冬の生き物探し

2023.12.23(土) カメラ散歩 15 

朝の外気温がマイナス4度で、「日本列島は強烈寒波に見舞われている」とTVの情報番組が言うので休養日にした。
月別のカレンダーをまとめたり、山行の記録を整理し始めた。
午後、ユリ(プーケット)を1個植えて、洗車。
その後、晴れ間も出てきたのでカメラ散歩に出かけた。

アシナガグモ(?)の屍 (ウッドデッキ)

ハラビロカマキリの卵のう (裏庭)

オオカマキリの卵のう (近所の垣根)

スズメガの幼虫 (久米八幡宮) もう死んでいるかも。

ジョロウグモの屍 (納骨堂の石碑)
ジョロウグモは9~12月まで活動する。

ジョロウグモの屍 (久米安国寺)
ここ2~3日の寒さは本当に厳しかった。

クモの巣も終わり。

子どもたちはゲーム(switti)ばかりやりたがる。

東の彼方には真っ白い阿蘇山が見える。

最後に大物を発見!
モズのハヤニエ(トノサマバッタ)である。 

12月22日は冬至

2023.12.22(金) 徒然 120

今日は冬至、1年で一番夜が長い日。

お風呂に入ると柚子が14個も浮かんでいた。
実家にある柚子の木が今年は大豊作だった。

昼の給食はカボチャのスープで、小さな箱入りケーキも付いていて子どもたちは大興奮だった。(明日からは冬休みになるから)
今回の冬休みは17日間ある。
子どもたちの将来の夢に「先生」は本当に少ないが、こんな休みがあることをもっとアピールすべきだ。

冬休み中に「ロドキャン」をしようと企んでいる。
しかし2年前、八面山のキャンプで地獄の寒さを経験して以来、冬のキャンプには二の足を踏む。
対策を2つ考えた。
①46年前の化繊シュラフをダウンに買い替える。
②ポータブル電源を買って電気毛布を使う。

そこで、「セカンドストリート」にポタ電を見に行った。
2台あったが、300Wで5万円近くするのでやめた。
ネット情報では100Wあたり1万円が相場で、最低500Wは必要らしい。

せっかく来たのでお店を回ったら新品同様でお安い靴があった。
今履いている上靴が相当へたっているので新年からは新しい靴にすることにした。税込み4200円。
今夜参加しなかった忘年会の会費は6600円。

先日、南九州マツダから年末恒例の車の写真が届いた。

ダム下:ハチの巣落とし日和

2023.12.17(日) 日向神:ダム下 206

日向神の気温は3度、今日から寒くなった。
岩登りにはちょっと寒いが、小雪が舞う中でスズメバチの巣を落とすには適温か。

ダム下エリア3Fのルーフ部分に巨大なハチの巣がある。
(暗くて画像では見えにくい)
直径80cm程度とこれまでの最大級。
上からタケシさんが下がり、下からK1さんがサポート。

プリクリップ棒に鋸を装着して切り落とす。
残骸が雪のように舞う。

下に落ちて砕け散った巣のほんの一部。

寒くてもう飛べないがまだ生きているハチもいた。

午後は渇水で水がなくなった松瀬ダム湖周辺で岩場探し。

面白い所だが普段は船から取り付く?

こんなボルダーも露出。
後方はダム下エリア。

帰り道、自宅の近くから新雪をかぶった阿蘇山が見えた。

山へ行って居りません 3

2023.12.16(土) 山へ行って居りません3 徒然119

5:30 起床
休日だろうが平日同様の時間に起きる。
白湯を飲み、体温を測り、ネコに餌をやる毎日のルーティン。

朝食の内容や量もほぼ毎日同じ。

先日撮ったこの写真は午前7時すぎ、阿蘇外輪山から昇る朝日。
手前の水面は合志川。

昨夜来の雨で山行の予定はもちろんない。
おかげでいつもは出来ない用事が消化できた。

① 南九州マツダ:光の森店
車の運転中、スマホの電話で通話ができなくなったのでみてもらった。すると、車の通話音量が何故か0(ゼロ)になっていた。

② セブン・イレブン
先日借りた本をコピーした。我が家のEPSONを使うより多分コストダウンになる。昼食を購入。休みの日に職場近くのコンビニに寄るのはどうも落ち着かない。

③ 菊陽町図書館

この本は「熊日新聞」に毎月1回掲載されたものを収録したもの。
「下ノ畑ニ居リマス」という宮沢賢治の使った文言を真似したらしい。国東半島の山は全く収録されていなかったので、別に「大分県の山」も借りた。
この山行記は2015年に連載が始まり、私のブログ「山へ行って居ります」も同年から始まったので、無意識に真似したのだろう。

