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連休の日向神③

2020.9.22(火)秋分の日 日向神:サンセット 109

3日連続の日向神である。
昨日集めた「日向神クライマーズクラブ」の名簿とお金をタケシさんに渡すためにドライブがてらゆっくり日向神に向かった。

サンセットエリアへ行った。
同行は原口さん、タケシさん、ウラサキさん、カオリさん、秀ちゃん。
①八女茶のチャチャチャ(5.10a) R(リピート)
下部は湿っぽい。このルート、何年ぶりだろうか。

②赤い実のヤマボウシの苔落とし作業
ルートは歯と同じでメンテナンスが大事。

③登攀の歌(5.9) R

日向神では貴重な5.9のルートである。
ところで、「登攀の歌」とはいかなるものか。
真っ先に思い出すのは「鷲ヶ峰讃歌」である。
熊大山岳部の部歌と聞いているが、今のクライマーで歌えるものがいるだろうか。

鷲ヶ峰讃歌
荒れろ黄煙よなの雨でも
俺は若人(おとこ)だ山の男だ
仰げよ空をあの鷲ヶ峰
響く靴音おお若さのリズム

命打ち込むクレッテライは
若さの泉度胸の良さだ
締めろよザイルを心の絆
見下ろす岩角おお雲がわく

星がきらめく外輪山に
ふもとの明かりは夜霧にうるむ
歌えよ高らかわれらが世界
山がこたえるおおこだまする

「鷲ヶ峰哀歌」もあるがいつか紹介しよう。

④梅雨のあとさき(5.10a)

登っているのは原口さん。

⑤岩ヒバハングダイレクト(5.11a) NG
ハングの上のボルトにクリップするのが難。

⑥赤い実のヤマボウシ(5.11a) R
一日1本はイレブンを登るというめあてをなんとか達成。

4連休で日向神にこんな人々がいた。
次の3人のうち誰がエライかな?
Aさん:72歳、日向神で2日間も遊ぶ
Bさん:62歳、日向神で3日間も遊ぶ
Cさん:熊本から125㏄のバイクで来て、2本登ってさっと帰る
やっぱり、Cさんの真似はできない。

帰りに以前から気になっていた「下中の六地蔵」を見に行った。

今は川の向こうの田んぼの中にぽつねんと立っているが、昔はこの六地蔵の前を道が通っていたのだろう。
右の石碑みたいなものは「猿田彦神」である。
どこかの神社からやってきたものだろう。

帰り道、ロードスターと3台すれ違った。
NBの黒、NDの白、NAの赤だった。
流石は連休である。
自宅にもどると彼岸花がきれいだった。

連休の日向神①

2020.9.20(日) 日向神 107

4連休の二日目はいつもの日向神。
今年は本当に遠出をしない。これもコロナ禍の影響だろう。
国道3号から阿蘇へ向かう道はバイクツーリングが多い。
山鹿カルチャースポーツセンターの近くで大きな事故処理が行われていた。警察官に連休はあるのか?

ダム下エリアへ寄った。
今日も「桜のエリア」は濡れている。
せっかく来たので、下のスラブエリアでルートの掃除をした。
「フルグラ」と「アーモンド味」は思ったほど苔が生えていなかった。
八女津姫岩には5名。

道端エリアへ寄った。
ナカさんらが「二郎 5.11c」をやっていたので加えていただいた。

この中間部のトラバースは足が使えないと左腕が消耗する。


上部の核心部。
ホールドが下から見えないので厳しい。
疲れてくると飛びつく感じになり、フォールとなる。
今日は3回やって全部ワンテン。

気分転換に「シンシア5.11a」を登った。

ここは核心部で軽くキョンを当てて安定できる。

午後はタケシさんらも合流して道端は10名と賑わった。
「太郎 5.10c」は開拓者の新原さんの同意を得て、2ピン目が少し左側に移動された。これで核心部でフォールしても怪我をするリスクは軽減されるだろう。

今日は朝からBMIが20を切り、体は軽いが指や上腕二頭筋がつるようになった。ミネラル分が不足しているようだ。
いつもと違って見学時間の長い私を心配したウラサキさんから帰り際にエネルギーinゼリーやアリナミンVを頂いた。
有難いことである。

