこともあったんだ」の一言で済むのに。
午後は山(雑木林)の手入れに行った。

夕方、山の帰り畑の向こうに長崎:雲仙岳が見えた。

今年は体の不調が長引いている。
カレンダーから体のメモ書きを拾ってみよう。

1月~山で滑って股間を打撲(全治3ヵ月)
3月~腰痛、左肩痛(3日間)
4月~腰痛、左ひじ痛(1週間)
5月~左首筋痛、左わき腹痛(1週間)
6月~右首筋痛、右手指痛(この後ずっと)
7月~左ひざ痛(東北山旅の間、下山時に痛んだ)
8月~左わき腹痛、夏の疲れ? 【整骨院】
9月~右腰痛、背中痛
10月~右手指、腰痛     【整骨院】
11月~右手指、右肩甲骨痛
12月~右手首、右肩痛、右腰痛 【整骨院】

今、改めて上の表を見ると体の左側の痛みが右側に移ってきたことが分かった。
右手指は隧道エリアでアンダー持ちを多用したから。
12月の右手首は1週間前に山の手入れで重いなたを振り回したから。我ながら「弱いな」と思った。
12月の腰痛は朝起きた時に痛く、体を動かすと徐々に良くなる。対策として柔いベッドを止めてフローリングにキャンプ用マットを敷いて寝たがまだ2日目で効果は不明だ。

ダム下:今日もノーテンの日

2025.12.19(金) 日向神324 ダム下80

朝から空が美しい。
昼間の気温は18度、小春日和のダム下をKcoさんと貸し切りクライム。

【隧道エリア:隧道向こう】
① 積乱雲(5.10a) リピート
② 秋休み(5.11a) リピート

「秋休み」と「冬のモーキン」にカードを挿した。

③ 積乱雲(5.10a) リピート
Kcoさんが私とは違うムーブでRPしたので同じようにやってみた。一回目はツンツンパツパツで行ったが、今回は自分にとっても理想的なムーブで行けた。

【ダム下:3階】
④ オスプレイ(5.11b) リピート

今年の2月23日に2便で第2登している。ほとんど印象に残っていないがOS出来ていないのでその秘密を探るべく登ってみた。
すると傾斜はないが案外小さいホールドが多く、下から上まで同じような強度が続く。疲れていたら上までもたない感じだった。

⑤ ジェードル(5.11a) リピート

写真は「ジェードル」をRPするKcoさん。前回、最上部を左から行ったので今回は正規の右から登られた。素晴らしい心根。

⑥ ミラージュ(5.11a) リピート
このルートもKcoさんはRP。まさに「伸び盛り」とはこのこと。

⑦ バレンタイン(5.11b) リピート

このルートも今年の2月11日以来。その時は3便もかけているのでいまだ私も「成長期」かな。今日もTシャツがちょうどいい。

⑧ セッコクガーデン(5.11a) リピート

今日はカメラマンがいないのでこんな写真しかない。

⑨ セッコクガーデン(5.11a) リピート
「せっかく」なのでもう1回登ってみた。この3本並びの(5.11a)ルート中では一番面白い。

今日は9回(7本)登って、NGが1回もなかった。
このブログの熱心な読者の方ならば、私の12月中(4回)のクライミングでは「テンション!(NG)」という言葉がなかったことにお気づきだろう。
先日「12月はいまだノーテン」の話をYさんにしたら、
「いや、このまえイマカラダ(5.12a)にトップロープでぶら下がっていたでしょうが・・・」と返された。そこで記録を調べてみたら、それは11月30日の出来事だった。

ビレイ講習会に参加

2025.12.14(日) 県体壁45

県山岳・スポーツクライミング連盟のビレイ講習会に参加した。
講師はJMSCA(Japan Mountaineerling&Sport Climbing Association)の佐原さん。
午前中は机上講習、午後は県体壁で実際のビレイの練習会だった。
人的ミスをなくすためにロープの結び方、バッグへの入れ方・出し方、ビレイデバイスの扱い方、クロスチェック、ビレイヤーの心構えなど実際に即した内容で大変有効であった。
普段はパートナー同士、相手を信用し良い意味で「適当」にやっているがビレイヤーは本当に大変な役割であることを再確認した。
今日は主にチューブ式(ATCなど)を使って、現在の最新・最高のビレイ方法ということでロープの握り方、デバイスまでの手の位置など細かな注意点があった。
私は普段グリグリを使っているが、よく難しいと言われるロープの繰り出し方法なども教えていただき参考になった。そして、講師の方が「安全を優先して、普段はグリグリを使っている」と言われたことは我が意を得たりという心境だった。

岩場では「俺は何十年も○○でやってきて1回も失敗したことはない!」とか「最初に○○を習って、今でも不便に感じることはないので使っています。いや、人には勧めませんけどね」なんて話はよくある。
凝り固まった頭を変えることは難しいが、「より安全・安心な方法があるならばやってみようかな」という柔軟な思考は欲しい。
ビレイヤー選びは最高の安全策だ。

