「日向神」カテゴリーアーカイブ

初秋の日向神で生き物探し

2020.9.13(日) 日向神:ダム下~道端

朝の外気温は25度、絶好のオープンドライブ日和である。

国道325号や3号は阿蘇方面に向かう福岡・久留米ナンバーが多い。気候も良くなったので30年前のフェアレディZやサバンナなど懐かしい車もみえる。

ダム下エリアへ寄ってみた。
しっとり湿っていて、やりたかったことができない。
珍しい昆虫を見つけた。

「コノハガ」の仲間だろうか。


これで満足して、もう帰ってもいい気分。

タケシさん、原口さんと道端エリアで登った。
①シンシア(5.11a) R(リピート)
②花子(5.11a)   R(リピート)
③春眠(5.10c)   R(リピート)
④三郎(5.11a)   R(リピート)

3人の場合時々暇になるので、生き物探しに精を出した。

「ミスジチョウ」は夏の間よく見かけた。


「ホソヘリカメムシ」も今年2回目。


「オオチャバネセセリ」だろう。


「ヒメウラナミジャノメ」は幸せそう。


「ツマジロエダシャク」かな?


ご存じ「ジョロウグモ」も大きくなった。


バッタは種類が多い。これは「キリギリス」


この頃増殖中の「キャンパー」
私もソロキャンプをやってみたい。


めっきり少なくなってきた「クライマー」
ルートは「花子 5.11a」
初秋の日向神、全部で14名のクライマーを確認した。

今日も日向神 4

2020.8.30(日) 日向神:ダム下~道端

さすがの8月も月末を迎えると幾分涼しくなる。
朝から気温26度、なんとかオープンドライブができた。
今日はあそ望女子3人と日向神へ。

まずはダム下:桜のエリアへ。
「象の目」の右側のスラブにトップロープを架けて、3人はトレーニング。

①ここはステミング(5.10b) NG
途中でワンテンが入った!
うっすらと青苔が生え、若干湿っているが言い訳はできない。
登っているのは外岩はほぼ初めてのバンちゃん。

②プロジェクトTR.トライ
出だしは一発でクリアー。なんとか上まで通す。

③プロジェクトTR.トライ
一応全てのムーブはできたが、指先の消耗が激しくムーブがつながらない。

正午のサイレンを聞いて場所移動。
駐車場に降りるとさんちゃんのクライミングパンツにマダニが食らいついていた。

マダニ対策を怠ってはならない。
私は白い靴下、白いクライミングパンツでマダニを見つけやすくしている。

午後からは道端エリアへ。
サンセットからタケシさんらも合流した。

④ひだまり(5.9) R(リピート)
最上部はホールドが遠い。
⑤だんだん(5.9) R
⑥ルネッサンス(5.10b) R
きみちゃんはここをマスターオンサイト!
私は初見の時、ここで相当緊張したことが忘れられない。
⑦シンシア(5.11a) R

最後に女子3人は「一子 5.10a」にトライ。

リゾート帽子のバンちゃんは「岩にへばりつく、足が高すぎる、ルートを外す」の三悪。次回が楽しみ!


きみちゃんは最後に嬉しいRP。

真夏のダム下

2020.8.18(火) 日向神:八女津姫~ダム下

酷暑の日本列島、なんと40度越えの所も出ている。
贅沢な平日クライミングだが、こんな暑い日に登るのはどうかしているかもしれない。

①八女津姫岩マルチ:3ピッチ
スラブはカリカリに乾いて気持ちよく登れる。
アルパイン系女子のみきちゃんがパートナーなので「つるべ」で3ピッチ。
10時半を過ぎた頃だろうか、これまで日陰だったスラブにも日が差してきた。
日射でミウラの黒いゴムの部分が熱くなってきた。
ラッペルは60mロープ1本で3回、降りたらすぐ木陰に逃げ込んで水分補給。
ここでカラビナを1個拾得した。

DMMのリボルバーである。
心当たりのある方は連絡して欲しい。

木陰を求めて「ダム下:桜のエリア」へ行った。

先客は「カジカガエル」である。
「くまもと自然大百科」には「木に登るようなこともあまりない」と記されているがしっかり登っていた。

「ベニツチカメムシ」がまだ密集していた。

8月1日にはまだ幼生だった。
これも大百科に「ボロボロノキ」の実の汁を吸うとあった。
どんな木だろう?