帰り道、黒木の「小原橋」を渡った。
眼鏡橋シリーズ第3弾である。

幅が狭いのでドアを開けるのに難儀した。


橋のたもとには白い彼岸花が咲いていた。

車で通勤

2020.9.18(金) ロードスター 17

毎日の通勤は車で10km、約20分とほぼストレスがない。
田舎から市街地へと向かって走る。
職場が近くなると反対車線は長い渋滞で、「毎日たいへんだろうなあ~」と思う。
昨年はそんな渋滞の車列から突然車が頭を出して接触事故に遭った。過失割合は1:9だったが、事故は起こさないに限る。
どんなに道がすいていても、反対車線が渋滞していたらスピードを出すべきではない。

7月にドラレコを付けたらもうシートベルト並みになくてはならないものになった。
夜はYouTubeで「ドラレコが撮った事故や煽り運転」の動画をよく観る。免許センターの安全運転講習会みたく、安全運転の意識向上に役立っている。
真夏の頃、ドラレコの緊急録画停止機能が頻繁に作動した。
日向神に行くだけで3回止まったこともある。
後で気付いたのだが、夏の暑さでドラレコをフロントガラスに付けていた接着剤(ジェル)が溶けて、本体がユラユラしていたのだ。
夏の終わりになってそれにやっと気づき、購入した販売店に行き、両面テープで固定し直してもらった。
もちろん無料であった。

通勤路は最短距離ではなく、少し遠回りでも交通量が少ない道を選んでいる。畑道で相当スピードが出せる。
この道で時々夫婦らしい二人連れが朝の散歩をされている。だいたい歩行者は右側と決まっているのに、この二人はいつも右と左に分かれて歩いている。そんなに広い道ではないので迷惑だし危ない。
散歩はしたいが二人揃っては歩きたくないのか。自分らのわがままが周りに迷惑をかけていることには思いが至らないらしい。

車は毎日あまりトロトロと走らせているとエンジン内に汚れが付着するらしい。
時々は「喝を入れる」といって、エンジンをブン回すのが必要で、これがエンジンを元気に長持ちさせるコツだという。
ロードスターに乗り始めた頃、山道で3速5000回転ほど回したら空に吹っ飛びそうになってドキドキした。
今はスピードがあまり出ない2速で6000回転ぐらいは簡単に回せるようになった。

今年も彼岸花が元気に伸びてきた。
先週、9月12日に草刈りをしておいて良かった。

初秋の日向神で生き物探し

2020.9.13(日) 日向神:ダム下~道端

朝の外気温は25度、絶好のオープンドライブ日和である。

国道325号や3号は阿蘇方面に向かう福岡・久留米ナンバーが多い。気候も良くなったので30年前のフェアレディZやサバンナなど懐かしい車もみえる。

ダム下エリアへ寄ってみた。
しっとり湿っていて、やりたかったことができない。
珍しい昆虫を見つけた。

「コノハガ」の仲間だろうか。


これで満足して、もう帰ってもいい気分。

タケシさん、原口さんと道端エリアで登った。
①シンシア(5.11a) R(リピート)
②花子(5.11a)   R(リピート)
③春眠(5.10c)   R(リピート)
④三郎(5.11a)   R(リピート)

3人の場合時々暇になるので、生き物探しに精を出した。

「ミスジチョウ」は夏の間よく見かけた。


「ホソヘリカメムシ」も今年2回目。


「オオチャバネセセリ」だろう。


「ヒメウラナミジャノメ」は幸せそう。


「ツマジロエダシャク」かな?


ご存じ「ジョロウグモ」も大きくなった。


バッタは種類が多い。これは「キリギリス」


この頃増殖中の「キャンパー」
私もソロキャンプをやってみたい。


めっきり少なくなってきた「クライマー」
ルートは「花子 5.11a」
初秋の日向神、全部で14名のクライマーを確認した。

早朝ドライブ 立門橋

2020.9.5(土) ロードスター:立門橋

やはり休日は早くから目が覚める。
台風10号の接近で週末の山行は中止、更に昨夜来の雨で岩場は濡れたことだろう。
ここはもうドライブしかない。

阿蘇スカイライン展望所はガスの中。

いつまで待っても晴れそうにはない。
それでも車は3台。
暇なのでライトを全部点けてみた。

目頭の部分がスモールライト。
下はアクセサリーデイライト。

阿蘇スカイラインの「清水谷入口」には大きなゲートが設置されていた。
40代の頃、大型三脚を背負い長靴を履いて「野鳥の森」の中をよく歩いた。
今は訪れる人もおらず道は荒れているだろう。

菊池川第五発電所の東屋でコーヒーブレイク。

コーヒーのお供は「一口塩羊羹」
橋の下には菊池渓谷下流の爆流が見える。
この辺りには隠れた名瀑がある。

久しぶりに立門橋(石橋)に寄った。

2トン車までは通行可だからロードスターは2台一緒に渡れる?

