「長崎 野岳」カテゴリーアーカイブ

恒例:野岳と牡蠣小屋

2017.12.23   野岳クライミング

今日は「あそ望山岳会」暮れの恒例行事:野岳と牡蠣小屋だった。
7:00 熊本市北区役所を出発、みやま柳川ICで高速を降りて佐賀市をぬける。
9:40 長崎:野岳に到着。風が全くなく、絶好のクライミング日和だ。
会の恒例行事ということで、会員外も含めて10名の参加である。

①ザトウ虫の館(5.10c)MOS
アップのつもりだったが、結構登り甲斐があった。
写真のヒロさんもOS。

②③④日だまり(5.11b) RP
2便目に「登れる!」と確信していざ登ろうと思ったらロープをつけていなかった。
こんな落ち着きのなさで登れるはずがない。
3便目でやっとRPできた。大反省である。
写真は中間部のスラブ帯。上部のポケットホールドは小さい。

⑤ピナクル65(5.11c/d) NG
かぶりぎみのカンテで、元気なときにまたやろう。

⑥アンダーツゥーアンダー(5.11a) リピート
野岳は初めての人が多かったのでヌンチャクを架けた。

⑦赤い絨毯(5.11b)RP
昨年トライし核心部で敗退していたので苦手意識が先行していた。
下手に落ちると流血で岩が赤く染まるらしい。
数日前なんとか登るためにルート名ぐらいは漢字で書けるようになろうと「絨毯」という漢字を何回も練習した。
その成果があって、本日マスターでRPできた。
左足のフラッギングが我ながらうまくきまった。
写真は核心部を上りきったところ。

⑧魔の終着駅(5.11b)リピート
クールダウンのつもりだったが、半分腕がつっていた。

15:40 クライミング終了。
記念写真を撮って一路太良町の牡蠣小屋へ。

20:30 北区役所に無事到着。

 

1年待った野岳:アンタレス

2016.12.18 野岳クライミング

一年前の野岳の課題は「リドラー 5.11b」だった。
その時、リドラーはなんとかRPして、午後は「アンタレス 5.11b」に取り組んだ。
2便目には1テンで抜けたのですぐにRPできると思いきや、どうもバランスを崩す1テン地獄に陥りついに登れなかった。
夏に1回野岳を訪れたが、アンタレスはしみ出しがあって登れなかった。

12月18日(日)、7時に北区植木を出て9時半に野岳についた。
あそ望山岳会恒例行事なので、熊本・福岡から総勢14名の参加だった。

一年ぶりのアンタレスへのトライ。
マスターでRPをねらったが1ピン目をかけてなんとテンション! 天気は快晴なれどまだ日陰で岩の温度は4~5度か、指先がまったく止まらない。
とりあえずA0でヌンチャクだけ掛けた。

「追憶の森 5.11a」は核心の1ピン目クリップがちょうど目に朝日が当たり、あてずっぽうで右手を伸ばしたらハングの上で指先が止まった。上部はやさしくMOS。

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【写真はニアミス】
「ニアミス 5.11b」はこれも1ピン目が核心らしく、右手のアンダーがうまく決まってMOSできた。

さて、お目当てのアンタレスは、・・・なんと下部が登れない! こんなはずじゃあなかった。核心はまだその上なのに。
事前研究と気合は十分だったが、右腕ひじの腱鞘炎が気がかりで十分なトレーニングを積めていないという「いい訳」が体に満ちてくる。

pc180912-1【写真はアンタレス 撮影はヒロジーさん】

午後の1本目。
昼食時のドリンク剤、寒いのに熊本城マラソン赤Tシャツ、そしてギャラリーの目を利用して気合を入れる。
下部を自分のムーブで突破して微妙なバランスを強いられる核心部に入る。
左に体が開き気味になるところを右手の指先が耐えた。
この瞬間、成功が見えた。
上部のカチ持ちには自分の成長を感じた。
アンタレス(5.11b)のRPをユジンさんの「特性ぜんざい」で乾杯していただいた。

その後、「赤い絨毯 5.11b」にトライして跳ね返された。また来年も野岳に来る楽しみができてしまった。

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野岳クライミングの後はみんなで恒例の「牡蠣小屋」へ。
今回は多良町の「大福丸」に寄った。
牡蠣はもちろん、今回はホタテ貝のボリュームに驚かされた。
一人1800円で大満足であった。
来年は「ぜんざい」も恒例になりそうである。

 

夏の野岳にはギブアップ!

