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昭和生まれ 熊本県菊池市在住 暇な日は草刈、読書、ナンプレなど

バルコニーの季節到来

2018.11.24   日向神:バルコニー

休みだというのに早くから目が覚める。
まだ有明の月が残っていて、薄明るい庭は霜で真っ白に覆われていた。
コーヒーを飲みながらブログの校正をした。
昨日の「シュライン(5.12-)RP」の余韻はあまり残っていない。
ゆっくり支度をして日向神に向かう。

タケシさんとバルコニーに向かう。
最初は「サクラ」の終了点から「スプリングスカイ」の終了点までルートを伸ばすためにボルトを打つ作業を手伝った。

①テラノ(5.10c) リピート 穴が大きいので登り易い。
②オンリーワン(5.11a) リピート 1日1回は5.11台を登るノルマ達成。
③2007スーパーフェイス(5.11b)NG 最後のデッドムーブが設定か疑問。
④その気になって(5.10c) リピート

昼でも気温は10度あるかないかだったろう。
それでも日当たりのよいバルコニーエリアはぽかぽかで、薄着で登ることができた。西都山岳会のKさん、Sさんを始め、山口からの遠征組、福岡の山岳会の人々で賑わった。

今日登ったのは4本と少なかったが二連荘で指皮が薄くなっており十分満足であった。
ここのルートはどれも長いので60mロープで登りたい。

本匠:シュライン(5.12-)RP

2018.11.23 本匠:神社エリア

6:30 大津集合(キーボウさん、ハマちゃん、いっせい)
快晴。気温0度、波野でマイナス3度、宮前8度ぐらい。
9:10 本匠着
神社は日陰で寒いので陽が当たるまで宮前で登る。
①ムー大陸(5.10c) リピート
②ヤマユリ返し(5.10c) リピート
③シュラインにQD架け
④シュライン(5.12-) RP (4日間、11便目)
⑤ダンボ(5.10n) リピート
⑥青巌峡ボーイ(5.11a) リピート


【神社エリアのトポ】


【シュラインの下部 げんこつ(5.11+)】


【中間点 ここで休める】


【上部の出だし】


【銀杏の小径(5.10-)を登るハマちゃん。シュラインはすぐ右のハングした部分を登る。ながめているのはエリア開拓者の吉野さん。境内は黄色い絨毯だった】

自分の限界グレードのルートに臨む時は戦略を練ることが大切だ。
60歳を過ぎると明らかに筋力、瞬発力、持続力などが落ちる。
県体壁で登っていても登れるグレードが落ちているように感じる。
唯一、「岩慣れ」というスキルだけは積み上がっているようだが。
以前、フルマラソンで自己新記録を目指すときもかなりの戦略を練った。トレーニングを積んでいない分は戦略で補うしかない。ペース配分は、シューズは、ウェアは、天候は、帽子は、サプリは、朝食は、前日の夕食は、・・・。数え上げたらきりがない。
今回、シュラインを登るにあたってもいろいろと戦略を練り、それが効を奏したといえる。(具体的には略)
また、「自分で気持ちを高める工夫」も大切であることが分かった。
①前夜は記録や写真を見て、イメージトレーニングをした。
②朝、私のラッキーソング「ジュピター」を3回聴いた。
③朝、悠仁親王が音楽の発表会で「木星」をリコーダーで弾くニュースが流れた。
④朝、今日の運勢で「山羊座はいいことばっかりの一日」と発表された。
※この車の中で聞いたニュースで今日の成功を確信した。
⑤神社エリアでシュライン(Shrine 神社)を登るならばと神社にお参りをした。
とまあ、ここまで自分に都合よく物事をとらえると何事もうまくいくようだ。

本当は昨年(2017.4.2)、シュラインの下部「げんこつ(5.11+)」を登った後にすぐトライすれば良かったのになかなかタイミングが合わなかった。
特に今年は3月(岩が湿っていた)、7月(大雨で転進)、8月(切株エリア)、10月(井ノ上タワー)、11月12日(雨天中止)と、神社エリアに縁がなかった。

シュライン(5.12-)は下部に限定があったり、中間部で大休止ができたり、上部で隣のルートとホールドを共有するなどあまり優れたルートではない。しかし、九州ナンバー1ルートとうたわれる「銀杏の小径」のすぐ横にあることで、「いつでもトライできる5.12ルート」として多くの人に登ってもらいたい、楽しいルートである。

