やっと走れるようになってきた

2015年3月に左足首を捻挫してから1年3か月、まだ完治はしていない。
走り始めは少し痛むが、徐々に痛みは消えていくので「よかろう。」と思って走っている。
自宅近くにホームコースが3つある。

①三万田下り1km
走る時間が少ない時、体のサビを落としたい時、スピードアップをしたい時に使う。
②農免5km
往路はジョグ、復路はタイムトライをする合計10kmのコース。
③植木往復20km
熊本城マラソンの前に数回走るコース。

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写真は今日のランニングで身に着けていたもの。
Tシャツは、13年前の「ひのくに新世紀総体」で作られたもの。「このとき君が輝き風になる」という文言がある。
2枚もらってずっと使い続け、遂に肩の部分が破けた。
今日が最後になるので記念写真を撮った。
スパッツは、アシックスの「フランク・ショーター」で、時々は水着にもなる。
ショーター氏は26年前の私の初マラソン「佐賀・嬉野高速開通記念大会」にゲストで走られた。
このスパッツはいつから持っているかわからない。
私は物持ちがいいのである。
シューズは、アシックスの「ターサー・Japan」でまだ4年目ぐらい。

今日の午後は、岩野山駐車場周辺の草刈りをした。
また、ゼルプスさんから指摘があったカンテの終了点のハンガーの向きを修正してきた。
クライマーは熊本市内から二人来られた。
7月9日(土)にあそ望山岳会で新人訓練を行う予定である。

もらったチョコのお返しに

日向神の日陰を求め、サンセットエリアで久留米のミスターMと登った。
2年ぶりに「善秋君のおかげです 5.11c 25m」に取りつき、2便目でリピートできた。
ちょうど太陽が尾根から顔をだし、逆光でいい写真が撮れなかったのは残念である。
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「エルニーニョ 5.11a」を登った時はもう壁に陽がさしていたので、先日ホームセンターで買ったUVカット97%のフェイスカバーをして登った。
身も心もまるで忍者のようになる。
今日のサンセットは2グループ(合計5人)しかおらず、非常に静かであった。
午後は道端エリアで登った。ここには10名ほどの人がいて、それぞれの課題に取り組んでいた。
スラブ壁の左側では「春の光 5.7」にトップロープをかけて外国の方(男性A)が初心者(女性Bら)に英語で指導をされていた。
私は「太郎 5.10c」を登った。中間部の左手ガバが年々私に近づいてくるように感じてうれしい。
ふとスラブ壁を見ると、Aさんがトップロープをかけた終了点から左上の「春の嵐 5.11a」に向けてリード中で、1本ヌンチャクをかけて小ハングにへばりついていた。
そして、動かなくなってあえなく落ちた。
ヌンチャクのかかったボルトは隣のルートだから振られて危ないと思ったら、更に予想外の事が起こった!
なんと「ザザザーッ」とそのまま取りつきでビレイをしているBさんの足元まで10数メートルを滑落したのである。
初めて見た「グランドフォール」である。
見ていて何が起こったのか、まったく理解できなかった。
IMG幸いなことにAさんはすぐに立ち上がり、指の擦過傷程度で大事には至らなかった。
私はすぐに駆け寄ってBさんのビレイディバイスを見た。
真新しい赤色のATCであった。セット方法に間違いはない。
と、いうことはAさんの墜落にびっくりしてロープから手を放したのか、それとも最初からロープをにぎっていなかったのか???
もちろんグローブもしていない。
ビレイをしていたBさんも外国の方で詳しいことは聞くことができなかった。
しばらくして、同じグループの女性の方がチョコ菓子を持って来られた。
お騒がせをしたお詫びであろう。
Aさんは腕を打撲もしていたようで、ロープを抜いて帰り支度をされていた。
ここでまた予想外の出来事が起きた。
なんと彼らは壁にヌンチャクを1本残置したまま帰ろうとしているのである。
さっきもらったチョコのお返しではないけれど、さっと登って回収をして差し上げた。

本当に今回は大事に至らずに良かったと、同じ岩場にいた者として心底そう思う。
ビレイをしていたBさんは「初心者」ではなく「素人」だろう。ハーネスもみんなで付け回していた。
こんな「危ない」人たちを見たのは初めてである。