以前は橋の側壁に「立門」と白い文字が鮮やかだった。
今は蔦(つた)に覆われてほとんど見えない。
通潤橋なみにボランティアで草取りをしたい。

橋の近くのカラムシが揺れていた。

近寄ってみると、大きな「フクラスズメガ」の幼虫だった。

隈府に下りてくると気温30度、日差しも強くてオープンドライブは終了。

休日の早朝ドライブ 鞍岳~旭志

2020.8.8(土) ロードスター 15

昨日、職場で隣に座る女性職員が、
「明日から休み! ダラダラした~い💛」と言っていた。
私はとくれば5時には目が覚め、6時には車に乗り込んだ。
どうしてもダラダラできない。

菊池阿蘇スカイラインを駆け上がると、
昨日の雨を引きずってどんよりとした曇り空。
北外輪山は気温22度と肌寒く、カメラを出す気にもならない。

アクセラに乗った車好きな方が話しかけてきた。
もう既に九重を走り回ってきたという。
しばらくマツダ車についての車談義をした。

帰りは鞍岳東登山口の方に回ってみた。
7月豪雨の影響はほとんどない。

「コオニユリ」 周りのカヤに負けない高さがある。


ほとんど雲の中の東登山口。車はたった2台。


今日のコーヒーのお供はキットカット(大人の甘さ)


「クリシギゾウムシ」が幌の近くにいた。

旭志に下って、圓通寺へ。

ちょうどハスの季節にあたった。

この寺は平成5年の豪雨で裏山が崩壊し、本堂が壊れた。
今は立派に再建されている。
周りには面白い石仏がたくさんある。

この後、午前中2時間の草刈りで大汗をかいた。
午睡後は図書館へ。
「バガボンド」が家に31巻までしかないことに気づき、
32~37巻まで借りた。合計10冊。
旧友に会い、お互いの生存確認をした。

これが俺のダラダラかな。

雨の竜門ダム

2020.7.26(日) ロードスター 14

4連休の最終日。
午後からは雨の予報なので7時に家を出た。
すぐに降り出したので大観峰は止めて穴川峠へ。
どこでも良いが、車の少ない方を選んだ。

ダム湖エントランス広場にテントが2張り。
小雨の中、ロードバイクの人もいる。

班蛇口大橋
この空間を独り占めする。

菊池の辺境、穴川集落まで行くと「通行止め」の看板があった。
しばらく戻って、花の広場で休憩。

コーヒーのお供はお隣さんから頂いた屋久島のお菓子。

生きているような「ニイニイゼミ」の抜け殻

初めて見た「トホシカメムシ」
よく見ると背中に黒い星が10個ほどある。

生き物より捨てられたゴミの方が多い。

右の黄色いゴミはドリップコーヒーのパック。
おいしいコーヒーを飲んでゴミは捨てる、か。
「FORTE」という銘柄のタバコの箱3つ。
捨てられた時期が違うので同一人物が3回来たのかも。
右端は「ナロンエース錠剤」、頭痛・生理痛に効くそうだ。
どうしてここに来てタイヤワックスを使い、缶を捨てるのか。
ここに来たという証拠を残したいのかな。


エターナルブルーマイカも雨に濡れるとこんな感じ。
ぬばたま色に近い。
後ろは班蛇口湖、そして雨に煙る八方ヶ岳(1.052m)

金曜夜の初ドライブ

2020.6.26(金) ロードスター No 11

今、夜の大観峰ドライブから帰ってきた。
明日からの土日は大雨らしいので三日月の出ている今夜しかないと、夜のドライブに出てみた。
大観峰は我が家から菊池阿蘇スカイラインを通って約50㎞、往復2時間である。
平地の気温は27度だったがさすがに大観峰では21度とヒンヤリした。

途中、キツネを見たが突然のことでカメラを出す余裕はなかった。復路ではカメラをしっかり準備したがもちろん遇えるはずもなかった。
夜のドライブにはどんな曲が似合うかと幾つか試してみたが、やっぱりフルオープンの風の音、エンジンの音、路面の音が一番だった。