②プロジェクトにTrでトライ

この取り付きだけで10回ぐらい楽しめた。


このハング越えが核心部か。厳しい。

今日も日向神 2

2020.8.16(日) 日向神:サンセット

今日はロードスターで日向神を目指す。

のんびりドライブにはUruさんのアルバム「オリオンブルー」がよく合う。何回繰り返して聴いても飽きが来ない。

一人で夏草を刈りながら「愛のエリア」に向かった。
久しぶりの愛のエリアは静かだった。
しかし「本命チョコ」の下部などには見苦しいほどにチョーク跡がついていた。昨日は何人か来たのだろう。
右壁末端の「シャガの花の咲く頃」にロープを垂らした。
上部はからからに乾いて良い状態だったが、思った通り下部の2ピン目までは青苔がこびりついていた。
なんとか登れる程度には掃除をした。
歯と同様にたまにはメンテナンスが大切だ。

今日も駐車場で「日向神 Climber’s  club」の受付をされていたタケシさんらとサンセットへ。
午前中は地元の方の接待クライミングがあったので日陰で日和った。
①赤い実のヤマボウシ(5.11a) R(リピート)

自分にとって最善のムーブを会得したのでかなり余裕があった。

②善秋くんのおかげです(5.11c) R(リピート)

タケシさんが大粒の汗を滴らせながら登った後を、涼風に吹かれながら登った。有難いことです。

③プリティウーマン(5.11a) R(リピート)
ここに来たら必ず登る1本。
私がこのルートを日本で一番たくさん登った男だろう。

④エルニーニョ(5.11a) R(リピート)
西日を浴びて触れる岩肌が熱い。
さらに連日のクライミングで指先が柔くなって薄いカチでかかりが悪い。

酷暑列島の日本。
浜松市では40.9度を記録したとか。
今日は少し早めにお開きとなった。

真夏のウェルカム・ベイビー(5.11)

2020.8.15(土) 日向神:サンセット~道端

今日は「あそ望」の若い女性2名と日向神へ。

サンセットはパリパリに乾いて登攀日和。
「ひまわり 5.10a」を登っていると、白河さん、山崎御夫婦、原口さん、古賀さんと集まってきた。
①ひまわり(5.10a)  R(リピート)
②若い時のりりぃ(5.10c) R(リピート)

「りりぃさん」を登る白河さん。
③お茶を一服(5.10b) R(リピート)

青葉若葉(5.10a)に若い2名は手古摺っていた。

ルートの左側が崩壊して松の木がなくなり、
このルートは見栄えが良くなった。

正午を過ぎるとこのエリアは灼熱地帯と化すので道端へ移動した。

道端エリアも新原スクールだけで登り放題だった。
④三四郎(5.10cぐらい) R(リピート)

前回8月2日は湿っぽくて危うく落ちそうだったが、今日はヒールも決まってすっきり登れた。
⑤シンシア(5.11a) R(リピート)
⑥ウェルカム・ベィビー(5.11) NG
昨日どなたかが奮闘した跡が残っていたのでトライした。
左足での立ち上がりは一発でうまくいったのにその上部でミス。
やっぱり事前にQDは架けておきたいルートだ。

ウェルカム・ベィビー(5.11) R(リピート)
2019年7月以来のリピート。
夏場でも登れることが分かった。1年に1回は登っておきたい。

どや顔(汗顔)で記念写真。

⑧三郎(5.11a) R(リピート)
近年グレードが上がった。初見だとかなり緊張するだろう。
⑨瞳(5.10a) R(リピート)

「一子(かずこ) 5.10a」にトライする2人。
ヘルメットが似合っている。


「一子(かずこ) 5.10a」のさんちゃん。

 

今日も日向神

2020.8.9(日) 日向神:道端 101

この頃は日輪寺から3号線を使うノーマルルートで日向神を目指す。気温30度も慣れてきたのでもちろんオープン。

午前9時30分、駐車場には誰もいない。
否、サワガニがいた。

トカゲもいた。左後足を怪我している。
何者かに噛まれたのだろう。

これは何だろう?

