「タラの芽の頃」タグアーカイブ

カニのハサミ岩:スラブの5.10b初登

2021.11.14(日) カニのハサミ岩 53

朝は一人だったので、ムベ採りに精を出した。

今度こそ、最後かもしれない。

第3ルンゼエリア、秋岩下部のプロジェクトにボルトを打っていたら、す~さん、澤田さん、川津さんと揃った。

ムベ 5.10b B3 8m 緒方一成初登
見た目は易しく見えるが、スタートは手ごたえがある。
マルチの下山路で、リードをやり足らない人にお勧め。
※昨日、ルート名を「アケビ」と命名したが、一日で改名しました。

その後は秋岩にTr.でトライ。

右カンテにトライするす~さん。
正面も左のカンテも、どれも厳しい。
「このくらいの傾斜は登れそう」と思うが、とにかくホールドが乏しい。足置きの練習になる。

帰りながら赤壁「タラの芽の頃 5.11a」を登った。

最後は「貫通カンテ 5.10b」を登った。
もうイレブンを5~6本登ったす~さんでもこのカンテには手古摺った。このカンテは少しグレードを上げようかと思う。


昨日、我が家の富有柿をもいだ。
今日、ハサミ岩に登りに来た人に配ろうと車に積んでいたが、私とす~さんが下りてきたのが夕暮れ時だったので、たくさん余った。
明日、職場で配ろう。

秋晴れのハサミ岩

2021.10.10(日) カニのハサミ岩 45

新型コロナ禍も全国的に収まりつつあり、蔓延防止等重点措置も解除されて10月10日はどこの行楽地も多くの人出で賑わったようだ。
カニのハサミ岩も例外ではなく、秋晴れの下に15名以上のクライマーが訪れた。

しかし皆さんのお目当てはマルチルートが多く、私は一人で第2ルンゼのプロジェクトにぶら下がって掃除に勤しんだ。

見た目以上に立っていて難しい。
Tr.を架けるのにともみさんご夫婦にお世話になった。

午後になって大分から来られた大飛・金子ペアとみー子さんに合流した。稜線のお茶会テラスで本物のお茶会をしてきたらしい。

「ガクアジサイ」や「緑陰」を登った後に赤壁エリアへ。


「タラの芽の頃 5.11a」をトライする祥子さん。


「穴三つ 5.11a」をオンサイトされた金子さん。
相当の手練れとみた。


今日の美レイヤーはみー子さん。
「貫通カンテ」は離陸できず。
実は私も声を出して登った。
グレードを上げようか。

今日は「山の神」からのアプローチを試した。

結果は大当たりで、先年の豪雨で一部荒れてはいるが、最速・最短でハサミ岩に行ける。しかも傾斜がゆるく、体にやさしい。
熊本のTさんが付けたピンクのテープが下がっているので道に迷うことはない。
「やまめ釣り堀」の駐車場は来年4月20日までオフシーズンなので駐車可である。

ハサミ岩:ランボー(5.11c)開拓・初登

2021.4.10(土) カニのハサミ岩 20

朝から快晴。
ケヤキがあっという間に新緑の衣をまとった。

4月も中旬、例年通り鯉幟を揚げた。

カニのハサミ岩登山口に集った車。

アバルトやロードスターは、街はもちろん、山にも似合う。

①プロジェクトEの初登

先週終了点とボルト4本を設置していたが、疲労していて登れなかった。
今日はアップを兼ねて初登した。
「貫通カンテ 5.10b B4 8m 緒方一成」
名前の由来は、写真の赤丸部分の穴が向こう側まで貫通しているから。
②プロジェクトAの初登

この1週間、なかなかとれない上半身の筋肉痛に悩まされながら何度も何度も核心部のシュミレーションを行った。
合計4日目の今日、マスターリードで初登できた。
ランボー 5.11c B8 20m 緒方
「ジョン・ランボー」は警察に追われ、峡谷の絶壁にへばりついたところを見つかり、ヘリコプターからライフルで撃たれ自ら飛び降りる。このルートの核心部でランボーの心境が分かる。
※ミズキさんが第2登。

【左:ランボー(5.11c)で究極のムーブになったタケシさん。
右:タラの芽の頃(5.11a)を登るミズキさん】

③貫通カンテ(5.10b) R(リピート)
初登時は力を使い、5.10cぐらいかと思った。
しかし、みなさんが別のホールドを使って楽に登るのを見て、実際にやってみたら楽だったので5.10bに決定。
第1回目の試登時の登り方だったことを思い出した。

④春風に吹かれて(5.11b) NG

私は一日で開拓・初登2本という喜びに包まれ、後は疲れを知らないミズキさんのビレイヤーに徹した。

【remember (5.11a)に取り付くタケシさん。
ゆきえさんはここをフラッシュ!】

この2つのエリアは少し高度差があるので、上部から下ってきて最後にエントランス広場で登り、後かたずけをして下山すると疲労感が少ない。

最後の写真は「ランボー」にて。
核心部を抜けて少し余裕が見える。
快晴、気温20度、風は冷たく絶好のコンディションだった。

「タラの芽の頃 5.11a」初登

2021.3.27(土) カニのハサミ岩 17

今日、赤壁のプロジェクトBを初登した。
「タラの芽の頃 5.11a B6  15m 緒方」とした。
ビレイヤーは宙さん。
登っているところの写真はないので、3月14日の試登時のものをもう一回載せよう。

2ピン目まではアンダーで持てるクラック。
大きなムーブで右手上部を取り、その後はルートを読む力が試される。
昔からあったルートを整備して、終了点をロープがこすれない位置に下げた。
2ピン目の昔のボルトは鉄のねじが丸くなって外せない。

帰り道でタラの芽を採った。

ルート名ともなったタラの芽を採るのはちょっと難しい。
登るのもちょっと難しい。

スミレも3種類ほど見つけた。

マルバスミレか。


タチツボスミレか。