issey のすべての投稿

昭和生まれ 熊本県菊池市在住 暇な日は草刈、読書、ナンプレなど

徒然45~台風一過

2020.9.7(月) 徒然:台風一過

台風の時は母屋の雨戸を全部閉めて「籠城」態勢をとる。
雨戸があるとないとでは安心感が全く違う。
空が明るくなる頃には大型台風10号は九州から離れて行った。
幸いなことに近隣で大きな被害はなかった。
集落の南側に広がる本田の稲も全く倒れていない。

ウッドデッキで毛虫が見つかった。

イラガ(毒虫)の幼虫である。
横のハナミズキから風で振り落とされたのだろう。
割り箸で挟んで捕殺。


ヤマボウシの実が多量に落ちた。
まだ小さく、赤く熟してもいない。

8年前の2012年7月12日の大雨で、泗水は大きな被害を受けた。
合志川に架かる歩道橋に鞍岳方面からの流木が引っかかり、堤防を越えた水で泗水中学校などが浸かった。

この写真は洪水のあった2日後である。
いまだに濁流がすごかった。

早朝ドライブ 立門橋

2020.9.5(土) ロードスター:立門橋

やはり休日は早くから目が覚める。
台風10号の接近で週末の山行は中止、更に昨夜来の雨で岩場は濡れたことだろう。
ここはもうドライブしかない。

阿蘇スカイライン展望所はガスの中。

いつまで待っても晴れそうにはない。
それでも車は3台。
暇なのでライトを全部点けてみた。

目頭の部分がスモールライト。
下はアクセサリーデイライト。

阿蘇スカイラインの「清水谷入口」には大きなゲートが設置されていた。
40代の頃、大型三脚を背負い長靴を履いて「野鳥の森」の中をよく歩いた。
今は訪れる人もおらず道は荒れているだろう。

菊池川第五発電所の東屋でコーヒーブレイク。

コーヒーのお供は「一口塩羊羹」
橋の下には菊池渓谷下流の爆流が見える。
この辺りには隠れた名瀑がある。

久しぶりに立門橋(石橋)に寄った。

2トン車までは通行可だからロードスターは2台一緒に渡れる?

以前は橋の側壁に「立門」と白い文字が鮮やかだった。
今は蔦(つた)に覆われてほとんど見えない。
通潤橋なみにボランティアで草取りをしたい。

橋の近くのカラムシが揺れていた。

近寄ってみると、大きな「フクラスズメガ」の幼虫だった。

隈府に下りてくると気温30度、日差しも強くてオープンドライブは終了。

今日も日向神 4

2020.8.30(日) 日向神:ダム下~道端

さすがの8月も月末を迎えると幾分涼しくなる。
朝から気温26度、なんとかオープンドライブができた。
今日はあそ望女子3人と日向神へ。

まずはダム下:桜のエリアへ。
「象の目」の右側のスラブにトップロープを架けて、3人はトレーニング。

①ここはステミング(5.10b) NG
途中でワンテンが入った!
うっすらと青苔が生え、若干湿っているが言い訳はできない。
登っているのは外岩はほぼ初めてのバンちゃん。

②プロジェクトTR.トライ
出だしは一発でクリアー。なんとか上まで通す。

③プロジェクトTR.トライ
一応全てのムーブはできたが、指先の消耗が激しくムーブがつながらない。

正午のサイレンを聞いて場所移動。
駐車場に降りるとさんちゃんのクライミングパンツにマダニが食らいついていた。

マダニ対策を怠ってはならない。
私は白い靴下、白いクライミングパンツでマダニを見つけやすくしている。

午後からは道端エリアへ。
サンセットからタケシさんらも合流した。

④ひだまり(5.9) R(リピート)
最上部はホールドが遠い。
⑤だんだん(5.9) R
⑥ルネッサンス(5.10b) R
きみちゃんはここをマスターオンサイト!
私は初見の時、ここで相当緊張したことが忘れられない。
⑦シンシア(5.11a) R

最後に女子3人は「一子 5.10a」にトライ。

リゾート帽子のバンちゃんは「岩にへばりつく、足が高すぎる、ルートを外す」の三悪。次回が楽しみ!


