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昭和生まれ 熊本県菊池市在住 暇な日は草刈、読書、ナンプレなど

県体壁:実りの秋

2022.9.7(水) 県体壁 23

台風11号が去り、県体壁には涼しい風が吹いていた。

まだ暑い昼間の仕事や夕暮れ時の運転は疲れるが、ライトアップされた県体壁を見るとやる気が出る。

① 【左:黄緑(5.11a)】 OS
「かぶった左で5.11aならガバだろう」と思って取り付いたらやっぱりそうだった。前腕は少し張ったが、危なげなくOSできた。

② 【中:赤(5.11b)】 RP
調子が良いようなので、難しそうなのに取り付いた。
最初からいろいろとテクニカルだ。
4ピン目ぐらいのホールドで以前トライして敗退したことを思い出した。
しかし、以前は持てなかったホールドをきっちり持つことができた。
上部も馴染みのない形のホールドで面白い。
降りてきてビレイヤーのす~さんとグータッチ。

③ 【中:緑(5.11a)】 リピート
このグレードでクールダウンとは力が付いたことを感じる。

もう汗もかかない。
涼しい風の後押しもあるが、暑い夏の間、毎週のように県体壁に通った成果がもう表れたというべきだろう。

【左ルートでビレイするヒロさん】
さすが自称「熊本県一のビレイヤー」だ。
姿勢、装備、そして目線に風格が漂う。

台風一過

2022.9.6(火) カメラ散歩 11

 

台風11号は熊本地方に大きな被害を及ぼすことなく去って行った。
夕方、台風の影響を見て回った。

我が家の被害はヤマボウシの実が落ちたこと。
他にアサガオ棚が傾いた。

今年は豊作のザクロ、幸い1個も落ちていない。

ゆっくり、4kmほど歩いた。

【アキアカネ】

【ハグロトンボ】
求愛行動に忙しい。

【ギンナン】

【バッタの仲間】

【ナガコガネ】

【ジョロウグモ】
アキアカネは食べ甲斐がある。

【フクラスズメガの幼虫】
たくさんいて「からむしの葉」を食べつくす。

【キジの卵】
母キジがいなくなったので巣のあった草原も草が刈られた。
(この写真は台風前に撮ったもの)
この夏のキジの観察は終わった。

【台風一過の西の空】
生き物たちは元気だった。

2022 秋の日向神 1

2022.9.4(日) 日向神 146

この日曜日は台風11号の影響で登る予定ではなかった。
だから昨日、ボル天で登ったのだ。
それなのに晴れの予報になっては行くしかない。
けっこう全身疲労していますけど!

根引峠を越えて「柏木(かやき)集落」に入るともう彼岸花が咲いていた。

駐車場では、昨日のボル天で一緒だったK1さんと大雨で倒れた大木のせいで橋の上に張り出してきた枝を落とすプチボランティア活動。

今日もサンセットエリアに集う。

トラバースのロープが新しくなっていた。
K1さんがロープを提供してタケシさんが結んだとか。

① 登攀の詩(5.9) リピート
これ、原口さんの定番アップ課題。

② おすきなふくは(5.11a) リピート
久しぶりに備中遠征仲間の高田さんが来られたので、QDを架けていただいた。

このルート名の由来は秋の七草の覚え方に由る。
お(女郎花 おみなえし)、す(尾花 すすき)、き(桔梗 ききょう)、な(撫子 なでしこ)、ふ(藤袴 ふじばかま)、く(葛 くず)、は(萩 はぎ)となるそうだ。
ルート開拓者、K1さんの博学さが光る。
他にも今日は「森のそよぎ(5.10c」の下部にボルトを2本打って取り付きやすくされた。これでB14となり、1本で2本分も楽しめるルートになった。
(ボルトとハンガーで700円。700円×14本=9800円)
また先日は、「ダイソーに500円とは思えない立派なハンモックがある」と実物に寝ながら教えて頂き、私まで買ってしまった。
もうK1さんには足を向けて寝られない。

