「クライミング」カテゴリーアーカイブ

雨に強い隧道エリア

2025.11.26(水) 日向神318 ダム下74

前日の25日は急な雷雨と地震(阿蘇は震度5)で異様な雰囲気だった。
晴れ予報の今日はダム下3階で登る予定だったが、先に行かれた井ノ口さんらが「岩が濡れている」と下りて来られた。
岩が垂直から薄かぶりの「隧道エリア」は昨夜程度の雨では全く影響なし。特に出口エリアはカラカラだった。

「積乱雲(5.10a)」を登るSさん。中間部のホールドが変わり、私には(5.10b)ぐらいに感じた。

「積乱雲」の左側をTr.で試登してみた。なんとかラインが引けそう。

藤原さんが「下手なヒールも数うちゃかかる(5.11b)」をRP。これで隧道エリアのリードルートはコンプリート!

私も登ってみると、3月の初登時に比べてものすごく楽だった。自分の成長を感じた。

「通り雨(5.10c)」を登るゆきえさん。このルートはラインの取り方でグレード感が変わる。。

雨の翌日の平日クライマーは8名。

初冬ながら色づいたカエデがまだまだきれい。

今日の拾得物。
受け取り時の合言葉は「ブログをいつも見ています!」

Jr.クライミング教室

2025.11.24(振〕  クライミング教室

真夏の様にヒマワリが咲いてきた。背丈は低い。

3連休の最終日は熊本県体壁での「ジュニア・クライミング教室」のお手伝いをした。

まあ、子どもたちは疲れを知らないので登る登る。

昼休みに5.11a、5.10bを登る機会を得てもう十分満足。
午後は「保護者ビレイ講習会」が開催された。

県体壁でリードの練習をする子どものビレイは保護者が責任をもって行うという体制作りだ。

県体壁でのビレイは「ATC」などのチューブラータイプの使用が基本だ。

絶好のクライミング日和。
「もんじろう」も体育服で参加。見目麗しい姿の15歳。

初冬の隧道エリア

2025.11.23(祝) 日向神317 ダム下74

朝の気温は6度、それでも快晴なのでオープンで行く。3連休の中日、福岡方面からたくさんの面白い車やバイクが阿蘇を目指していた。

「夏休み(5.11c)」を登る。
この写真のアングルは今までなかった。カメラマンはこの壁を熟知している「あの方」に違いない。
(私はちゃんと写真を撮っているか心配中、ではなく足の置き場を確認中!)

今日、半袖で登っていたのは私だけか。
(ギャラリーの前で若さをアピール)

「秋休み(5.11a)」を登る。
相変わらずザラザラのホールドだが、こんな岩もあることを楽しんでほしい。

原口さんが見事にRP。
「できると思えばできる。できないと思えばできない」を体現された。

Sachikoさんも下部で奮闘中。

隧道出口エリアは午前中の日当たりが良い。
ルートはたった3本だが5.10a、5.11a、5.11cとそれぞれが目標にするグレードがそろい大人気。

「イマカラダ(5.12a)」を池田さんがトライ中に最上部のホールドが欠けた。ハンマーとワイヤーブラシで整備したが、グレードに変更はない。
初冬のダム下は県外のビジターも多かった。

ところで、隧道エリアは「○○適地」としても認識されてきたようだ。小さな車のロードスターで「不便を楽しむ」ことと似た感じだろう。

我が家の新しいペットは「せいじゃんばば」

ちょっと不調なり

2025.11.22(土) 日向神316 ダム下73

起きるといつも指が固まっているし、右肩甲骨が少し痛くてそれをかばって肩も痛くなってきた。ちょっと不調だが暇なのでダム下へ。

藤原さんが「イマカラダ(5.12a)」をやっていたのでつきあった。2回やって、下部の1テンでいけた。今の調子としては上出来だろう。
藤原さんは不屈の精神とテクで見事にRP。

このごろ大人気の「ウオテイン効果(5.11d)」を登るトモコさん。このルートは登れると気持ちがいい。

「アンダーリンク(5.11c)」のホールドが欠けたので、左側のラインを探る山下さん。ハンマーがなかったので鉄杭で脆い岩を落とした。グレードの変更はいまのところ、ない。

今日も隧道エリアは賑わった。
しかし川の対岸(南側)に山があって日照時間が短くなってきた。
そろそろ日当たりの良い3階(3F)に移動するかな。

深秋の隧道エリア

2025.11.16(日) 日向神315 ダム下72

メンバーは変わっても私は連日の隧道エリア。
昨日の中上さんの登りを見てまた燃えてきた。

「秋休み(5.11a)」でアップ。(ちょっと不遜な上から目線)

「夏に至る(5.10a)」を登る石松さん。

「イマカラダ(5.12a)」を登る池田さん。

私も久しぶりに取りついてみたがこれは厳しい。

「ウオテイン効果(5.11d)」をリードするケンジさん。
秋になって成長する様子が目に見える。

私はこの2日間で3回登った。このエリア、一押しのルート。

「ウオテイン効果」最上部の山下さんは絵になっている。

「街の幸」の数々。
今日は熊本県人が7人もいた。私の知る県民クライマーの半数が来ていたかも?

