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昭和生まれ 熊本県菊池市在住 暇な日は草刈、読書、ナンプレなど

ロドキャン前夜

2021.3.28(日) ロドキャン 1

この1年間、新しい環境に慣れないこともあったが平日は山にも行かず真面目に働いたおかげで、この春はまとまった休みがもらえた。
平日の休みではパートナーがおらずクライミングは難しい。
そこで、近年の憧れだった「ソロ・キャンプ」を思い立った。
車中泊は絶望的で普通車なのに荷物があまり積めないロードスターでのキャンプ、いわゆる「ロドキャン」である。

目的地はすぐに決まった。
まだ行ったことがない「国東半島」である。
①中山仙峡~低山ながら面白い岩稜歩きがたのしめそう。
②熊野摩崖仏と富貴寺・両子寺でパワーをもらおう。

一応、テント(2人用)やシュラフは持っている。
しかし、現代のキャンプの必需品である「焚火台」がないので、雨が上がった午後から買い物に出かけた。

庭のチューリップが元気。


焚火台はホームセンターのキャンプ用品売り場で1800円だった。
近くにダイソーがあったので、メステイン(500円)、ランタン(300円)、着火剤・鏡・手袋・石鹸箱(100円)を買った。


我が家の西側には鎮守の森がある。
明日の晴れを呼ぶ、夕日がきれいだった。

 

「タラの芽の頃 5.11a」初登

2021.3.27(土) カニのハサミ岩 17

今日、赤壁のプロジェクトBを初登した。
「タラの芽の頃 5.11a B6  15m 緒方」とした。
ビレイヤーは宙さん。
登っているところの写真はないので、3月14日の試登時のものをもう一回載せよう。

2ピン目まではアンダーで持てるクラック。
大きなムーブで右手上部を取り、その後はルートを読む力が試される。
昔からあったルートを整備して、終了点をロープがこすれない位置に下げた。
2ピン目の昔のボルトは鉄のねじが丸くなって外せない。

帰り道でタラの芽を採った。

ルート名ともなったタラの芽を採るのはちょっと難しい。
登るのもちょっと難しい。

スミレも3種類ほど見つけた。

マルバスミレか。


タチツボスミレか。

MT車の残念なところ 3選

2021.3.24(水) ロードスター 28

年度末で仕事が長引いた。
水曜日なので遅くはなったが急いで県体壁を目指した。
暗くなって混雑する道路を走り、19時過ぎにやっと着くと「ヴォルターズの試合日」だという。
ここでスマホを開いてみると「本日の県体壁は中止」とメールが入っていた。
メールを見る習慣がほとんどないのでたまにこんなことがある。
残念なことである。

そこで、ロードスターの「残念なところ 3選」を思いついた。
ロードスターというより、6MT(6速マニュアル車)の残念な所である。

①右折時のハザードランプ(お礼)が出しにくい
横道から右折で入る時、右側に停まっていただいている場合、私は窓を開けておいて手を挙げてお礼の意を表す。左側の車は後ろになるので、ハザードを2回ほど点ける。
しかし、この時は1速から2速、3速と急いでシフトアップする時なのでマークを押すのがけっこう厳しい。

②紙のカップコーヒーが飲みにくい
山に行くときは昼食とカップコーヒーを買って、飲みながら行くのがプレマシー(AT車)の頃の常だった。
MT車は頻繁にシフトチェンジをする必要性からカップコーヒーが本当に飲みづらい。

③坂道発進で少し緊張する
AT車の場合、坂道発進はまったく楽である。
MT車の場合は逆行しないように細心の注意が要る。
もちろん、サイドブレーキを使ったり逆行防止機能も付いてはいるので実際は大丈夫なのだがやはり少しキンチョーする。

まあ、MT車の良い所は3つどころかたくさんある。
①居眠り運転はほとんどできない
②エンブレで減速しブレーキを踏まないでよい
③燃費が良い
④手と足のダブルタスクで認知症対策になる
⑤運転が楽しい                                                  etc


この部品数、製作時間、クオリティが110円で手に入るのは「すばらしい」の一言。(着色等は別)

岩野山のルート整理

2021.3.21(日) 岩野山 38

植木:岩野山のルートを幾つか整理した。

①「山の声 5.9 緒方」
夏季に登るルートとして北側に拓いたが誰も登らない。

②「体年齢35歳 5.11a   緒方」
初登以来、誰も登らない。

③「モンローウォーク 5.11a    緒方」
初登以来、誰も登らない。

④「ニッケ栗まんじゅう上部」既存ルート
上部壁の中央を既存のボルトで登っていたが、終了点の岩頭があまりにも危ない。(下記に写真あり)