昼食ではいつものカフェ原口のドリップコーヒーを戴く。

頭上では澤田さんが「若い時のりりぃ(5.10c)」を登っている。

午後になってやっと元気が出てきた私は、いつもの「プリティウーマン」に取り付いた。

③ プリティウーマン(5.11a) NG

NGの言い訳としては、湿度が極端に高くて核心部のホールドがぬめっていた。
この上腕三頭筋でも登れない。(カメラマンはゆきえさん)
ロワーダウンしながらホールドをチョークアップした。

④ プリティウーマン(5.11a) リピート

常に前向きな私は2回目で登っても十分満足。

⑤ ひまわり(5.10a) リピート

彼岸花は咲き始めたが、まだまだ山は暑く1本登っては汗をふいた。
今日はみなさん、登る予定がなかったのだろう。
駐車場に車は7台、クライマーは10名だった。

【連絡】
8月27日(土)に撮影が行われた「八方ヶ岳:カニのハサミ岩」の夕景映像が、9月13日(火)の17:30から熊本県民テレビ(KKT)の「テレビタミン」という地元報道番組の中で放映されることになった。
「30分の特集番組にしてもいいぐらいの撮れ高」を8分間に凝縮してあるらしい。ぜひ観てもらいたい。

ボル天の「命」

2022.9.3(土) ボル天 5

朝から台風の影響で小雨。

車庫のアサガオがやっと様になってきた

こんな日は草刈りと図書館、そしてボル天だ。
図書館へ行く前に今日もキジの観察へ。

ずっと温めていた最後の卵を残して母キジの姿はなくなっていた。
最初の発見から約1ヶ月が過ぎたので、この卵はもう無理だろう。

約2ヶ月ぶりのボルダー天国。
まずはリード課題へ。

① 赤ホールド R(リピート)
まずは余裕あり。
② 黒ヒラメ R(リピート)
ルーフで左足の返しがうまくいった。
③ 黒囲い NG
ルーフトラバースからの右足乗り込み後、右手が伸びなかった。

次はボルダー課題へ。

奥壁のオレンジボテ課題。
クアンタムの左足ヒールがよく決まった!

奥壁の「命」という課題にトライするミカさん。
なるほど、「命」だ。

K1さんの「命?」

私の「命?」
どうも男どものムーブは「命」にならない。
そしてあと一手が届かない。

2022 夏のまとめ

2022.8.31(水) 県体壁 22

水曜日の夜は県体壁で登ることが多い。
この夏(7月21日~8月31日)は5回通った。

今日、右の黄色(5.10c)を遂にRPできた。
延べ6回目のトライであった。

「5.10cに6回とは、いっせいさんも随分パワーが落ちましたね!」という声が聞こえるが、言い訳をさせてもらうとこのルートは「実質は5.11b」だと感じる。
とにかく、この夏の県体壁で汗をかきながらトライを続けて、最初は敗退したルートをRPできたことが素直にうれしい。

ロワーダウンするミズキさん

この夏はコロナ禍による行動制限もなく、自分なりに大いに楽しめた。
日向神~3回    カニのハサミ岩~2回
人工壁~6回    登山(ハイク)~3回
ボランティア~1回(通潤橋清掃) である。

特にハイクは四国:石鎚山(3泊4日)、鳥取:大山(2泊3日)の観光ドライブで新しい楽しみを覚えたように思う。
来年の夏は東北地方の山や温泉、祭りなどを楽しみたいものだ。

体調的には体で特に痛むところがなく、体重も昨年と変わらないのが良かった。
トレーニングとしては後半にランを入れたら、草刈り作業と相まって疲労感が強くなったので強度を考慮したい。(無理をしがち)
また、体の固さが顕著になってきたので少しずつ柔らかくしていきたい。

この約1か月間、キジの巣を観察し続けた。
2日前もまだ残った1個の卵をメスキジは温めていた。
卵は当初8個あったが、雛の姿は見ることがなかった。
いろいろ分からないことが多いキジの孵化だ。

