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あいみょんと野岳

2019.4.27~28 審判講習会と野岳クライミング

10連休の初日に長崎県大村市でのJMSCAスポーツクライミング審判資格更新研修会が入ってきた。
熊本からは10名程度参加するが翌日に野岳に行くのは私だけなので一人で運転することになる。そこで、「あいみょん」のアルバムCDを3枚も借りて聴きながら行くことにした。
4月27日(土)
9:00 自宅発。大村市での受付は13:00なのですべて下道でいった。
佐賀市に入ると有明湾岸道路がまた伸びたりしているので、車の古いナビよりスマホのマップを頼りに運転していたらいつものようにごちゃごちゃになった。大きくは間違わないのだが、どうも納得できない道ばかりである。
13:00~17:00 審判資格更新研修(大村市コミュニティーセンター)
研修が終わり、会場の隣が「シーハットおおむら」で体育館の人工壁をシロちゃんと登ろうと思ったが予約制でかなわず、見ただけだった。
18:30 野岳湖キャンプ場
イオンで食料買い出しをしてキャンプ場のバンガローへ。
宿泊はキーボウ、シロ、ミポリン、アヤネ、岳連理事長、そして私の6人。
バンガローは1棟4500円、質素な作りだった。
私以外は28日の大村高校である「九州ジュニアクライミング大会」の選手、応援である。

4月28日(日)
朝、九州ジュニア組と分かれて付近の散策をした。湖の彼方には三角形の端正な峰、たぶん経ヶ岳が見えた。
大きな吊り橋を渡ると大きくてきれいな公園があった。ここで「ロザ・モタ」の記念碑を見つけた。

マラソン史上最強と云われたポルトガルの選手である。何故こんなところに記念碑があるのかは不明だ。足形もあったので重ねてみた。たぶん彼女は24㎝ぐらいであろう。

今日の野岳は車が4台、10名であった。山口県から一泊で来られていたグループに加えてもらった。目標は12月に登れなかった「ヘールボップ彗星 5.11d」である。
①ホテルイレブン(5.11b) リピート
このルートは6年前、初めて野岳に来た時にオンサイトしていた。それ以来のトライである。6年の加齢で「もしかしたら登れないかもしれない」という幾許かの不安もあったがなんとかクリアーすることができた。
②ヘールボップ彗星(5.11d)1回目 NG
東ルートにQD(クイックドロー)が架けられたので右上に3本架けた。あわよくばRPを狙ったのだがそう簡単にはいかない。

③ヘールボップ彗星(5.11d)2回目 NG
このトライで左ヒールを使う技を身に付けた。次回は登れるという自信を持った。

④ヘールボップ彗星(5.11d)3回目 NG
なんと、取り付きで手や足が滑り(濡れていた)2回もフォール。指先がひりひりとなり、核心部も越えられずに地元の方に回収をお願いしようかと弱気になったが、なんとか自力で終了点まで達することができた。
ちょうど小雨も降ってきたので撤収した。
下の写真はお世話になった山口のグループ、辻さんが「リドラー5.11b」をRPされているところである。女性の方の粘りも半端なくすばらしかった。

私の平成最後のクライミングは残念ながら結果を残すことはできなかった。しかし、諦めない気持ちの持ち方と来るべき「令和」の時代は体作りから始めようという思いに至った良い機会となった。

帰り道の佐賀~柳川はやはりごちゃごちゃ道になった。
「あいみょん」の過激な歌詞を聴いていると一人でも眠くなることはなかった。