サンセットで非難集中!

2024.5.26(日) 日向神 224

孫の運動会をちょっと見て、後ろ髪を引かれる思いで日向神へ。
目標はサンセットエリアの下部「広場エリア」で唯一登れていない「眺めのいいテラス(5.11c)B13 24m 長友」である。
メンバーはいつもの寄り合い所帯にK1さんの後輩さんなど約10名と賑わった。

① ひまわり(5.10a) R(リピート)

② プリティウーマン(5.11a) R(リピート)

プリティウーマンは今月3勝2敗で勝率6割になった。

③ 眺めのいいテラス(5.11c) 敗退

「眺めのいいテラス」の8ピン目(テラスからは1ピン目)

このルートは下部が「テラスへアップ(5.11a)B7 15m」を登ってからの実質2ピッチを通して登る難ルートだ。
約10年前に1回取りついたときは全くホールドが見えなかった。
今回はうまく解決策が見つかった。

④ 眺めのいいテラス (Tr.)
なんとか終了点まで行ってみた。上部のカチも厳しい。

【昼食】
ここで5月22日にアップしたブログ「長湯温泉で混浴!」に非難が集中した。
・あの写真はフェイクだろう! (合成写真か)
・あの記事自体がフェイクだろう。(誰かと行ったのでは)
・女性の年齢は? (92歳か)
・その後、どうしたのか?
・最後の「1万円」という表現は品がない! etc

私は心の中で、
「♪ 自分の言葉に嘘はつくまい、人を裏切るまい~」と、
「遠くで汽笛を聞きながら(アリス)」を歌っていた。

⑤ 眺めのいいテラス 敗退

登っているのはナカさん

⑥ 眺めのいいテラス (Tr.)
今日はナカさんたちにお世話になった。次回は登って恩返しをしたい。
雨雲が近づいてきたので早めの撤収をした。

しかしあまり降りそうにもないので生き物散策をしながら帰った。

ナナフシ(褐色系)

ロードスターにいたナナフシ(緑系)

これもロードスターにいたカワゲラ

もうどこにでもいるラミーカミキリ(オス)、人形みたい。

シリアゲムシ。頭の赤いものはダニか?

ウツギの花蜜を吸うスジグロシロチョウ。

ユキノシタ。
昔、この葉の天ぷらを食したのは忘れられない。

長湯温泉で混浴!

2024.5.22(水) 山歩き37 温泉6

5月中旬にある平日休み。
去年は三俣山南峰から坊がつるに下って法華院温泉に入った。
今年は長湯温泉を目標に定めた

早朝より目覚めたので、北外輪山で日の出をねらったが曇り空で成果なし。
野草をねらって飯田高原をうろつく。

イブキトラノオ
シライトソウ

男池駐車場で朝食。
久しぶりのホットサンド、カップ麺、納豆、コーヒー。

いつきても上台は美しい。
しかし湿地は干からびて生気に乏しい。
そういえば男池の水量も少な目だった。

バイケイソウ

花も虫も少ない。
撮るものがあまりないのですぐ「かくし水」に着いた。
気温は17度ぐらい。
汗もかかないので「ソババッケ」まで登った。
10時を回り、温かくなって虫の羽音が聞こえ始めると小鳥たちも動きだす。

ヨツモンカメムシ
シジュウカラかな?

男池の近くでシカの糞を見つけた。シカの食害は激しい。

下ってくると流石は男池、平日なのに車が20台ほど停まっている。
男池から長湯温泉は15km、車で約20分と近い。
これまでは大衆浴場「御前湯」を利用していた。
大きくてレトロな感じが好きだった。
今日は美術館が併設されている「ラムネ温泉館」に入った。

一見、温泉施設には見えない。
まず、原田裕明氏の彫刻や川端康成の手紙などで心を豊かにする。

「体を洗わず、心を洗う」と謳ってある。
なるほど、浴場にシャンプー、ソープなどない。
高温汗室(サウナ)に2回入り、30度ぐらいの露天に入ると体が和らぐ。
長湯はラムネ(炭酸泉)なので体に小さな泡がたくさん付く。
これで500円は安すぎる。

遅めの昼食は近くの「正直屋」へ。

エノハ定食(2400円)

