ロードスター:4周年!

2024.1.31(水) ロードスター 72

2024(令和6)年1月27日、愛車のNDロードスターがめでたく納車4周年を迎えた。
走行距離は約58.500km、この1年間は約15.100kmだった。
この1年間の大きな出来事は、7月の5年目車検(中古車なので)と9月のホイール交換(RAYS TE37)である。
購入の経緯やレビューは3周年(2023.1.27)のブログを参照してほしい。

【国東半島の旅から】

今回は、日ごろからロードスターを所有・運転する上で留意していることを記そう。
特に最後は重要なのでしっかり読んでほしい。

① 暖機運転は1分以上しない
昔の車は機気運転は常識だった。しかし近年の車は性能が向上して暖機運転は不要になった。
反対に長い暖機運転はエンジンを痛めるリスクが高くなる。
(詳しい情報はネットを参照してほしい)

② 車庫ではボンネットに毛布をかぶせる
車庫といっても本来は「農機具倉庫」なのでほこりが多い。その他、クモの糞、ネコの足跡なども毛布で防げる。

③ マツダ(ディーラー)を育てる
車検、オイル交換、バッテリー交換、タイヤ交換もディーラーを利用する。
ロードスターは長く乗り続けるタイプの車で、乗り手をも選ぶのでどうしても球数が少ない。ロードスターでマツダは儲からない。
ならば、メンテナンスをすべてまかせてマツダを育てるしかない。この前はリモコンキーの電池交換まで頼んで500円支払った。

【瀬の本高原にて 後方は三俣山】

④ 車の自慢はしない
「ロードスター、カッコイイですね!」
「ありがとうございます」
これで話は終わり。
間違っても「青信号になって2速で5000まで回すとヴァーーンといい音がするんですよ!」とか言わない。
燃費の話ぐらいはするが多くを語らず余裕をみせる。

⑤ 美しく走る
これはドライバーとしての意識を高く持つということ。
危ない運転や他車からひんしゅくを買うような運転をしないことだ。脇道から入りたがっている車はスマートに入れてあげる。
以前「おはくま」に参加したとき、金ぴかのエンジンルームを見せびらかす若者いた。
車は最高だったが、その男の体はダルダルだった。人間として車より自分の体にまずはお金と時間をかけるべきだと思った。
「人馬一体」がロードスターのキャッチコピーならば、運転手もクールでいたい。

【八女市大渕 小原橋】

ダム下にクラックルート3本

2024.1.28(日) 日向神:ダム下 211

昨夕、夕焼けが見えたので今日はてっきり「晴れ」と思っていたら、朝から小雨が降っていた。
しかし、午後からは晴れの予報なのであおいさんと日向神へ。

熊本は晴れていたのに日向神:ダム下が近づくにつれ霧雨が降り出した。

ロドキャン用の焚火台を持ってきた。これは正解!
ダム下2Fは頭上に樹木があり、小雨でも登れるところがある。

昨日に続き、ナッツセットを下げてクラック・クライミング。
カメラは井ノ口さん。

左:「チーちゃん(5.8)B3」 NP(5.8)
中:「サーちゃん(5.7)B4」 NP(5.7)
右:「ミレービスケット」   NP(5.10a)

ダム下2Fは、小雨の中でもクラック・クライミングの練習ができる便利な岩場になった。
他にもNP(ナチュプロ)化できそうなラインがある。

天気予報は外れ、午後になって雨足が強まった。
午後2時過ぎには焚火を消してお開き。

1月28日の夕焼け。
明日こそ晴れそうだ。

【追記】
文章の更新をした。
主に「トラッド」を「クラック」に代えた。
私はクラックを利用してNPで登れば「トラッドだろう」ぐらいの認識であったが、どうもトラッドはもっと奥が深く、登る人の思い入れも強いようだ。

ワイヤーナッツ、覚醒!

2024.1.27(土) 日向神:ダム下 210

いつもの星原峠から日向神をめざしたが、根引峠まで来るとご覧の積雪。
夏タイヤなので「君子危うきに近寄らず」、ここで引き返して大渕(小原)に回った。
ちなみに今日はロードスター納車4年目の記念日。