 

愛のエリアで「さわって」来ました。

日向神:愛のエリアに行くたびにいつも見て見ぬふりをして下を素通りしていた「エレキバン 5.11c/d」に、遂にさわってきた。距離は短いしホールドもはっきりしているが、誰もが「難しい」と云うルートである。
ところで、「さわる」という表現はいかがなものだろう。この辺りでは「カチョーにはまださわっていない」とか「ミシマにさわってくる」とか言う。今日の私でいえば、「エレキバンに初めてさわった」ことになる。
例えば下の写真は今日のパートナー、大分のHさんが「久しぶりにさわったら指先がヌルヌルして最後までイケなかった図」となり、どうも変だ。
IMG_1600ちなみに私の初トライは、1回目が2ピン目まで、2回目が4ピン目までヌンチャクを掛け、午後の3回目には上まで行きたかったが敢え無く力尽きた。回収はHさんにしていただいた。
下界の気温が30度を超える梅雨時は指先がどうにも止まらない。秋には登れるよう精進したい。

下の写真はルートの横にとまっていた「ヒョウモンエダシャク」である。IMG_1592

午後からの岩野山で

熊本地方が梅雨入りした。
昨日の土曜日は一日中雨。町の図書館で初めてDVDを借り、家で観た。
「炎のランナー」と「レ・ミゼラブル」、こんな休みの過ごし方もあるのかと思った。
映画は面白かったが、気持ちはまったく高揚しない。
「山ヤを殺すに刃物はいらぬ。雨の三日も降ればいい」

今日(日曜日)は曇り。しかし昨日の雨で岩は湿っぽいだろう。
午前中はいろいろと雑用があったので、午後2時を回って岩野山に行った。
岩場には福岡から5名来られていた。朝方の福岡は小雨が降っていたそうだが、熱心な方々だ。
まず、正面フェイス・カンテルートの終了点に「ラッペル・ステーション」を設置した。人気のルートの安全性と見栄えが格段に向上したと思う。この道具は4年前にあそ望山岳会で購入し、大観峰の岩場に設置していたものを先月撤去してきたものである。
IMG_1566次に、「マルチでGO!」ルートのトラバース部分に残置していたナッツを回収した。
これは5月22日に熊本の方と一緒に登った時、どうしても回収できなかったものである。今のナッツは色分けされているので、新品だったのに相当使い込んだ様になってしまった。改めてナッツを使う難しさを体感した。
IMG_1568なお、先月発表した「グランド・トラバース 往復120m」は「往復100m」に縮小した。ルートが少し膨らんだ部分でホールドが高い位置にあり、ここだけランディングが悪い。技術的にも難しい所で、もし持ったホールドが欠けると下の道路まで10mほど滑落する恐れがあるからだ。
奥岩はゴルフ場に近くなるので、積木崩し岩の「秋日」ルートまででトラバースは終わった方がいいかもしれない。

 

八方ヶ岳の清流に住む腹赤

5月31日(火)、八方ヶ岳に登った。
日差しが強くなりそうな一日だったので、迷わず矢谷コースをとった。
このコースは前半が沢沿いで大変涼しく、尾根道になっても北向きの樹林帯の中で夏場にお勧めである。
この日は珍しく清流の近くで腹赤(イモリ)を見つけた。
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山頂からは竜門ダム湖や菊池平野はもちろん、金峰山や雲仙岳も望める。
西側の山腹には「カニ岩」と呼ばれる岩場もある。
以前偵察に行くと、何本かのショートルートを確認できた。

また、東側の山腹には「穴川の岩場」と私が名づけた所がある。
私が高校生の時に山道を歩きながら撮った遠方の岩場の写真に「クラック」らしいものが写っていて、10年以上たってルート開拓に行った。
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ルートはチムニーからハンドクラックで、20mぐらいで泥がつまり終了点となった。
途中、棒フレンズにテンションの嵐をかけまくったので「テンペスト」とルート名をつけた。
あの頃は技術はないけれど、体力とやる気はあったようだ。