エノハの塩焼き、エノハの唐揚げ、エノハのせごし(骨ごとぶつ切りのさしみ)、鯉のアライも付いている。
せごしは40数年前、鉾岳のふもとで食べて以来か。

昼食後、「BBC長湯」の「林の中の小さな図書館」へ寄った。

ここにも原田裕明氏作のブロンズ像がある。
中には13000冊にも及ぶ「山の本」が収蔵されている。
新田次郎などはもちろん槇有恒などの貴重本も多い。
昭和20年代からの「山と渓谷」も揃っている。
各山岳会の会報もあるので探してみたら、

あそ望山岳会の「あそ望」も10巻ほどあった。
たぶん、キーボウ会長の寄贈か。
これで入館料100円は激安すぎだ。
雨の休日、ここまで来て本を一日中読むという過ごし方をしてみたい。できれば「BBC長湯」に一泊して。(5000円ぐらい)

これで長湯温泉から帰ろうかと思いきや、気になるものがあった。
「ガニ湯」である。
街中を流れる芹川の中に作られた完全露天風呂でしかも無料だ。
ただし、すぐ横に生活道路があり、対岸には大きな旅館もある。
「平日の今日入らないと、休日は絶対だめだ!」 と思う。

更衣室はなく、近くの橋の下で裸になる。
お湯が白濁しているので下半身は見えずあまり恥ずかしさはない。
浮いたコケを流してゆったりしていると、
「私も入っていいですか~?」
と、上の道からバイク(自転車)女子が声をかけてきた!
断る理由はまったくない。
関東から来て、自転車で山道を走ったりしているという。
「ここは知らない人ばかりだから平気です」と。

お互いに写真を撮り合った。
この露天風呂は1万円でも安い。

サンセット:2連荘

2024.5.19(日) 日向神 223

今日は山友が集うのでサンセット2連荘となった。
暑くなりそうだったので駐車場にはいつもより早く着いたが、K1さんはもう1本ルート掃除を終えていた。

① ひまわり(5.10a) R(リピート)
広場エリアに今は亡き土村さんのルートが2本ある。

② プリティウーマン(5.11a) NG

さあて、ここから!

「今日からこのルートは100%登れる!」と宣言しながら、1回目はどうも体重がうまく移らない。

③ プリティウーマン(5.11a) R(リピート)

今日も完登率5割。
まあ、あの大谷翔平でも3割6分ぐらいだから良しとする。

④ 日曜よりの使者(5.12a) 敗退
B13,25mもある。
午前中は日陰で、涼しい風が吹いているのでチャンスと思った。
7年前にRPして以来か。
核心部で何回かフォールして敗退。
この後、開拓者のタケシさんも敗退。

⑤  日曜よりの使者(5.12a)  NG
核心部は思い切りよくデッドで越えた。
最上部で力尽き1テンしたのは惜しい。 ※写真がない!

⑥ 赤い実のヤマボウシ(5.11a) R(リピート)
終了点のカラビナが開いていたので交換した。

⑦ 山紫水明(5.11a) R(リピート)

山紫水明は10年前にMOSして以来か。
OSしたルートはあまり苦労していないのでほとんど覚えていない。10年も経つとほぼほぼオンサイトトライだ。
クライミング2日目で指先がヒリヒリしていたが、10年経っても腕は落ちていないのを実感した。
あまり進歩もしていないが・・・。
ちなみにこのルート、「100岩」には「B10、中間部がランナウトする」とコメントされているが開拓者によってボルトが追加されB11となりランナウトはなくなって取りつきやすくなっている。 

日向神の岩場ではこの時期、セッコクランが美しい。
道路端ではウツギが満開を迎えている。

ウツギ

サンセットでメンテ作業

2024.5.18(土) 日向神 222

5月になってどうも左肩がもう一つなので、自重して岩場のメンテ作業を行うことにした。
場所はゆきえさんが「いっせいさんの仕事はとって置いた」というサンセットの「赤い実のヤマボウシ」である。

この時期、星原峠はシャクナゲが見事。
この少し手前でヤマドリのオスが飛び出してきたが、動きが速くドライブレコーダーにはほとんど映っていなかった。

駐車場で会った都会からのビジター4人さんとサンセットに上がった。
① 「赤い実のヤマボウシ」のコケ落とし
岩場はカラカラに乾いて、コケ落としも楽。

② 「ひまわり(5.10a)」 R(リピート)
隣のルートにTr.をかけるために登った。
ホールドが真っ白になるまでブラッシングされてちょっと見苦しい感じがする。