動かなければただのコケなのに。
何かの幼虫だろうか。

昨日は雨が少し降ったようだ。
4人そろったので道端エリアへ行く。
スラブ壁はしっとりしている。

①三四郎(5.10cぐらい?) NG
3回目で初めてのNG。登るたびに難しくなってくる。
アップには向かない。
②シンシア(5.11a) R(リピート)
③太郎(5.10d/5.11a) R(リピート)
このあたりはいつも乾いている。

太郎を登るゆきえさん。

④トラ子(5.11b) 敗退

下の写真、このホールドは右手が良い。
体も伸び切って、この後フォール。
悪い見本で載せてみた。

⑤トラ子(5.11b) R(リピート)
登った時の写真はない。
湿度が高く、汗が半端ない。
3~4ピン目のカチもこの時期に登れると自信になる。

スラブ壁も乾いてきた。
⑥瞳(5.10a) R
⑦だんだん(5.9) R
⑧ルネッサンス(5.10b) R

今日の日向神は本当にクライマーが少なかった。
川遊び、釣り、バイクは多かったのに・・・。
午後4時過ぎ、小雨を機に撤収。

豪雨後の日向神:サンセット

2020.8.2(日) 日向神:サンセット 100

今日も山友が集まる少し前に生き物探しをした。


「シーボルトミミズ」である。
いわゆる「ヤマミミズ」で、30㎝ぐらいある。
「これはカンタロウと言って、おしっこをかけるとちんちんが腫れるぞ」と教えてくれたのは父親だったかなあ。

時々見かける「ミスジチョウ」


これは「ゴマダラチョウ」


道路端に「ウバユリ」の群生があった。

7月豪雨後、初めてのサンセットエリアだ。
「新緑のテラス」の「青葉若葉」ルートの左側が崩壊したので整備を行った。
① 新茶(5.11b) R(リピート)
アップもなしに「新茶」を登り、左へ振り子トラバース。
岩場に逆さ宙釣りになっていた松の木を鋸で切り落とした。

他にも30㎏ぐらいの落石がいくつもあったので下に落とした。
「青葉若葉」の左側にあった松の大木も落石に当たって倒れていた。

これはタケシさんのチェーンソーでベンチに変身。
下の写真の右奥。

②庭園散策(5.10c) R(リピート)
昼食
③赤い実のヤマボウシ(5.11a) NG
少し重心を左にやって楽に登るムーブを会得。
④赤い実のヤマボウシ(5.11a) R(リピート)

みなさんは外岩が久しぶりなので、長めのルート「若い時のりりぃ 5.10c」で調子を上げようとしていた。

二日連続の私は「プリティウーマン 5.11a」に打ち込む。
⑤プリティウーマン(5.11a) NG
⑥プリティウーマン(5.11a) NG
⑦プリティウーマン(5.11a) R(リピート)
5月24日は1回で登っているので、かなり残念。

午後からのサンセットエリアはかなり暑かったがビレイヤーは日陰で、時折涼風が吹き抜けた。
ここはスズメバチもマダニも蚊もヘビもおらず快適だった。

日向神も梅雨明け

2020.8.1(土) 日向神:ダム下 99

やっと梅雨明けした。
朝から気温は30度、日差しも厳しい。
ロードスターはもちろんクローズで日向神へ。
農免道から県道に出る所で目の前をオープンのコペンが横切った。
「負けた!」
直ぐにサングラスをかけ幌をオープンにして追うが、コペンは遥か先をさっそうと走っていく。

