2025.7.24 ぶらり旅
新潟を目指す途中、北アルプス日本海側の始まりと云われる親不知(おやしらず)に寄った。
急峻な山が日本海まで迫り、昔の旅人は荒れた日本海の海岸を命がけで渡った所だ。松尾芭蕉も難儀したことだろう。

展望台から見ると、4世代の道が分かる。
江戸時代までの海岸線の道。旧国鉄の線路。トンネルを使った一般道。そして高速道路。

これは明治期に造られた国鉄のレンガ造りトンネル。中はヒンヤリとしている。補助燈や懐中電灯も用意されているので余裕があれば歩いてみたい。

山と海岸が近いので砂浜でなく丸ゴロ石ばかり。
芭蕉と曽良の二人もここで石を積んだと思う。

白いホタルブクロがたくさん咲いていた。
新潟市はバイパス道でパスするが、車が多く危ない道だった。
3車線で安全のために少し車間を空けると、横からではなく斜め後ろから割り込みブレーキを踏まされる。思った通り交通事故も起きていた。
月山志津野営場を目指すが、ナビに従うとえらく複雑な道を走らされた。たぶん50km以上無駄に走った気がする。
野営場は閉まっていたので駐車場にて野営。標高が高いと涼しくて快適だ。
今日は親不知以外は「すき屋」とガソリンスタンドに寄っただけの移動日で532km走った。運転に疲れてきたようだ。