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腰痛を押してダム下へ

2025.3.9(日) 日向神 266 ダム下 25

7日(金) 腰に違和感、夕方のトレーニングは途中で止め。
8日(土) 4時から起きてPCでお仕事、6時頃背中の下部が相当痛い。いわゆる「ぎっくり腰」か。
整骨院に電話したら夕方しか予約がとれなかった。
半日寝て暮らし夕方整骨院へ行くと相当背中下部が凝り固まっていて押さえられると痛かった。4,800円の出費。

9日(日) 朝、あまり回復はしていない。
しかし高田さんが私の新作(ウオテイン効果 5.11d)を登りに行くというので、これは私も行かなければならない。
試しに立ったまま靴下をはくとあまり無理せずにできた。

日向神に向かいながら、以前にも腰痛を押して岩場に行ったことを思い出した。八面山まで車の後部座席でごろごろしながらも5.11を3本登れた。しかしもう8年も前のことだからなあ。

ダム下2.5階、隧道エリアに行くともう高田さんの1回目のトライが終わってQDが掛かっていた。

ここは午前中の日が当たらず、10度以下の気温ながら見事にRP、第2登である。
この後、暖かい3階へ移動した。
ストックを突いて皆さんの前に現われたら「杖が似合う男」と揶揄された。

写真は「山桜(5.11d)」にトライする高田さん。
今日は一日ビレイヤーをするつもりだったが、せっかくなのでTr.でやらせてもらった。すると意外にも体が動いた。

先週、長友敬一さんによって拓かれた「ひなまつり(5.11a)」を2便目でRPできてしまった。

これは近くにあったウサギの糞。

今日も来て良かった。
「杖の似合う男」のセルフポートレート。

ダム下:ウオテイン効果(5.11d)初登!

2025.3.1(土) 日向神265 ダム下24

2月22日、ダム下2.5階「隧道エリア」でProjectBにボルトを5本打った。
その後はこのルートを登る夢まで見るようになった。
しかし今日はお腹の調子が良くない。

【隧道エリア 全景】
場所は3Fに行くときの「さくらのエリア」を通らずに右へ行く道沿いにある。
左に階段があるので登るとすぐの場所で、「こんな所、あったっけ?」と思えるだろう。
写真右下に隧道が見える。

午前中はProjectDの大掃除。
大きな岩を落として3Fのみなさんをびっくりさせた。
昼食は3Fで食べ、やっと気力が充実してきた。

写真は、本日K1さんが初登された「ひなまつり(5.11a)長友」である。3Fの右端部分になる。

明日は雨だ。
タケシさんにビレイを頼んで悔いを残さぬようにした。
① ProjectBにトライ F(フォール)
スタートでフォール、ここが私の鬼門である。
② ProjectBにトライ NG(1テン)
けっこう強度のある壁で、体力・筋力が最上部まで持続できなかった。気温20度、日が当たると厳しい。

この後しばらくは左壁の大掃除をした。

夕方近く、帰り支度の井ノ口さんにビレイをお願いした。
③  ProjectBにトライ F(フォール)
やっぱりスタートが難しい。
④  ProjectBにトライ RP(初登)

ここが私にとっての鬼門。
持てる人にはなんて事はないだろう。

中間部は、意外と地味に難しく開拓時はかなり手こずった。

最上部のラスボス。
体で右手ホールドが見えない写真をチョイス。
トライする人の楽しみを奪わないように(笑)

「ウオテイン効果(5.11d) B5 12m 緒方」完成である。

今日は2012年版のミウラが活躍した。

ちなみに、これが「ウオテイン」の袋。

日向神:ダム下3F     オスプレイ(5.11b)RP

2025.2.23(祝) 日向神264 ダム下23

3連休の中日、寒そうだけれども岩場の整備ぐらいならできる。
集まったのはタケシさん、K1さん、そして私。
午前中はそれぞれのお仕事をした。

私はprojectBに昔打たれていた非常に浅打ちのボルトをグラインダーでカットする作業。
茶色のパンツに白い脚絆がけっこう決まっている。
その後、projectCの大掃除。

昼食は色気のない男3人で会話も弾まない。
いや、寒かったからなあ。

K1さんが5年前のコロナ禍の頃に一人で手掛けていたルートが本日、完成していた。

「オスプレイ(5.11b) B9 長友敬一」である。
このルート名は、完成して数分後に米軍のオスプレイが3機、爆音を響かせて頭上を飛んで行ったことに由る。
3Fには鳥の名前がつくルートが多い。調べたらオスプレイは「ミサゴ」の英名だった。