2022 通潤橋草取り

2022.8.28(日) ボランティア 3

熊本地震で5年ほど中断していた「通潤橋草取り」はコロナ禍に負けず3年連続の実施となった。
矢部とは言わず、熊本のシンボル的史跡なので維持管理は大切だ。

水面までは中央部で約20mある。

中央部は下が川なので、アッセンダーとグリグリで登り返す。

今日はこんな道具立て。
私のアッセンダーは元祖「ユマール」で40年前の物。
ノコ鎌と剪定ハサミは支給品。
橋の上に数10本の螺旋杭を埋め込み、ロープで連結してある。
これを支点にして懸垂(ラッペル)をする。

だいぶん綺麗になった。

午後1時、観光用に放水があった。
本来の目的は送水管の掃除だろう。

上から見るとこんな感じ。

現地の山友、吉岡さんからトマトを戴いた。
帰りに運転しながら4個ほどつまみ食い!

カニのハサミ岩でTV録画

2022.8.27(土) カニのハサミ岩 57

熊本県民テレビ(KKT)の取材がカニのハサミ岩で行われた。
県内のニュース番組「テレビタミン」で放映される。
クライマーが3人で、カメラ・ドローン・サポート合わせて総勢7名だった。
テーマが「熊本の夕景」なので、午後から日没までの撮影になった。

【カニのハサミ岩 全景】


私はもちろんクライマー・開拓者の役所。

① タラの芽の頃(5.11a) リピート
まずはショートルートを登る画像撮り。
いや~正直久しぶりなので登れて良かった!

② ここでトラバース(5.11c)の掃除
次はルート整備の画像。
Tr.に下がって、壁の苔を落としながらインタビューに応えるという演出。

③ マルチ「お茶会ルート」~頂上

右:私のメットは「Gopro」で、左:従弟のリュックには360度カメラ。

【2ピッチ目のスタート】


実は「お茶会ルート:ノーマル」は初めてだったが、オールリードで快適に登れた。

お約束の「お茶会テラス」でお茶会。

有明海に赤い夕陽が映える。
山頂はさわやかな風が吹き、もう秋の雲が広がっている。

このハサミ岩山頂で憩う3人をドローンが夕日の逆光でとらえている。
9月の上旬に放映される予定だ。

2022 真夏の日向神3

2022.8.24(水) 日向神:サンセット・トンネル 145

この夏最後の日向神クライミングとなった。
集まりが遅いので生き物探しをした。


同行は山崎夫婦と原口さん。
① 登攀の歌(5.9) リピート

② 梅雨のあとさき(5.10a) リピート

③ 森のそよぎ (5.10c) リピート
このルートは10年ほど前にOSして以来なので自分的にはOS!

空はどんよりして、風が吹けば涼しいがじっとりしている。
セミの声はしてもどことなく覇気がない。

午後1時過ぎ、「カフェ原口」の開店。

今日は北アルプスのお土産「信州安曇野 りんごの詩」のセット!
天気予報で「1時間後に雨が降ります」が出たので、トンネルエリアへ移動。

④ うし子(5.11b) NG
この右手ガバがヌルッとしている!

今日もやる気に満ちている原口さんの登り。

トンネルの先には「ギボウシ」の群落がある。

サンセットエリアで、赤い小型のカラビナを拾った。
てっきり自分の「FADERS」カラビナと思って持って帰ったが、よく見てみると「lucKY」というメーカーの物であった。
お心当たりの方は山であったときに声をかけてください。

今日は腰が重かった。
原因は夏の終わりになって走り始めたから。
「二兎を追う者は一兎をも得ず」にならないようにしたい。

この夏、気になった人4選

2022.8.21(日) 徒然 90

この夏はまだ終わっていないが、気になった人が何人かいた。

① 映画館の女性
7月の下旬、映画「アルピニスト」を観に行った。
100名ほどの収容人数に観客はたった2人だった。
私は座席のほぼ中央に座った。
もう一人の方は一番上段のしかも隅っこに座った。
この女性の方は「アルピニスト」に興味を持つ、熊本の名のあるクライマーにはとても見えない。では、何故そんな隅っこで観るのだろうか。
1~新型コロナを警戒して私から一番離れた席を選んだ。
2~まったく興味のない映画だが知り合いから「ただ券」をもらった。
3~平日の夕方の暇つぶしで、もう他の映画は観てしまった。
4~何回見ても涙や鼻水が出るので人の迷惑にならないように離れた。
いずれにしても気になった。

