2025.5.20(火) 園芸 2 生物 22
ニジイロクワガタ
我が家には高いゼリーを食べながら一冬を越したクワガタが2匹いるが、庭には見つけ次第捕殺される短命なムシたちもいる。
そんなちょっとかわいそうなムシを3種紹介しよう。
① コガネムシ

昨年の夏、アジサイの葉がこのマメコガネによって相当な食害にあった。
毎朝毎夕、合わせて2~300匹はやっつけたのでノズル式ゴキジェットが一缶なくなった。
今年も真っ向勝負を厭(いと)わない。

先日はこのアオドウガネブイブイを見つけた。図鑑によると6~8月が発生の時期なのでえらく早い。
ところで、姿が似ているカナブンは樹液を飲み枯葉を食べるので益虫とされ、ドウガネブイブイは植物の根を食べる害虫とされるそうだ。虫の分類は人間様の都合かな。
② ユリクビナガハムシ

庭のユリのつぼみや葉が食べられ、大きな糞があった。
頭にきて「何者の仕業だろう!」と犯人を捜しに朝晩見に行ったがなかなか見つからない。
「もしかして・・・」と、この糞を集めてみた。

なんと糞の中に丸々と太った幼虫がいた。
見事な「隠れ身の術」である。完全にだまされた。

犯人は「ユリクビナガハムシ」というユリの害虫である。
ネットで調べたら、栽培種のユリだけを食べ、自然種のユリは食べないので京都府では絶滅危惧種に指定されているそうな。
③ イボタガの幼虫

キンモクセイの葉を食べる「イボタガの幼虫」を5月10日のブログ「昼間の県体壁」でアップした。その日は3匹見つけて捕殺。
また3匹見つかった。

これが幼虫の最終形態か?
せっかく大きくなったので、キンモクセイの剪定作業要員として放し飼いにしておこう。

成虫もなかなかの姿をしている。