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変わる岩野山

2024.10.27(日) 岩野山 46

左目の白内障手術から4日目、岩登りはまだ自重しよう。
朝6:30からお宮掃除、9:00からMLBのワールドシリーズ(ドジャースVSヤンキース)をTV観戦。
昼は大学女子駅伝で5区の不破せいら(拓殖大)の走りまで観戦。
午後2時、我慢できなくなって岩野山へ出かけた。

広場がまたきれいに整備されていた。

ロックタワーの左のブッシュも見事に草刈がされていた。
ついでに泥も全部落とせば新たな課題ができそうである。

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せっかく公園並みにきれいになっているので、もっと岩登りが盛んになっても良いのにと思う。

こんな落し物があったので、誰か来ている。

久しぶりに岩野山山頂を訪れた。

ゴルフ場はすっかりメガソーラー基地に変貌しつつある。
下りは西の尾根道を通ったが、北側斜面もすごい数のソーラーパネルで覆われていた。
やぶ蚊に追われて歩くと汗をかいた。
車にもどると、気温計はなんと29度だった。

帰り道、ふと「小野泉水の岩場」の現状を見ておきたくなった。
行ってみると予想以上に周りの樹木が繁茂してうす暗く、登る気にはとてもならない。

近くに「鬼のいわや古墳」なるものがあることに気付いたので行ってみた。

説明板によると大きな円墳で、この入口から10mほど奥に玄室があるそうだ。

「モモグレ」をズボンにいっぱい付けて駐車場に戻ると、あそ望のシロキリさんに会った。
彼は私の中では「東の室伏広治、西のシロキリ」的な方である。
今年の9月にはイタリア:トルデジアンというヨーロッパアルプス330kmを6日間で走りぬくトレイルランニング大会に出場、70歳代の部で優勝されている。
今日は孫の守をするただのお爺ちゃんだった。

この土・日は今夏に「10月23日の白内障手術」が決まってから、比叡山:エンドウォールを断り、九重での宮大山岳会総会を断った。特に25日は目が痛かったので自重して良かったと思った。

そしてこの2日間は診察1回、銀行等ATM3回、保険屋さん1回、野球観戦2回、アボカド鉢増し3個、アジサイ定植3本、洗車1回、ドライブ1回、地区のお宮掃除1回、山歩き1回、ボルダー1回、読書「老いてこそ生き甲斐(石原慎太郎)」、ブログ2回更新など充実していた。
山に行くとショートを5~6本登って一日があっという間に終わる。たまにはこんな土日もいいなあと思う。

【追記】
衆議院選挙は手術をした23日に期日前投票しています!

真夏の岩野山 Ⅱ

2024.8.14(水) 岩野山 45

真夏の岩野山にあっちゃんや佐賀大探検部が来るというので午後から出かけた。私は今夏2回目である。

真夏の快晴でも若者たちは元気に「カンテ左」を登っている。

「ぺったんこスラブ(5.10c)B6」は午前中なら日陰、午後は熱い!

「夏の思い出(5.11a)B6」は午後から日陰になった。
厳しいのは1ポイント、後半は快適なフェースとカンテ。

「ドミノライン(5.10b)」の出だしはかぶり気味で、私はジャミングを使う。

ここは午前中に日陰となる。

広場の様子が7月27日(ブログ:真夏の岩野山)から大きく変わっていた。相変わらず熊本のTさんがクライマーのためにご尽力されているようだ。
午後4時、雨雲が近づいてきたので下山。
私が家に帰りつくと激しい夕立になった。

真夏の岩野山

2024.7.27(土) 岩野山 44

午前7時、庭の草刈りを1時間半。大汗をかいた。
午前10時、Danさんと岩野山駐車場に集合。
ゴルフ場がなくなり太陽光発電所が建設予定で駐車場はきれいになり、山道も軽トラなら通れる道路になっている。
やぶ蚊は相変わらず多い。(岩場にはいない)

岩野山には時々草刈りやトラバース練習に来ていたが、ロープクライミングは久しぶりである。
調べてみたら、2021年1月3日以来、3年6カ月ぶりだった!