③ 「プリティウーマン」のコケ落とし
ほとんど登られていない感じがした。

④ プリティウーマン(5.11a) NG
自称「プリティウーマンを日本一トライした男」の私だが、約2年ぶりとあっては足が岩に乗らない。

⑤ プリティウーマン(5.11a) R(リピート)

理想的なムーブで楽に登れた。このムーブを忘れないようにするのが難しい。

「若い時のりりい(5.10c)」を登るTさん。

近くにおられた別グループの若い女性の方が「今年の私の目標はこのルートです」と言われた。開拓者としては胸が熱くなる思いだった。

Tさんはヨーロッパ帰りでガイドもされている。
海外でのクライミングは、男はジョーラで女はキャミソールが岩場のドレスコードらしい。
また、海外(アメリカなど)では「テンション」という言葉は使わず「テイク!」と言うそうだ。

⑥  赤い実のヤマボウシ(5.11a) R(リピート)

ミーハーの私はさっそく、「ジョーラ」を真似てみた。
ここもカラカラで登りやすい。

登り切ったら「テイク!(ロープを張って)」と叫ぶ。

サンセットは午後から暑いので、みなさんを「道端エリア」へ案内した。

⑦ 太郎(5.11a) R(リピート)

太郎を登るTさん。男顔負けの筋肉だ。

⑧ シンシア(5.11a) R(リピート)

秋になったらMさんとは比叡山で会う約束をした。

野岳~龍頭泉

2024.5.11(土) 野岳13 龍頭泉2

野岳の「ヘールボップ彗星」を登りたいが同行者がいない。
また、先週の亀山での疲労が左肩に残り、ソーラン節(?)で足腰も披露しているので目標を変えた。
(1)野岳ドライブ (岩は登れたら登る)
(2)平谷温泉:山吹の湯

6:00 自宅発~沿岸道路~嬉野~9:30 野岳

一番乗りで誰もいない。

正面壁の下に見慣れない花が咲いていた。「ヤマゴボウ」か。

更に「大半夏(オオハンゲ)」がはびこっている。
・・・なんか人があまり歩いていない感じがする。
誰も来ないので、ソロクライミングをする。
①ハートブレイク(5.10d) R(リピート)
②ブラボー(5.11b) Tr. これは難しい。
③ハートブレイク(5.10d) R(リピート) 
ブラボー終了点にQDを下げたままロープを抜いてしまったのでまた登った。
ここでやっとTAKAOさん登場。
④ フリーフラワー(5.11c)★★ R(リピート)

④ ホテルイレブン(5.11a/b) ★ R(リピート)

ホテルにチェックイン! (本物も使ってみたい)

ホテルイレブンは2013年OS以来11年ぶりか。私のイレブン4本目のルートだが全く覚えておらず、今回かなり難しく感じた。

TAKAOさんが龍頭泉に行く用事があると言われるので連れて行ってもらった。

【龍頭泉 橋エリア】

名前そのままのエリア。登っているのは「アクア(5.11d)」

⑤ ラ・メール(5.11a)★★★ NG

出だしのかぶり。この辺りは快適。
左手ホールドは思ったより小さく、「おっ!」と思う。

さあて核心部へ。この後、右カンテに上がって力尽きた。

もうすぐ終了点。
左側には5.12のルートがずらりと並ぶ。

⑥~⑧ ラ・メール NG
もう少しでRPできそうだったが、力をセーブした動きができない。さすがは三ツ星、また来なければならない。
「La Mer」とは、有名なシャンソンの曲で「海よ」という意味か。

近くには有名なボルダー「逆鱗(5段)小山田大」がある。

以前のブログを見直したら2016年(8年前)、メイシーさんに案内してもらって初の龍頭泉はこの橋エリアを訪れる予定だったが、天気の都合で「真ん中エリア」に行ったことが分かった。
熊本県人にはなじみの薄い龍頭泉だが、こんなところで登っている佐賀や長崎の人はマッチョになるはずだ。

