2023.3.9(木) 徒然 106
この頃、日向神正面壁の初フリーライン「奥日向神岩スピンネ・フリーライン」が話題になっていたので、手持ちの「岩と雪」を引っ張り出して調べてみた。
すると「岩と雪 92号 1982」に載っていた。
その作業の途中で、懐かしい表紙を見つけた。
「岩と雪 101号 1984」である。
それはアメリカ:スミスロックの5.12aを登る堀地清次氏の写真であった。
上裸の肩に下げたギヤラックには棒フレンズ、靴はEBシューズという当時の最先端を行くスタイルである。
これにいたく感動した私は写真を板に写し、糸鋸で切り、彫刻刀で彫って壁掛けの作品にした。
この板は40年間もの間、我が家のどこかにあって私のモチベーションを高めてくれた。しかし、モデルが堀地清次氏であることは覚えていたが、原画が何であったかは全く忘れていた。
今回、古い「岩と雪」を引っ張り出すことによって久しぶりに原画と再会できた。