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昭和生まれ 熊本県菊池市在住 暇な日は草刈、読書、ナンプレなど

ダム下 開拓 No8 岩松落とし

2020.1.11(日) 日向神:ダム下 掃除

今日の山友は熊本の横山さん。クレッテル時代の先輩である。
①トライアングル(5.10b) リピート
アップとしてはかなり厳しい。実質5.10cぐらいに感じる。
②必殺仕事人(5.11b) 敗退
トライ2日目。足の置き場がまだ定まらない。
③上部樹林帯から懸垂下降してスラブの岩松落とし
畳一畳分ぐらいの岩松がロール状になって落ちていく様はすごかった。丸い穴があいたスラブ帯が現れ、これからの開拓が楽しみだ。このスラブ帯に上がるまでが厳しい。
④「象の目」の左上に終了点設置

⑤下部10mをトップロープでトライ
左側の細いクラックはうまく使えない。右側に回り込んでじりじりと上がるが、今日の段階では一ヶ所登れていない。次回が楽しみだ。

ずっと上に広大なスラブが広がっている。

ダム下開拓 No7 象の目(5.11c)開拓・初登!

2020.1.5(日) 日向神:ダム下エリア

今年早くも2回目、朝は快晴、気温0度。陽がさせば暖かい。
同行者は日向神開拓団とキーボウさん。
①軽減税率(5.10a) OS
道端の小岸壁に今年の2日にできたばかりで、左から3本目のルートになる。

②大きなクラックのルート、リード1トライ目
1月3日にボルトを6本打った所。大きなクラックは中に入るかレイバックで行くか迷うところだ。スメアが効きづらく腕頼りになって2ピン目に架ける前に落ちた。中間部も足がなかなか決らない。上部のポケットを使うスラブは得意系か。
総合的に体力を使うので連続的なトライは難しい。

午前中はK1さんと上部樹林帯からラッペルして拓けそうなルートの物色。自分の実力に合ったルートの選択は難しく、どれもこれも掃除が大変だ。

③大きなクラックのルート:初登
慣れてくるとレストが何ヶ所か出来て、うまく登れた。
象の目 5.11c B6 12m 緒方一成」とした。
私が拓いたルートの中では最高グレードになった。

登っている私の写真がないので第2登をねらったタケシさんの写真を載せよう。
慣れないうちはけっこうパワーを使う。

開拓の足跡はブログのアーカイブ12月からの「ダム下開拓 ②∼⑥」を参照して欲しい。この後も周辺の整備を進めて登れる環境になってきた。

④∼⑥ 必殺仕事人(5.11b)トライ
ダム下旧ルートの一つで、最上部が難しい。愛のエリアを拓いた方々のルートでグレードは辛めだ。

次回は登れる自信を得て、本日は終了。

2020年 新春のご挨拶は日向神から

明けましておめでとうございます
みなさん、お正月をいかがお過ごしでしょうか。
私はお正月の三日間、山へ行くことができてよい年を迎えることができました。
今年はみなさんもたくさん山に行けますようにご祈念申し上げます。

1日(水)
午前2時、地元のお宮での歳旦祭から納骨堂・お寺を回って帰宅。
8時起床。例年ならば旭志元旦マラソンを走るのだが今年は大会が休止。
午前中はニューイヤー駅伝をTV観戦。贔屓の旭化成が連覇して幸先の良い元日となった。
家族で年始の後、午後3時から岩野山へ。
岩野山は昨年12月に大きな崩落があったので、米・塩・魚を持って行って「岩洞峰」で安全祈願をした。

奥の院トラバースなどで初登り。

2日(木)
午前中は箱根駅伝をTV観戦しながら親戚の年始。
午後3時から岩野山へ。我が家から10㎞なので車ならすぐ着く。
ウェルカムエリアトラバースを一応ルート化。奥の院の地下げ作業。
写真がないので、今年の年賀状に採用した写真を載せよう。

昨年5月、本匠の魚道エリアである。

3日(金)
私の62歳の誕生日。昔からこの日は山へ行く日となっている。
同行者がいなかったので昨年からの日向神でのプロジェクトにTr.をかけて登った。
2回目のトライ、何回も落ちたがムーブはつながったのでボルトを6本打った。かなり面白いルートになるだろう。