森村誠一さんは青山学院時代は山岳部で、若い時から健康には十分留意されている。しかし文筆業の宿命でひどい腰痛があったり、老人性うつに悩まされてこられたようだ。
多くの文筆家が乱れた食生活や不規則な生活で体を壊し、それでも「死ぬのは怖くない」などとほざいているが、森村さんは真摯に老いと向き合い、いくつになっても夢を抱き続けられている。

④ ハンズマン
職場の花壇に植える球根やビオラ、ヒヤシンスを「掛け」で買った。これが休みの日に菊陽町まで出かけたメインの理由。

⑤ TUTAYA BOOKSTORE & STARBUCKS
ハンズマンのお隣。トイレに寄った。
ここだけはなんか、都会の雰囲気だな。

⑥ ヤマダ電機:菊池店
座敷のシーリングライトが寿命を迎えたので買いに行った。結果的にLEDではなく蛍光管を買った。大きな理由はLEDタイプにするには電気工事が必要だったから。
車で例えるなら高いハイブリッド車にせず安いガソリン車のままにしたようなもの。あまり使わない部屋だし。
ついでにカメラ(EOSkiss-M)とスマホの無線機能が不調だったのでみてもらったらうまく直った。

⑦ メダカジム
ナガモノ(青 70手)を1F(フォール)で行けた。
1回目は10F(フォール)だったことを思えば素晴らしい進歩だ。

県体壁32

2023.12.13(水) 県体壁32

午後6時の外気温17度、半袖で登れた。
① 中:緑(5.10b) R(リピート)
② 左:橙(5.10c) R(リピート)
③ 右:黄(5.10a/b) R(リピート)

中:緑を登るSUNちゃん。

2ヵ月半ぶりに県体壁に行ったのは、キーボウさんから「国東半島  山ガイド」を借りるため。

大分:豊嶺会が出しているガイドブックだ。
これでまた国東半島へ行くことが多くなる。
ちなみに、編集担当者の筆頭に学生時代の先輩の名前があった。

今日は職場の「胃がん検診」で、バリウムを飲んだ。
私の1年間の区切りは誕生日や正月ではなく、この検診日である。
体にあまり不安のない私は「人間ドッグ」を受けない。
(70歳までの覚悟:その②)
しかし、この検診は強制的なのでしかたがない。

日向神:ダム下も良い!

2023.12.10(日) 日向神205 ダム下2

朝からTVは「大谷翔平、ドジャーズに決定」のニュース。

外は濃い霧で終日晴れの予告。
今日は2週間ぶりに日向神をめざす。

久しぶりに石橋(小原)を渡る。
石の欄干は低いので、ドアを開けても当たらない親切設計だ。

午前10時、ダム下2Fはもう日が当たってポカポカしている。
① 必殺仕事人(5.11b) 敗退

写真は「必殺仕事人」にトライする井ノ口さん。
私は今日もトップアウトできなかった。
これが5.12だったら諦めもつくが、5.11bなのが辛い。

② ベテルギウスの異変(5.11a) NG
タケシさんにより拓かれたこのルート、3年10ヵ月ぶりとなると8割がたは忘れている。
昔の彼女に出会ってお互いの変容を確かめる感じ。

③ ベテルギウスの異変(5.11a) R(リピート)

体の向きや足の乗せ方、ポケットホールドの使い方を思い出すとすぐに打ち解けた。

【昼食】
井村屋のお汁粉、おにぎり1個、バナナ1本、お菓子2種、コーヒーなど。
お汁粉を食べるようになって、体重の減りがなくなった。

④ 光の春(5.11d) A0
2019年12月、このエリアに初めて来た時以来のトライ。
あの手この手、あの棒などなんでもありで終了点に到達、Tr.を掛けるという「ゆきえミッション」を完了した。

スタートからして出力100%。

今日集まったみなさんは、「人の登りを見て登った気になる症候群」に襲われた。
私はと言えば、2日連続のクライミングで指先がちょっとヒリヒリして、わずか4本で終了。

4年ぶりの長崎:野岳

2023.12.9(土) 長崎:野岳 10

大雨による土砂崩れで登れなくなった野岳が今年再開された。
本日、2019年11月から約4年ぶりに野岳を登る機会を得た。
同行はあそ望山岳会の若手、オカピーさんである。

午前7時、植木支所を出発。
鹿島市から嬉野市~東彼杵~松原~野岳湖キャンプ場と走り、約3時間で岩場に着いた。先客の車は5~6台。

岩場はあまり変わらないが、広場周りの立木が減って全体的に明るくなった感じがした。

① 魔の終着駅(5.11b) R(リピート)
10年前、初めて野岳に来てさらっと人生初の5.11bをオンサイトしたので「野岳大好き」になった1本。
今日は上部まで楽に登ったのに最後の最後が非常に危うかった。