①カンテ右(5.8) R(リピート)
ホールドが小さいカンテの真下から取り付くと5.10aは十分にある。

②カンテ左(5.8) R(リピート)

プロテクションがカンテの左にあるというだけで、無理にこだわらず登って良いので5.8。右に出ない登り方も可。

③ぺったんこスラブ(5.10c) NG

相当久しぶりにやってみたら見事にNG。
これは「スラブルート」ではなく「カチルート」である。
足はズルズルではなくスルスルで摩擦係数が0.1ぐらい。
登り始めたときはまだ日陰だった。

④ドミノライン(5.10a) R(リピート)
これも相当久しぶりにやってみたらぎりぎりだった。
ちなみに1ピン目のボルトは初登の時なかった。
当時はかなり驕り高ぶっていたのだろう。
今はないと絶対登りたくない。

ドミノラインのクラックで見つけた「ヤモリの卵」

⑤ドミノライン(5.10a) R(リピート)
都合によりもう一回登った。
暑さで指皮が柔くなり、頭痛も出てきた。(水不足)
しかしここはロックタワーの裏側で唯一の日陰、しかも風が吹きおろしてくる。

最後にDanさんのビレイを1本して今日は早めの終了となった。
夏の低山クライミング、しかも南面は厳しかった。

帰りに寄ったコンビニで「コカ・コーラ500mL」をつい買ってしまったのは頭痛のせいか。
朝からアジサイの葉を爆食するマメコガネを「ゴキジェットプロ」で瞬殺しまくった祟りか。

正月も山へ行っております

2024.1.1~2 岩野山43 山歩き33

明けましておめでとうございます
今年もみな様が楽しく山に行けますように、
心よりお祈り申しあげます
           令和6年 いっせい

1月1日(月) 元日
新型コロナ禍の前は、午前中に「旭志元旦マラソン」を約8kmほど走ってお昼にお節を食べ、地元の寺社に初詣という1日だった。
今年は姉や親戚の年始がなかったので午後は暇になり、岩野山へ出かけた。

今年の初登りは、岩野山でのボルダー。
「奥の院トラバース」で新年の調子をみた。(◎)

草刈りをしたら、バッタがズボンに付いていた。

【岩野山の山頂】
波切不動明王が祀ってある。後ろの山は山頭火が一時期住んでいた味取観音がある平尾山。

駐車場に枯葉が乗った不審な原付バイクが放置してあったので植木交番に届けた。
夕方、警察から電話があり「数日前、岩野山で体調が悪くなり救急車で運ばれた人がそのうち取りに来るまで置いてある原付で、事件性はない」とのことだった。
登山道には数日前に切られた小枝が散乱していた。よく岩野山を自主的に整備されているTさんだろうと思った。ちょっと心配である。
TVをつけて正月番組の「芸能人格付け」を見ようとしたら能登地震が起きていて、アナウンサーが「高台に逃げてください!」と叫んでいた。

1月2日(火)
明日は日向神に行く予定なので、箱根駅伝を観ながら年賀状でも書こう (今頃!) としていたら、3日は雨予報であることが分かった。
あわてて地元の鞍岳(1119m)に行くことにした。

東登山口から馬酔木のトンネルを抜け、「子岳」から登った。

数日前の真白い阿蘇山が嘘のように暖かい正月だ。
高岳の左側の稜線が鷲ヶ峰と北尾根で、その先に根子岳があり、更にその向こうは祖母山かな。

後ろにいたカップルの会話。
女「あの白いモコモコした山はなに?」
男「阿蘇さんだよ」と、優しく応えた。
愛の力はえらいな。

本日の昼食は「ぜんざいとアスパラガス」
ガスボンベに「2010.1.6」とあり、まだ使えた。
ロドキャンの時はガスカートリッジの「タフ丸Jr.」だからなあ。

山頂の石を積んでみた。

もう一つ積んでみた。

帰りのラジオで、青学大の往路優勝を聴いた。
なんか今年もいい年になりそうだ。

夏の岩野山

2023.7.2(日) 岩野山 42

梅雨の合間、久しぶりに岩野山へ行った。

鬱蒼とした木々に囲まれた駐車場。
以前、日当たりの良いときはクズの葉が生い茂り通れないこともあった。
昔と変わらないのは「やぶ蚊」の多さ。
ハッカ油スプレーがまったく効かない。(去年のものだから?)