夕方、道端エリアに行くとまだ2人登られていた。
昨年の11月にできたファミリー壁左端の「一子 5.10a」を登っていなかったのでビレイをお願いした。

開拓者のK1さんに「ルート名は『一郎』の左側だから『令子』の方が良いのでは。」と進言したがすでに時遅しか。

ダム下開拓 No5 今年最後か

2019.12.28(土) 日向神:ダム下エリア

参加者:原口、キーボウ、K1、ゆきえ、カオリン、白、いっせいの7人。
未明から目が覚める。このごろ睡眠時間が短い。
ゆっくり準備しても暗いうちに家を出た。気温はマイナス2度、お腹にカイロを貼った。
下のエリア(現在は中段エリア)の奥へ行ってきこり作業。数日前の雨で岩が濡れており、ドロ落としははかどらない。
午前中は右奥の谷を上り、最上部の尾根や上のエリアを探索した。その後は樹林帯から懸垂して開拓の可能性を探ったり、お目当てのルートの整備(終了点設置)をしたりした。
時間が経つのは早い。
夕方になり、「パチンコホール 5.10c」の掃除の手伝いをした。更に、掃除が済んでいる「トライアングル 5.10b」をOSした。下の写真は「トライアングル」


下りながら左の「必殺仕事人 5.11b」の掃除もした。もう登れる状態だ。

今日が今年最後の日向神になるかと思うと登った量は物足りないが、新年を迎えても楽しみがたくさんあるのが嬉しい。

ダム下開拓 No4 「アーモンド味 5.10c」初登

2019.12.21(日) 日向神:ダム下エリア

午前8時、山里の大淵で気温1度ぐらい。曇りから晴れの予報。
ダム下は南向きで北風も当たらないので寒さは気にならない。
先週拓いた「フルグラ」の終了点に下がり、左右の壁を掃除した。右側に1本引けるのは分かっていたが、左側の可能性も探った。
少し遅れてきたK1さんもさっそく更に右側で開拓を始めた。

おおまかな掃除が終わってフルグラの右側に終了点を打ってトップロープトライをした。下部の右足立ちこみがけっこう難しく時間をくったがボルト位置を決めて3本打った。K1さんのビレイで初登できた。試登に時間はかかったがムーブが分かると5.10cぐらいか。「アーモンド味 5.10c B3」とした。第2登はK1さん。

その後、中段右奥の先週掃除をした三角コーナーにTr.を張った。

レイバックやインサイドクライミングといろいろやってみたが中間部が難しい。手袋をしてのジャミングも試みたがしばらくは楽しめそうだ。

夕方、帰りには小雨が落ちてきた。

走力に不安あり

2019.12.27(金) ランニング

年々走行距離が減ってきた。特に今年はひどい。
だいたい練習しなくてもそこそこ走れるのが自慢だったのに、10月は発熱し、11月は膝を痛めていた。12月は屈伸すると左ひざからポキポキ音がして全く走っていない。
これでは5日後の「旭志元旦マラソン大会」の連続出場が危ぶまれる。
そこで今日は旭志の本コースで練習して膝の調子をみることにした。
ところが、旭志に着くといつもの会場(旭志公民館)で大工事が行われていた。心配になって旭志支所に尋ねると「元旦マラソンは中止」とのことだった。

走ることをさぼる理由はいくらでも思いつく。
膝が痛い。腰にストレスがたまる。出る大会がない。練習不足。風邪が流行っている。シューズが古い。家族に悪い。etc
だいたい走る練習をするのに練習不足で走らないなんて「意味わかめ」も甚だしい。この頃私がよく使う走らない理由は「健康に悪いから」だ。

例年、旭志元旦マラソンと合志市カントリーマラソン大会を走ってきた。
ところが今年度、合志市から菊陽町に転勤したためカントリーマラソン大会は出られなくなった。もう3000円以上の参加費を払って一般のマラソン大会に参加する意欲はないので「出る大会がない」が理由にもなる。

せっかく旭志まで来たので足の調子を診るためにコースを走ってみた。
曇り空で気温5度、キロ6分ではあまり汗もかかない。左ひざの調子は悪くない。
「ゆっくり休んだ」のが良かったのだろう。

合志市に住む同僚が「カントリーマラソンのチラシに写真が載っていましたよ」と教えてくれた。今年度からは参加できないので応募用チラシは見ていなかった。
ちょっと気になって合志市の市民センターに見に行くと、玄関のポスターに結構大きく載っていた。

白いアンダーシャツにオレンジ色のTシャツというコーディネートが良かったのだろう。せっかく載せてもらったのにこちらも残念。

岩野山 トポ図2020年版

2019.12.27(金) 岩野山

先日、山友のSatoさんから「岩野山のトポ図がなくなっています」と連絡があった。
「メモ帳ではなくて良かったです」と返事した。まあ、想定内である。
今日、新しいトポ図を描いて持って行った。

