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昭和生まれ 熊本県菊池市在住 暇な日は草刈、読書、ナンプレなど

大円筋

2017年7月17日 本匠の翌日

本匠の猪鹿ロックエリアで「ムンクの叫び 5.11a」を登った。

写真は気合を入れて上半身裸でルートを見上げる私。
脇の後ろに少しふくらんだ筋肉が見える。これが大円筋で、この筋肉が発達するとクライマーとして力が出るらしい。

 

 

 


帰ってから背中の自撮りをしてみると、背中の大円筋が確認できた。
後背筋のように大きくないのでこの筋肉だけを鍛えることは難しいだろう。たぶんクライミングでついたものだ。

 


上腕三頭筋も以前と比べて大きくなったように感じる。しかし一般的にはクライミングで使うのは上腕二頭筋の方だろう。これは昨年買ったプッシュアップバー(約1000円)と長女からもらったアブローラー(約1000円)の成果と思われる。

 

12クライマーになるためには、あと2~3キロ体重を落とすのが早道だと思われるが、今の私は「やせた12クライマーより細マッチョの11クライマー」を目指す。
では、「細マッチョの12クライマーを目指せ!」という声が聞こえてくるが・・・。

今回、自分の体の記録を写真で残すのは面白いと感じた。またやってみよう。

本匠 「ムンクの叫び」RP

2017.7.15~16 本匠クライミング

山行前の日にすること。
車にガソリンを入れる。チョークボールに粉を補充する。手足の爪を切る。わくわくする。

15日(土)
6:00 大津に集合(キーボウ、空、フジミ、あり吉、いだ、いっせい)
9:00 【井ノ上タワー】
今回は神社エリアの「シュライン」に私は目標を定めていたが、本匠1~2回目が3人いたので「井ノ上タワー」へ行った。
①なめくじら(5.10) リピート  う~ん、体が重い。
②ストレートティー(5.11-) リピート 徐々に良くなった。
※写真は「よし!登ろう(5.11-)」を登るキーボウさん。

 

 


③ヤンキー(5.11-) リピート 昨年4便目でRPしたので一発でリピートできてうれしい。パワー全開で大汗をかいた。 ※写真はキーボウさんより提供

④ちょっくら(5.10-) リピート
⑤なめくじら(5.10) ヌンチャク回収
 

13:00 【猪鹿ロック】
⑥~⑧ ムンクの叫び(5.11a) NG
1便目。4ピン目からラインが読めずに左へ行くと隣のルートに入りそうになり、もどって右に行った。すると少しランナウトして左手の中指をフィンガーポケットに入れるとそこから動けなくなった。5ピン目はその左20cmの所にある。絶望的なポジションから少しでも墜落距離を減らそうとクライムダウンを始めたところで指がすべってフォール!! 足が残り、上半身から落ちて一瞬頭を壁に打ちそうになったが下部はハング帯で事なきを得た。ここは素直に飛び降りるべきだった。
※写真は下部の大きな穴。穴から叫び声が聞こえそう。撮影はあり吉さん。さすがに落ちたときの写真はない。
2便目。ラインは中央突破と見切ったが、途中にあるポケットが濡れていて力が伝わらない。体を上げるとヌルッと指がすべりだす。テンションをかけながらなんとか終了点まで上がった。
3便目。下部のガバ帯で二頭筋、更に前腕までもがつり始めた。午前中に大汗をかいた影響がここで出た。濡れたポケットからパワー全開で核心を越え、上部のポケットから後はカチを拾うだけだったのに、最終一手で力尽きた。
※写真はこれから核心部に入るところ。

猪鹿ロックは前評判通りグレーディングが辛く感じられ、おまけにホールドを持つ指が痛い。みんな5.10a~bで大苦戦した。しかし川からの涼しい風が吹き、夏場のクライミングには最適であろう。
日帰り組(キーボウ、フジミ、あり吉、いだ)と別れ、空さんと私は「やよいの湯」へ。そしていつもの「深川」で明日のために1400円の定食を注文した。
宿泊は「本匠:お茶の間サロン」一人1000円。1Fはエアコン付きで快適であった。宿泊者は二人だけで、そういえば県外ナンバーの車を見ない。みんなこの3連休をどこで登っているのだろう。

