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面風:最初の1本は「春蘭」

2024.3.31(日) 面風の岩場 4

今日は3月31日。
皆さんそれぞれが慌ただしく「年度末」を過ごされてきたであろうが、気分を一新して明日からの「新年度」を迎えたい。
私も明日から新しい職場に向かうにあたって、車のタイヤとスラックスのベルト、職場の歯ブラシを新調した。

令和5年度最後の日曜日は「面風の岩場」に八方ヶ岳俱楽部の澤田、川津、緒方の3人が集った。

八方ヶ岳:カニのハサミ岩を横目に見ながら、矢谷渓谷入口からさらに県道9号を3km進むと面風橋がある。
岩場はそのすぐ左だが、樹林の中で分かり辛い。

① 岩頭から下がってクラック面の掃除
② Tr.で試登
③ ボルト位置決めとハンガー4個の設置
④ 初登トライ

ハンドサイズのクラックにカムを2個使った。

ここはナッツ(大)をチョイス!

上部はフェースになる。

カンテから攻めてみた。

ルートの左側に「春蘭」がひっそりと二株咲いていて、私を応援してくれた。

「春蘭(5.10c) 14m、B4、カム×2 ナッツ×1 緒方」

澤田さんも今日は1本拓かれた。

「年度末フェース(5.10c) 10m B5 澤田」である。
さっそく第2登したが、見た目よりも持てるホールドが少ない。

川津さんの1本(カンテルート)は残念ながら初登ならず、次回に持ち越しとなった。

マムシグサは姿勢が良い。

新展開の五色岩

2022.1.22 日向神:五色岩 14

自宅を出て10キロぐらいで「またノコを忘れた」ことに気付いた。
いっそのこと岩場で気付けばいいものを運転の途中で思い出すのは良くない。
9:15 駐車場はまだ誰もいない。
9:30 五色岩

①右の樹林帯から右壁の上部に行き、ボルト2本打ってFixロープを張る。
八方ヶ岳倶楽部の澤田・川津さんが来られたのでノコを借りる。

②右樹林帯の探索

③右壁上部からラッペルして壁の掃除
約3時間、一心不乱の楽しいアルバイト(作業)だった。

約25m、きれいなスラブを掘り出した。
この辺りは昔のピンが全くない。

この間、澤田さんらは「私がセンター」の上部にロープを伸ばして終了点を設置してリボルト。

下から見るとこんな感じ。

上部壁までの45mスラブをまっすぐ登るルートがお目見えした。

なお、八方ヶ岳倶楽部からスラブルートのグレード改定が提起された。
左の「ゆずレモン」5.8
中央の「私がセンター」5.9
右の「光の森ブレンド」5.8 としたい。

帰り道は小雨に遭った。
七城の台(うてな)交差点を元気よく右折したら後輪が少しすべった。
対向車線に停まっていた白い車から「おうっ!」という声が聞こえた。
納車して2年を迎えても、まだ一度も替えていないスポーツタイヤはスリップサインが見え始めている。
そろそろ潮時だろう。