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日向神~春キャンプ

2023.4.8(土) 日向神:ハートエリア 176

今日も自宅近くでキジを見た。
番(つがい)のショットは初めてだろう。
キジほど雌雄のちがいが分かる鳥は珍しい。
カラスやハトではどちらがオスかまったく分からない。

前日の朝まで雨が降っていたので、日向神峡の岩は濡れているところがある。
あわよくばハートエリアに誰かいて、projectの初登ビレイをお願いしようと思っていたが・・・、誰もいない。
日向神全体でも車はたったの3台。

projectへのアプローチが少し歩きにくかったので階段を設置した。

そして一人でも出来るのはトラバース。
写真右側の「ハーモニー」から左奥の「シンパウダー」まで約7mのトラバースルートを設定した。
意外に上りは一撃できたが、戻りの下りは2回落ちた。
今日はキャンプの予定なので早めに終了。

日向神の道端には「シャガ」が咲き始めている。

星原峠を越えると、真正面からタヌキが車に向かってきた。
慌ててカメラを探しているうちに車の横をすり抜けていった。
写真は「タヌキのおしり」だ。

今日のキャンプ場は「菊鹿 みんなの森」である。

NPO法人の管理で、大型のファミリーテント1張り1000円、私の山岳用テント(2人用)なら500円とリーズナブル。
広大な敷地に15張限定なのでまったくお隣のテントが気にならない。
オーナーと話ていたら私の小・中学校の先輩と分かり、薪ストーブが赤々と燃える部屋でおいしいコーヒーまでいただいた。(外は風が冷たかった)

今日の「焚火会」はマミリン、ミー子、ゼルプス、そして私の4人。
夕暮れ前から「居酒屋ミー子」が開店。

これは「しいたけとほお葉の豚バラ肉つつみ」、他にタラの芽やわらびの天ぷら、宮崎の「はまゆうポーク」などなど。
空にはだんだんと星が増え、北斗七星が大きく見える。
そして北極星を中心にして徐々に反時計回りに動いていく。
東のくぬぎ林からは満月が上り、静かなキャンプ場の夜は更けていった。

雨の土・日曜日

2020.3.1(日) 徒然日記

2月29日(土) 雨の土曜日
岩登りが唯一の趣味である私にとって、雨の休日は何もすることがない。
と思って朝起きたが、やらねばならないこと、やりたいことを書きだしたら6つもあった。どの順番にこなしていこうかと計画を立てることは楽しい作業だ。

午後には「CP菊南」にいた。私は月2回の会員なので月2回のジム通いはノルマになっている。そして今年は「うるう年」で2月が29日まであって良かったと思った。
ここで数年ぶりにUさんに会った。以前は全くの素人だったがボルダリングならもう私より実力は上かもしれない。
他には大柄でにこやかな初心者の方がおられた。多分これまでは別のスポーツをやられていたと思われる。熱心なのでこれからすぐうまくなられるだろう。

新型コロナウイルスで日本全国何かと自粛モードなので、珍しく読書でもしようと帰りに図書館に寄った。ところがここも3月15日まで閉館になっていた。図書館を開けていたらせっかく学校を休校としたのに子どもたちがここに集まってくることを懸念したのだろうか。今回の休校や閉館はあまりにも唐突だった。

我が家で数年間休眠していた「スーパーカブ号(90cc)」の修理が終わった。修理代は9000円だった。キックスタートなのでエンジンは起きるがバッテリーは終わっていた。バッテリーはネットで2500円だったのに最寄りのホームセンターでは4500円と告げられた。物が違うのかもしれないが、あまりもの価格差に驚いてただいまどうするか思案中だ。

3月1日(日) 雨の日曜日
午前中、地域の組長をしているので小雨の中、配布物と区費の徴収をカブ号で行った。カブ号はすこぶる調子がいい。
午後、東京マラソンをテレビ観戦しようと思ったら午前中に終わっていたことに気づいてがっかりした。大迫選手が日本新記録を出したらしい。
その後は孫の相手をして、「どろだんごキット」で遊んだ。男の子なのに口から先に生まれたようでなんとも騒がしい。雨が降っていなければカブ号で外に連れ出せたのに。
久しぶりに部屋の掃除をしたら、失くしたと思っていたカメラの小さな部品が見つかった。やっぱりたまには掃除をしなければならない。

この頃のYouTubeでのマイブームは「バイク女子のソロキャンプ」だ。中身はみんなほぼ同じで、キャンプ場で焚火して女子らしい料理をして食べる。こんなものを見ていると私も気軽にキャンプがしたくなるものだ。
私は焚火セット以外のキャンプ用具は一応持っている。しかし最後にキャンプをしたのはもう25年ほど前のことではないだろうか。山にはよく行くがキャンプはほとんどしない。

思い起こせば約25年前。(この話ももう時効だろう)
あの時は○○山の中腹まで車で行き、道端のUターンできる場所にテントを張って泊まった。道は行き止まりで、そこから先は山道になるのだ。
翌日、歩いて車道をしばらく進むと行き止まりに高級乗用車が一台停まっていた。先客の登山者かなと思った。しかし、山の中で他の登山者に会うことはなかった。
帰りに車の近くに寄ると轍(わだち)の跡がない。数日前の雨より以前から停まっていたように思える。恐る恐る車の中をのぞくと、後部座席に銀色のモデルガンが箱ごと置いてあった。
どうも盗難車に思えたので、帰りに車のナンバー等を警察署に届けた。
翌日、警察から「車の持ち主は近くの杉林の中で発見されました」と連絡があった。そして後日、若い母親が幼子の手を引いて私の職場まで訪ねてきた。
「車を見つけてくださってありがとうございます」と静かにお礼を言われた。返した言葉は思い出せない。

もうあれから四半世紀がたつ。あの事件がトラウマとなって私をキャンプから遠ざけているのかもしれない。
かわいいバイク女子のユーチューバーが私のトラウマを払拭してくれないだろうか。
いま思い出したが、あの時の車は確かランドクルーザーだったな。