16日(日)
7:30 【猪鹿ロック】
①無名ルート(5.10a?) NG うわ!
②ムンクの叫び(5.11a) NG 核心部を何度か練習して遂に理想のムーブを見つけた。今まで右足から上げて左足を上げるのに苦労していたのだが、左足から上げると楽に右足が上がるのだった。濡れた穴の水気はバンダナでふき取った。
③ムンクの叫び(5.11a)RP 5便目。
完全に手順足順を組み立てられたのでスムーズに登ることができた。昨日の3便目、がむしゃらに登ってRPできなくて良かったと後で思った。核心部に小さいホールドは幾つかあるので、指先に力のある人には楽なルートかも知れない。私にとっては二つ星★★をあげたい1本であった。

 

10:00【神社エリア】
で、今回のめあて「シュライン」であるが、「銀杏の小径」から「シュライン下部のげんこつ」にヌンチャクをセットしようと登ったが濡れていて断念した。先日の大雨の影響は大きい。何と言ってもいつもは伏流水となっている神社の前の川に結構な流れがあり、壁下の穴にも水がたまっている。たぶん川と水脈がつながっているのだろう。
午前中で満足した私は空さんのビレイを2回して、神社の前で泳ぎ、本匠を後にした。
3連休の中日、帰りの阿蘇路は赤水まで渋滞した。

梅雨空の下、頼りになる県体壁

2017.7.8 熊本:県体壁クライミング

九州地方を襲った大雨も今日は中休み。
外岩はどこも濡れていると思われるので、昼過ぎまでに雑事をこなして午後は県体壁へ。
東の空には入道雲が沸き起こり真夏のような陽気で、1本登ると汗が噴出した。
クライマーよりビレイヤーが多いという状況であったが、日陰に吹く風はさわやかだった。

 

 

 

 

①右:黄色ホールド(5.10b) リピート
②中:紫色ホールド(5.11c) NG
③中:紫色ホールド(5.11c) RP
④右:赤色ホールド(5.10b) リピート

紫色ホールド(5.11c)は、4月に初めてトライした。「石灰岩に似た形状のホールドと遠いフットホールド」に当初は戸惑ったが「なんとかなりそうだ」という感想を持った。それから月に1~2回トライを続けたが意外にも上部のハング乗っ越しが出来ずに7月を迎えた。

今日も1本目は同じところでテンションをかけた。ムーブはつながっているが、右手の持久力が足りない。
十分休憩して、初めて1日2便目のトライを行いRP(レッドポイント)できた。
4月から6日間、計7便目の完登である。

 

 

今日もおじさん達はいい汗をかいた。

こんなレストはFさんみたいなベテランでなければできない。

愛のエリアで後半戦スタート

2017.7.2 日向神:愛のエリア

6月中旬まで結構登ったので背中や首筋に痛みが出て2週間ほど休養した。
7月を迎えて気分転換にとヘルメットを購入し、2017年度の後半戦をスタートさせた。
あそ望のメンバーはユジン、あり吉、空、そして私の4人。愛のエリアは4グループ、13人と賑わった。岩場につくとすぐ小雨が落ち始めたが徐々に天気は回復して、終日クライミングを楽しむことができた。

①愛は勝つ       (5.10b) リピート
②本命チョコはあなたに (5.10b/c)リピート
③初夢         (5.10a)       リピート
④狸の穴        (5.12a/b)トップロープ NG
⑤愛は勝つ       (5.10b) ヌンチャク回収
⑥たぬきのこぶた    (5.11a) リピート
⑦狸のモモ子      (5.10b) リピート
⑧狸のへ力       (5.11b) トップロープ NG
⑨夢中歩行       (5.9)       リピート

記録を見たら愛のエリアは約1年ぶりであった。とりあえず今日は愛のエリアの登りかたを思い出すのが主な目的になった。

「狸の穴 5.12a/b」にトライするユジンさん。
彼のBMIを勝手に計算したら19であった。私は20である。
私のBMIを19にするためには4.7kgの減量が必要になる。又は、身長を5cm伸ばせばよい。

 

「狸の穴」をトップロープ、ヘルメットでトライする私。
1ピン目が非常に高く、この左手ホールドは近年欠けたらしく持ち辛い。
ヘルメットはPETZL-METEOR。軽い上にあご紐がマグネット付きで片手でも留められる優れもの。ビレイするときはヘルメットをかぶる習慣をつけようと思っている。

 

