耶馬渓:中の迫岩峰群 2

2023.11.11(土) クライミング 7

前日までの雨も上がり、絶好の紅葉クライミング日和である。
7:00 自宅発
10:00 中津市耶馬渓中の迫駐車場:スタート
装備は2人で50mダブルロープ2本。靴はアプローチシューズ。

少し道路を下って、砂防堰堤の上から対岸に渡る。
地蔵のある尾根からしばらく歩くと岩稜帯になる。

写真中央の稜線にそびえる丸いピーク(P3)を目指す。
懸垂下降を3回行う。

まだ新しいウサギの糞。シカの糞もあった。

P3が「ナウシカ」に出てくるオームのように迫ってくる。

P3は2ピッチのクライミングで、6月にノーピンで登ったラインに新しくボルトが打たれて、安心して登ることができた。
写真はルートの途中に咲いていた多肉植物「ツメレンゲ」。

P3からは北側のブッシュ帯を懸垂下降する。

30mほど下ると大きな岩窟に入れる。
空中懸垂のシルエットは絵になる。
13:30 ここで軽く昼食をとった。

やせた尾根はコンテで進む。

P4、P5、P6と、このルートのメインとなる岩稜帯を越える。

これはP7の下り。

最後のP8からの下り。
この後は岩稜帯の側面を巻きながら下る。
往路で通った尾根を横切り谷間へ下る。
懸垂をもう1回。
山カンだけでは頼りなく、歩きスマホ(GPS)が役立った。

スタート地点に戻ってきたところで悪臭がした。

大きなイノシシの屍があった。

16:00 駐車場着
移動距離はわずかに3.3kmながら約6時間の行動時間だった。

帰りは「深耶馬渓」の紅葉も楽しみながら、玖珠~小国~菊池と走った。