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職質からの緒方町観光ドライブ

2021.8.28(土) ロードスター 38

今年の夏も終わりに近い。
29日(日)が通潤橋草取りなので、最後のクライミングは「本匠」にした。
YouTubeの卓球動画の見過ぎか、久しぶりの本匠にわくわくしたのか、とにかくあまり眠くないので夜中から出発した。

竹田市に入った時、ふと車のメーターを見たら「22.222kmちょうど」だった。これはロードスターとして記念すべき走行距離なので写真を撮ろうと思った。
ガソリンスタンド入口に横付けしてトランクからカメラを取り出していたらパトカーに見とがめられ、いわゆる職質を受けた。

【リヤカメラの映像 マスクをしたお巡りさん二名】

「故障ですか?」
「カメラを取り出しただけです」
「熊本ですね、どちらまで?」
「岩登り、本匠です」
「ホンジョウ?」
「九重ですか?」
う~ん、大分県警は「本匠」をご存じないらしい。

朝から快晴。
久しぶりに宮前エリアに寄る。
あれ、ここは5月にコンクリートで埋め込まれるはずじゃなかったのか。
ハンガーは健在、しかしクライマーはいない。ここは暑すぎるからかな。
井ノ上タワーは静かで、魚道も暑そうだ。
そして日陰の遊歩道でさえ誰もいない。
とにかく本匠にクライマーの姿は皆無だ。
現地でビレイヤーを見つけて登る計画はあっさりと頓挫。

大水車の下で泳いだ。

番匠川の水はきれいで冷たく、気持ちがいい。
クライミングが出来ないうさも晴れそうだ。
潜って魚を見つけたり、ゆるやかな流れに逆らってけっこう真剣に泳いだりした。
そして岸に上がろうとしたらふらっときた。
水の中に手をついてもう立ち上がることもできない。
「しまった、水酔いだ!」
近年、水泳シーズンの初日に私は「水酔い」をするようになった。
今年まともに泳いだのは今日が初めてだ。
泳げる人が川や海で溺れるのはこの「水酔い」のせいではないかとも思う。
喉の奥がねばねばしてコーヒーカップに乗った後のようだ。

この後、気分を変えて宇目~緒方~竹田コースで帰ることにした。

①緒方小学校

以前から寄ってみたかったところ。

②原尻の滝

ここはけっこうな観光地である。
対岸に行くと滝のしぶきで虹が見えた。
誰かに教えたかったが今は「黙観光」だからなあ。

③緒方橋

これ、初めてみたけれど立派である。
まるで「錦帯橋」みたい。
滝のすぐ上流部にある。

④二の宮神社

これも滝のすぐ近くにある。
手前に太鼓橋があって、鳥居が二重にある。
一の宮、二の宮、八幡宮と3つの神社が合祀されているようだ。

天井画も立派で、原尻の滝が追加されている。
神木も大きく、神社好きの人にはたまらない所だろう。

⑤岡城跡

本丸跡には「荒城の月」を作曲した大分出身「滝廉太郎」の銅像がある。
背景は雄大な九重連山。
作詞は仙台出身の「土井晩翠」なので、荒城とは仙台(青葉)城のことらしい。

全行程265㎞、 Av 18.0km/ℓ