午後の様子。みんな熱心に実践を積んだ。

重さ45㎏の重りを落としてなるべくショックを与えないように、壁ドンにならないように制動する訓練が難しい。慣れないと重りが急に停止してビレイヤーは上に1~2m飛ぶ。上手に行えばロープの伸びやデバイスの摩擦力を使って本当にショックが少なく停止できる。

15mの高さから45㎏の重りを落とした時の運動エネルギーは相当なものだ。

私がビレイヤーの時に事故は起きた。
ウインチで重りを上まで巻き上げ、私が「ロープをビレイデバイスにセットしよう」とした時に誤って不意に重りが落下した。私の右手の中をロープが「シュッ!」と走った。
幸いグローブが摩擦熱で3ヵ所溶け、皮膚は少し白くなっただけで済んだ。
次はオール皮のグローブにするか。

雀荘からのダム下3F

2025.12.13(土) 日向神323 ダム下79

12月12日(金)

この夜のために図書館で本を2冊借り、毎晩Mリーグの動画を見て勉強した。このアガリはダマで「タンヤオ、ドラ3の親マン」
成績は①見学 ②3位 ③1位 ④4位
家に帰ると0:30で家族はみんな寝ていた。

12月13日(土)
家を出るとき家族はまだみんな寝ていた。

今日のダム下はみんなで9名。

①ミラージュ(5.11a) リピート

ミラージュ2~3ピン目の岩が不安定になったので、タケシさんに固定して頂いた。こんなメンテナンスが大事。

②河津桜(5.11c) リピート

3年ぶりのトライ。3年前は確かQDが下がっていたが、今日はマスターリード。ビレイヤーはK1さん。

曇り空で気温12度、風があって体感はもっと低い。
カメラマンはザッキーさん。

中間の核心部。岩が冷たく、指がかじかむので息を吹きかけながら登る。(心が折れそう)

上部は易しそうな少し右のラインを取った。すると最終クリップは持てるホールドがなくなり非常に苦労した。
3年前に比べて力が落ちていないことに満足の1本。

③セッコクガーデン(5.11a) リピート

雨雲が近づいてきたので、回収便で登った。

左は「ジェードル」を登る原口さん、右は「オスプレイ」を登るあおいさん。

隧道の中で原口珈琲をすすりながら今年の漢字「熊」や日中関係を論じていたら小雨が降り出して撤収。

忘年会からのダム下3階

2025.12.7(日) 日向神322 ダム下78

土曜日の夜、「水辺プラザかもと」の宿泊棟であそ望山岳会の忘年会が行われた。

この施設はガスコンロ等の火が使えないので例年の鍋がない。
この後、大ちゃんのおでん鍋(電熱器)が登場した。
忘年会ではそれぞれに今年を振り返った。
良いことも悪いこともいろいろあった方が豊かな人生だ。
私は今年の3月末に退職して山登り放題の人生が始まったばかり。忘れたくない事が多かった1年だった。

日本一の富士山に変身したのは誕生日のす~さん。おめでとう!

なんか運よく「ブラックサンダー」20本入り箱をレイコロンからもらった。これでしばらくは山での昼飯に困らない。

12月7日(日)、みんなで暖かそうな「ダム下3階」へ行った。

隧道と3階で20名以上はいた。
私は今年、隧道の住人になっていたので3階は本当に久しぶり。

「サニー(5.11a)」をリピート。(写真は核心部)

今日もこのルートで足を痛めた方がでた。このルートは中間部にテラスがあり、そこから急に核心部となる。核心部で落ちるとロープが伸びてテラスにグランドフォールする。できればテラスでピッチを区切り、ビレイは中間部のテラスで行う方が無難だろう。

「セッコクガーデン(5.11a)」をリピート。
3年ぶりなのでほぼOS気分。

「Give me Five! (5.11b)」をリピート。
けっこう思い切りよく行けた、本日快心の1本。
3年前は2便目でのRPなので腕を上げたかも?
今日もTシャツで若さをアピール。(昨日と同じ服)

「ジェードル(5.11a)」をリピート。
これは約1年ぶり。

「山桜(5.11d)」を登るあっちゃん。

「椿姫(5.10a)」を登るサコちゃん。頑張った成果あり。
老婆心ながらクライマーは岩場では目立つ明るい色の服を着て、足が長く見えるようなポーズを心がけよう。
(カメラマンの心がけは後日)

september(5.10c)初登

2025.12.6(土) 日向神321 ダム下77

朝の気温2度でのオープンは気持ちが良い。
岩場は終日10度ぐらいでも隧道出口エリアは陽が当たって暖かい。

まずは1本拓いた。
先日ナッツやカムを使って試登したところで、「夏休み」のスタート地点から「秋休み」の終了点までクラックを右上するライン。プロテクションは既存のボルトで取る。かなりロープは曲がるがそれほど苦にはならない。
「September (5.10c) B7 緒方一成」の完成。

先日拓いた「冬のモーキン(5.11a)」のコーナーにあるガバを使わないラインを山下さんが引いたので早速やってみた。
なんとかうまく登れて良かった。これでもしガバがなくなっても大丈夫!
写真はみ~子さんからの提供。