           大きなキノコを食べるキマワリ
               これはクロカミキリ

やぶ蚊は岩場まで付いてきたが、明るい所にはほぼいない。

岩場の様子はあまり変わらない。
基部に沿っていつものトラバース往復を行う。

       左が正面壁、中央が奥の院、右がロックタワー

中央ルンゼの草刈りを行った。
正面壁を右上してロックタワーまでトラバースをした。
ロックタワーの下部は薄かぶりで、往復する課題はけっこう楽しい。
せわしなく動き回るキマワリの他には夏祭りの太鼓の音が聞こえる岩野山だった。

2023 岩野山で初登り

2023.1.1(日) 岩野山 41

昨年は大きなイベントが続き、大変充実した一年だった。
山は日向神:五色岩の開拓からハートエリアの開拓へと移った。
年間の目標だった「5.12を拓く」ことはできなかったが全力を出し切った感はある。
車は「美しく走る」ことができて、無事故無傷で過ごせた。

12月31日(土) 夜
大晦日は地区の寺総代をやっているので、寺籠りがあった。
紅白歌合戦を観終わって久米区の「安国寺」へ行った。
午前0時前から鐘を衝いた。鐘といっても「半鐘」である。
「ご~ん」ではなく「カーン」となる。
半分の54回で止めた。(私の煩悩はこのくらいかな)

近くの久米八幡宮で大祓い、歳旦祭、直会(なおらい)があって、厄入りの方が奉納した清酒を飲み干し、その流れでお寺まで歩いて来てもう一回飲む。
今年は3年ぶりの飲み方だったので盛り上がった。
4度だった室温が一気に9度まで上がった。
午前3時ごろお開き。

1月1日(日)
初日の出を拝むことなく、ゆっくり起きたらニューイヤー駅伝がもう3区を走っていた。旭化成が12位ぐらいでなかなか上位にならない。
昼食でお節料理と雑煮を食べた。
午後は初登りに「岩野山」へと行った。

誰もいないけれど、新しいチョーク跡があった。
同好の士がいるだけでうれしい。
以前は苦労した「奥の院トラバース」が楽にできた。

あまり皆さんご存じない岩野山山頂の祠。

帰り道にある「味取観音」に寄った。

ここは漂泊の俳人「種田山頭火」が堂守をしていたことで有名。
かなり以前にここを訪れたときは鄙びた観音堂というイメージだったが、久しぶりに来てみると「瑞泉寺・味取観音寺・神武神社」の神仏習合地で、山中に千手観音石像が数十体散らばり見どころいっぱい。

鐘の向こうに今年の干支「卯」が跳ねていた。
なんとも縁起が良い。

ルート開拓100本の軌跡

2022.6.1(水) 徒然 89

5月28日の日向神:五色岩で「百色(ももいろ)」を開拓したことが、通算100本目の開拓となった。
これまでの軌跡を記しておきたい。

1983年(25歳)~1933年(35歳)
阿蘇:大観峰    26本(リアラ、復活の日など)
八方ヶ岳:穴川の岩場 1本 (2P 未発表)
菊鹿:丸岩の開拓 (Tr.多 未発表)
比叡山:南面スラブ 2本(スーパーファイナルなど)
宇土:赤瀬海岸   2本 (未発表)
宮崎:行縢山    1本(アロマージュ 4P 未発表)

大観峰「カウンター・チン」の2ピッチ目を開拓中

【22年間の空白期間】

2015年(57歳)
植木:岩野山    11本 (夏の思い出など)
2016年(58歳)
植木:岩野山    4本 (フェアウエイなど)
2017年(59歳)
日向神:サンセット 2本(若い時のりりィなど)
2018年(60歳)
日向神:愛のエリア 5本(義理チョコで勘違いなど)
日向神:奥壁    1本(生きた証)
2019年(61歳)
日向神:愛のエリア 4本(平成最後のヒールフックなど)
日向神:ダム下   2本(フルグラなど)
2020年(62歳)
日向神:ダム下   6本(素敵なロドライフなど)
星原峠:ボルダー開拓
2021年(63歳)
日向神:ダム下   1本(ビターチョコ)
八方ヶ岳:カニのハサミ岩 18本(ロドキャンなど)
日向神:五色岩   2本(ゆずレモンなど)
2022年(64歳)
日向神:五色岩   9本(岳間茶など)
日向神:ダム下   1本(ハイドランジャー)

ルート開拓者は「絶滅危惧種」と言われて久しい。
では、何故私はルート開拓をするのか。
答えは一つ、「面白いから」

大観峰:「アゾロ・ダイレクトカンテ」の開拓中

私の場合、クライミングとは開拓をすることである。
若い時に「熊本クレッテル・カメラード」に入り、大観峰というほとんど手つかずの岩場と出会えたことが大きい。
(大観峰の岩場は熊本地震で行けなくなった)
そして2011年、「あそ望山岳会」に入会して山との出会い直しができた。
100本はもちろん通過点であるが、この後はどうなるかは分からない。
フェイスブックで東秀磯氏が5月だけで10本開拓して、「月間最多ルート開拓賞」を自らに与えていた。
私は8回山に行って開拓は2本、打率は2割5分か。まだまだだな。