アップがてらに取り組んだのは、「チーちゃん」のNP(ナチュプロ)化。
細いクラックの泥を掻き出し、キャメロット1個、ナッツ3本で完登した。

チーちゃんクラック(5.8) 緒方一成  初登

本日、2つ目の目標は3週間前に登れなかったルート。

「令和6年正月(5.11b)」 RP (本日2便目)
手も足もホールドが不明瞭でバランスが悪い。
フットホールドを覚えて、確認しながら登らねばならない。

ゆきえさんのトライ。ビレイヤーは原口さん。
後方で見守るのは開拓者のK1さん。

午後は3週間前にリボルトされた「サーちゃん(5.9)」の上部にあるコーナークラックを大掃除して登った。

キャメロット#2が決まるこのクラックまでが意外に遠い。

「ミレービスケット(5.10a) 緒方一成」 初登

終了点は「サーちゃん」と同一。
この頃私の山での主食になりつつある「ミレービスケット」は70年も前から発売されているそうだ。

使用したギヤはキャメロット#2,0.4 ナッツ・Rock#1~3
ワイヤーナッツは約40年間眠っていたもの。 本日、覚醒!

この後は4つ目の目標にトライ。
「おしょうさん(5.11a)」 敗退

最後に「トライアングル(5.10c)」をR(リピート)
登っているのはあおいさん。

2024年1月27日の夕焼け。
右側から龍が迫ってくる感じ。

やっぱり、そうか。

2024.1.25(木) 徒然 123

菊陽町から見た阿蘇山

昨日の大雪で阿蘇はすっかり雪化粧をしている。
朝、通勤途中の畑道ではマイナス6度だった。

昨日は大雪に触発されて過去の「雪にまつわる事故の話」を3つこのブログに書いた。
その確認をスマホで行ったら、記事の下に「凍てつく日」と題した(2021.1.9)の関連記事が付いていた。
それを開いてみると、やっぱりあった、同じような文章が。
雪道での車の事故は私の人生の中でも強烈な部類の出来事なので30年ほどたっても忘れることができない。
だからと言って、3年経つと以前に書いたことを忘れてまた書いてしまう。これはいかがなものか。
年寄りが同じことを何度も繰り返し言って、周りから疎まれることはよくある話だ。私も年をとった証拠かもしれない。
もしかしたら、このブログの熱心な読者ならば「あっ、この話は数年前にも読んだぞ」と思われたかもしれない。
そこはそう、温かい目で見てほしい。(3年後も)

菊陽町図書館近くから見た鞍岳(1119m)

夕方、図書館へ行った。
「55歳から楽しむ人生 楽しめない人生」 石川恭三
「今やる人になる40の習慣」 林 修
この頃は「老後を幸せに生きる指南書」みたいな本を必ず1~2冊は借りる。
その中の幾つかは実践し習慣化していて少し安心する。

「明日死ぬかのように生きろ」は、マハトマ・ガンジーの言葉。
やりたいことはなるべく早く取り組むと、一日を気持ちよく終われるように感じる。

雪道での車の事故 3選

2024.1.24(水) 徒然 122

今日は全国的に大雪だった。
熊本県菊池市の我が家でも庭先には5㎝ほどの積雪がみられた。
迷わず、軽トラ(四駆)で出勤した。

これまで、雪道での大きな事故は起こしていないが、
それでも雪道の車の運転は非常に嫌なものである。
それは以下のような経験による。

【3位】
20歳代の出来事。
夕方から大雪警報が出て、早めに退勤したが積雪はもう1~2㎝。
車は三菱のコルディア(1600ccターボ、2ドア)だった。
畑道の三叉路の手前で余裕を持ってブレーキをかけたが、タイヤがロックしてまっすぐ滑走、壁に当たりそうになりハンドルを切ったら前輪が側溝に落ちて止まった。
近所のレッカー車を呼んで引き上げ、6000円払った。
幸運だったのは、この後の大雪で事故が多発、1時間遅かったらレッカー車が出払っていて引き上げは翌日になったろう。
【2位】
30歳代の出来事。
当時は四駆の三菱デリカに乗っていて、同僚4人で五ヶ瀬スキー場を目指した。
まず、馬見原の雪道で後続の車から追突された。
その後はスキー場の往復をデリカは余裕でこなした。
スキーを終えて、山を下りたら先輩が「ちょっと運転したい」と言い出した。
もう雪も少なくなったので運転を代わった。
たぶん清和村のあたりだったろう、カーブにオーバースピードで入りスリップ、ガードレールに向かって横に滑った。
「もうダメだ!」と思った時、偶然にも車がガードレールの切れ間から空き地に滑り込み180度回って止まった。
まったくの幸運だった。先輩の手が震えていた。
【1位】
20歳代の出来事。
2月に3人で軽ライトバンに乗り合わせ、阿蘇高岳の赤谷~ダイレクト尾根を登った。
そして仙酔峡からの下り、道路は積雪でまだら模様だった。
A君が運転し私とBさんは後部座席にいた。
このライトバンが日陰で雪の多いカーブで滑り、全くコントロールを失い左側の谷間に向かって走った
「もう死ぬ!」と思った時、ガードレール代わりの低い土手に正面からぶつかり、コテンと横倒しになって止まった。
当時、後部座席はシートベルトをする習慣はなく、Bさんは私の下敷きになっていた。私は体重が乗らないように必死で体を支え続けた。幸運にも3人にケガはなかった。
ライトバンは3人で押すと元に戻り、下まで乗って帰れた。
しかし、ラジエターが破損していて焼き付いたらしい。