② スラブエンペラー(5.11c) RP
今日の目標だった。2016年にトライして敗退している。
7年ぶりともなると私の中ではほぼオンサイトに等しい。
シューズは古ミウラではなくクアンタムを選んだのが功を奏したのかもしれない。これは自分の成長を感じた。

写真は「スラブエンペラー」にトライするオカピー。
長時間の2トライで力を使い切ったようだ。

③ フリーフラワー(5.11c) R(リピート)
これも私の人生初5.11cルート。
今日はかなり余裕をもってリピートできたので、「まだ自分は成長期」だと思った。

④ 穴がほしい(5.11b) ホールド欠損でフォール
手持ちのトポにこのルートは色が付いていない。(RPしていない)
トライをしたような記憶はある。
ローカルの方に尋ねると、「穴がほしい」を登っている人を見たことがないとのこと。すぐ左に「蜂のムサシ」があり、これは5年ほど前に開拓者の方に教えていただきトライした覚えがある。
とりあえずトライしてみると、見た目より悪い。
1mほど右に外れ、ボルトラインに戻ろうとしたときにアンダーホールドが欠けて3mほどフォールした。

⑤ 穴がほしい(5.11b) NG
なんとか右からのトラバースをダイナミックに決めたが、上部のホールドが丸みを帯び、苔むしていてテンション。
ワイヤーブラシを上げてコケ落とし。

⑥ 穴がほしい(5.11b) NG
思い切りよくホールドを取りに行くムーブが続き、力尽きた。

このルートはラインどりの難しさ、隣のルートとの兼ね合い、上部の丸いホールドなどあまり人気がないのはよく分かる。
しかし、面白みのあるルートではある。
早めに次回のトライができれば登れるだろう。

16時に終了。
帰りはゴルフ場の横を通って山の中の細い道を走って鹿島へ下りた。あまりお勧めではない。
19時、植木支所に無事到着。

※今日はカメラを忘れるという痛恨のミスを犯し、写真が少ない。

【追記】

オカピーさんから送っていただいた写真。
「スラブエンペラー」は写真より実際は立っている。
野岳では他に類を見ないスラブだ。

広場の全景。正面のしみ出しは多くなったようだ。
右端の大木は枯れている。
陽が差すと暑すぎるかもしれない。

忘年会から「尾平の岩場」

2023.12.2(土)~3(日) 忘年会 尾平の岩場2

12月2日(土)
2023年度の「あそ望忘年会」は例年のごとく「阿蘇くじゅう高原ユースホステル」を貸し切って行われた。
参加者は17名、今年も新入会員があって賑わった。
12月3日(日)
朝は霧雨であったが、岩組5名は予定通り「尾平の岩場」へ向かった。
道の駅「原尻の滝」でアリキチ車に乗せてもらい出発。
10時頃には尾平鉱山の近くにある岩場に着いた。

No④ いろは(5.9+) ☆ MOS

最初なので易しめのグレードから取り付く。
スタートが意外に頭を使った。ビレイヤーはキーボウさん。

No⑦ 桶狭間の戦い(5.9+)  MOS

まだ体が岩場に慣れていないのか、午前中ではここが一番際どかった。無☆は単純に難しいスラブのようだ。

No③ 左方カンテ(5.9+) ☆☆☆ MOS

写真の頭上にあるカンテに上がって登る。
だんだん調子が出てきた。

No② 奥岳スラブ(5.10-) ☆☆☆ MOS

奥岳スラブを登るす~さん。
名前からしてこのエリアを代表するルートだろう。

左は「左方カンテ」を登るユジンさん。
右は「奥岳スラブ」を登るキーボウさん。
両ルートとも、35mほどあるので60mロープでは足りない。
ロワーダウンしてきたら、ビレイヤーも5mほどスラブをあがらなければならない。(すっぽ抜けに注意)
【昼食】
No⑰ 緒方2001(5.10-)☆ MRP

実はこのルート、名前が名前だけに2022年3月、この岩場に一人で来てTr.でぶら下がったことがあるのだ。
緒方とは、もちろん私が拓いたルートではなく、「緒方町」が由来であろう。私には三ツ星に感じた。

No㉔ カモシカの声(5.10) ☆☆☆ MOS

キーボウさんの一押しルート。
確かに頭を使ってムーブを組み立てなければならない。
樹間に落ちている糞はカモシカかも?