岩場に近づくと、また周りの木がなくなっていた。

もう、夏場は日陰がなくて登れないかもしれない。しかし、暑すぎてやぶ蚊は少ないだろう。

ロックタワーの先は大きく崩壊していた。

こんな大きな岩があったのだろうか、と思うほどの崩落である。まだ上に引っかかった岩があるので十分注意が必要だ。

岩場の樹木の伐採はいったい誰が行っているのか。
岩場としての保全はなされているので意見を言う筋合いはないがやはり気になる。
今日は思い切ってゴルフ場に尋ねてみた。すると、受付さんの言葉ではあるが、
「ゴルフ場は全く関知していない」とのことだった。あまり突っ込んで訊くとクライミングに関して藪蛇になりそうだったのですぐ止めた。

ダム下開拓 No3 フルグラ初登

2019.12.15(日) 日向神:ダム下エリア

参加者:K1、ゆきえ、浦崎、カオリン、秀ちゃん、いっせい

朝7時、まだ薄暗いなか駐車場に着いた。
資材小屋前の沢コース(急登)にロープをフィックスした。ちょうど50mである。忘れ物を車に取りに行くときは便利か。
前日の14日(土)はタケシさん、K1さんが来て「蘭夢庵」前からのアプローチにはしごを作るなどのインフラ整備がなされている。

8時過ぎに来たK1さんは下部の小岸壁(道端)にルートを拓き始めたので私は中段エリアを奥に進み、大きなコーナーの部分にTr.をかけて苔落としをした。

その後、チェーンソーを持ったゆきえさんや浦崎さんらが集まった。
昼前からは道端の小岸壁で出来立てのK1ルートを登ったりきこりや掃除をしたりした。
私は左側のスラブ帯を掃除した。このルート、当初は直登できずに右に抜けたが、ゆきえさんの登りでヒントを得てTr.で登れた。そしてボルトを3本、終了点にチェーンを2本設置した。
下の写真、右側は岩場の中央を掃除する秀ちゃん。左はボルトを埋める私。

夕暮れが迫る中、マスターリードで初登し、「フルグラ 5.11a B3」とした。

本日のルート
①もず子(5.10a)ぐらい OS
②もず男(5.10b)ぐらい OS
③フルグラ(5.11a)ぐらい 初登

ダム下開拓No2 エリアの整備

2019.12.8(日) 日向神:ダム下エリア

参加者:タケシ、ゆきえ、K1、原口、浦崎、カオリン、いっせい。
タケシさんの案内でエリア中段の道路跡をずっと奥まで探索した。
大きな作業用トンネルを過ぎると日向神ダムに突き当たる。周りには魅力的な岩が手つかずのままある。
とりあえず手前のエリアの灌木切りや蔦はがしをした。

午後はK1さんが掘り出した「イルネージュ 5.10a」を私がOSした。


10数年ぶりのダム下エリアでの、記念すべき再登であったようだ。
「光の春 5.11c」はタケシさんが掘り出した。
私はTr.でトライしたがなかなか登れなかった。
ゆきえさんらは若い頃ここをアップで登っていたらしい。信じられないぐらいすごいことだ。今は2ピン目までも行けない。それでも岩登りは楽しい。
①「イルネージュ 5.10a」 OS
②「光の春 5.11c」 Tr.(NG)

ダム下開拓No1 偵察

2019.6.16(日) 日向神ダム下エリア 偵察

時々小雨。単独でダム下エリアへ行った。
対岸から新緑に覆われた大きなエリアが遠望できる。写真は下部エリア。

資材小屋の前の沢沿いに登る。かなりの急登だが踏み跡はある。
2006年の崩壊以来登る人はおらず、取り付きも灌木が繁り、壁は蔦で覆われている。
壁には削岩機や発破の跡が残っている。

長いスリングがぶら下がった「光の春 5.11c」は適当な場所にボルトが打てなかったのだろう。上にはQDが残っている。


リングボルトのすぐ横に打たれたステンのボルト。
何故かカラビナはリングにかかっている。ここは苔がひどい。
取り付きはかぶっているところが多く、蔦をはがせば再開発は難しくないと思えた。

午前11時から雨に強い「愛のエリア」でユジン夫婦と登った。

今回からブログに「ダム下エリア」のカテゴリーを設定した。