帰りは「ビレーを取って」もらったTOMITAKAさんのお勧め、嬉野温泉の一角「椎葉山荘:しいばの湯」に入った。

1300円はちとお高いが、露天風呂は緑の木々に囲まれ絶景だった。ブヨに刺されるほど自然の中だった。

今回の目標「野岳ドライブ」も無事で終えることができた。

雨のカメラ散歩

2024.5.6(月) 振替休日 カメラ散歩19

連休最後は雨の一日。
筋肉痛もあってもともと雨と分かっていたから気持ちは楽だ。
午後、あまりの運動不足に耐えかねて小雨の中、散歩に出かけた。

今年定植したアジサイに花芽が付いていた。
カードを付けていないので、赤か青か白かガクかは分からない。
何色が咲くか、これも楽しみ。

お宮の近くには「カタバミ」がたくさん咲いていた。

久米八幡宮の天井絵。
24枚の板に「十二支の動物」が描かれている。
ゴロンと寝転んでよく見ると、牛だけが赤毛と黒毛の2頭いる。

サルは極端に色白だ。尻尾は普通で良かった。
ウサギは「白ウサギ」だ。
日本古来の野ウサギは茶色系だからちょっと違和感を感じた。
調べたら「日本白色種」は明治時代に輸入された外来種と在来種の混血らしい。目が赤いアルビノでもある。
しかし、昔話に「因幡の白兎」とかもある。
また調べると、日本でも豪雪地帯の冬季には体毛が白くなる越後ウサギなるものがいるとか。
しかし、大国主命(オオクニヌシノミコト)が海岸を歩いていた時雪が降っているようにはないし・・・。
更に調べると、古事記には「白兎」ではなく「素兎」と記してある。これは普通の野ウサギのことだろう。
つまり天井絵の白ウサギは、描いた人が「ウサギは白い」という思い込みの結果だろう。

とぼとぼ歩くと垣根の下に植えたようには感じられない小さな花が咲いていた。

初めて「花の名前を調べるアプリ」を使ったら「フリージア・ラクサ」だった。
小雨の中、堤防へ向かった。

土手に「オオキンケイギク」の群落があった。これは綺麗だが特定外来生物に指定されている。
この堤防土手は、数年前まで私たちの地区が年に2回除草していたが諸事情でやらなくなった。その結果でもある。

十八河原堰まで来た。

アオサギが魚をねらっている。
その姿をカメラで私がねらっている。
だいたいそんな急流の魚道ではもし魚がいても捕らえるのは難しいのではないか。自分の実力過信だ。
10分待ってもまったく魚をつつかない。 お互い暇だなあ。

その後、コサギに場所を取られて別の場所へ飛んで行った。

五色岩のメンテ

2024.5.5(日)こどもの日 五色岩26

亀山クライミングの余韻が肩や上腕に残っている。
ゆっくり日向神に行こうと思っていたら、「ドスン!」と外から音がして、我が家の前で車が畑に飛び込んだ。
近所の娘さんなので放ってはおけない。
警察やクレーン車が来て、粗方片付いてから出発。

以前からやっておきたかった「五色岩のメンテナンス」を行った。
五色岩の開拓は2021年の冬から22年の夏までなのでもう3年ほど前になる。今は訪れるクライマーも少ないので小枝が茂ってきている。

Fixロープをかけ替えた。数10年前のロープは劣化が早い。

日陰のスラブは緑の絨毯になりそうだった。
なんとかホールドだけは掘り出した。
トップロープで登り返してみたら足が痛かった。
クライミングも3日目になると、足が「もうシューズははきたくないよ~」と言っている。
上部のスラブやフェース系ルートはまだまだ快適だ。

ツツジの向こうに見えるのが「日向神タワー」で右の前傾壁が「びっくりフェース」

対面のハナタテ岩ではタケシさん達がショートルートを登っていた。駐車場でケーキとコーヒーをご馳走になった。

帰りは5月の花や虫を見つけた。

「ミズタビラコ」は群生していた。

「オオヤマカワゲラ」は初めて見たかも。

「マルカメムシ」

「ガガンポ」の仲間だろう。
変わった体位である。イトトンボとも全然違う。

これも交尾中の「ジャコウアゲハ」、お互い大変そう。

「トラマルハナバチ」は忙しそう。

今日は「こどもの日」だった。

山口:亀山2日目

2024.5.4(土) 亀山 2

防府市佐波川沿いの無料キャンプ場「ゆうゆう広場」でさわやかな朝を迎えた。

とろが、シュラフから起き上がろうとしたら体がガチガチになって起きれない。特に背中の下部が硬い。
午前8時から大イベント「こい渡し」の準備が始まったので慌てて出発。
GWと言っても亀山は静かだった。