No㉞ ねぎらい(5.11) ☆ NG

このままでは「ノーテン日」になりそうだったので、ダメ元で取りついた。
下りながらムーブのばらしにかかったが、核心部で足が上がらず、今日はあきらめた。

No㉟ 純(5.9+) ☆☆ MOS

かぶりの上に1ピン目があり、スポッターが必要だった。

花崗岩のスラブは凹凸の分かりにくいホールドに乗るのが大変だが、フェース的な登り方も随所にあり楽しめた。
グレードは少し辛めに感じた。
今日の気温は6~7度であったが、指先に冷たさは全く感じなかった。
岩場は明るい樹林帯にあり標高が600m近くあるので、雪さえ降らなければ通年楽しめる岩場である。

今日の岩組(いっせい、す~、ユジン、アリキチ、キーボウ)

夕方5時ごろの「原尻の滝」である。

午後7時ごろ帰宅。
やまなみハイウェイや竹田市~阿蘇~菊池の道は高速道並みに燃費が良い。

バルコニーは暑かった!

2023.11.26(日) 日向神 204

星原峠の紅葉はまだ健在。
陽の当たり具合でここの撮影は「行きがけ」でなくてはならない。

今日は久しぶりの「バルコニーエリア」へ。
ここは無風快晴、みなさん1本登っては汗をかいていた。

写真は上が大蛇山を登るタケシさん。
下がキャピタルゲインを登る井ノ口さん。

① 大蛇山(5.10c) リピート
これまでは上部の縦クラックで体が伸び切っていたが、今日は足を上げるムーブが自然に出て楽だった。自分の成長を感じた。

② キャピタルゲイン(5.10d) リピート
暑さの為か、核心部で指がぬめり危なかった。

③ 未知との遭遇(5.11c) リピート

私には3ピン目までが核心で、小さな穴のどれがホールドに使えるかいつも迷う。前回は2テンションだった。
今日は指先に力がこもった。ビレイヤーはミカさん。

午後は澤田さんが南面エリアでリハビリをするので同伴した。

今日の南面は澤田、緒方、豊田、川津の4名と少なかった。

④ モンマルトルの丘(5.8) リピート
澤田さんのリハビリ用にTr.かけ。

⑤ どんぐりころころ(5.11a/b) リピート

先週、井ノ口さんにより初登され私が第2登したルートだが、「いっせいさん、あの時はヌンチャクが下がっていましたよね!」といつか言われそうなので、今日はマスターリードを試みた。
結果、時間は要したがリピートできた。核心部は息が止まりそうになる。

⑥ サンフラワー(5.10a)~⑦ 悶モンマントル(5.10c)
川津さんのトライ用に。

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⑧ ゲルニカ(5.11c)~⑨ 君たちはどう登るか(5.10b)

今日も「南面エリア」の〆は「ゲルニカと君」

夕方5時ごろ、自宅近くの畑にて。 雲仙に沈む夕日。

【生き物】

日向神ダム湖畔の道路で見つけた。
葉の影からこちらをじっと見ている。

ヤマドリのメスだった。

コアシナガバチの細長い巣。 星原峠で見つけた。

2023 秋の国東半島

2023.11.23(祝) 国東半島 8  ロードスター70

「勤労感謝の日」の朝焼け。魚眼調で撮ってみた。
7:05 自宅をミカさんと出発~小国~玖珠~院内
9:20 安心院:仙の岩

耶馬の中でも最大級、カメラの広角に収まらない。
地元の方に「車で上まで行ける」と教えていただいた。

鄙びたお寺があり、ご本尊は千手観音菩薩だった。

草生した地蔵様

誰も行かないような道を進むと、法道仙人木像があった。
近くの岩窟で修業をされていたらしい。

ウスイロコノマチョウの秋型と出会った
展望地から登ると頂上に達した。

「仙の岩 標高253.7m」 手前にハラビロカマキリがいた。

「仙の岩」全景 春はまた一段と綺麗だろう
ここより一路、国東半島の鋸山を目指す。

11:00 鋸山駐車場
遠方の稜線を目指す。

ここは反時計周りに歩くのがセオリーだ。
大観峰の誤字看板を見つけた。

尾根伝いに幾つかの鎖場を越える。

12:00 大観峰頂上
晩秋とはいえ、気温24度。夏山の恰好である。

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下りは八方岳、股覗き岩、語らい岩、経岩、無名岩、見返り岩などをたどる岩稜歩きとなる。

駐車場の紅葉とロードスター

ミカさんの撮影。

次は富貴寺を目指す。

秋の富貴寺大堂(国宝)である。
九州最古の木造建築(900年前)と云われ、拝観料500円で大堂の中に入ることができる。
大堂内の背側面にある消えかかった菩薩像は必見。

秋の国東半島はどこを走っても素晴らしい紅葉に出会える。
帰りは「宇佐のマチュピチュ」「メダカジム」などを見て回った。

いっせいのクライミングや日々の日記です