脳トレ

2018.11.12(月) 雨の代日

土・日と働いたので月曜日は代日。
月曜日ながら本匠計画になおさんとコシさんが賛同して大変楽しみにしていた。神社エリアの「シュライン 5.12-」が今度こそ登れそうな気がしている。
車にガソリンを入れ、散髪して、爪を切り、道具を詰め、着ていく服まで選んでいたのに雨の予報で前夜には中止となった。

今日は5時に起きて、何もすることがないので「家の光 別冊付録 いきいき【脳トレ】BOOK」をした。「クロスワードや数独」以外に「漢字抜け熟語、ナンスケ」等の目新しいパズルもあってけっこう楽しい。
雨で草取りもできないので買い物に行くことにした。行く前には買い物リストを作り回るお店の順番表も作った。
買い物を済ませて午後からクライミングジムへ行った。外は雨が降り続いて寒い。
この頃ジムは月に1回程度だ。赤(5級)は1回で登れるが、水色(4級)は2~3回かかる。それ以上は体が無理をしそうでやらない。

ところで、今日はお店の入口を見落としたり、サイフを車に取りに戻ったり、ジム用のシューズを持ってこなかったりと幾つか自分自身に気になることがあった。
齢(よわい)60を越え、「健康長寿」という言葉が気にかかるようになった。体年齢には多少の自信はあるが、脳年齢には自信がない。
先日、仕事であるイベントがあった。昼食時になり、私より少し若い同僚の男性が「弁当がない」といって右往左往していた。「なんて間抜けなんだ」と笑うのは容易いが、弁当を何処に置いたか全く思い出せない彼のショックと「明日はわが身」かと思うと笑うことが出来なかった。
そこで「脳トレ」なのだが、一昨年までは数独にけっこう時間を費やした。しかし数独からは新しい知識は入ってこない。昨年はけっこう読書もしたが何故か今年は気分が乗らない。
願わくば「クライミング自体が筋トレ+脳トレだ! さあ、俺を見てみろ!」と、云える様になりたいものだ。

熊本市内で黄葉見物

2018.11.10(土) 熊本県庁

ここ2~3週間、右の肩甲骨辺りが痛む。
整骨院にも行ったがあまり効果はなかった。
ところが昨夜、ネットを見ながらヨガの動きやストレッチポールを使った運動をすると劇的に痛みが改善された。
さっそく今日はストレッチポールを買いに行くと、スポーツ店で約5000円もしたのでやめた。しばらくはバスタオルを巻いたもので代用しよう。
パルコの好日山荘では「THERMOS 500mlステンレスボトル」を買った。

早めに県庁に着くと、黄葉のプロムナードで本物かモデルかは分からないが、ウエディングドレス姿の女性の撮影会があっていた。
私も見事な黄葉に包まれて別世界に来たような感覚に陥った。

ここのドレスコードはやっぱりスーツだなあ。

明後日は「本匠の神社エリア」で登る。
神社の銀杏がどんな様子で迎えてくれるか楽しみだ。

野岳:一年ぶり

2018.11.4(日) 野岳:クライミング

長崎:野岳は約1年ぶりである。
いまだ行く度に1~2本のOSやRPできるルートがあり、やる気がでる。
今回の目標は「レッドローズ 5.11d」と数日前に定めた。
7:00
泗水を出発。植木ICから高速に乗って、みやま柳川ICで降りる。
主に444号線を使って佐賀~鹿島市~平谷~萱瀬ダム~野岳。
9:30
野岳着。今回は11月の会山行で、キーボウ、ユジン、あり吉、かなちん、なお、にゃじ子、私の7人が参加した。
①迎賓館(5.8)リピート
②レッドローズ(5.11d)MOS

フリーフラワー(5.11c)の左側のルートで、出だしのハング越えなどルート的に似ている。このルートは今まで見逃していた。
③恐怖のトラバース(5.11c)NG

トラバースを始めると×印のホールドが幾つも眼前に表れ、岩は苔むして落ちたらただでは済まないランナウトに心が折られた。
④セシボン(5.11a)リピート
QDを回収するため5年ぶりにリピートした。
⑤迎賓館(5.8)QDの回収
⑥アンタレス(5.11b)リピート
2年ぶりのリピートに自分の成長を感じた。
⑦蜂のムサシ(5.11+)NG
「ダーティレイバック」と「穴がほしい」の間の狭いところにある未発表のルートである。1年前に開拓者のOさんに教えていただいた。核心部は薄かぶりに厳しいカチで、クリップも難しい。