さっそく登らせていただく。

1回目はテンションが入ってしまった。

2回目でRP。うれしい第2登である。
ビレイヤーは開拓者のK1さん。写真は隣のルートからタケシさん。

この後、片付け中に雪が降り始めた。
雪に追い立てられながら下山した。

昨日、ロードスターに「ストラット・タワーバー」を装着した。
今までは峠道などを走るとヒラヒラと舞うような走りだった。
今日からはキビキビした安定感のある走りになった。たぶんコーナリングスピードは2割増しだろう。

岩と車のお祝いに珍しくコンビニに寄って高級アイスを買った。

駐車場に車止めがあった。

大型車用の車止めだろうが、多くの車がぶつかって泣いた痕跡があった。

小雪舞う日向神:ダム下からマツダへ

2025.2.22(土) 日向神263 ダム下22

日本列島は「長期寒波」に覆われ、せっかくの3連休もどうなることやら。しかし、朝の熊本地方は快晴。
今日はprojectBにボルトを打つ予定でわくわくが止まらない。

午後は用事があるので8時過ぎには家を出た。
外気温-1度。

約1時間でダム下に着いた。

今開拓中の隧道エリアを下から仰ぎ見る。

Tr.ソロでムーブを探るも岩が冷たすぎて持てない。
そこへ井ノ口御夫婦が登場、天の助けである。

スタートが厳しい。すでに10回は落ちた。

中盤も厳しい。5回は落ちた。

これはもう上部、ラスボスが待っている。

井ノ口さん、愛のビレイ。
日向神峡に小雪が舞い、見学に来られたHさん御夫婦は寒すぎるので登らずに帰られた。
この頃、冷たさにしびれていた指先がポカポカと温まってきた。
今だとばかりに「あと1本お願いします」と言ってトライすると意外にも上までムーブがつながったではないか!
ダムからは正午の合図が聞こえてきたが、一人で上から下がってボルトを5本打った。

13:30 「卒業記念(5.11b)」にトライする井ノ口さんの下で昼食をいただき早めの下山。外気温は5度。

15:30 マツダ光の森店へ。街の気温は10度。

タケシさんから戴いた、「ストラット・タワーバー」をロードスターに取り付けた。タワーバーはただで戴いたが取り付け部品と工賃で15,000円かかった。
付けてみて、カーブやストレートで車が安定したように感じる。ハンドルは遊びが減り重くなったように感じる。

取り付け作業の間、久しぶりに「ゆめタウン」へ行った。
紀伊国屋の前に「ワークマン女子」があったので一通り回って、靴ひもを買った。

元の白い紐は長さが140cm以上と余りまくっていた。

パワーが欲しい

2025.2.16(日) 日向神262 ダム下21

前夜、けっこう雨が降った。
岩場は濡れているだろうが、Projectの終了点設置ぐらいはできるだろうと日向神:ダム下へ向かう。

着いてみるといつもの場所に車が置けないほど賑わっている。
ここには雨でも登ることができるルートがある。

タケシさんも来たのでチェーンソーを借りてまずはキコリ。

ダム下エリアでは、日向神には珍しくウサギの糞が見られる。
昼食後、上から下がって終了点を設置した。

終了点は熟考して緩傾斜の手前に作り、ロープが擦れないようにした。
午後は日差しも出て岩も乾いてきたのでTr.ソロで試登。
なんか登れないので早めの下山。

ダム下1FではKさんらが岩の乾きを待って遅く来られ、熱心に登られていた。

帰り道、南西の空に彩光(?)がまた見えた。
(露出を少し落として撮影)

自宅に着くと、雨上がりなのに終了点設置にキコリまでしっかりできて十分満足のはずなのにどうも心が晴れない。
理由は明らか、昨日は出来たProjectのスタートが今日は全く出来なかったからだ。
ホールドは決まっているのでぐっと引き付けて後は足を上げるだけなのだが、それが出来ない。これはもう5.12か?