ロードスター、乗って半年間の感想

2020.6.13(土) ロードスター 10

NDロードスター(1,500cc、6MT)を納車して約半年、4,000kmを走った感想を記す。
主に前車プレマシー(2000㏄、7人乗り)との比較になる。

【良い点】
〇維持費が安い
・通勤で平均燃費は15km/ℓ、九重山一周なら17km/ℓぐらい。遠出も気にならない。
・税金は34,500円とプレマより約1万円安い。
〇体感スピードが高いことに驚く
・座席位置が低く道路を這うように走り、エンジン音も高いので車速が3割増しで感じる。故に一般道で無暗にスピードを出すことはない。
〇音が良い
・高回転型エンジンなので2速で引っ張ることはよくある。よく回り良い音が出る。
〇後ろが見やすい
・サイドミラーが車の真ん中ぐらいにあって、車の後ろが丸く絞り込まれているのでなんと車の真後ろをサイドミラーで見ることができる。また、バックミラーはすぐ目の前にあるので後方確認は容易い。
〇ほとんどエンストはしない
・エンストは半年間で1回だけ。時々軽トラ(5MT)に乗っていたからかもしれない。先日は3速でスタートしたがエンストしなかった。意外と低速トルクはある。
〇居眠り運転をしなくなった
・山から帰る時、オートマ車のプレマシーはよく眠くなった。ロードスターは一度も眠くなったことがなく、安全運転につながっている。
〇前の車が道を譲ってくれる
・山間の道を走ると、特にプレッシャーはかけていないのに前の車がよく道を譲ってくれる。私も単車が後ろに付いたら余裕をみせてすぐ道を譲る。
〇話題になる
・「かっこいい車に乗っていますね」と話しかけられることが多い。「男の夢ですね。私なんか次は軽です」とも言われる。自己肯定感が自ずと高まる。
〇車愛が高まる
・洗車がまったく苦にならない。それよりも埃(ほこり)をかぶったまま運転はしたくない。ロードスター同士で手を挙げて挨拶する連帯感もたまらない。
〇運転が楽しい
・6速MTの運転はけっこう忙しく、コンビニコーヒーをゆっくり呑む余裕はない。周りの状況にも常に注意を払う必要がある。自分が運転者であることを自覚する。
・自分の行く道は自分で決めた方が楽しいに決まっている。Be  a  driver(人生のドライバーになろう)というMazdaの謳い文句がわかる。

【気になる点】
〇ロングノーズが気になる
・大雨の日はボンネットの上に雨がたまって踊る。(見ていて飽きないが)
・狭い道から出る時は細心の注意が要る。
〇人の目が気になる
・オープン走行は常に誰かに見られているようで、顔の表情をどうするかなど自意識過剰気味になる。
・変な所には停められない。(どんな所だ?)
〇人や道具が多くは乗らない
・二人乗りでの日帰りクライミングには対応できるが、宿泊するならソロになる。
・刈払い機やMTBは乗らない。(プレマには乗った)
〇コペンに文句を言いたくなる
・街乗りでオープンのコペンを見たことがない。対向するコペンに「オープンカーの意味がないぞ!」と謂れのない文句を言いたくなる。コペンさん、ごめんなさい。

 

ここはステミング!(5.10b)開拓・初登 

2020.4.29(昭和の日) 日向神:ダム下

天気は快晴、昼間は気温24度。
今日の山友はSatoさんと山崎御夫婦。
Satoさんにビレイをしていただき本当にありがたかった。

①プロジェクト3をTr.で掃除、ボルト位置決め
5.10a程度のルートにするために終了点の高さに悩む。
クラックの中の木の根がしぶとい。
②プロジェクト3をTr.で掃除、ボルト位置決め、ボルト設置
終了点は宙さんから頂いたラッペルステーション。ボルトは4本。

「ここはステミング! 5.10b B4 8m」開拓・初登

できるだけステミングで登るとかっこいい。粉がまだひどい。
この桜エリアでは珍しい5.10台のルート、人気が出るだろう。
この後、タケシさんが苦労しながらもオンサイト(第2登)

ゆきえさんはTr.で2回経験していたので軽くRP(第3登)

④象の目(5.11c) NG
初登以来3ヶ月ぶりのトライ。三角コーナーに体が入ってしまって、う~ん。
真ん中あたりのエッジが効かない辺りがポイント。今日は左手外、右脚を曲げて入れ体が固定できた。

象の目(5.11c) R(リピート)

まあ、体が思い出せばそう難しくもないが初見の人にはやり甲斐があるだろう。

今日は行きも帰りも星原峠コースを利用した。片道44km、Av. 17.0km/ℓだ。