2024.4.20(土) 面風の岩場 5
参観授業を2本こなしてやっと迎えた週末だが、午後は雨の予報。
久しぶりに左肩が痛むのも気になる。
男池のヤマシャクヤクや飯田高原のヒゴイカリソウを見に行くか面風の岩場に行くか、大いに迷った。
結論、花は来年も咲いてくれる、岩は来年登れないかもしれないと思った。
左側のクラックから取り付くのが3月31日に拓いた「春蘭(5.10c)」で、今日は右のカンテ沿いに2本ラインを引いた。
上部は春蘭に合流する。
次回は初登を目指す。
カムやナッツを使うのでボルトは1本で済んだ。
クラックルートはリーズナブルだが、誰が登ってくれるだろうか。
正午前には小雨が落ち始めたので撤収した。
意外と降りが小さいので、近くの林道に入り、岩場探しをした。
ナルコユリの群生があった。
ご存知、アオマムシグサ。
既に受粉した実の皮をむくと、仏炎苞から逃げられなかった虫たちの屍が幾つもある。マムシグサは恐ろしい。
シャガはもう少ない。
初めて見るカメムシで、背中にハートマークが見える。
「エサキモンキツノカメムシ」という。
この時期、津江の山でよく見かける「オオツマグロヨコバイ」
遠くにいたのでピントは甘いが「クロコノマチョウ」、自然の隠し絵だ。
最後はクラックから掘り出されたムカデ。