しかし、私よりも腕の太さが2倍ぐらいあるSさんならばひょいと登って「5.10dぐらいですかね~」と言いそう。
パワー不足をムーブで補うのがクライミングの醍醐味なのだがなんかうまくいかない。
ダム下2Fに「リーチがほしい」というルートがある。どうもリーチがある(長い)人にはやり易いルートらしい。リーチがない(短い)人には絶望的に難しいそうだ。

開拓でパワー不足をこんなに痛感したのは初めてだ。
あと1週間でなんとかならんもんだろうか。

本日、Sさんから戴いた外国のお菓子。

春は近い

2025.2.15(土) 日向神261 ダム下20

身体は食べたもので出来ている。
その食べ物は、自分の歯でしっかりと噛んで食べたい。
口から食べることが出来なくなったらそれが私の寿命である。
という訳で、歯を大事にするために虫歯の治療をしているので今日は山に行くのが遅くなった。

ダム下3階では皆さんが新ルートの「バレンタイン」にトライする楽しそうな声が響いていたが、私は一人で新エリアへ行った。
ちなみに、バレンタインは5.11cに格上げされるそうである。

Tr.ソロで先日登れなかった下部がなんとか解決した。
上まで通してみたがなかなか面白いムーブがある。

大きな木を切るのも今日のめあてだった。
このエリアはタケシさんの提案で「隧道エリア」と呼びたい。
午後3時過ぎ、小雨が落ちてきたので皆さんと一緒に下山。
気温は10度を超えていたのにアラレも降ってきた。

帰り道、男岳分教場跡の梅がふくらんできた。

今日は写真が少ないので適当に載せよう。

2月9日、JA植木市へ行き、りんご飴をかじった。

昨年末に買うことができなかったヒアシンスを植木市で買った。6日目でずいぶん根が伸びてきた。

「ニジイロクワガタ」は冬を越えていまだに元気。

今日は山崎家からキウイのフルーツソースを戴いた。

開拓1本目は諦めモードへ

2025.2.2(日) 日向神 259 ダム下 18

昨日は雨だったが、今日は天気も回復しそうだ。
1月に2回掃除をしたラインに今日はボルトを打ちたい。
日向神までは約1時間のドライブ、お尻のこぶもずいぶんと小さくなってきたので、シートに座布団を挟まなくとも運転ができた。
ダム下はK1さんと井ノ口夫妻。その他4人と雨上がりにしては賑わった。

① ProjectAの掃除

場所はダム下2F、「イルネージュ(5.10c)」の上下。
下部までの掃除に3日間かかり、やっと今日が試登1回目。
グリグリを使ってのTr.ソロだが、予想外に下部からして難しい。
井ノ口さんにお尻を押してもらっても体が上がらない!
それではと、イルネージュの終了点から上にトライするがこちらも1mぐらいしか上がらない。
そのうちにダムから正午の合図がしたので今日は諦めた。
一応全力は尽くした。

② ブラッディジャム(5.11c) Tr.(トップロープ)

ちょうど1年前に自分で拓いたルートだが、スタートの手順からして忘れていた。
本当にテクニカルでパワフルな好ルート、とりあえず「今年の目標」にしてもいいくらいだ。

③ トライアングル(5.10c) R(リピート)
三角形というより槍の先みたいなホールドがポイント。

④ マハレ直上(ダイレクト)(5.11a) NG
これは去年の3月に拓いたルート。
しかしこれはムーブを思い出したので次回は登れそう。

1月は左お尻に大きなこぶを作ったので、上半身を鍛えようと思いメトリウスに何回も下がったら左前腕に痛みが出始めた。本末転倒である。
今日のクライミングは消化不良だったので、気分転換に洗車をした。その後、水気を飛ばすために畑道を走ったら薄い夕焼けが見えた。

戴き物 2

2025.1.26(日) 日向神 258 ダム下 17

久しぶりに日向神2連荘となった。

鹿北の男岳分教場跡。もう日向神は今年5回目になった。このペースだと年間60回か。
2日続けてダム下3Fへ。

① 3Fから下がって2Fの開拓(昨日の続き)