上部も右の「穴がほしい」のガバは使わないでボルトは共有するなどややこしいがムーブの面白みは十分過ぎるほどある。
⑧蜂のムサシ(5.11+)NG

この辺りは頭上の大木が倒れ、壁がすっきりと見えるようになった。

今日はアミノサプリを2本飲んで腕のつりもない。あと1本登りたかったがメンバー内に「もう帰ろう」という空気が流れていた。今回は初心者が多いのでしかたがないと思った。
「野岳に来ると地面を歩くのがもったいない」と言って、がんがん岩に取り付いているしのぶさんの後姿をまぶしく見ながら野岳を後にした。
ところが、車に乗ると帰りに太良町のカキ小屋に行くことが決まっていたのだ。「えっ、カキ小屋は来月の予定だろう!」

秋の比叡山マルチ:ナックルスラブノーマル(Ⅴ-)

2018.10.27(土) 比叡山マルチクライミング

今回の「比叡山マルチ」はあそ望山岳会の10月会山行である。土・日の2日間で8人の参加となった。
7:00 大津集合・出発
前夜の雨で集合時間を1時間遅らせた。しかし、高千穂を過ぎると宮崎県はほとんど雨が降っていなかった。
9:00 比叡山着
駐車場には停められないほど車が多い。たぶん今夜「つりがね」で「九州岳人の集い」が行われるからであろう。
今日のパートナーは学生時代の先輩であるかんすけさん。二人合わせて125歳だから無理のない「麓屋カンテ~TAカンテ(Ⅳ+)」にしようと思った。
取り付きに着くと、目の前の「ナックルフェイスFYKルート」がどうしても気にかかる。ここは2018年1月7日に登っているが、1P目・5.10cの部分に3便かかった。その時はマルチ用のシューズだったが、今日はショート用C4ラバーのシューズを持って来ている。
「FYKルート・1P目(5.10c)・5m」
ボルト直上のラインで入る。1ピン目は絶妙なスメア。そして指も足も小さなへこみを使い、厚さ1cmほどのアンダーを持って2ピン目クリップ。「くそー、リーチが足らん!」と無意味な愚痴をこぼしながらも3ピン目にクリップできた。
シューズが良かったのか、腕が上がったのか、2回目だったからかもしれないが満足の1登だった。【写真は1月7日のRP時】

「ナックルフェイスルート(Ⅵ+)1P」
TAカンテはあり吉パーティーや長崎のパーティーが取り付いているので「ナックルスラブ・ノーマル」に取り付いたつもりだった。
1P目、「この頃のⅣ+は難しいな~」と思いながらも枯れた松の木に到着。ところがセカンドのかんすけさんが途中で登れなくなり、ゴボウでも上がれず「降りま~す」というコール。
ダブルロープでがっちり体重のかかったATCガイドだったが図表で覚え知っていた「リリースポイント」に細引きを入れてロワーダウンさせることができた。私もここから懸垂下降した。
ルート図をよく見直してみると「ナックルフェイス1P目 Ⅵ+」から最後だけ直上してナックルスラブノーマル1P終了点に達していたのだった。名前もルートも分かりにくい。

「ナックルスラブルート・ノーマル(Ⅴ-)」 
昼食をとって、改めて仕切りなおし。
【写真は2P目をリードするかんすけさん」

4P目。Ⅳ+なのにピンが1本しかない。しかもここでルート図を10mほど落としてしまった。コールは届かない、ロープは出ない状況で回収するのに一苦労した。
5P目。このルートの核心部Ⅴ-だ。ウロコ状のスラブ壁で微妙なトラバースがあった。

稜線に出るとFYKルートの開拓者、山本さんと数十年ぶりに会った。白髭をたくわえてどこか外国船の船長さんという風情であった。
下りは長崎のパーティーを南面コースに案内した。通る人も少なく道は荒れていたが確実に早く下りられる。
駐車場で新人会員のコシさん親子と記念写真。

19:00
長陽大橋を通り、2時間弱で大津に着いた。車の中でかんすけさんが「比叡の中で、今日のルートが一番面白かった」と言われて嬉しかった。今日も満足の一日だった。

奥壁:アッポロ11号をRP

2018.10.20(土) 日向神:奥壁クライミング

午前4時に目が覚めた。
コーヒー、フルグラ、ストレッチ、事務仕事など。
出掛けにYouTubeで「Jupiter 平原綾香」を聴いた。
もし今日、「アッポロ11号(5.11b)」が登れたらラッキーソングとしてこれからRPを目指すような時には必ず聴こうと思った。
実は「アッポロ」にはこれまで5回もトライしているが、使うホールドやムーブが定まっていない。
写真は8月12日のトライ時のもので、この後フォール。