「たぬきのモモ子 5.10b」を登るあり吉さん。

この右に「たぬきのこぶた 5.11a」がある。
短いが逆層、アンダー、ポッケ、スラブへのマントリングと内容豊富な好ルートである。本日、3回目のリピート達成。
左には「狸のへ力 5.11b/c」がある。トップロープでトライしたが全く登れる気がしない。

今日は帰りにこの谷に住む本物のタヌキを見ることができた。タヌキの方がヒトを見に来ていたのだろう。

 

 

晴耕雨読への憧れ

2017.6.24 C.P.菊南

雨の土曜日。
梅雨の時期、もともと山行計画はないので気は楽だ。
それなのに何故かいつもより早く起きてしまう。
以前からやりたかったトイレの掃除をすると、もうこれだけで充実した休日になった。後はゆっくり本でも開く。

先日は有給休暇を半日分取って我が家の田植えの「手伝い」をした。
89歳の父が「血圧が高くてふらふらする・・」と言うからだ。
だいたい89歳にもなったら血圧が高くなるのはあたりまえだろう。
そして、89歳になっても田植えをするのはあたりまえじゃあない。
実際の田植えは私の娘婿が行った。
彼は農業のプロで、彼が田植え機で植えた苗の並び方は本当に職人技といえる。
私は今の仕事を30数年やって、田植えの為に有給を取ったのは初めてだ。
平日に有給を取り辛い仕事ではあるが、そう思い込んでいるのは自分自身の驕りだろう。半日ぐらい私がいなくても実際はどおってことはない。仕事は毎日あるが田植えは年に一回しかないのだ。
老いて体が小さくなった父と田んぼで過ごす時間が大事だと分かるのに30数年かかった。

「晴耕雨読」には憧れる。
「もうすぐ嫌でもそうなるよ!」という声が聞こえてきそうだが。

今日は村上春樹の「走ることについて語るときに僕の語ること」を読んだ。本の中の「ランナー」という言葉はすべて「クライマー」と読み替えることができる。
たとえば、「クライミングは万人に向いたスポーツではない。人は基本的には、なるべくしてクライマーになるのだ。」と。
東京オリンピックに向けてクライミングはブームになっているが、まったく山にも登らない人に「クライミングは面白いですよ。やってみませんか?」なんて声かけはもうやめようとも思った。
 山江の万江川渓谷に東秀磯が拓いた「風の歌を聴け 5.11b」というルートがある。さすがに東さんはお洒落なルート名をつけるなと登ったときに感心していたが、村上春樹30歳の時の処女作(不適切用語か?)が「風の歌を聴け」であることをこの本で知った。東さんもハルキストなのか。
写真は「2014年11月8日、風の歌~」を登るYさん。※私の写真はない。

外は雨だからといって、本ばかりも読んでいられない。
キッズで混む前にと「クライミングパーク菊南」に昼前から行った。
春からの蓄積疲労で体が不協和音を奏でていたが、丸々一週間もクライミングを休んだので調子はまずまずだった。
梅雨時でも登れるジムはやはり有難い。

写真はジムのインストラクターになれそうなあり吉さん。

日向神:乾期の歌RP

2017.6.18 日向神クライミング

  あそ望の会友が沢登りに行ってしまったので、山崎・原口組に同行した。今日の日向神は珍しく熊本県人の割合が高かった。

午前中はサンセットエリア下部
①エルニーニョ(5.11a) リピート
②セッコクランを盗らないで(5.11c) NG
③セッコクランを盗らないで(5.11c) RP
④プリティーウーマン (5.11a) リピート
⑤乾期の歌 (5.10d) NG
⑥乾期の歌 (5.10d) RP
午後は道端エリア
⑦グリコのおまけ (5.12a) NG
⑧花子 (5.11a) NG

まず①エルニーニョ(5.11a)でアップをするとまったくストレスなく登れた。梅雨に入ったというのに岩はカラカラに乾いていて、「今日は好調だな」と胸の中でつぶやいた。5月に疲労した背中もやっと癒えてきた。
そこで、以前からの課題として残っていた「セッコクランを盗らないで 5.11c」にねらいを定めた。このルートは上部がドーム状にふくらんでいてこのエリアの中では目立っている。
②のマスタートライは予想外に1Tでけっこう楽に行ってしまった。
2014年11月の初トライの時はかなり怖かった最後のクリップも「なくても行ける!」と思うぐらい足で乗れていた。
③でうれしいRP。

