2020.4.11(土) ロードスター No6
いつもの日向神へ行くのに県北の峠コースを選んでみた。
泗水を午前8時に出発して鹿本のコンビニで昼食を調達。
来民から県道9号に入り北へ向かう。
途中に「丸岩」という岩場がある。
私が33歳の頃、一人で蔓をはがしトップロープで遊んでいたところである。
あれから30年。また自然に戻っている。
山内から県道18号に入ると日向という地名があり、ここには「天の岩戸岩陰遺跡」がある。
クライマーの心をざわつかせる岩窟であるが、ここは卑弥呼の出生地とも云われ、人魚の姿をした「乙姫女神像」が祭ってある。
すぐ先には「内田小山内分校跡」が見える。
運動場は猫の額よりも狭い感じだが、学校の前を流れる川は最高の遊び場だったのだろう。
荒平峠を越えると旧鹿北町である。
岳間に下ると車橋(石橋)があった。
ここから右折して「岳間渓谷」に行ってみた。
20年ぶりぐらいで何も覚えていなかったがかなりの峡谷で、釣り堀や大きな滝もあって見どころは多かった。真夏にゆっくり一日を過ごしたいときに良さそうだ。
福岡との県境、星原峠は標高500mぐらいか。
山桜の新葉が色づき秋のように見える。
山間の峠道といっても県道だからもちろん舗装路である。
(今どきジムニーでしか走れないような山道はどこも入り口にチェーンが張ってあり入れない)
写真の道路は広いがこの後、冬野から矢部に下る道は狭かった。
細くくねくね曲がる道はロードスターの最も得意とするところだ。
フロントミッドシップのFR車で運転席が低いのでロールはほとんどない。
どんなカーブもスッスッと思い通りに曲がっていく。
今回の峠道は日向神まで45kmで、国道3号を通るのとあまり変わらない。岳間渓谷に寄らなければ距離的にはこのコースが最短だろう。