「山の幸」も戴いた。
紫色のアケビは、ゆきえさんがアケビ好きな私のためにわざわざお店で買い求められたもの。中の果肉が野生ものより大きい。

日向神にお客様

2025.11.15(土) 日向神314 ダム下71

東京の内藤さんがダム下エリアを取材されるとのことで見学に行った。
ところが、同行の福岡の中上さんが午前中は暇そうだったので「隧道エリア」で登ってもらった。

入念なアップの後、「イマカラダ(5.12a)」をMOS。
「下部が特にめっちゃ悪かったです!」とお褒めの言葉をいただいた。この1年間でたぶんOSは初だろう。

「下手なヒールも数うちゃかかる(5.11b)」もMOS。この手は得意系だろう。
午後、内藤さん御一行は「奥壁」等へ行かれたので藤原さんと二人になってしまった。

隧道エリア5.11サーキットの開始。

①春リンドウ(5.11aバージョン)
②ウオテイン効果(5.11d)
③夏休み(5.11c)
④秋休み(5.11a)」∼上の写真はMOSの藤原さん
⑤七夕(5.11a)
⑥彦星(5.11b)
⑦カムカム左スタート(5.11a)→5.10cへ
しかし、最後の「カムカム左スタート」はどうも5.10cぐらいだったのでグレードダウン決定。ちなみに上部の方が厳しいと思う。

午後は二人で貸し切り、岩は絶好のコンディションだ。

写真以上に紅葉はきれいだった。

落し物があった。1週間ほど我が家で保管しておこう。

開拓はなかなか難

2025.11.12(水) 日向神313 ダム下70

今日は平日クライミングという贅沢。
対岸エリアにTr.を設置しようと上部へのルートを探った。
井ノ口さんのビレイで前進用に8㎜ボルトを1本使ったが敗退。
下りで荷物が重すぎ足場が安定せず膝をついて擦過傷を負った。

ダム下対岸エリア「パピコ(5.11b)」を登る井ノ口さん。

藤原さんは見事にRP。
午後は隧道エリアで登った。

藤原さんは「アンダーリンク(5.11c)」もRP。

「ウオテイン効果(5.11d)」もこの時期は取り付きやすくなった。

猛禽類は元気がいい。
今日は曇り空で気温は18度ぐらいか。
「カムカムの左スタート(5.11a)」も指先のかかりが良くて楽に登れた。
「登るなら今だ!」という感じ。

生放送からの日向神ダム下

2025.11.8(土) 日向神312 ダム下69

根子岳の北側にある山小屋で、午前4時には目が覚めた。放送は上色見ですると決めていた。あまり山に登ると電波が届かないからだ。
日ノ尾峠越えはシカの飛び出しが怖いので箱石峠越えで上色見に向かった。

8:05のNHKラジオ第一「石丸謙二郎の山カフェ」が始まるまで相当な時間があった。目の前の根子岳が朝日を浴びてきれいに色づいていくのを楽しめた。
無風・快晴・気温8度、すばらしい登山日和である。

8:10ごろ「緒方さん、おはようございま~す」という石丸さんの声。メールや電話で打ち合わせした通りに番組は始まった。
通潤橋清掃の辺りはアドリブだがほぼ台本通りに進んだ。
(もし聴き逃された方は、ネットで「山カフェ」を検索すると1週間ほどは配信されている。私も後で聴いてみたらけっこう面白かった)

この後、高森に住むKcoさんから「新:あそ望Tシャツ」を受け取った。そして阿蘇山に登ればいいものを自宅に帰って福岡の日向神へとまた向かった。

これが新Tシャツ。今日は暖かいので半袖でいい。

「へたなヒールも数うちゃかかる(5.11b)」をリピート。

やっぱり秋は指先のかかりがいい!

ダム下へのアプローチに立派な橋がかけられていた。
「日向神クライミングクラブ」の会費が活かされている。

タケシさんからの「出雲大社」土産。アケビも山でとってもらった。
ちなみに出雲大社は「いずもおおやしろ」と呼ぶのが正しい。

今夜の晩ご飯を見て驚いた。
「山カフェ」の中で私が下山飯(めし)として紹介した「阿蘇高菜めしとだご汁」が用意されていたのだ。

ラジオ放送 前夜

2025.11.7(金) 根子岳3

明日の生放送に備えて根子岳のふもと、Yさんの小屋で前泊。

20数年前、手作りで建てた山小屋。
小屋の換気と掃除、草刈をした。

以前のメインルートである「ヤカタガウド」方面からの根子岳。
もう駐車場への車道も封鎖されている。(日ノ尾峠道は越えられる)

時間に余裕があったので、数十年ぶりに「古閑の滝」を見に行った。昔、滝が凍った時に登って落ちた方がいる。その気持ちが凄い。

陽が当たらない暗い杉林のなかで薄紫のツリフネソウを見つけた。

旧坂梨小学校の尊徳像。元は銅像であったらしいが戦争中に拠出、コンクリート製になったが劣化が激しい。今は近くに大理石の像が立っている。
坂梨は江戸時代、細川藩の参勤交代路の宿場として栄えた。

久しぶりに阿蘇神社を訪ねた。熊本地震で壊れた楼門が立派に修復されていた。楼門が国宝に指定されているのは日本に3つしかないらしい。
小屋に戻る時、右側の草原からメスジカが2頭飛び出してきて急ブレーキを踏んだ。(ドライブレコーダーの映像が上書きされて消失したのは残念の極み) 
10月25日、大山の下りでは雄ジカの飛び出しに遭った。もう夜の山道を走るのは怖い。

この小屋に泊るのは久しぶり。
晩ご飯を食べていたらストーブ、囲炉裏、ランタン、カセットコンロと熱源が多くて暑くなった。
一人で声を出し、明日の練習をした。

緊急なお知らせ!

2025.11.6(木) 徒然155 根子岳2

阿蘇:根子岳の天狗にて(30歳のころ)

11月8日(土)8:05 NHKラジオ第一「石丸謙二郎の山カフェ」で、根子岳からの紅葉などをレポートする。
台本があって、あそ望山岳会のPRなどが中心になりあまり自分勝手なことはしゃべれない(天下のNHKですから)けれど、時間がある方は聴いてほしい。

根子岳:天狗にて(60歳のころ)