きみちゃんは最後に嬉しいRP。

快晴の鞍岳ハイク

2020.8.29(土) 鞍岳ハイキング

休日は何故か早くから目が覚めてしまう。
とりあえずちょっと走って、朝日を浴びてみる。

雲一つない早朝の空が山に誘う。

左が鞍岳、右は阿蘇山。
ドライブがてら、鞍岳をめざす。


途中で旭志:圓通寺の蓮池に寄った。

東登山口からまずツームシ山に登った。
造林小屋コースだが、もう小屋はない。

以前から気になっている標識。
この誤字は意識的か?


もう最後の1本となったコオニユリ。


馬頭観音堂の近くにいたアサギマダラ。


鞍岳山頂に舞うキアゲハ。


ここでは必ず記念写真を撮る。
初めて山でサングラスを使ってみた。快適だ。

わいた山の右横に由布岳の双耳峰が見える。

登山道はきれいに草刈りが行われていて歩きやすい。

ワレモコウにとまるトンボ。

 

5年ぶり、通潤橋草取りボランティア

2020.8.23(日) 通潤橋:ボランティア

2016年4月14日の熊本地震で山都町の国重要文化財「通潤橋」は大きな被害を受けた。
それから4年をかけての修復作業が終わり、今年放水も再開された。
山都町教育委員会の依頼を受けて、熊本県山岳スポーツクライミング連盟が草取り作業をボランティアで行うことになった。
2015年の草取り以来、約5年ぶりである。
7月豪雨の影響で今年は自衛隊さんの参加がない。

手前の草が生えていな所が崩れたところだ。
この表面より裏面や下部の草が酷かった。
放水のしぶきのごとく汗を垂らしながら25名はよく働いた。


ここは川の真上なので終わったらアッセンダーで登り返す。
橋の上は手すりなど何もないので、降り始めは緊張する。


普通、女の子は下を見ただけでくらくらする所だ。
あそ望山岳会からは女子だけでも6人の参加があって華やかだった。


江戸時代にこの巨大な導水路としての石橋を作ったことには驚くしかない。

夕方、無事に作業が終わって「通潤荘」の入浴券と記念品のタオルをいただいた。

2020年の東京オリンピックはコロナ禍で延期になったが、JOC会長の山下泰裕氏がこの山都町の出身なので記念のタオルを作られたらしい。
「Heart  of  YAMATO」とは「やまと魂」か?

平日の九重:風穴ハイク

2020.8.21(金) 九重山:風穴ハイキング

午後は雷雨の予報も出ているので早目に家を出た。

5:20 隈府のセブンイレブン
やっとセブンアプリを使っておにぎりが1個無料になった。

6:00 北外輪山
ミルクロードを走っていると陽が昇ってきた。
ぼんやりとした天気で九重山も阿蘇山も靄の中。

7:00 九重山:男池駐車場
さすがに平日なので車は少ない。

7月豪雨で男池の辺りは全て水に浸かったようだ。
しかし地表を覆いつくす砂地の中から「キツネノカミソリ」の群生は元気に伸びていた。

8:20 かくし水

この辺りの登山道はひどくえぐり取られている。
自然の力を思い知らされる。
「かくし水」はもうどこがどこか分からない状態だ。
幸い湧水は枯れておらず、「コガラ」が水を飲みに来ていた。

9:00 ソババッケ

黒い火山灰土が流れ込み湿地を埋めている。
これからは「ソババ」と呼ばれるかも?

初めてこの径を歩くという長崎のTさんが迷い気味だったので一緒に歩いた。
新しい黄色いリボンが道案内をしてくれる。

10:00 風穴
心配した「風穴」はほぼ無事だった。
スマホの明かりを頼りにTさんを穴下部に案内した。

帰り道は暖かくなって、やっと虫たちが飛び始めた。
「ヒロバツバメアオシャク」
「シロオビクロナミシャク」
「ユウマダラエダシャク」
などを写真に収めた。(本日は省略)

このチョウの名前が分からない。
「イチモンジチョウ」の仲間か?

