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インフルBからの復活はボル天で

2018.2.10 ボルダー天国

1月下旬に罹患したインフルエンザB型は酷かった。
食事がのどを通らず1.6kgも体重が減った。
体温の最高値は40.0度を記録し、5日間も仕事を休むことになった。

これほど酷くなった原因は幾つかある。
①1回目の受診が早すぎた
発熱から2日目、まだ37.5度の時に検査すると「インフルエンザでないことを祈ります」と院長先生に言われた。結果は陰性で、麻黄湯という漢方薬とカロナールという解熱剤を処方された。私としては「多分インフルエンザでしょう」と判断していただいて、タミフル等の特効薬を出してもらいたかった。
この夜、39度の発熱。
②解熱剤で我慢してしまった
3日目は体温が高くなるとカロナールを飲んでやり過ごした。
夜中にまた39度の発熱。
③2度目の受診は遅すぎた
最初の発熱から4日目、体温が38度を下らないので別の医院で受診。
インフルエンザB型と診断されたが「発熱から48時間を過ぎているのでもう薬が効かないでしょう」と言われた。
それでもイナビルを処方していただき、2回吸った。
5日目から6日目にかけてついに40度を記録。
嘔吐まではしないがむかむかして水も飲みたくなく、更に体重減。

その後も昼間は37度で夜は39度の日が続き、楽しみにしていた最後の職員旅行もキャンセル。なんとか軽くボルダリングができるまで約2週間かかった。
2月4日に今年初めてのボル天でリードクライミングを楽しむことができた。しかしルーフから上に手を伸ばすもなかなか届かない状態だった。
そして本日2回目のボル天クライミング。
ずいぶん体がキレるようになってきた。

昨夜は以前(2013年1月)にボル天で撮ったビデオを観た。
ルーフをトラバースして行く「黒囲いルート」で、最後に力尽きてしまっている。
やっと5.11aを数本登れた頃で、ビレイヤーは今日と同じフジミさんだった。
そして今日は「黒囲い」も余裕をもって登ることができた。
ボル天のリードルートはほとんどがパーマネントルートなので、1年に数回しか行かない私には今の自分の実力を測る確かな指標となる。

写真はビジターで賑わう休日午後のボル天リード壁。外は雨。