岩場自体が完全に乾ききっていたので、今まで手をつけていなかった一番左にある「乾期の歌 5.10d」に取り付いた。今日登らなければなかなかチャンスはないだろう。
下から見てルートは右か左かはっきりせず、⑤で思い切って登りはじめるとすぐにホールドが見えなくなってきた。しかたがないのでクライムダウンして登り返すと足がすべってしまった。けっこう傾斜があり面白い。
⑥では楽にレッドポイントできた。上部は乾いた苔で真っ黒くしている。このルートを登った人は少ないと思う。

【写真は本日のカメラマンをお願いしたかおりさんの「物見遊山 5.10d」トライ中】
この後、初夏の陽光が彼女をつつんだ。

 

 

 

 

サンセットの午後は西日が当たって大変なので道端エリアへ移動した。
還暦記念クライミングで赤いブランド物のTシャツを着た山崎さんが「グリコのおまけ 5.12a」にヌンチャクをかけられたので【写真】、有難く登らせてもらった。
今日が2回目のトライで、初めて終了点まで到達できた。上部はかなりの強傾斜なのでムーブ作りが大事だ。なんとかなりそうな気持ちは持てた。

 

 

最後に「花子 5.11a」に取り付いたら終了点のチェーンをつかんでしまった。なんとも歳をとると自分が疲れていることすら分からなくなるようだ。
私ももうすぐ還暦クライマーになってしまう。まだしばらくは白い靴下と白シャツが似合う男でありたい。

くじゅう山開きで交流登山

2017.6.4 くじゅう山開きハイク

6月4日(日)に福島県南相馬市の登山愛好家グループの方が久住山に登られるというのでガイド役を請けおった。同じような震災に見舞われた熊本と福島との交流が目的でもあった。
 ちょうどこの日は「くじゅう山開き」で牧ノ戸峠は何百台という車であふれていた。総勢50名ほどで峠を8時半に出発したのは少し遅い方で、おかげで混み合うこともなくミヤマキリシマを愛でながら歩くことができた。
【写真は福島の元気なお姉さん方と。 バックはもちろん久住本峰】
しかし頂上が近づくにつれて登山道は下通りの人ごみのようになってきた。あまりの人の多さに福島の方々も山開きの記念ペナントは諦めかけたころにちょうど上から係りの方が余りのペナントを手に持って下りてこられた。案内役としてはほっとしたところである。
天気にも恵まれ、山も花もきれいで福島の方々に九州の山を十分楽しんでいただけたと思う。一行は次の日に大きな被害を被った阿蘇西小学校の児童との交流を深められ、6月5日付けの熊日新聞でも大きく取り上げられた。
私も東北の早池峰山や岩手山、八甲田山はいつか登りにいくつもりである。

 熊本のスタッフはあそ望山岳会から5名、クレッテル・カメラードから2名、庵鹿川から1名、ボランティア2名(高校時代は山岳部だった)の10名である。

日向神:中央エリア

2017.6.10 日向神:中央エリア

初めての中央エリア。メンバーは空さん、あり吉さん、そして私の3人。
エリアの場所はサンセットへの登路の途中から右へトラバース気味に行った所。かわいい案内板がある。

①アンダーアッパー(5.10b) MOS(マスターオンサイト)
②逆層フェイス(5.10d) MOS
③パワーステース(5.10c) MOS
黒苔(5.11a)  MOS
⑤気難しい終了点(5.10c) OS
⑥ピッチングエッジ(5.10c) MOS
⑦八女茶のチャチャチャ(5.10a) リピート サンセット

今回、現地トポを見ながら登ると「逆層フェイス」と「パワーステース」が5.11a、「黒苔」が5.11bとなっており、一日でイレブン3本ゲットと喜んで帰った。
そして夜になって記録をまとめようと「K1ヒュッテ」からトポをダウンロードすると上記のようにグレードダウンしていた。
実際登っていてえらく甘いグレードだとは思っていた。

 
まだここは新しいエリアで、登っていると小石が時々落ちるのでビレイヤーはヘルメットが必携だ。
午前中は陽が当たり夏場は暑いが、午後は日陰になって登り易くなる。
【写真はピッチングエッジを登る私。撮影はあり吉さん】

