2024 四国の旅(車編)

2024.7.30~8.2 ロードスター 83

今回で四国ドライブも3回目となった。
これまでに分かったこと、感じたことをまとめよう。

① 走るのは昼間が良い
「山に早朝から登る」などの明確な目標があるなら別だが、走るのはやっぱり明るいうちが良い。
佐田岬のメロディーラインなど最初の2回は夜中だったのでどこをどう走っているのか見当もつかなかった。
昼間に走って「こんないい所だったのか」と感動した。

② 道が狭いので走るのは平日が良い
国道は酷道、県道は険道と呼ばれる。狭い山道自体は面白いがそこに対向車が来たらどうなるかは想像に難くない。
ガソリンスタンドは少な目で、小さい所にはハイオクが置いていないことがある。

③ ロードスターは少ない
ドライブの楽しみの一つに、ロードスター同士の「ヤエー」と呼ばれる挨拶がある。今回、4日間で1回もロードスターと対向しなかった。道路工事のおじさんからは「オープンカーはいいね!」言われたが、かなり珍しいようだ。

④ 道後温泉駐車場は危ない
温泉の南側の丘の上に公営の大きな駐車場がある。このゲートの設備はワゴン車専用の設計になっており、運転席の低い車は非常に難儀する。
私は入口で駐車券を取るためにドアを開けて身を乗り出したら、ドアの下部がコンクリートの出っ張りに「ガッ!」と当たった。
出口ではドアを開けずに窓から身を乗り出して(箱乗り!)お釣りを取ろうとしたら100円玉が手から滑り落ちて車体の下に転がった。
約3時間ぐらいで800円もとられた。これは絶対近くの有料駐車場の方が安い。場内に足湯はあるが、本館で入っていまさら足湯なんか入らない。

⑤ 国道439号で事故寸前
剣山から四国の山中を西に抜ける439号を快適に走っていた。中央に黄色線がある下りで、車も少なく時速60kmぐらいで前を行く白い軽ワゴンについて何キロもずっと走っていた。
プレッシャーはかけていなかったが「どけてくれてもいいのになあ」と思っていた。
そんな時、右への急カーブから細目の橋になる手前で左側の道路わきのスペースに白い車が急に止まって道をゆずった。
「サンキュー」と思いながら右への急カーブを曲がろうとした時、橋の方から大型ダンプが「ゴーッ!」と走ってきた。
中央線を少しでもはみ出ていたら接触していただろう。
白い車は、細い橋の方からダンプがやってくるので橋の手前で待っておくのは当たり前のことだが、道をゆずって後ろの車を先に行かせる行為は危険極まりない。そんなつもりはなかったかもしれないがこれは危なかった。

⑥ 楽しい旅は無事故が一番
約970km走ってドアの下をちょっとこすったぐらいで済み、楽しい四国の旅になった。
自分自身の反省点としては、阿蘇の滝室坂下りなどでMT車の特性を生かして後続を引き離すようなまねは減らしていきたいと思う。
また、山を小走りで進んでフクラハギに筋肉痛をもたらし、そのまま同じ姿勢で車の運転を続けたために右ひざを少し痛めてしまった。これは初めての経験であるが十分に反省したい。