本日夕方の西の空。
明日は晴れそうだ。

小雨の日向神:ダム下

2024.1.21(日) 日向神 210

昨夜来の雨は残っていたが、休日に山へ行かず無聊をかこつのは非常なストレスになるのでゆっくり出かけた。

途中の鹿北町:岳間で田中橋を眺めた。(ブログ登場2回目)
この橋は別名「化巌こう」「車橋」ともいう。「こう」は「石遍に工」と書くが漢字表に見当たらない。
記念碑に「藤からむ巌(いわお)と化せよ車橋」とある。
鹿北町では安政5年完成と石橋としては一番古く、写真をよく見ると輪石が二重になっている珍しい造りだ。

山道でヤマドリのオスを見つけた。
「あしびきの山どりの尾のしだり尾のながながし夜をひとりかも寝む」(柿本人麻呂)
調べたら、ヤマドリはつがいになっても夜は谷を隔てて別々に寝ると言われているそうである。
孤独の良さ、愉しみを知っているのかもしれない。
このヤマドリを見たことだけで、「今日山に来た甲斐があった」と思った。

岩場はどこも濡れている。
ダム下2FでK1さん、タケシさん、井ノ口さんご夫婦と古いルートのリボルトを行った。

カットアンカーから外した「ツナハンガー」
リボルト用メタル類の代金は「日向神クライマーズ・クラブ」から支給される。

左端のルートを掃除しながらリードした。
細いクラックが走っているので、次週は「トラッドルート」として再生される予定だ。

岩の基部に「ツチグリ」があった。

自宅近くの牧場の溜池で「コガモ」の群れを見た。
カメラを向ける私を見つけて一斉に飛び立った。

コガモの着水シーン。
この外部者は安全であると確認できるとすぐに戻った来た。

リフレス大牟田~大津山

2024.1.20(土) リフレス大牟田6 山歩き35

昨日からの雨で外岩は無理。
午前中はカメラ散歩に出かけた。

庭のスイセンが咲き始めた。今日の気温は15度と暖かい。

梅の花もチラホラ。

近所の蠟梅(ロウバイ)は満開を迎えている。

さなぎを2つ見つけた。スズメガの一種だろう。

リフレス大牟田は1年ぶりか。
我が家からガソリン代と施設利用料で約1000円と安い。
リソールしたミウラ2足の足慣らしをした。
2012年購入のミウラだが、小さなホールドにきっちりと乗れる。

帰り道、以前から気になっていた南関:大津山へ寄った。
ふもとに「大津山阿蘇神社」があった。
風格のある神社である。

三角点にストーンバランシングがあったので私も一石積んだ。

生目神社もあったのでお参りした。
ドライブ、人工壁、山歩き、神社参拝と十分満足の午後となった。

2024 今年のめあて

徒然 121

サッカーアジアカップ「日本VSイラク」は1-2で負けた。
ここは気を取り直してブログを書く。

1月3日、誕生日に戴いた観葉植物。
クラッスラ(金のなる木)である。
私の場合、正月と誕生日が同じなので何かと都合がいい。

ここで今年のめあてを記しておこう。
① 心:車は美しく走る(無事故・無違反)
② 技:高難度のルートにトライする(5.12のルート)
③ 体:体調を整える(体重は55㎏をキープ)

昨年(2023)は仕事や家庭内の変化は少なく、山行においては楽しい記録がたくさん残った。
これは体に痛むところがほとんどなく、コンスタントに山へ行くことができたからだろう。

1月18日の朝焼け。山は阿蘇外輪山の一角、俵山。
安全運転で職場へ向かう(めあての①)