① ビスケット左(5.8) OS

今日は疲れもあって、真面目にアップから始めた。

② ちゃっかりクラック(5.8) NG

写真はOSしたようなポーズだが、テンションをかけながらも登り切った喜びを表現している。
中間部でナックルが効かなくなりカムが邪魔にもなる。

③ ちゃっかりクラック Tr.
腕を肩まで入れると決まるのが分かった。ノーテン。

④ 1P:ビスケット~2P:南峰見聞録(5.10a) OS
2ピッチ目は2階部分になり、粒子の荒い花崗岩スラブになる。
さわやかだがけっこうな強風が吹いていた。
40m登ったので、ロワーダウンは途中で結び替えになる。

⑤ 突撃シンサク(5.10c) NG
QDの回収で登った。指の皮が柔くなっていて持ちが悪い。

⑥ 門松(5.8) OS
5.8だが、★が付き5.10aぐらいに感じた。

⑦ アルピナカンテ(5.9) OS

登っているのはオカピーさん。
フェースからスラブのカンテルートで、★★が付く。
開拓グループ「アルピナ」の名がつけられた素晴らしい1本。

⑧ くじら館(5.10b) OS

登っているのはす~さん。
樹木が茂りロケーションは良くないが、快適な垂壁で★1つ。
  
⑨ ダイヤモンドクラック(5.9) RP
くじら館OSで気分を良くしたが、心残りは昨日の1本目NG。
多少の不安はあったが悔いは残したくないので取りついた。

昨日はこの部分にC0.4がうまくきまらずテンション中に外れた。その後はナッツで対応して消耗した。
今日は借り物の0.3がフィット。

昨日とは別人の登りでRPできた。
肩のストラップは40年前の物、グローブは自家製。
2日間の成果を十二分に実感できた。

「稜線のマリア(5.10b)」を登るす~さん。
最後まで元気。

亀山はフェース、クラック、スラブとすべてがそろった楽しいゲレンデだった。全体的にグレードは辛めに感じた。
来月はケミカルアンカーへのリボルト作業が行われるそうだ。

午後5時ごろ下山、古賀SAで晩ご飯を食べたが連休2日目でまだ高速道下りはすいていた。

山口:亀山DEBUT!

2024.5.3(金)~4(土) 山口県亀山 1日目

GWは、キーボウ会長計画の亀山クライミングに参加。
参加者は7名。

関門海峡を渡るのは昨年11月の山口:白滝山以来。
車は出口さんの赤いエクストレイル、大きくて快適だ。
山口南ICで降りて、山口セミナーパーク第8駐車場まで、約3時間半の行程だった。

駐車場から見る亀山全景。
山歩きが約20分、それほどきつくはない。
「広場」への近道を通った。

① ダイヤモンドクラック(5.9) NG
アップのつもりで取りついたがとんでもなかった。
初めての岩場、久しぶりの花崗岩、不慣れなクラック・・・。
中間部のハンドクラックに手が届く前に亀山の洗礼を受けた。

② ロコモーション(5.11a) NG

出だしから全力パワーは完全に1日の作戦ミスで、午後につけが来た。

③ クラッカー右(5.10a) OS

「クラッカー」を登るす~さん、右側の万華鏡(5.10b)はオカピーさん。

④ 突撃シンサク(5.10c) OS

「突撃シンサク」をOSするす~さん。難しいトラバースでの右足の使い方が秀逸。

⑤ アルピナの門(5.11a) OS

す~さんの後を追って調子が上がってきた。
上部が被り、威圧感のあるルート。

今回の目標、5.11aを1本ゲット。

⑥ スイートテン(5.10a) NG

「カンテの左は制限」を「カンテは制限」と読み間違えて大いに迷った結果、思い切りが足らずに1テン。

⑦ スイートテン(5.10a) RP

⑧ 無名クラック(5.5ぐらい) OS
南峰デピュタンの右側にあるやさしいクラック。
誰も登らないのか泥だらけだったがカムを使う練習にした。

この後、「ちゃっかりクラック(5.8)」を登って締めようと思ったら、上腕がつってきた。
クラックの中に可憐なスミレが咲いていて、「今は登らないで」と言ってきた。

亀山から後方を見るとこんな感じでロケーションが良い。
左の広い施設がセミナーパーク、ずっと右には海が見える。

地元のMさんペアにお会いした。
5年前のGW、長崎:野岳に一人で行った時にお世話になった方である。このブログも読まれているとのことだった。

近くの長沢ガーデンでお風呂に入ろうとしたら、合宿中の高校生が中に入りきらない状態だったので、ここでは夕食だけ食べた。
防府市の温泉に入って、無料キャンプ場「ゆうゆう広場」にテントを2張り立てた。
  ※「亀山クライミング2」へ続く。