注意点はボルトだ。アンカー部分はヒルティのグージョンタイプが多く、オールアンカータイプも見られる。ハンガー部分は鉄製のシャックルで初期の物はサビが出ている。慣れないので最初はマルチルートを登っているような感じで落ちられない。
【夏なので日焼け対策に白い長袖シャツで登る私。ビレイヤーは空さん。】

岩野山に久しぶりの1本

2017.6.3 岩野山ルート開拓・県体壁

今日は山三昧であった。

①岩野山駐車場の草刈
まだ草があまり大きくなっていないので、刈払い機のナイロンワイヤーで一気にきれいにできた。

②前傾壁 モンローウォーク(5.11a  B5   15m)開拓
 久しぶりの新ルート開拓である。下部は階段状でテラスから上の右上クラックの辺りが核心となる。当初はトップロープでもかなり難しく感じていてクリップ動作に入れず、リードルートとしての設定を諦めていた。しかし、福岡の女性クライマーのムーブからヒントを得て余裕を持って登れるようになったのでリードルートとして設定した。ビレイでは空さん、ヒロさんのお世話になった。【写真はトップロープでトライする空さん】
岩野山はクチナシの花が満開であった。

③あそ望山岳会の例会
例会は通常、県立体育館で行うのだが熊本地震の影響でまだ使えない。近くの公民館を使うのだが和室は狭くて使い辛い。夏ごろから体育館も使えるそうである。

④県体壁 右:黄緑ルート(5.11+)をRP
 この頃課題としていた黄緑が登れた。6便目である。岩野山のボルト打ちで疲れていたが明るいうちなので登りやすかった。県体壁での私のこれまでの最高グレードは5.11cだったので記録更新となった。

2017年5月29日

2017年5月29日 休養日
○5月は外岩2回(日向神サンセット、八面山中部)、県体壁3回、菊南ジム1回で、5.12aが1本、5.11aが3本と成果があった。しかし、休日なのに山に行っていない日が8日間あった。例年ならば連休もあって岩野山や日向神に月5回は行っている月だ。
○原因は腰や背中が痛み、休養日に充てる日が多かったからだ。特に日向神の後とランニングをした日はひどく、日向神の疲れが取れないままに坂道でダッシュを繰り返したので、たぶん軽い「ぎっくり腰」ではなかったかと思う。よくあの痛みで八面山で登れたものだ。
5.12aの「日曜よりの使者」についてはあまり大きな感動はない。5.11の後にある、一つの通過点の感じがしている。しかし、5.12aの扉が開いた意義は大きい。
○八面山は4月に上部エリア、5月に中部エリアと行ったので、6月は下部エリアに行きたい。とりあえずは5.11aのルートを全部見てみたいものだ。5.11bからは涼しくなってからになるだろう。
○右ひじの痛みは小康状態だ。クライミングにはあまり影響がないようだ。今週は肘ではなく、上腕二等筋の下部に痛みがある。

【パソコン】
○このブログに昨年からスパムメール(コメント)が送られるようになった。最初は一つ一つ削除していたが、4月ごろから多量に送られてきて、ついに一日で100件を越し始めた。もうスパムメール報告と削除だけで相当なエネルギーを要することになった。そこで調べていたら、設定の中に「ユーザー登録者だけがコメントを出せる」という項目があり、そこをチェックしたらスパムメール(コメント)は全く来なくなった。良かった。

【庭】
○ヤマボウシの花が今年も満開を迎えた。20年前に通販で買った600円の苗木とは思えない立派さだ。
今でも若いころに北外輪山で初めて見た、真っ白い花をつけたヤマボウシの大木は忘れられない。

 
○鯉幟を下ろした。これまでの2ヶ月間、道行く人に春から初夏への季節感を楽しんでもらえたと思う。この鯉幟セットは2代目だが、アルミポールは10年前のものだ。熊本式の杉柱は威風堂々、とてもすばらしいが2~3年で朽ちる。台風が来るとおちおち眠っても居られなくなる。この6mアルミポールセットはコストパフォーマンスが非常に高い。
ちなみに、緋鯉はお母さん鯉とばかり思っていたが、童謡「こいのぼり」の原曲では「♪おおきいまごいは おとうさん ちいさいひごいはこどもたち おもしろそうにおよいでる」とある。たぶん、昔は大きい真鯉が1匹と小さい色鯉が数匹あがっていたのだろう。