今日、職場で立ち止まってコーヒーを飲んでいたら、「姿勢がいいですね。絵になっています」と褒められた。
特に意識して恰好をつけていた訳ではない。
また数ヵ月前、廊下を歩いていたら後ろにいた同僚から「シュッとしていますね」と言われたこともある。
よくわからないが多分褒めてくれたのだろう。
私の身長と体重はスーパーバンタム級「井上尚弥」の軽量時とほぼ同じである。
岩でみんなが登れないところを私が登ると「いっせいさんは軽いからなあ~」と言われる。
それは間違いないと思う。
「軽さは正義である」
しかしみなさん、私が密かにこれ以上痩せないように努力していることはご存知ない。(めあての③)

本日、リソールに出していたミウラが2足(2012,2013)戻ってきた。
これで5.12にトライする道具はそろった。(めあての②)

岩場探索とクライミング・コンペ

2024.1.13(土)~14(日) クライミング9 コンペ2

この週末は天気にも恵まれ、岩場探索とクライミングコンペという両極端な活動を行うことができた。

1月13日(土) 岩場探索
先週見つけた岩場にさっそく行ってみた。

「このラインはいけそうですかね!」
澤田さん、川津さんと岩場を回りながらラインの物色中。

左の尾根を進み、ビレイポイントを構築中。
写真ではわかりにくいが尾根の左右と前はスッパリと切れ落ちている。

右の尾根にも進み、ボルトを打って掃除をしながら下降。
稜を1本、Tr.で登ってみた。
登ってみて、傾斜はきついがホールド多くアルパイン的な要素が強かった。
難点は岩質が柔らかいこと。
終了点も確実なものが設置しにくい。

風光明媚、日当たり良好、車から1分という優良物件だったが今のスポーツクライミングには適さないようだ。
帰り道、望遠レンズで3ヵ所の新しい物件を写真に収めた。

更に、岩野山の新しい岩場情報を得て寄ってみた。
岩野山は「植木カントリークラブゴルフ場」が解体され、大規模太陽光発電設備の建設が進められていた。
また大きく山自体が変貌するだろう。
お目当ての岩場は見つけられなかった。

1月14日(日)
先週、熊本県立体育館クライミングボードのホールドが取り替えられた。
そこで今日は「2024 お披露目コンペ」が行われた。
午前中は小・中・高校生の部が行われた。
後でグレードを訊くと、小学生でも5.11以上、高校生ともなると5.13であった。
午後になって一般の部が行われた。(エントリー8名)

1本目は中央の赤ホールド。
5.10dぐらいで、6人がTOPアウト。
私は3分46秒と全体で1位のタイムだった。

2本目は右の赤ホールド(5.11dぐらい)。
十分優勝が狙える位置だったのに、写真の右足が乗るアンダーホールドの下で体の向きを間違え、時間をかけ過ぎて前腕を大消耗してしまった。
この後の核心部で力が残っておらずフォール。
その核心部を越えた人が1位になり、3人が同じホールドで落ちた。結果的にタイム差で4位となった。
コンペとしての順位には満足できないが、全力を出し切った感はあった。

必殺仕事人(5.11b)RP!

2024.1.8(祝) 日向神 210

成人の日の朝は相当冷えた。
庭のパンジーに霜がびっしり付いている。

早くも今年3回目のダム下エリアである。
10時を過ぎると2Fにも陽が当たる。

① サーちゃん(5.9ぐらい) OS

同ルートを登るゆきえさん。
これまでダム下2Fにはアップ用ルートがなかった。

今日、K1さんによって「サーちゃん(5.10aぐらい)」「チーちゃん(5.9ぐらい)」がリボルトされた。

②~④ 必殺仕事人(5.11b)NG
今シーズンだけでもこれで8回トライした。
どこか相性が悪い気がする。
しかしやっと、登れない時は「早い右足の上げ過ぎ」であることに気付いた。

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すぐ隣の「トライアングル」では原口さんがトライを重ねている。
さて、どちらが早く実を結ぶか?
とりあえず、昼食としよう。

⑤ 必殺仕事人(5.11b) RP

さあて、ここから!

最後まで気は抜けない。
たぶん初トライから3年ほどかかっている。
やっと一つの呪縛からのがれることができた。
集中してトライを繰り返すことが大事だ。

午後の1本目で目標達成したので、欲を出してもう1本行こう!

⑥~⑩ 「令和6年 正月(5.11b)」 NG

本日午前中、K1さんによって開拓・初登されたルート。
ボルト3本と短いが、クリッピングポイントが分かりにくい。
もたもたして1テン極楽に突入!
後半は「疲労 VS 学習能力」だが、疲労の方が勝っていた。

自宅近くで夕焼けが見えた。
左の高い山が長崎:雲仙岳、手前の右側は岩野山。

今、指先のひりひり感と背中の疲労感が心地いい。