午前中一杯、壁のそうじ。
今日は防塵用ゴーグル(ダイソー:花粉症対策メガネ)をかけていた。白内障手術後メガネなしでもよく見えるようになった。

② 不明ルート(サシバ?)でトレーニング

③ 椿ハング(5.10b) MOS

右側のゆきえさんが登っているルート。壁が黒く、足を置く場所が分かり辛いために難しく感じた。
左は「椿凹角(5.10c)」を登るともこさん。

④ 椿カンテ(5.10a) MOS

壁の中央部の小カンテを登る。
これで3Fの登れそうなルートは全部登った。

帰り道、きれいな飛行機雲を見た。この後天気は下り坂になるだろう。

この時、南西の空に彩雲が現れていた。

家の近くへ来ると阿蘇が輝いていた。高岳の北面には雪が見える。

西の方には雲仙普賢岳が見える。

今日はタケシさんからシイタケを戴いた。

ぼちぼちやろう。

2025.1.19(日) 日向神:ダム下 256

いつもより早く家を出た。
国道3号線から大渕へ進む。左お尻のこぶはまだまだ小さくならないが、運転はずいぶんと楽になった。

① ビターチョコ(5.11b)の掃除

一人で1階左端の「ビターチョコ」の苔を落とし、やぶを払った。
今日の目標は達成した。
拓いたのは2021年1月だからもう4年前になるのか。

② 上昇気流(5.10d) MOS
B13、28mと3階の最長ルート。トンビの終了点から少し上がったところに核心部があり、上部はホールドが大きく楽しい。

③ ④ 無名ルート(クラシック)にTr.トライ

登っているのは楠田くんで、彼も今日は登れなかった。
どうも5.12は十分ありそうだ。
私はたった2回で指皮が薄くなった。

⑤ サニー(5.11a) NG
靴にも個性があり、ミウラ(2013)とは相性が良くないと感じるルート。 NGはお尻やシューズのせいにしておこう。

⑥ 藪椿(5.10c) R(リピート)

腰を岩に近づけて立ち上がるムーブが何回かあった。
指先がヒリヒリでもう十分満足。

井ノ口さんから戴いた静岡のお土産。
今日は春の陽気で暖かった。太陽も高くなった。

自宅近くからの夕日。まだ雲仙の左側に沈む。

病院からの初日向神

2025.1.13(祝) 日向神:ダム下 255

1月3日に日向神:五色岩から下山中の事故を報告して以来のブログアップになる。巷では「再起不能説」や「山からのフェードアウト説」がささやかれていたかもしれない。それほど痛い「尻もち」だった。
しかしおかげで箱根駅伝復路を寝て観て、2024年の山行記録・写真まとめなどを立ってパソコンに向かいできた。
その後、骨はまったく痛くなかったのでただただ安静にしていたが、局部を中心に内出血が半端なく、左お尻に大きなこぶが残ってしまった。10日たってもこぶは小さくならず、椅子に座るのも運転するのも痛くて不自由だ。ある山友さんからは「骨は勝手に移動してくっつきます」とかおどされた。
それでやっと今日になって整形外科の病院を受診した。てっきりパンツを脱がされるのを覚悟していたが、ズボンの上から触って「ケッショウができていますね」と一言。レントゲンを撮って骨に異常がないことを確認後、内出血を散らす塗り薬を処方していただいた。合計4,000円で安心感を買った。

朝、自宅近くの畑で猛禽類を見た。識者によるとノスリらしい。

鹿北の男岳分教所跡でいつもの1枚。
今年は何回日向神へ通うだろうか。

まずは日向神社に詣でて安全祈願をした。
そしてダム下3階へ向かった。
上からはK1さんのドリルの音が軽やかに聞こえてきた。

① 椿姫(5.10a)  R(リピート)
左足を上げるとお尻の皮がつっぱるけれどなんとか登れた。

新年早々K1さんが新しいルートを拓き、初登された。
(下の写真:ジェードル(5.11a)B7 長友)

② ジェードル(5.11a) OS ※第2登
フェース系でけっこう傾斜があり、面白かった。

タケシさんが登っている辺りがジェードルになっている。第3登。

③ 油揚げ(5.11b) OS

トンビ(5.10aにしては難しい)の2ピン目あたりから右へトラバースして直上するルート。

バルコニーエリアの小さなホールドを拾うルートに似ているが傾斜は強い。なんとかオンサイトできて今年は幸先が良い。

「油揚げ」は「トンビ」からの派生ルートになる。この名札の通りに登ることになる。

④ カメリア(5.10b) R(リピート)

長く登りがいのあるカメリアをRPされた原口さん。ビレイヤーはゆきえさん。
本日は余力を残して下山した。

帰りにホームセンターに寄って脚立を買った。
ロードスターはこのくらい平気で積める。

今日は山崎家からいろいろ戴いた。

これはその一つ、自家製のキウイフルーツは美味だった。