⑤「上部壁 右ルート」既存ルート
これも危ない。

下の写真は2015年当時の上部壁からのラッペルである。

それが今や下のような状態である。


久しぶりに訪れた方は「ここはいったいどこだろう?」と思うほどの常軌を逸した伐採である。
そのために下のような看板が設置された。

これを見て、私は自分が設置した終了点とハンガーを全て撤去しようと思った。
しかし、木を切った熊本市のTさんと話す機会があり、Tさんは「ゴルフ場からも直接注意を受け、もう木は切らない」と明言され、ゴルフ場から岩場に行く場合に許可を取ることは以前と同じなので全てのハンガーを外すことは止めた。
とりあえず、誰も登らないルートと危ないルートを整理した。

今後は事故を起こさないことが第一なので、以前から危険視されている上部壁の終了点とハンガーは外した。

もうこの岩頭が落ちるのは時間の問題と思える。
地震や台風、大雨の後は特に注意が必要だ。
ハンガーも危ない。

これはアンカー部分が岩の中でクルクル回り、ナットが外せなかった。以前、ここの終了点の1本は手で抜けたことがある。

オールアンカーの浅打ちばかりである。

あらためて、クライミングは「Own  Risk(自己責任)」で行うことを確認したい。

ヤマザクラの頃

2021.3.20(土) カニのハサミ岩 16

朝から雨音がする。
昨夜「男の孤独死 長尾和宏」を読んだ。
その中に、「多動のススメ」があった。
雨だからと言って、家の中でうだうだしていては老け込むばかりだ。
というか、土日の二日とも山に行かないのは精神的に良くない。
雨でも「穴掘り」ぐらいなら出来るだろうと山へ行った。


カワズザクラとカニのハサミ岩。


枝垂れ桜とカニのハサミ岩。

なんと、岩場に来るとほとんど濡れていない。
残念ながらクライミング用具は持参していなかった。

長靴と刈り払い機用のサロペット。
この格好で奥の院チムニーからドロと岩をかき出し、階段を作った。
ブヨ(メチクリバエ)に襲われ苦労したが、奥の院に立ったまま入れるようになった。
また、「奥の院」ルートはチムニーの入り口からブリッジでスタートする設定にした。

このエントランス広場には大きなヤマザクラがある。

今日は澤田、川津、緒方の3名。
雨が降り出す前に下山した。


これは泗水町の「不二の湯」温泉。
入湯料120円は破格だ。


山道で採取したタラの芽の天ぷら。
来週はもう少し大きいものが食べられるかなあ。

山里に春

2021.3.14(日) カニのハサミ岩 15

ついにこの日を迎えた。

満開の枝垂れ桜の後ろにカニ岩がそそり立つ。
実際は写真の5倍は美しい。

駐車ポイントから山道を歩くと、キツツキのドラミングが絶えず聞こえる。1秒間に10回ぐらいか。これも春。

前回大掃除をした赤壁のプロジェクトBに水が流れていた。
「これはいかん!」
と、さっそく終了点まで行って大きな草付きをはがした。
言うは簡単だが合計3時間近くかかった。

午後3時ぐらいからプロジェクトBの試登。
ビレイは澤田さん、カメラマンは川津さん。

出だしは「ミニミニ花鳥風月」という感じ。


ハイステップからアウトサイドフラッギングまできれいにつながる。
さながら、カーブで「ヒール&トゥ」がきまった時のようだ。
(やったこともないんですけど・・)

菊鹿の山里に春が来た。

只今、桃色の桜が満開だ。

今日、一番活躍したのは折りたたみノコ。
開拓の最強アイテムだ。

今回は「カーブ刃」を付けてみた。
これで草付きのドロでも木の根でも切りまくる。
木のヤニが付くとたちまち切れなくなるので、一緒に「ヤニクリーン」を買ってみた。


オープンカーの必須アイテムはサングラス。

2021 春のガーデニング

2021.3.13(土) ガーデニング 7

今年初めての草取り。
2月から休日はいつも山に行くことができたので、庭にはかなり草がはびこっていた。
午前中は手で草取り、腰が痛くなった。
午後は刈り払い機での草刈り、これは楽。

数年前から増やしているアジサイ。
枯葉を取り除いたら新芽がのぞいた。


アマガエルの見事なカモフラージュ。


ヒヤシンスは毎年咲く。
赤や紫がいつのまにか桃色になっている。


君はいつからそこで寝ていたの?