2016年7月23日(日) 長崎:野岳クライミング

メンバー(キーボウ、ヒロ、ひろじー、いっせい) 
野岳の岩場に山道を車で行くと道路がえらく荒れている。
なにか、いやな予感がする。
岩場の基部に着いてびっくり。石畳の広場が草ぼうぼうではないか。
正面のフェイスもシミダシが多く、草や木まで茂っている。
今日は「あそ望」の仲間4人で来たが、結局一日貸切状態だった。
誰も登りに来ない理由はすぐわかった。
冬場はきっちり指のかかるカチに、この時期はまったく指がかからないのだ。

① スラブ・エンペラー(5.11c) 敗退
② 赤い絨毯(5.11b) 敗退
③ ダーティーレイバック(5.10b) リピート
④ 魔の終着駅 (5.11b) NG
⑤ ロストエンペラー(5.10d) NG
⑥ 禁じられた遊び (5.10c) MOS

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写真は「魔の終着駅 5.11b 」

久しぶりの外岩で指先は痛いし、お腹はしくしくするし(多少言い訳)、最後は腕がつりそうになる様で、予定より1時間も早く撤収。
これまで冬場に多くの人で賑わう野岳しか知らなかった。
夏場がこんなに厳しい状況とは思いもよらなかったが、全力を出し切って充実した一日になった。

長崎:野岳と佐賀の牡蠣小屋

1 長崎:野岳でクライミング

あそ望山岳会の年末恒例、「野岳と牡蠣小屋」イベントです。
7:00 植木の北区役所にキーボウさん、マミリンさん、そして私が集合、出発。
9:20 高速で柳川(料金は700円)まで行き、鹿島経由で野岳へ。約110km。福岡からユジンさん、ゼルプスさん到着。岩場は全部で20名ぐらいと賑わった。

①リドラー (5.11b) NG 1ピン目でフォール! ヌンチャク掛けで腕がはる。
リドラー (5.11b)RP 合計3日間、7便目。
ごめんねシジュウカラ(5.11c)MOS これはお買い得。
④アンタレス(5.11b) NG 何回もテンションをかけて上までいく。
⑤アンタレス(5.11b) NG 1T、右上に移るところの足さばきが難しい。
⑥アンタレス(5.11b) NG 1T、う~ん、惜しい。
⑦アンタレス(5.11b) NG 1T、腕がよれてきた。
⑧アンタレス(5.11b) NG 下部で新しいムーブを試したら右腕がつった。
アンタレス
【アンタレス】

この日の目標は「リドラー」を何としても登ること。そして、年間の数合わせでイレブンのルートを2本登ることであった。午前中に2つの目標が達成できたので、午後はキーボウさんにつきあって「アンタレス」に打ち込んだ。3便目ぐらいにはRPできるイメージを持てたのに見えない疲れがあったのだろう。ちょっと残念である。
一年に一回の野岳なので、リドラーには3日間、つまり3年もかかった。これでは極端に効率が悪い。アンタレスはムーブを覚えている内に、できれば来年、早い時期に登りたい。

2 牡蠣小屋
今年は「園」に寄った。雲仙岳・温泉組の5人とも合流した。今年は暖かいので雲仙に雪はなく、登山よりクライミングが正解だろう。
牡蠣、野菜、おにぎり、カニ汁で合計2400円。今年は少し高く感じたがお腹一杯になった。福岡組とはここで別れ、熊本組は多比良港から長洲港までフェリーを利用した。フィットに3人乗って2900円だった。
楽しい年末の一日旅行になった。