「ギンリョウソウ」タグアーカイブ

九重:春の生き物便り

2023.5.14(日) 山歩き 27 生き物 

昨日(土)はかなり雨が降ったので、今日はドライブと山歩きにした。
前回の男池ハイクから3週間経つので花の様子も変わっているだろう。

外輪山のいつもの花園へ。
サクラソウはイブキトラノオに代わっていた。

サワオグルマ

やまなみハイウェイは気温13度、晴れ。
大分方面から大観峰の「おはくま」会場に向かうロードスターとの「ヤエー交換」で気が抜けない。
天気に恵まれ、牧ノ戸峠はほぼ満車。
一路、男池を目指す。

エビネラン
石を抱くケヤキ

男池にある有名な木。
シカによる食害のために下部の皮がない。
上の湿地帯は、水たまりはないがカエルの声が鳴り響いている。

ギンリョウソウ

この花は背が高く、ピンク色が少し見られる。

ツクバネソウ
ホウチャクソウ

たった1本あった。他にもリンドウが1本。

ヤマシャクヤクの果実(?)

3週間前、「かくし水」辺りのヤマシャクヤクはきれいだった。
この実がこのあとどうなるのかは不明。
山中は涼しく、体調もいいので「ソババッケ」まで足を伸ばす。

ヤブレガサの群生

ソババッケ周辺にめぼしい花は見当たらなかった。
昆虫は徐々に動き出していた。

ユウマダラエダシャク
ツノクロツヤムシ
シリアゲの仲間

ムネの上のオレンジのつぶつぶは卵か、それとも寄生虫か?

アミガサタケ

最後に見つけたキノコ。食用になるらしい。

ロードスターND

今日も「ロードスターは隣に停める説」は実証された。

帰り道、20年ぶりに「池山水源」に寄った。

池山水源

相変わらず水の透明度がすばらしい。

阿蘇:春の花便り

2023.4.30(日) ハイキング 26

午後からは晴れの予報なので、午前中は草取りをして昼前にゆっくりと出発。
数年ぶりに開通した「マゼノミステリーロード」を目指す。

甲の瀬キャンプ場の近くでやっと1本見つけた。

ニオイタチツボスミレ

他にはキスミレ、オドリコソウ、オタカラコウなど。

カナヘビ

暖かくなるとカナヘビは多い。昆虫はまだ少ない。

マゼノミステリーロード

この道は斜面の崩落で3年ほど通行止めだった。
名前は魅力的で景色も良いが、走ってみると意外に短い。
この後、「押戸石の丘」への案内板が見えた。
20年ほど前、小国方面から訪ねてみたら道が分からずたどり着けなかった思い出がある。ならば今日、行ってみよう。

押戸石の丘(The Hill of Oshitoishi)

左の岩は「はさみ石」で、石の狭間を夏至と冬至に太陽が通るらしい。
また「嘘つきがこの間を通ると挟まれる」そうだ。
通ってみたが挟まれずに済んだ。
最大の「押戸石」は方位磁針が正常に働かなくなる不思議な磁気も持っている。

押戸石の丘から大観峰方面を望む

阿蘇カルデラの外側は浸食された「火砕流台地」が広がる。
後方には九重連山があり、360度のパノラマが楽しめる。

ロードスターNDとNA

「ロードスターは隣同士で停める説」は男池に続いてここでも証明された。
白いNAは名古屋方面から来ていた。
帰り道、菊池水源の清水谷に寄った。

ホウチャクソウやナルコユリはまだこれからだろう。

ギンリョウソウ

ギンリョウソウは葉緑体を持たない白色の花。花芯は紫色をしている。
この撮影にはEOS-Mのバリアングルが役立つ。

マムシグサと寄ってきた虫

マムシグサのツボからは虫(キノコバエ)の好きな匂いがして、雄株に入って花粉を付けたハエが雌株に入って受粉させるのだが、ハエは雌株からは脱出できない仕組みになっている。雌株のツボ(仏炎苞)を割くと中から死んだハエが何匹も出てくる。
地下の芋と果実にも酷い毒があるし、マムシグサは要注意だ。

弁天山 逍遥

2020.4.18(土) ロードスター No8

快晴の朝を迎えたが夜中の雨で土は濡れている。
さて、今日はあまり用事がない。
鯉幟を揚げて、車庫の掃除をして、洗濯、ピアノの練習など。
フェイスブックで「C.P.菊南が20日から休業」と知らせてきた。
まだ今月は1回も行っていないのに来月まで休業されてはたまらない。
11:30ごろ菊南に着くとお客さんは5~6人。
5級から始めて4級までと今は体調維持に努める。
午後の部のキッズが入ってきたのを機に終了。

午後1時を回っていたのでコンビニ弁当を弁天山公園で食べることにした。
コロナ禍の中、みんな同じ考えで郊外の自然公園である弁天山は車が駐車場からあふれていた。(ざっと数えて50台以上)
普段の山ではほとんど使ったことがないガスストーブを使ってお湯を沸かしてみた。

揚げナスの味噌汁はうまかった。
草がきれいに刈られていてきれいな公園だが、よく見ると草の中に「アメリカトキンソウ」がはびこっている。

花が咲き実がなると鋭い棘ができる。
新型コロナウイルス並みに厄介な外来種だ。
食後の腹ごなしに山頂まで歩いてみた。
以前この近くの職場に7年間いたので思い出は多い山だ。
山頂から北西を望むと「岩野山」が巨大なオームのように見えた。

今日あたり近くの岩場が賑わっているのかもしれない。
遠方はどこも黄砂で霞んでいる。これも春らしい。
下りはあまり人が通らない径を選んだ。
当たり前だが人がいない所に動植物は姿を見せる。
さっそくニホントカゲを見つけた。

次はクロヒカゲが1匹。

上から羽を広げている姿を見ると本当に真っ黒だった。
ブロックの下には得体の知れないものがぶら下がっていた。

小さな土塊を集めて糸で下げている。クモの仕業か?
ギンリョウソウ(銀竜草)は小さいものをたくさん見つけた。

明るい所に行くとサシガメが3匹いた。

これは生態も見た目も怖い。
名前は不明だが鳥も多い。(追記:ツグミ科のシロハラか?)

小1時間ほどうろうろして駐車場にもどると・・・・。

愛しのロードスターが鳥の糞爆弾を浴びていた。
10発までは数えたがそれ以上はもう数えることもできなかった。