この植物の実も名前が分からない。

12:00 男池駐車場
駐車場横の小川も小石に埋め尽くされている。
Tさんと別れ、小川の中に日陰を求めて昼食。

今日のコーヒーのお供は熊本のソウル御菓子、
「天草サブレ」である。

15:00 菊池水源
大観峰で無駄に時間を過ごしたために雷雲と出会ってしまった。
オープンドライブはここまで。
走りながら幌を閉めた。
大粒の雨がフロントガラスをたたき、
道路は小川になってしまった。

真夏のダム下

2020.8.18(火) 日向神:八女津姫~ダム下

酷暑の日本列島、なんと40度越えの所も出ている。
贅沢な平日クライミングだが、こんな暑い日に登るのはどうかしているかもしれない。

①八女津姫岩マルチ:3ピッチ
スラブはカリカリに乾いて気持ちよく登れる。
アルパイン系女子のみきちゃんがパートナーなので「つるべ」で3ピッチ。
10時半を過ぎた頃だろうか、これまで日陰だったスラブにも日が差してきた。
日射でミウラの黒いゴムの部分が熱くなってきた。
ラッペルは60mロープ1本で3回、降りたらすぐ木陰に逃げ込んで水分補給。
ここでカラビナを1個拾得した。

DMMのリボルバーである。
心当たりのある方は連絡して欲しい。

木陰を求めて「ダム下:桜のエリア」へ行った。

先客は「カジカガエル」である。
「くまもと自然大百科」には「木に登るようなこともあまりない」と記されているがしっかり登っていた。

「ベニツチカメムシ」がまだ密集していた。

8月1日にはまだ幼生だった。
これも大百科に「ボロボロノキ」の実の汁を吸うとあった。
どんな木だろう?

②プロジェクトにTrでトライ

この取り付きだけで10回ぐらい楽しめた。


このハング越えが核心部か。厳しい。

今日も日向神 2

2020.8.16(日) 日向神:サンセット

今日はロードスターで日向神を目指す。

のんびりドライブにはUruさんのアルバム「オリオンブルー」がよく合う。何回繰り返して聴いても飽きが来ない。

一人で夏草を刈りながら「愛のエリア」に向かった。
久しぶりの愛のエリアは静かだった。
しかし「本命チョコ」の下部などには見苦しいほどにチョーク跡がついていた。昨日は何人か来たのだろう。
右壁末端の「シャガの花の咲く頃」にロープを垂らした。
上部はからからに乾いて良い状態だったが、思った通り下部の2ピン目までは青苔がこびりついていた。
なんとか登れる程度には掃除をした。
歯と同様にたまにはメンテナンスが大切だ。

今日も駐車場で「日向神 Climber’s  club」の受付をされていたタケシさんらとサンセットへ。
午前中は地元の方の接待クライミングがあったので日陰で日和った。
①赤い実のヤマボウシ(5.11a) R(リピート)

自分にとって最善のムーブを会得したのでかなり余裕があった。

②善秋くんのおかげです(5.11c) R(リピート)

タケシさんが大粒の汗を滴らせながら登った後を、涼風に吹かれながら登った。有難いことです。

③プリティウーマン(5.11a) R(リピート)
ここに来たら必ず登る1本。
私がこのルートを日本で一番たくさん登った男だろう。

④エルニーニョ(5.11a) R(リピート)
西日を浴びて触れる岩肌が熱い。
さらに連日のクライミングで指先が柔くなって薄いカチでかかりが悪い。

酷暑列島の日本。
浜松市では40.9度を記録したとか。
今日は少し早めにお開きとなった。

真夏のウェルカム・ベイビー(5.11)

2020.8.15(土) 日向神:サンセット~道端

今日は「あそ望」の若い女性2名と日向神へ。

サンセットはパリパリに乾いて登攀日和。
「ひまわり 5.10a」を登っていると、白河さん、山崎御夫婦、原口さん、古賀さんと集まってきた。
①ひまわり(5.10a)  R(リピート)
②若い時のりりぃ(5.10c) R(リピート)