② 図書館の男性
中年の男性が雑誌コーナーで立って本を読んでいた。
中肉中背、背筋はよく伸びている。
コーデュロイ生地のしっかりしたキャップをかぶっている。
顏には丈夫そうなフェースガード、後ろの留め紐がまた立派。
外は気温40度なのに秋冬用綿の長袖。
そして大きなリュックサック。(山用ではなく街用)
サイドポケットには消毒用スプレーボトルが入っている。
手袋(!)もしていて器用に雑誌のページをめくる。
完璧なウイルス対策だろうが、図書館にリュックサックはないだろう。
帰る時に近くの座席の上に置いていた皮のブリーフケースを持った。
たぶん、タブレットかPCが入ってるようだ。
外の車に乗るまでもう目が離せなかった。

③ 図書館の男性2
窓際の席で若い女性が静かに本を読んでいた。
そこへフェースガードをしてリュックサックを持った男性がやってくると近くの席に座った。(②の男性とは別人、別の日)
「ドンドン、ギ~!」と突然窓を開け始めた。換気の為か?
勝手に図書館の窓を開ける人は初めて見た。
次にリュックの中から「ドサドサ、バタン!」と本や筆記用具を出し始めた。
若い女性はパタパタと本を片づけてすぐ立ち去った。
一連の大きな音は女性を追い払うためのように感じた。
今どきこんな人がいるのに驚いた。
私もその場を立ち去った。

④ 山で道に迷った男性
「遭難者」の通報があってから、警察・消防・ヘリコプター・ボランティアの懸命の捜索でもなかなか見つからなかった。
約1週間後、登山口とはずいぶん離れた林道で山岳ボランティアの方が遭難者を発見した。
「夏で気温が下がらず、38歳と若く、骨折もしておらず、沢に水を汲みに行く元気があり、ヘリコプターがピックアップしやすい林道で冷静にあまり動かなかったのが助かった要因だ」と、識者の方が述べられていたようだ。
そうなんだ。

今回の遭難事故をうけ、現代の登山においては「モバイルバッテリーとGPSで現在地が分かる地図アプリ(YAMAPなど)は必須」と思った。
非日常を楽しむために山へ行くのに、「スマホ」だけは別であるという認識を持たねばならない。
デートの時、ジョギングの時、山を歩いている時、スマホばかり見ている人を蔑むような目でみてはいけない。そんな人こそ安心・安全な道を歩いているのかもしれない。
とにかく、これからの登山でも道に迷ったらめちゃくちゃ走り回り、衰弱して動けなくなりそうな私は、世間に迷惑をかけ後ろ指をさされないように「モバイルバッテリーは持っておこう」と、本日買いに行った。(10000mAh、約3000円)

R.M.D. in 竜門ダム

2022.8.20(土) ロードスター 56

休日なれど不安定な天気。
その辺にあった食料を詰め込んで、久しぶりにロードスター・モーニング・ドライブへと出かけた。
6:30 
近所の養鶏場のお店にもう車が数台並んでいる。
9時開店まで待つ情熱に値する鶏卵なのだろう。
7:00
竜門ダム:花の広場。

いつもここに来るときは小雨模様。
「タフ丸くんJr」のケースを開けた瞬間、「あっ!」と叫ぶ。
カセットボンベを忘れてきた。
こんな時のために「SOTOのコンパクトバーナー」を持っている。
PRIMUSのOD缶はもう5年前の物だ。

厚切りの食パンは中をほじくって、卵とチーズ、スパイスを入れた。

【アオイトトンボ】

【トイレにいたヤモリの子】

【今日も勇ましい竜】

【隈府:迫間滝と眼鏡橋】


【ハブランサス」
滝の展望所の足元に咲いていた。

【家の近くに住む母キジ」
今日はエサ取りをしていたので巣を見に行った。

卵が1個になっていた。
8月2日には8個あった。
キジの卵は23日で孵化するらしい。
オスキジはもう一ヶ月ほど姿を見ていない。
ヒナの姿も見ない。
カルガモみたく、キジはヒナを連れて出歩いたりしないのかな。