1983年、大観峰では「ヨセミテスタイル」が流行っていた。

あと10年もしたら、「聖地巡礼 いっせいの100ルートを登る」なんて企画が起きるかもしれないが、その時は詳しい資料をお渡ししたい。

午後からの岩野山

2022.2.20(日) 岩野山 40

昨日は一日中雨。
今日は最高気温5度と冷たい風の一日。
そこで午前中は北京五輪の女子カーリング決勝をTV観戦。
日本の「ロコ・ソラーレ」は惜しくも英国に敗れて銀メダルだったが、先日の準決勝:スイス戦も夜中まで観た。

午後は雑用を済ませ、あまりの天気の良さにつられて久しぶりに岩野山へ。

トラバースを2回するだけで肩に力が入ってすぐ満足。


これも久しぶりに山頂へ登った。
鞍岳や阿蘇は白くなっている。
この後は、西尾根ルートで下山。


駐車場のロードスターの写真を白黒に加工して「冬枯れ」を演出してみたが、後方の桜が咲く日も近い。

帰り道に、これも久しぶりに泗水西小学校の近くを通った。
そこでちょっと寄って、高鉄棒で懸垂や蹴上りの練習をしようと思った。
すると運動場の隅にあったはずの高鉄棒がなんと撤去されていた。

今どきの子どもたちは高鉄棒なんてまったく使わないからなあ。
そして、こんなものを設置しておくと変なおじさんがやってきて勝手につかうのを嫌がったのかなあ。

※カテゴリー「体・トレーニング」の「鉄棒トレ 2」を参照

岩野山でボルダリング

2021.1.10(日) 岩野山 51

山には雪が積もりどうも日向神は行きにくい。
こんな時は地元の岩野山だろう。

今日は岩野山のボルダー課題を紹介しよう。
どれも高さがないので一人でもトライできる。

①正面壁カンテの下部

シットダウンスタートになる。
右手は尖ったカチで左手はピンチ、立ち上がりに腹筋を使う。
1ピン目ボルトの手前で左手ピンチを使うと充実する。

②奥の院トラバース

ロックタワーの北面を往復する。
手前の丸い岩から渡り込み戻るのも面白い。

③バック&フット

ロックタワーの真下の凹角部。

④ライター
ロックタワーから右へ12mほどの往復トラバース。
上のラインや下のラインがある。
「ライター」は一つのホールドで「マッチ」をしないトラバースのやり方。(造語です)

ところで、岩場の基部にある写真の板切れをご存じか?

もう字が読めなくなっているが、「岩洞峰」と書いてある。
「ロックタワー」の本名だろう。
知る人ぞ知る、この岩には2つの洞穴があるのだ。

【追記】
昨年から問題となっていた岩野山の大伐採をされた方が判明した。
「私が一人で切りました。のこを5本使いました。ゴルフ場から文句を言われたので、もう切りません」と、その方は言われた。
岩野山で何回か出会ったことのある方だった。
単にクライミングのゲレンデとしてのインフラ整備をしたつもりらしい。

登り始めは岩野山

2021.1.3(日) 岩野山    37

明けましておめでとうございます
今年も楽しく山を登りましょう

山には雪が積もり、晴れながら最高気温は9度の予報。
こんな日は「岩野山」でしょう。
岩野山は小さいけれど、内容は濃いクライミングができる。


「サニーサイドカンテ」を登るナオさん。
本日3回目のトライで見事にRP。


「ニッケ栗饅頭」を登るカズさん。
このエリアの最長ルート。


「ヤモリの卵 5.11a」を登る私、NG。
今日は調子がもうひとつ上がらない。
今年は体を鍛えなおそうと正月からチンニングなどやって肩が疲労気味。


新年早々から集まったメンバー。
今年も事故なくお互いに気を付けて登りましょう。


帰ったらケーキが待っていた。
63年なんてあっという間だった。
しかし、クライミングを再開してちょうど10年。
この10年間はとても楽しく長かった。
「正しい道より楽しい道」をこれからも歩んでいこう。