「りりぃさん」を登る白河さん。
③お茶を一服(5.10b) R(リピート)

青葉若葉(5.10a)に若い2名は手古摺っていた。

ルートの左側が崩壊して松の木がなくなり、
このルートは見栄えが良くなった。

正午を過ぎるとこのエリアは灼熱地帯と化すので道端へ移動した。

道端エリアも新原スクールだけで登り放題だった。
④三四郎(5.10cぐらい) R(リピート)

前回8月2日は湿っぽくて危うく落ちそうだったが、今日はヒールも決まってすっきり登れた。
⑤シンシア(5.11a) R(リピート)
⑥ウェルカム・ベィビー(5.11) NG
昨日どなたかが奮闘した跡が残っていたのでトライした。
左足での立ち上がりは一発でうまくいったのにその上部でミス。
やっぱり事前にQDは架けておきたいルートだ。

ウェルカム・ベィビー(5.11) R(リピート)
2019年7月以来のリピート。
夏場でも登れることが分かった。1年に1回は登っておきたい。

どや顔(汗顔)で記念写真。

⑧三郎(5.11a) R(リピート)
近年グレードが上がった。初見だとかなり緊張するだろう。
⑨瞳(5.10a) R(リピート)

「一子(かずこ) 5.10a」にトライする2人。
ヘルメットが似合っている。


「一子(かずこ) 5.10a」のさんちゃん。

 

老いる 1

2020.8.10(月) 老いる 1

数年前から日記の裏表紙側に自分の「老化」を書き留めている。

2019年の「老いる」日記
1月
Birthdayを「おかしいなー」と思いながらもBirsdayとブログに表記。(Mさんより指摘された)
朝起きたらエアコンが付いていた。
日向神で開拓のために懸垂下降を始めてからハンマーを忘れていたことに気づいた。
窓のクレセントが開いていた。少なくとも1週間は開いていた。
2月
Yさんに渡すはずの9000円入りの袋が見当たらない。
4月
日向神:愛エリで「シャガの花の咲く頃」ルート開拓。ボルトを7本袋に入れたはずなのに6本打ったらなくなった。
6月
ポトス(植物)をハサミで切っていたら、左手中指を少し切った。
8月
本匠へ行く途中、川で「友釣り」をしている人を見て、(  )を釣っているとすぐ分かったのに、その(  )という魚の名前を失念。夕方になってやっと(アユ)を思い出した。
本匠で泳ぐためにゴーグルと水着を持って行ったが、現地で見つからなかった。「入れ忘れたのか」と思いがっかりした。家に帰ってリュックの中から出てきて更にがっかりした。
※実はここに書けないような記録も多い。

最初は私よりちょうど30歳上の「父の老いの記録」として書き始めたものである。
「あと30年経つと俺もあんなふうになるんだろうな。その時になって慌てないように、人様に迷惑をかけないように今から準備しておこう」という気持ちからである。
それがいつの間にか「自分の老いの記録」になっていた。

この頃は図書館で本を借りると、必ず1冊は「老い」に関するものが入っている。
今回は「たそがれてゆく子さん 伊藤比呂美」である。

伊藤比呂美さんは熊本に所縁のある方で、熊日新聞によく載っていたことぐらいは知っている。
今回は漫画家:井上雄彦さんとの対談集の縁で読んでみた。
前半は27歳年上の夫(イギリス人)との確執や看取りの章が多い。男としては比呂美さんの「女としてのたそがれ」より夫の終末に関心がいった。
また、離婚して2人の娘を育てる40歳の女性が67歳のアメリカに住む外国人の家に「野良猫のように居ついた」なんていう生き方が小説より面白かった。

今夜からこのブログに「老いる」というカテゴリーを追加した。
このブログのメインテーマは「山」だが、当初の「マラソン・トレラン」はほとんど姿を消した。
今年になってからは「ロードスター」がのしてきた。
しかしこれからは「老いる」が主役になるかもしれない。