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映画5「ショーシャンクの空に」

2025.11.18(火) 映画紹介5

⑫ ショーシャンクの空に

1994年
監督:フランク・ダラボン
主演:ティム・ロビンス、モーガン・フリーマン
ショーシャンク刑務所に入れられたアンディは背が高く甘いマスク、銀行員としてのキャリアがあり知的で不屈の魂を持つ。今で言えば大谷翔平みたい。唯一の弱点は仕事ばかりで美人の奥さんに愛想をつかされ不倫をされたこと。
刑務所の中に「フィガロの結婚」が流れるシーンがある。モーツァルトの代表的な歌曲ぐらい知らないと映画は楽しめない。
雷雨の中脱獄して自由になった場面の映画ポスターは有名だ。
しかし映画を観ていてこの場面がポスターと違っていたことに気付いた。映画では汚い下水管を抜けてきたのでアンディはすぐ服を脱いだ。
そして「ジョーラ」で雨を浴びていた。

⑬ リプリー

1999年
監督:アンソニー・ミンゲラ
主演:マット・デイモン、ジュード・ロウなど
何か似たストーリーだと思って観ていたらアランドロン主演の「太陽がいっぱい」のプロトタイプだった。緊迫感のある中で殺人事件が繰り返される(嘘の上塗り)サスペンスもので、リプリー(マット)を逃がしてあげたいと感情移入してしまう。

関係ないが、兵庫の烏帽子岩で最初に登ったのが「太陽がいっぱい(5.9)」という三ツ星スラブだった。

登山大会2日目: 烏帽子岩

2025.10.26(日) ぶらり旅

朝から小雨。昨夜の雨もあってクラック主体の堡塁岩はあきらめ、宝塚の近くで南面の烏帽子岩をコースリーダーの西村さんに案内して頂いた。

これが有名な「ジャスティス(5.11a)」、被っている所は雨が当たらず白いが今日は登れない。
すぐ隣の「駒形岩」なども見学して様子を見るが、小雨が降ったりやんだりを繰り返す。

「六甲山:縦走弁当」なるものを食べた。コンパクトにまとまって美味い。調べたら880円だった。

兵庫まで来て、弁当だけ食べて何も登らず帰る訳にもいかない。
午後、少し乾いてきたので★★★のスラブルート「太陽がいっぱい(5.9)」に取り付いてみた。

ここで1ピン目。少し乾いて見える。

薄いカンテを使って左に体を振って登るのだろうが左壁は濡れている!

右にラインを取った。傾斜はゆるいがホールドは小さい。
この姿勢のまま3分間(写真のデータから)動けなかった。

なんとか活路を見出し上部へ。

タオルで水気を拭きながら登った。

なんとかMOS(マスターオンサイト)、みなさんをハラハラドキドキさせたと思う。

北海道の女性二人から「明日は晴れ。自分たちだけでも登りましょう!」という提案があった。
飛行機で来て、濡れた岩をトップロープで1本登っただけでは彼女たちも帰るに帰れないのだろう。

夜の閉会式ではバイオリンの演奏や灘のたる酒が振舞われた。
その後は「摩耶山掬星台夜景ツアー」に行った。
駐車場から掬星台(展望台)までは真っ暗の中をヘッデンを照らしてけっこう歩かねばならない。

先発のバスに乗った方々はガスってなにも見えなかったそうだ。3便目の私たちはなんとか神戸の夜景を見ることができた。昔は100万ドルと言われていたそうだが、今はインフレで1000万ドルの夜景だ。
ところでこの掬星台の団体客は私たちだけ。他はみんな真っ暗な中で手をつないだカップルだらけだ。兵庫県西宮出身あいみょんの歌詞に出てくる「定番のデートコースを歩いてみたい」とはここのことだな、と得心した。