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ダム下エリア開拓 No9 「さらばプレマシー(5.11c)」開拓・初登

2020.1.13(祝) 日向神;ダム下エリア

朝の気温2度、曇りで昼間も8度ぐらいか。十分登れる。
今日は日向神開拓団がみんな集まった。
①上部樹林帯からラッペル。新しいルートが拓けそうなところを掃除した。
上部のスラブは楽しそうだが、下部が登れなければスタートもできない。
②「象の目」ルートのすぐ左のスラブをTr.で登り、ボルト位置を選定。
11日に大掃除をしたところ。1ポイント登れなかったがなんとかムーブがつながった。
ゆきえさん、K1さんにも登ってもらい、意見を聞いた。
③「象の目」ルートのすぐ左のスラブをTr.で登り、ボルト位置を修正。
④そのまま道具を吊り上げ、ボルトを7本埋めた。
⑤マスターリードでうれしい完登。
ビレイヤーゆきえさん、カメラマン原口さん、見届け人タケシさん。
さらばプレマシー 5.11c B7 緒方一成」とした。

写真1 3ピン目から右へトラバース 直上する細いクラックは今のところ登れない。
なかなかバランシーである。

写真2 さあここからが核心。けっこうな指力が必要だ。

写真3 緩傾斜になっても厳しいスラブが続く

ルート名は今月いっぱいで廃車になる私の車「マツダ:プレマシー」から。
2000ccの7人乗り、荷物もいっぱい積めた。大きな事故や故障もなく、15年間も苦楽を共にしてきてくれたいい車。さらば愛しのプレマシー。

ダム下エリアは下の写真のように開拓中である。昔のルートの掃除や新ルートの開拓で岩や苔、木が頻繁に落ちてくるのでクライミングはいましばらく自粛していただきたい。後日、トポが作成され発表となるだろう。

ダム下 開拓 No8 岩松落とし

2020.1.11(日) 日向神:ダム下 掃除

今日の山友は熊本の横山さん。クレッテル時代の先輩である。
①トライアングル(5.10b) リピート
アップとしてはかなり厳しい。実質5.10cぐらいに感じる。
②必殺仕事人(5.11b) 敗退
トライ2日目。足の置き場がまだ定まらない。
③上部樹林帯から懸垂下降してスラブの岩松落とし
畳一畳分ぐらいの岩松がロール状になって落ちていく様はすごかった。丸い穴があいたスラブ帯が現れ、これからの開拓が楽しみだ。このスラブ帯に上がるまでが厳しい。
④「象の目」の左上に終了点設置

⑤下部10mをトップロープでトライ
左側の細いクラックはうまく使えない。右側に回り込んでじりじりと上がるが、今日の段階では一ヶ所登れていない。次回が楽しみだ。

ずっと上に広大なスラブが広がっている。

ダム下開拓 No7 象の目(5.11c)開拓・初登!

2020.1.5(日) 日向神:ダム下エリア

今年早くも2回目、朝は快晴、気温0度。陽がさせば暖かい。
同行者は日向神開拓団とキーボウさん。
①軽減税率(5.10a) OS
道端の小岸壁に今年の2日にできたばかりで、左から3本目のルートになる。

②大きなクラックのルート、リード1トライ目
1月3日にボルトを6本打った所。大きなクラックは中に入るかレイバックで行くか迷うところだ。スメアが効きづらく腕頼りになって2ピン目に架ける前に落ちた。中間部も足がなかなか決らない。上部のポケットを使うスラブは得意系か。
総合的に体力を使うので連続的なトライは難しい。

午前中はK1さんと上部樹林帯からラッペルして拓けそうなルートの物色。自分の実力に合ったルートの選択は難しく、どれもこれも掃除が大変だ。

③大きなクラックのルート:初登
慣れてくるとレストが何ヶ所か出来て、うまく登れた。
象の目 5.11c B6 12m 緒方一成」とした。
私が拓いたルートの中では最高グレードになった。

登っている私の写真がないので第2登をねらったタケシさんの写真を載せよう。
慣れないうちはけっこうパワーを使う。

開拓の足跡はブログのアーカイブ12月からの「ダム下開拓 ②∼⑥」を参照して欲しい。この後も周辺の整備を進めて登れる環境になってきた。

④∼⑥ 必殺仕事人(5.11b)トライ
ダム下旧ルートの一つで、最上部が難しい。愛のエリアを拓いた方々のルートでグレードは辛めだ。

次回は登れる自信を得て、本日は終了。

ダム下開拓 No5 今年最後か

2019.12.28(土) 日向神:ダム下エリア

参加者:原口、キーボウ、K1、ゆきえ、カオリン、白、いっせいの7人。
未明から目が覚める。このごろ睡眠時間が短い。
ゆっくり準備しても暗いうちに家を出た。気温はマイナス2度、お腹にカイロを貼った。
下のエリア(現在は中段エリア)の奥へ行ってきこり作業。数日前の雨で岩が濡れており、ドロ落としははかどらない。
午前中は右奥の谷を上り、最上部の尾根や上のエリアを探索した。その後は樹林帯から懸垂して開拓の可能性を探ったり、お目当てのルートの整備(終了点設置)をしたりした。
時間が経つのは早い。
夕方になり、「パチンコホール 5.10c」の掃除の手伝いをした。更に、掃除が済んでいる「トライアングル 5.10b」をOSした。下の写真は「トライアングル」


下りながら左の「必殺仕事人 5.11b」の掃除もした。もう登れる状態だ。

今日が今年最後の日向神になるかと思うと登った量は物足りないが、新年を迎えても楽しみがたくさんあるのが嬉しい。

ダム下開拓No1 偵察

2019.6.16(日) 日向神ダム下エリア 偵察

時々小雨。単独でダム下エリアへ行った。
対岸から新緑に覆われた大きなエリアが遠望できる。写真は下部エリア。

資材小屋の前の沢沿いに登る。かなりの急登だが踏み跡はある。
2006年の崩壊以来登る人はおらず、取り付きも灌木が繁り、壁は蔦で覆われている。
壁には削岩機や発破の跡が残っている。

長いスリングがぶら下がった「光の春 5.11c」は適当な場所にボルトが打てなかったのだろう。上にはQDが残っている。


リングボルトのすぐ横に打たれたステンのボルト。
何故かカラビナはリングにかかっている。ここは苔がひどい。
取り付きはかぶっているところが多く、蔦をはがせば再開発は難しくないと思えた。

午前11時から雨に強い「愛のエリア」でユジン夫婦と登った。

今回からブログに「ダム下エリア」のカテゴリーを設定した。