「ボルダリング」カテゴリーアーカイブ

久しぶりにボルダーを

2021.8.19(木) ボルダリング 2

2週間ぶりに喪が明けて、いや、濃厚接触者生活が終わった。
都合よく今日は晴れた。
平日なのでロープクライミングは望むべくもない。
そこで、以前岩場まで行きつくこともできなかった熊本のボルダーを目指すことにした。
この2週間で車の幌には猫の足跡や抜け毛がつき、ブレーキディスクには錆が浮いていた。
今日乗らなければ、バッテリーは上がり、タイヤはひび割れ、ハイオクは腐っていたかもしれない。

行く途中で作業服の「ワークマン」に寄った。
タケシさんが「ワークマンのクライミングパンツはコスパ最高!」と自慢げに言っていたのを思い出したからだ。
しかしながら、この頃細くなったとはいえ太ももの周囲は50cm、腹囲は70cm。そして脚の長さは短いときているのでなかなか合うものがない。
(この点、さすがに日本のモンベルは私に合うものがある)
パンツは諦めたが、クライミング半袖Tシャツ、焚き火用皮手袋、作業用ゴム手袋×2で1800円はお得な買い物だった。

さて、肝心のボルダーは最初に空身で位置の確認に行った。
しかし「山感」を頼りに進むとなかなか辿り着けない。
やっと「下の岩」に着いたが帰りの近道と思った道がどうもおかしい。
ここでやっと文明の利器、スマホの「グーグルアース」を開いた。上から見たら現在地と帰路が一目瞭然。
こんなものは早く使えという話だ。

車に戻り、日陰でゆっくり昼食を摂った。
スマホで「Uru:メドレー」を聴きながら、涼風が汗をかいた肌に当たると気持ちが良い。


岩はフリクションが効き、ホールドも適度に合って登りやすい。
ソロなので無理はせず、登れそうな所だけに取り付いたがそれでも初めての岩場は楽しい。

足元に真新しいウサギの糞があった。

雨の予報で、プチ開拓

2020.6.6(土) ボルダリング  no.1

本日は午後から雨の予報。
「午前中だけでも登れるところはないか」と考えて以前より開拓をしようと思っていた岩場に行った。

ブッシュの向こうに壁が隠れている。(Before)

(After) 約2時間かけて掘り出したらけっこう魅力的な壁が出てきた。

高さは5mほどあり、適度にかぶっている。
石灰岩質でホールドは面白いがとにかく指が痛い。
トップロープで2本登ったところで雨が降り出した。

家に帰りつくとまだ11:30だった。
行き掛けにコンビニで買ったおにぎり等で昼食。

結局雨は本当に小雨で、図書館、ヒマワリの苗植え、草刈り、洗車と午後は充実した過ごし方ができた。

30年ぶり, 水俣: 八ノ窪のボルダー

2017.3.27 水俣:八ノ窪のボルダー

3月25日~26日は熊本県の国体山岳競技選手予選会であった。
えがおスタジアムでボルダリング、県体壁でリードクライミングが行われた。
少年男女、成年男女の4種目に合計12名の参加があった。私は審判員として参加した。
私は30数年前に群馬と奈良国体に2回出場していい思い出が残っているので、国体に関しては応援したい気持ちがある。
競技が終わって登ったリードの少年女子課題はフラッシュできたが、少年男子の課題は3分の1程度までだった。
昔はクライミングに縦走や踏査競技もあり、7割がた体力勝負だった。

3月27日、急な水俣市への出張があった。
朝から冷たい小雨模様で、午前中で仕事も終わり、「南里」で昼食の貝汁とわっぱ飯定食を頂いているときは本降りであった。
完全に気持ちは温泉モードになっていたが店を出ると晴れ間も見えた。ころころと変わる天気である。
自家用車で水俣を訪れる機会はめったにないので「八ノ窪のボルダー」へ行ってみた。実に30年ぶりである。
【写真はフロッグダンスハング右(5.8)】

山の中のボルダーならば30年もすると周りの樹木が茂って在り処さえも分からなくなってしまうが、ここは「岩付け公園」という名前でよく整備されている。
名実共に理想的な「ボルダー公園」である。
どの岩も雨でしっとりと濡れていたが、メインの「フロッグダンスハング」にはチョークの跡があり、今でも登っている人がいると思うとうれしくなった。
今回、小雨でハングの2本しか登れなかったのは残念であった。

トポは昭和61年発行の「宮崎の岩場・フリールート」に収録されている。

国道3号の帰り道、これも以前から気になっていた「津奈木町の重盤岩」に寄ってみた。国道から見て、いつも国旗が翻っている岩場である。

美術館の対岸、神社の横から石作りの階段を登って行くと15分ぐらいで頂上までいける。
岩は脆くてクライミングの対象にはならない。
ここはモノレールで展望台まで行けるし、温泉に美術館、眼鏡橋、海に山となんでもありの観光地だった。