大輪の肥後椿。
幹は細いが樹齢30年以上だ。


ケヤキにはカラスの巣。
小枝が落ちてきて困る。


近くの土手から取ってきた土筆(つくし)
お昼の食卓にのぼったが、「うまい!」とは思えない。

二日前(3月11日、東日本大震災追悼の日)の朝日。

飛行機雲が二筋、いつまでも残っていた。

車の運転で気を付けていること

2021.3.8(月) ロードスター 27

日頃から車の運転で気を付けていることがある。
まあ、人によっては「当たり前」のことかもしれないが。

① 暖機運転をする
車に「チョーク」などという装置があったことをしっている人も少なくなった昨今だが、車はエンジン等をある程度暖めないと走り出すべきではない。エンジンとは優しく付き合いたい。

② 車間距離をとる
車間を詰めて走る人がたまにいるが、まったく意味がわからない。車間を開けると安全だしブレーキを踏む回数も減る。デメリットは何もない。

③ エンジンを時々は高回転まで回す
省エネ運転で2000回転以下で走る人もいると聞くが、低回転ばかりだとエンジン内にカスが溜まり「走れない車」になるらしい。
人も時々は走らないと「走れない体」になるのと同じ。

④ ドアパンチを避ける駐車をする
2ドア車はドアが長く、隣の車との間隔を余計にとる必要があるし気を使う。
そこで私はドアパンチを避ける意味も含めて、職場の駐車場の右端に停めている。

今日は「ハクモクレン」の花びらが右端の私の車にだけ降りかかっていた。

⑤ ボンネットに毛布と熊手を乗せる

納車した夜、我が家の愛猫が幌に乗って毛を残した。毛よりもボンネットに爪痕を残されては大変だと、すぐ「猫対策の薬」を2種類も買ってきた。1種類では猫がすぐに慣れるからだ。
ところがこの薬剤はまったく効かなかった。
そこで毛布を掛けた。
すると猫はエンジン熱で温められたホカホカの毛布の上でゆっくり休むようになった。
これはいかんと思い、近くにあった熊手を3本乗せたら遂に猫は乗らなくなった。
毛布は「ホコリ防止」の効果も大きい。

⑥ 雨の日は軽トラックで通勤する
冬場は軽トラックに乗る機会が少ない。
車は時々走らせないと錆びたりバッテリーが上がったりする。
また水温計のマークが消えない程度の「ちょい乗り」が車にはかなり悪いと云われている。
そこで雨の日はロードスターを濡らさないことと合わせて軽トラックで通勤している。
「光の森」への軽トラ通勤はちょっと勇気が要る。

キコリと相良観音

2021.3.6(土) カニのハサミ岩 14

前日の雨と八方ヶ岳にかかる雲で山はしっとりとしていた。

【エントランス広場の藪椿】

澤田・川津組はいつものようにマルチ開拓に行っているので、赤壁エリアを広げようとキコリに精を出した。

【チムニー内の雑木を伐採】

少し早めに下山。
種類は不明だが、満開の桜を見つけて花見。

【深瀬の桜】

久しぶりに「菊鹿の相良観音」を訪れた。

ここは県北の名刹で、ご本尊は千手観音様。
安産祈願でも有名で、我が家はいつもお世話になっている。
たぶん、64年前に私の母もお参りに来ている。


名物の「くりまんじゅう」を買った。
饅頭の下にニッケの葉が貼り付けてあり、いい香りがする。
「泗水から久しぶりに来ました」とばあちゃんに言うと、ここで食べるために1個サービスして戴いた。
2015年、孫の安産祈願に訪れた後、植木の岩野山に「ニッケくりまんじゅう 5.10a」というルートを拓いた。

帰り道で「六地蔵」を見つけた。

六人の地蔵様は新しく、大切にされている。

赤壁エリアに進出

2021.2.28(日) カニのハサミ岩 13

今日は八方ヶ岳俱楽部にす~さんが参加。
澤田・川津ペアは第2ルンゼにマルチルートの開拓に行ったので、す∼さんと二人で赤壁エリアに行った。
途中で錆びたハーケンを見つけた。

至る所に先人の足跡がある。

赤壁の岩頭に立つと、背後に広がる「カニのハサミ岩」全体の大きさに目が眩みそうになる。
比較的新しい(30数年前)アルミハンガールートの終了点をチェーンで補強してラッペルした。ちょうど20m。

①赤壁:Tr.試登
下部のホールドは大きいが、中間部は細かい。
2ヶ所ほどハングがあり、登れない所が1ヶ所あった。

②赤壁:Tr.試登

休み休みながら上まで通すことができた。
20mは長い。

③フェイクスラブ(5.11a) R(リピート)
す~さんのスラブトレーニング。

④プロローグ(5.11a) R(リピート)

これを初登したのがまだ今月の2月6日だった。
この岩場にも慣れて、相当易しく感じた。

下界は風の強い一日だったらしいが、この岩場は別天地で心地よい春風が吹いていた。