ダム下の壁はまだ半乾きだった。
セミの声が「ミーンミーン」とやけにやかましい。

「ミンミンゼミ」である。
カメラに収めたのは初めてかもしれない。
カメムシの大群もいた。

「ジュウジナガカメムシ」だろうか。

まだこれから脱皮を繰り返すのだろう。

今日のお目当てのラインはカラカラだった。
トップロープを下げて大掃除をした。かなり厳しい。

このダム下:桜のエリアは真夏でも木陰が多くて涼しい。
しかし、全体的には冬場がベストだ。
冬場は広葉樹の葉が落ちて岩場が明るく、もちろんよく乾いているからだ。

せわしなく飛び回る「アオスジアゲハ」に見送られながら早めに終了した。

1ヶ月ぶりの日向神

2020.7.18(土) 日向神クライミング 98

朝から庭でステキなガを見つけた。
キイロスズメである。

梅雨明けはまだまだ先だが、明日の日曜日は雨の予報なので岩のコンディションは良くないのは分かっているが日向神に行ってみた。
ほぼ1ヶ月ぶりの「中の川内」にて。

【1】ダム下エリアの草刈り
いつの間にかダム下に行かなくなって2ヶ月が経つ。
ここは上部に樹林帯があるので乾きが遅い。
伸びてきたイバラを鎌で切って歩いた。
少し盛りを過ぎた合歓木があった。

アプローチの車道も左右からの草丈の長いものが覆いかぶさってきていたが、今日は市による草刈り作業が行われていた。
山はどこもコオニユリが満開である。

【2】 道端エリア
会友のかんすけさんと道端は貸し切りだった。
① 一子(5.10aぐらい) R(リピート)
② 太郎(5.10c) R
前回ホールドがぬめって途中で止めたリベンジができた。
③ 三四郎(5.10bぐらい) R
今日はヒールフックでうまく体が上がらず、危なかった。
写真は三四郎にトライするかんすけさん。

④ シンシア(5.11a) R
最上部は水が流れていたがここに来たら登らねばならない。
⑤ だんだん(5.9) R
⑥ 瞳(5.10b) R
⑦ 木の芽起こし(5.10b) R
⑧ ルネッサンス(5.10b) R

けっこう大きめのカメムシを見つけた。
名前はオオヘリカメムシ。

ミスジチョウもいた。

【3】 トンネルエリア
帰りに寄ってみたら、明美さんがうし子(5.11b)を登られていた。相変わらず華麗なムーブ、真似してみたい。

ここでは、佐賀のTeamフランベの方々がコブラやサクラなどの高難度のルートをトライされていた。
⑨うし子(5.11b) R
うし子もここに来たら登らねばならない。

今日の日向神は車が5台と少なかった。
長崎の野岳、熊本の山江などは「令和2年7月豪雨」で相当の被害が出たらしい。
ここ日向神はほとんど影響がなかったのは幸いである。

日向神で生き物探し

2020.6.21(日) 日向神:トンネル~道端

梅雨時の日向神。
空はすっきりせず空気もヒンヤリしている。
触れる岩肌もしっとりして部分的につかみにくい。
それでも岩を触りたい者はやっぱり集まる。

今日はトンネルエリアで2本登って、子どももいたので道端に移動した。
道端では新しくできた「三四郎」を登ってみた。
三郎と四郎の間だから三四郎か。ネーミングは秀逸だ。
ちょっと苦労したが、ヒールを使ってガバを取りオンサイト。やっぱり新しいルートは楽しい。
その後長身のSさんが登り、難なくガバに手が届いたのでリーチのある方には容易いだろう。写真がないので、ルートの真下に作ったストーンバランシングの写真を載せよう。

後は生き物探しをした。
雨に打たれたのか、少し弱った「トンボエダシャク」

レジ袋にとまっていた「ハナグモ」

道端を元気に飛び回る「イシガケチョウ」

じっとして目立たない「ギンツバメ」

本日最大の大物「トノサマガエル」
見たのは10年ぶりかもしれない。

帰るころは暖かくなってラミーカミキリやトラマルハナバチも見かけた。

午前中はトンネルエリアで登った。
①ダイアナゴル(5.11a) リピート
②うし子(5.11b)    リピート


カメラマンはタケシさん。トンネルの先が見えるアングルは初めてだ。相当カメラの腕を上げられたようだ。