かすかな自信の裏づけはこの夏に3回トライしてランナウトに慣れたことと秋空の下の乾燥した岩肌だ。

午前9時には日向神に着いたが、今日の岩友であるタケシさんが来るのは11時過ぎなので、アケビ採りに精を出す。
アケビを求めて日向神タワーや未発表の岩場などを巡った。

足軽(5.9)でアップ後、本命の「アッポロ11号」にQDを架けた。
そして核心部のムーブを探ると、なんとかスタティックに手を出すことが出来るようになった。
昨年の夏、初めてトライした時は「指先のパワーがあれば登れる」と思ったが、今年の夏は「力では登れない」と思った。やはりポイントは足を使った体重移動にあった。
合計4日間、7便目でのRPだった。

秋の本匠:井上タワー

2018.10.14 本匠クライミング

6:00
大津に集合。気温10度。まだ薄暗いが早く出れば早く着く。7時出発だと前回は3時間かかった。S山岳会もここを集合地にしているようだ。たぶん祖母山系か。
8:30
本匠:井上タワー着。
①なめくじら(5.10)R(リピート)
②みつまたの花(5.11-)NG
みつまたの花(5.11-)RP

④三四郎(5.12-)敗退
猿田彦(5.11-)OS

⑥ストレートティー(5.11-)R
⑦さざれ石(5.10+)NG

川面下部壁は人工壁みたいにかぶっている。お目当ては「みつまたの花」、今日で3日目になる。QD掛けで登るともうだいぶん慣れてホールドがよく見えたのでRPトライは予想以上に楽だった。
「猿田彦」もかぶった壁を豪快に登る1本。ホールドが大きいので迷い様がない。
「ストレートティー」は核心部で何度も行き来した。疲れて上部では飛びついてホールドを取るなど実に危なかった。ここの核心部のホールドは分かりにくいので忘れないようにしたい。
「さざれ石」で力を出し切った。

井上タワーは私たちを含めて9名。クライミングのベストシーズンだというのに、魚道や宮前に人影はなかった。

15:30 早目の撤収。
18:20 阿蘇道は混雑していると思い産山経由ミルクロードで帰った。
往復で235km、秋の夕暮れは早くすでに真っ暗だった。

台風一過、「うし子」をリピート

2018.10.7(日) 日向神クライミング

3連休初日は台風25号の影響で強風が吹きけっこうな雨となった。
2日目の今日は台風一過の秋晴れとはいかず温かい曇り。
岩は濡れているだろうが、明日はJr.ボルダリング教室なので「今日しかない」という気持ちで山に向かう。
日向神の岩は予想以上に濡れていた。
もう諦めて帰路につく山友もいた。

こんな日でも少しは登れるトンネルエリアへ行く。
山友はタケシさん、浦崎さん、カオリン。
①けほぎトンネル右ルート(5.11a)R(リピート)
②うし子(5.11b)NG QD架け
うし子(5.11b)R
④けほぎトンネル右ルート(5.11a)R

「うし子」は2015年9月に7便かけてRPした。
トンネル内からスタートしてハングを越えフェースを登る。

途中で電話線をかわすのも特徴的だ。
フェースは足をうまく使うのがポイントで、登れないうちは過呼吸になりそうなくらいパワーを使っていた。

トンネルエリアの上部にはスズメバチの丸い巣が3個も見える。
タケシさんが時々偵察に来るハチをスプレーで撃墜していたら7匹を数えた。

帰りにはカオリンがアケビの熟れた実を採ってくれた。
岩登りより木登りがうまい。

若いころ歌っていた「アルプス一万尺」の替え歌にこんなのがあったなあ。
♪山のアケビは何見てひ~らく
下のマツタケ、見てひらく ランラ ランラ ランラ ランラ~

台風接近

2018.9.29 ガーデニング

台風24号の接近と秋雨前線のためか、昨夜から雨。
昨夜は月末なのでC.P.菊南へ行った。
約1時間弱のボルダリングだったが指皮が痛くなりやめた。
月に1~2回ではあまり進歩はないが、行かないよりはましか。

今日は朝から内職をした。

ペットボトルに水苔を入れて、ポトスとオリヅルランを寄せ植えする。
子どもたちのフェスタにて50円ぐらいで売るつもりだ。

ヤマボウシの赤い実も落ちてしまい、庭先もすっかり秋らしくなった。
しかし露地植えのアサガオは依然元気。
隣のコスモスにまで巻きついている。

台風の影響があまりないことを願う。