ついでに岩場をトラバースするルートを設定した。左の「ウオテイン効果」から「アンビバレント」まで、5.10cぐらい。復路もグレードは同じ。
「グランドトラバース(5.10c)」

もう1枚、septemberのラインがよく分かる写真がタケシさんから届いた。

霜の朝

2025.12.4(木) 徒然157 ガーデニング22

日本全国寒波に見舞われている。
今朝の青森:酸ヶ湯温泉は積雪1mだとTVに出ていた。今年の7月28日、酸ヶ湯から八甲田山に登ったのがなんとも懐かしい。

7:30過ぎ、庭に陽が当たり始めたのでカメラを持って出てみた。

まだつぼみのヒマワリが真っ白くなっている。

徐々に陽が当たり始めた。

12月のヒマワリはこんな感じで面白い。

ナスの実でやっとカメムシを1匹見つけた。ナスの葉も今日で完全に終わった。

先日、実家の手入れに行った。今は私の長男が一人で住んで(留守番?)いるが、庭の手入れはすべて私の仕事になっている。

倉の裏側が大変なことになっていた。
「ツタのからまるチャペル」なら歌になるが・・・。

問題はこの泰山木(タイサンボク)。
10年ほどほったらかしたので、隣家との境界を大きく越えて悪さをしている。
ハーネスを付けて木に登り、セルフビレイを取って電動チェーンソーを振り回した。

今年はこのくらいで許してやろう。
10年後を考えるとばっさりと切った方が良いかもしれない。

先週は芋ほりをした。これは試しに1株を掘った結果で、大豊作であった。先週末から山友さん方にお配りしている。

ところで、福岡の山友のAさんにこれを「カライモ」と言ったら言葉が通じなかった。「カライモって何? これ、サツマイモでしょ」と。
先日、床屋に行って耶馬渓の素敵な紅葉の話をしたら
「ヤバケイ? 初めて聞いたな」
「ほら、大分県中津の近くで、小学校6年生の道徳の本に載っている『青の洞門』のあるところですよ。菊池寛の『恩讐の彼方に』とか・・・。」
「中津の唐揚げはうまいね」

歳をとると時々むなしくなったり、全く違う人生があることを感じたりして面白い。
今日は図書館で漫画「SLAM DUNK(スラムダンク)」を読み続けて昼飯を食べることすら忘れた私。

初冬:ダム下の賑わい

2025.11.30(日) 日向神320 ダム下76

初冬ながら昼間の気温は約20度と暖かい。私は今日も隧道エリアでまったりと過ごしたが、「3Fは暑い」と何人か下りて来られた。隧道と3Fで20人ぐらいと賑わった。

アップなしで下から「NPルートの開拓」に取り組んだ。

予想通り中間部の細いクラックが難しい。きれいな細い平行クラックでナッツも同じサイズがあと2個は欲しい。
安全第一、近くのボルトハンガーでプロテクションを取りながら「秋休み」の終了点まで行った。
クラックグローブ(手作り)の活躍の場はなかった。

「イマカラダ(5.12a)」にトライ。このアンダーホールドを取って左足を上げるムーブが私の核心。ビレイはゆきえさん。

3ピン目にクリップ。ここのトラバースは地味に悪い。

上部のきつい所。
この後、ガバを持ったのにクリップ前で大フォール。
背中の赤い文字は「挑め」だが達筆すぎて「桃」としか見えない。(武田双雲 書)

出口エリアに昨日できたルート「冬のモーキン(5.11a)」の下部にある割れた岩をタケシさんが長ボルトで固定された。

「冬のモーキン(5.11a)」をRPされた石松さん。
左足の岩が固定されている。
意外にOS(オンサイト)は難しいルートだ。

今日のダム下の空には猛禽(モーキン)類がたくさん舞っていた。

みーこさんからTシャツ(L)をいただいた。
近年マラソン大会に出ていないので新しいTシャツは有難い。
ちなみに今日着ていた「挑」シャツは「2015年熊本城マラソン大会」の参加賞。

いい天気だった。

SNSで見つけたみ~子さんの写真をAIで加工、画像を創ってみた。

冬のモーキン(5.11a)開拓・初登

2025.11.29(土) 日向神319 ダム下75

朝の外気温4度のオープンは気持ちがいい。
快晴の土曜日、隧道エリアは11名のクライマーで賑わった。

私は23日(日)に試登したラインに終了点とボルトを打った。
隧道出口エリアの最も左のルートになる。

カメラマン:サトちゃんの作画は面白い。

空からトビが「何をしているのかな~」と眺めに来た。
ハヤブサも飛んでいたらしい。

さっそくトライしてみた。ビレイはレジェンドの原口さん。

1本目、思った以上にうまく登れた。
冬のモーキン(5.11a) B4 10m 緒方一成」の完成。

「イマカラダ(5.12a)」をRPされた山下さん。

「ウオテイン効果(5.11d)」を登った。

この態勢が作れると気持ちがいい。

帰るころに朗報が届いた。

熊本のザッキーさんが「冬のモーキン」をRP、第2登。